2016/12/04

MONACAのお気に入り楽曲

MONACAくくりで、好きな楽曲を挙げてみました。
下記の順番で、おひとりずつ。8曲です。
http://www.monaca.jp/staff/


■1 岡部啓一 - クロイウタ

マイナー調の曲の中でも、この曲は格別すてきです。

1:06
イツオアトオク   キコエ
#IVm7b5             IVm7  

ここのサブドミナントマイナーのところ、「m7」が選ばれているのがたまらないです。
マイナーセブンスのもつ、ほのかな明るさが感じられますね。
(IVm7は構成音 が ファ  ラb   ド  ミb なので、 bVIメジャーっぽく響きます)
この明暗の移ろいが好きです。

コード数は少なく、最善の和音を選び抜いている感じがしますね。




■2 神前暁 - Happy Bite
どこからこんなにいいメロディーが思いつくんでしょうか。
3:38から、ベース・メロディー・歌詞の最後のアレンジがたまらなく好きです。

3:40のいつ「」 の音で、歌とベースが一緒にグリッサンド(しゃくり上げ)するところ。
この瞬間だけ、ベースの音高も 1オクターブ上がっていて、
メロディーに接近して寄り添っているような響きです。そこに、この歌詞。

なんとも切なげです。
最後の着地が聴きたくて、最初から再生してしまいます。


以下続きます。

2016/09/25

休日に聴くポップ・ミュージック その4

10曲選んでみました。
いつもより文章量が多めです。

■1. Louis Cole - Weird Part of the Night
Knowerのルイス・コールのソロ作品です。
変てこでかっこいい! 今年はKnowerの年ですね。
0:33-の素敵すぎるピコピコアルペジオ。
3:06-のシンセの和音付け聞いたら、うわールイス・コール!ってなります。独特です。

以下続きます。
MONACAとかアイドルとかインストとかです。

2016/09/10

大人も楽しい 「おかあさんといっしょ」名曲集

NHK「おかあさんといっしょ」の中で、
特にハーモニーが美しいと思う楽曲を集めてみました。

大人の考えた「子ども観」の押し付けではなく、
普遍的な音楽の楽しさ・美しさを子どもに聴かせたい、という姿勢がとても好きです。


■1. 夢のなか

作曲は渋谷毅さん。
素晴らしいハーモニーです……。きっと一生好きな歌。
0:15- このホルンの上行する対旋律の美しさ。
1:03の間奏部、メロディーラインに寄り添う弦の細かい動きがたまらないです。

以下続きます


2016/08/27

休日に聴くポップ・ミュージック その3

■1. 椎名林檎 - ちちんぷいぷい

リオオリンピック閉会式のトーキョーショーで使われていた原曲。
この曲、歌詞とコードが完璧に呼応していて感動的です。

・0:40-、1:34-  サビは弱めのコード進行。
("そう最初はフェイクでいいのよ 最後にモノホンにしてしまえば")

・2:05- 強進行(251・ツーファイブワン)を落ちサビ風に予告。
("さあ此処からは止どめ! ご覚悟")

・2:18- サビで、強進行(251)を高らかに響かせる。
("251ならばちょっとひと捻り DIAM. に変えて") …DIAM.のところでdimコードが鳴ったり。

・2:32- 長二度上転調(キー+2) で更に盛り上げる。
("高飛びするわ +2 何処へ飛んで行くべきかも わたしには判っているの")


最後の歌詞はかっこいい!
ここは絶対+2転調しかない、という直感があるんですね。
「ちちんぷいぷい」=音楽は魔法、という歌かなと思います。



以下、ノンジャンルで気に入った曲を並べます。


2016/07/18

バンダイナムコ、MONACAの新曲聴きました

トリ音さんの新曲があまりにも好みだったので、連日更新してみます。

『空と風と恋のワルツ』 『だから今夜きみと』 『8月のマリーナ』の3曲を聴きます。


■小日向美穂(cv津田美波) - 空と風と恋のワルツ

バンダイナムコ・トリ音さんの作曲。
惚れ惚れする良い曲……。こんないい曲あるかな。

トリ音さんの作曲は、先の記事のフランス近代音楽にも近い感触がありますね。
個人名義のアルバムでも、
ラヴェル『亡き王女のためのパヴァーヌ』をカバーされておられます。

これだけ転回形を多用しても固くなりすぎず、めちゃポップです。
以下、少し中身もみてみます。

2016/07/17

ポップス好きのための「フランス近代音楽」

休日に、フランス近代音楽を聴いてみます。20世紀の器楽曲。

普段はクラシックを聴かない方でも、
キャッチーなフランス音楽はわりとツボにはまるかもしれません(僕のことです)。

軽快で可愛げがあるので、ポップス好きにとてもお薦めです。
和音のお手本になるかも。
試しに聴いてみてください。


■1. Maurice Ravel - Piano Trio

モーリス・ラヴェル『ピアノ三重奏曲』(1914)の第四楽章。
音の重ね方が巧すぎて、3つの楽器のはずなのに多彩な音がします。
ラヴェルのペンタトニック寄りなメロディーがめちゃ好き。

以下続きます。

2016/06/26

休日に聴くポップミュージック その2

キラキラした感じを多めに、好きな曲を並べてみました。


■1. Lemon Jelly - Space Walk
ほっこりする良い曲です……。ずっと聴いていたい。
「宇宙遊泳」というタイトルですが、子供の頃に夢見たようなキラキラした宇宙観です。
ゆっくり聴いてみてください。1:15のドラムパターンでおおっと思いますよ。
5:59-で、冒頭のピアノが回帰するところ、感動です。

