2017/12/23

簡単すぎて笑う作曲入門  2.「黒」

作曲入門第2回です。話半分でどうぞ。
テーマは黒です。

リンク:第1回

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目次

1. 楽器を追加しよう
2. 演奏者(ユニット)を追加しよう
3. ドラムパターンを追加しよう
4. メロディーを作ろう(黒)
5. ベースを作ろう(黒)
6. 曲をオーディオファイルに書き出そう
7. まとめ
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今回も、いきなり曲を作ってみましょう。
使うソフトは「ピストンコラージュ」です。
インストール方法は、第一回をご確認ください(リンク:第1回

1. 楽器を追加しよう
 おさらいしながら始めます。
「+」ボタンを押して、楽器選択画面を開きます。

今回はメロディー用に、「010-sawdNormal.ptvoice」を選んでみます。
ハスキーな感じの音です。
楽器名をクリックして、OKを押します。
追加されました。

ついでに、他の楽器も追加しておきましょう。
もう一度プラスを押して、選択画面に進みます。
先ほどの
 メロディ  :「010-sawdNormal.ptvoice」に加えて、

 べース   :「052-1234.ptvoice」
 バスドラム :「drum_bass2.ptnoise」
 スネアドラム:「drum_snare4.ptnoise」
 ハイハット :「hat1_close.ptnoise」
の4つを選びます。一個ずつ追加します。

「+」を押して楽器1つ選んでOK、(または楽器名ダブルクリック)
を4回繰り返します。
追加されました。


2. 演奏者(ユニット)を追加しよう
UNITタブを押して、UNITリストに移動し、
「+」ボタンを押します。


音源「010-sawdNormal」   名称「メロディー」
音源「052-1234.ptvoice」   名称「ベース」
音源「drum_bass2.ptnoise」 名称「バスドラム」
音源「drum_snare4.ptnoise」名称「スネアドラム」
音源「hat1_close.ptnoise」    名称「ハイハット」

という感じで5回繰り返して、演奏者を5人追加します。
これで、前回と同じように楽器・演奏者の準備ができました。
作曲始めましょう!

TIPS:
・後から名前を変更したい時は、演奏者名の上で右クリック>EDITを選択
・演奏者を削除したいときは、演奏者名の上で右クリック>REMOVEを選択
このソフトは、「迷ったら右クリック」で何とかなります。

***

3. ドラムパターンを追加しよう

今回こそは、もうちょっと聴きやすい音楽にしたいですね。
作る順番は自由なので、ドラムから作ってみましょう。


3-1
バスドラムの譜面をつくります。
編集したい名前を選んでから、KEYBOARDタブをクリックします。

譜面が開きました。
ドラム楽器は音程が一定なので、
ピアノの3と4の間にある「緑矢印」の横に音符を配置するんでしたね。
並べていきましょう。

3-2
前回は適当に置いたので、
今回は「4つ打ち」というリズムにしてみます。
こんな感じに置いてみましょう。
画面上に、薄い縦線と、濃い縦線が入っています。
薄いのが1拍   (標準で0.5秒)
濃いのが1小節  (標準で2秒)  を表しています。

1拍に1個ずつ音符を入れます。
薄い縦線に右肩が触るようにして、音符をイイ感じに置いていきましょう。

できたら、右下の再生ボタンで聴いてみます。


できました。
クラブとか、ガラの悪い車から漏れ聞こえる感じになりました。

TIPS:
間違えて音符を入力したときは、右クリックでドラッグすると消せます。


3-3
ここで、早めに曲の長さを決めておきましょう。
今回は、とりあえず2小節分(4秒)だけつくります。
2小節めのおわり、赤いゾーンにカーソルを持っていくと、
「END」という文字がうっすら表示されるので、その状態で右クリックします。
右クリックの方です。

出てきたウィンドウから、「Set LAST」を選びます。
そうすると、
2小節目の終わりに「LAST」マークがつきました。
これで、曲の長さが決定できました。
再生ボタンを押すと、最初からLASTまでが繰り返されます。

TIPS:「LAST」マークを消したい場合は、
    LAST上で再度右クリックして、[Cut LAST]を選択します


3-4
続いて、スネアドラムを入れます。
ドラムを入れるときに、楽ーな方法があるのでやってみます。
一旦UNITタブに戻ります。
ふつうは、「スネアドラム」選択→「KEYBOARD」タブ という進め方ですが、
このUNIT画面のままでも、入力はできるんです。
スネアドラムの行をポチポチとクリックしてみましょう。
音符が入りましたね。 

TIPS: UNIT画面で入力すると、
    音の高さは、標準だと「緑の矢印」の高さになります。


3-5
スネアドラムは、こんな感じにしてみます。
2個目の線と4個目の線に置きます。



どったんどったんどったんどったん。
まあこれでいいか。


3-6
ハイハットを入れましょう。ここで持ち直ししたいです。
同じ画面上から、こんな感じに入力しました。
バスドラムの隙間に1個ずつ音符を配置しました。
どうでしょうか?



