tag:blogger.com,1999:blog-90137776091153806242024-03-18T18:47:48.145+09:00いちにのkahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.comBlogger287125tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-83101035281680560572021-03-25T01:28:00.024+09:002021-03-29T23:40:52.292+09:00ARuFa「さんさーら!」(作編曲 田中秀和、作詞ピノキオピー)を聴いてみよう<p>ARuFaさんの新曲「さんさーら!」聴きました。<br />めっちゃいい曲ですね! 好き。</p><p>■ARuFaオリジナルソング「さんさーら!」<br /></p><p><iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Kl0ieRnAHnE" title="YouTube video player" width="560"></iframe></p><p>作編曲:田中秀和 (MONACA) 作詞:ピノキオピー 歌唱:ARuFa<br /><br />オモコロのARuFaさん記事<br />【動画あり】一般人だけど20代最後なのでプロにオリ曲を作ってもらった<br /> <a href="https://omocoro.jp/bros/kiji/278460/" target="_blank">https://omocoro.jp/bros/kiji/278460/</a><br />突然オモコロに田中秀和さんが出てきて、思わず声が出ました……。<br /><br />*<br /><br />公開されたばかりですが、ほんのちょっとだけ聴きとりしてみます。<br />いつも以上に難しい作曲なので、間違いもいっぱいあるかと思います。<br />話半分でどうぞ。<br /><span style="color: #2b00fe;">(21/3/29 23:30 ちょっと追記しました)</span></p><p>↓<br /></p><span><a name='more'></a></span><p><br />key: Ab</p><p><b>[Aパート] 0:00-</b><br /><br /><span style="color: #999999;"> あ た ま か ら だ て あし と</span><br />| I Iadd9/III bIIIdim7 | IIm7 IVm6 IV6sus4 |<br /><br /><span style="color: #999999;"> お して ま た あし あ とが ふ え た</span><br />| Iadd9/III VI7(#9) <span style="color: #2b00fe;">bIII7(#9,13)</span> | IIm7 V7(b9) bII7 |</p><p><br /><span style="color: #999999;"> あ さ だ あ さ だ ビックリ</span><br />| I Iadd9/III bIIIdim7 | IIm7 IVm6 IV6sus4 |<br /><br /><span style="color: #999999;">マークの しゃば うぶ ご えあげた さん さー ら!</span><br />| Iadd9/III VI7(#9) <span style="color: #2b00fe;"><span>bIII7(#9,13)</span> </span> | IIm7 V7(b9) bII7(b9) |</p><p><br />頭から可愛くてワクワクします。ハモリ凝ってますねー。<br />よく聞くとオクターブ下のユニゾンも入ってステキ。<br /><br />ベースが裏にジャンプすることで、<br />トライトーンの動きと半音の動きを作っています。<br />テンションのつけ方が細かすぎて、やっぱり丁寧に聴きとるのは<br />難しいですね……。雰囲気だけわかればいいかなと思います。</p><p><span style="color: #2b00fe;">(追記)</span><br />初見だと、<span style="color: #2b00fe;">青字の裏コードbIII</span>だけ全然聴取できなかったんですが、<br />bIII7(#9,13)<br /><br />ミb レb ソ ド ファ#<br />1 b7 3 13 #9</p><p>という感じで、<br />トライトーン2個含む四度堆積でボイシングされているようですね。<br />経過的にこんな難しいコードが……。凄い。</p><p><br />*<br /><br /></p><p><b>[つなぎ] 0:15-</b></p><p>bIV7(omit5) V7(omit5) #IV7(omit5) IV7(omit5)</p><p>bVII7(omit3) VIIdim7<br /><br />セブンスの平行移動で不安定なパート。耳がぐるぐるします。<br />同じく田中秀和さん作曲の、<br />「恋?で愛?で暴君です!」のイントロと同じような<br />響きがしますよね。トライトーンの連続でドキドキします。<br /><br />参考記事:<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2017/04/8.html" target="_blank">休日に聴くポップ・ミュージック8</a><br /> (恋?で愛?で暴君です! の紹介)</p><p><br /><span style="color: #2b00fe;">(追記)</span><br />omit5にしてある理由ですが、<br />・トライトーンの響きを生かすために、安定感のある5thを抜く。<br />・セブンスコードをomit5すると、残った構成音がホールトーンスケールに乗る。<br />といった利点がありそうに思いました。<br />より鋭い、より浮世離れした雰囲気になりますね。