続きます↓

2016/05/14

休日に聴くポップミュージック

ノンジャンルでお気に入りの音源を並べます。
GW明け最初の休日って不思議と嬉しいですね。


■1. Monkey House - December Girls
素晴らしいSteely DanフォロワーのMonkey House。
凝ったハーモニーに彩られながら、メロディーは素直できれいです。
この曲で一番好きなのは2:10の間奏部。聴いてて幸せ。
ここだけずっとル―プで聴いていたい。

以下、続きます。


2016/05/02

攻め攻めで楽しい音楽(耳コピつき)


いつものように、ノンジャンルで好きな曲を並べてみました。
(16/05/02 シオカラーズの新曲がとても良かったので追記しました。)

■1.Snarky Puppy feat. Knower & Jeff Coffin - I Remember

作曲はKnowerのお二人、ドラムのLouis Coleと、ボーカルのGenevieve Artadi。
変な服に笑っちゃいますが、演奏/作曲技術の高さはずば抜けていますよね。
Dirty Loopsお好きな方にお勧めです。

最近は、Knowerの「Life」というアルバムを何度も聴いています。
EDMのアルバムかと思いきや、
8曲目「More Than Just Another Try」が、とても美しい女声合唱曲です。
コーラスワークだけみても天才的なので、Take6が好きな方にもお勧め。幅広いです。

以下続きます。


2016/04/17

神前暁「chocolate insomnia」でコードの転回形を覚えよう

アルバム「歌物語-〈物語〉シリーズ主題歌集-」より、

MONACA・神前暁さん作曲の「chocolate insomnia」を聴いて、
コードの転回形の響きを覚えてみましょう。
とても美しい和音です。

■羽川翼(堀江由衣) - chocolate insomnia

めっちゃいい曲。
コード譜はこちらを参考にしてみます。

■chord wiki  - chocolate insomnia
https://ja.chordwiki.org/wiki/chocolate+insomnia

分数の形をしたコードがいっぱい書いてありますね。
その多くが、「転回形」と呼ばれる和音です。

以下、続きます。
間違いも多いと思いますので、話半分で読んでみてください。


2016/03/30

ざっき。田中秀和さん。

引っ越しが終わって、ネット環境が整いました。
これからちょっとずつ書いていきたいです。

田中秀和さん(MONACA)の劇伴集
「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT ORIGINAL SOUNDTRACK」
を1日早く買って聴いてみています。

超素晴らしいです! 渋谷系好き全員にオススメできそうな。
KNOWERの「Life」と並べて、今年のお気に入り。

付属のブックレットに、田中さんのセルフライナーノーツ(全曲)がついていて、
コード進行どころか、果てはスコアの抜き書きまで載っています。
嬉しっ。

■The Girls Etiquette (M22)
沖井礼二さんの声が(空耳で)聴こえてくるような、素晴らしいCymbalsオマージュ。
コードからコーラス、メロディーの跳躍まで雰囲気ばっちりですよね。



田中さんの最近のお仕事、どれもキレキレで感動します。
特に「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」、めちゃくちゃカッコイイ。

■PUNCH☆MIND☆HAPPINESS

0:20- から曲です。
イントロからホールトーンまみれで、クリシェまみれ。
こんなとんでもない組み方して、底抜けにポップに聴こえるのって、とんでもないです。
1:24- サビ途中でクリシェ差し込むって! かっこいい。

「ドラマチックガール」にも共通する要素として、
ホールトーンとクリシェの多用が最近のテーマなのかもしれません。
田中さんが使うとふわふわで多幸的な音がしますよね。とても好き。

2016/03/06

心をくすぐるポップ・ミュージック

お気に入りの音楽をのんびり並べます。楽しい曲。

ところで、僕の好きな作曲家 Borys Dejnarowicz (元The Car Is on Fire) が、
作曲家100人オールタイム・ベスト」というのを公開していました。
(ページ左下の「POBIERS PDF」より読めます。ポーランド語です)

読んでみたら、びっくりするくらい僕の好みと合います! 嬉しい。
ここから「12 Rods」、「KNOWER」の素晴らしい楽曲を知りました。





■12 Rods - Girl Sun
12 Rodsはアメリカのバンド。作曲はRyan Olcott。
気持ちいい音ですよね。最初から最後まで、盛り上がり曲線がきっちり描かれています。
2:09-のサビも、2:23の部分転調も格好良すぎます。
こんなに素晴らしいバンドがいたなんて。嬉しい。

以下続きます。


2016/03/02

大好き! ハイ・ラマズ(The High Llamas)

ハイ・ラマズが好きです。

ハイ・ラマズは、イギリスのバンド。
「作曲もアレンジも発想がおかしいけれど、のんびり聴ける」
というところが大好きです。
どの曲も複雑で変てこですが、不思議と可愛くて美しいんです。

アルバム出た順に、1曲ずつ選んでみました。


■1. The High Llamas - Checking In, Checking Out
アルバム「Gideon Gaye」(ギデオン・ゲイ)より。1995年。
初期ハイ・ラマズの名曲です。ハイ・ラマズ全作品の中でも一番聴きやすい曲。
爽やかポップスです。

以下続きます。


2016/01/15

田中秀和さんの「落ちサビ転調」を聴いてみよう

田中秀和さん(MONACA)の楽曲で用いられる
「落ちサビ転調」 を聴いてみましょう。

落ちサビ転調は、
 ・ラスト1つ前の静かなサビ(=落ちサビ)でキー下げし、
 ・ラストサビでキー上げして戻す
というアレンジ作法です。

まずは聴いてみましょう。

■楽曲例: めいあいへるぷゆー?


曲構成は下記です。

曲中で、4回サビが出てきます。(C1 - C4)
そのうちの2:45- C3パートが、「落ちサビ」と呼ばれる部分です。

以下、間違いも多いと思いますので、話半分で読んでみてください。