ハイハットが賑やかしになって、ちょっと明るくなりました。
できた。


4. メロディーを作ろう(黒)

4-1
この調子で、メロディーを作りましょう。
今回のテーマは、「黒」です。

4-2
まずは「メロディー」の譜面を開きます。

譜面の画面をよく見ると、白と黒のシマシマになってますよね。
(ピアノの白鍵・黒鍵に対応してます)
今回はこのうち、黒いところだけに音符を置いていきます。
第一回は調子に乗って、音をいっぱい使いすぎたんです。

それ以外のルールはありませんので、
「白いところを踏んだら死ぬ……」と念じながら、
黒いところに音符を置いていきましょう。勇気と勘が大事です。
こんな感じです。うまく白を回避していますね。
ご自分でも、オリジナルな黒メロディーを作ってみてください。

では聴いてみましょう。



ランダムに配置した割には聴きやすい!
いいんじゃないでしょうか。


何しろ、前回のやつがこれなので。

何回聴いてもおなか痛いです。


***

5. ベースを作ろう(黒)

では、ベースを作りましょう。
ベースの譜面に切り替えて、
低い音を入れるために、画面を下にスクロールさせました。
ピアノの絵の[1]~[2]あたり。



では、黒いところだけをポチポチクリックして
縦横無尽に駆け巡りましょう。
できました。

今回も、15分の苦労の末にオリジナル曲が完成しました!
聴いてみましょう。



癖がすごいですが、前回に比べるとずいぶん良いです。
田舎っぽい感じですが、親しみやすい気もします。
できたできた。

**

6. 曲をオーディオファイルに書き出そう
オーディオファイルに変換します。
上部メニューより[ファイル] > [曲ファイルの出力[*.wav]] を選びます。

曲が短いので、追加フェードアウトをつけ足してみましょう。
5秒や10秒など。
曲がループしつつゆっくり遠ざかるように終わります。



これなら知りあいに見せられる……気がします。


7. まとめ

7-1
第2回は、黒いところ…黒鍵を使って音楽を作りました。
以下補足です。

ピアノの絵をよく見ると、12個ワンセットで、同じ形が繰り返されています。
白が7個、黒が5個あります。

このうち、作曲に使用した音の種類を考えてみると、
第1回は、白も黒も全部使ったので、12種類全部ですね。
第2回は、黒だけなので、5種類の音で作曲したことになります。

5種類だと、何とか作曲できそうな気がしましたね。
めちゃざっくりいうと、音の種類を増やせば増やすほど作曲難しい! です。



7-2

12個のうち、5種類選んでセットにしたものを
ペンタトニックスケール(5音音階)」といいます。

今回のように黒鍵の5音を選ぶと、
ヨナ抜き音階」「ニロ抜き音階」
「メジャーペンタトニックスケール」
「マイナーペンタトニックスケール」 などと呼ばれるセットになります。

名前は置いといて、
・独特の雰囲気
・適当に配置しても何とかなる
というのがなんとなくわかりました。


7-3
黒鍵を使って、配置を変えてみた例はこんな感じです。


やっぱり親しみやすい感じしますね。
こんな感じに、黒鍵はどんなふうに並べてもなんとかなりますので、
色々並べ方を変えて遊んでみてください。



7-4
ポップスを作曲するためには、5音でもいけることが分かりました。

ただ、あと2音増やして7音まで使えれば、
やれることの幅がグーンと広がるので、楽しくなるんですよね。
次回から白いところも使いましょう。


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今回作った曲データ(.ptcop)のダウンロードはこちらです。
2-1.ptcop (作ったやつ)
2-2.ptcop (直したやつ) 
ピストンコラージュで読み込むと、
今回の曲の譜面を見たり、いじったりすることができます。

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関連記事

・過去:第1回

休日に聴くポップ・ミュージック7 (ときめくペンタトニック)

真部脩一(ex. 相対性理論) のペンタトニックスケールを解析してみよう

2 件のコメント:

  1. 最近作曲のことに興味を持ったのですが、この講座めっちゃ楽しいので第三回やってほしいです!

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  2. こんにちは。お読みいただきありがとうございます。
    この記事のこと忘れてました……。続きも書いてみようかなと思いますので、のんびりお待ちいただければと思います。
    ここまでソフトが触れれば、簡単な作曲はできますので、いろいろ試してみてくださいね。

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