</p><p><br /></p><p>*</p><p><b>[Bパート] 0:18-</b><br /><br /><span style="color: #999999;"> みしら ぬ ひ と のコ メ ン ト</span><br />| I Iadd9/III bIIIdim7 | IIm7 IVm bVII/IV |<br /><br /><span style="color: #999999;"> で す べ て が は じ まった り</span><br />| Iadd9/III bIII7(13) bIII7(#9,13) | IIm7 <span style="color: red;">bVIaug/V</span> bII7(b9) |</p><p><br /></p><p><span style="color: #999999;"> まちじゅう み ん な ス ルー して </span><br />| I Iadd9/III bIIIdim7 | IIm7 IVm bVII/IV |<br /><br /><span style="color: #999999;"> た ゴ ミ を つっ ついて みた り</span><br />| Iadd9/III VI7(#9) bIII7(#9,13) | IIm7 <span style="color: red;">bVIaug/V</span> bII7(b9) |</p><p><br />ARuFaさんの低域の歌唱って珍しいですよね。<br />かっこいい。<br /><br />コードワークは、Aパートを概ね踏襲しています。<br />赤字の所は、新しい形のaugのオンコード(に聞こえます)</p><p>「V7(b9, 11 ,13) omit 3,5,7」 とか<br />「IVm△7/V の ファ省略」といったイメージかなと思います。<br /><br />ってことは、augのオンコードって<br />下記4通り すべて使えるんですね…。知らなかったです。<br /></p><p>① Vaug / V = 普通のVaug<br />② bVIaug / V = V7(b9,11,13) omit 3,5,7<br />③ VIaug / V = V7(9,#11) <br />④ bVIIaug / V = Vm△7<br /><br />augの対称性から、上記4パターンで全通りになります。<br /><br />一般的に「<a href="https://dic.nicovideo.jp/a/blackadder%20chord" target="_blank">分数aug</a>」と呼ばれているのが③ですね。<br />今回出てきた②は、ほとんどドミナントの機能が消えていますが、<br />b9thの切ない響きを含められるのが独特ですね。素敵です。<br /><br />****</p><p><br /></p><p><b>[Cパート] 0:32-</b><br /><br /><span style="color: #999999;"> こんとんのせかい と き に お わ って いて</span><br />| <span style="color: #ffa400;">IIIm7 IIIm△7 </span> | VIaug7(b9) VI7(b9) VIaug7(b9) |<br /> <span style="color: red;">[VI HMP5b]</span></p><p><span style="color: #999999;"> なんじゅうねんもその おわりと ダンスして</span><br />| <span style="color: #ffa400;">IIm7 IIm△7 </span> | V7 <span style="color: #2b00fe;">Vaug/IV </span> | <br /> <span style="color: red;">[V HMP5b]</span><br /><br /><span style="color: #999999;"> いきて いく おも い でが モ</span><br />| <span style="color: #ffa400;">IIIm7 IIIm△7 </span> | VI7 |<br /><br /><span style="color: #999999;">ザイクだらけに なってもー ( てってってて) やっべーじゃん</span><br />| IIm7 <span style="color: #ffa400;"> </span> | V7sus4(b9) Vaug | <br /> <span style="color: #ff00fe;"> [ホールトーンスケール]</span><br /><br /><br /><span style="color: #ffa400;">m7-> m△7</span>に進むクリシェの多用が、田中さんっぽくてオシャレ。<br />先ほどのタイプ④ですね。m△7のなかにaugの響きが隠れています。<br /><br />近作だと、Mia REGINA「Cidre」でも使われている文法ですね。<br />ギターのくねくねした上行がカッコイイ。</p><p>「ダンスしてー」の所はタイプ④の響き。<br /><br />赤字部分のメロディラインは、田中秀和さんっぽい<br />HMP5B = ハーモニックマイナーパーフェクト5thビロウスケール<br />が使われてます。</p><p>と <span style="color: #2b00fe;">きに</span><span style="color: red;"> お</span> わっ てい て<br />レ <span style="color: #2b00fe;">ド# </span> <span style="color: red;">シb </span> ラ ソ ファ</p><p> お <span style="color: #2b00fe;">わり</span> <span style="color: red;">と</span> ダン スし て<br />ド <span style="color: #2b00fe;">シ </span> <span style="color: red;">ラb</span> ソ ファ ソ </p><p>ここの青字→赤字(b9th)の所の変な段差(増音程)が、切なげで素敵です。<br />PUNCH☆MIND☆HAPPINESS のBメロで使われてた文法と一緒ですね。<br />ピノキオピーさんのこのパートの歌詞も、<br />少し切ない雰囲気があって、曲調にピッタリはまってます。<br />参考記事:<a href="https://kaho-ss.blogspot.jp/2017/11/punchmindhappiness.html" target="_blank">田中秀和「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」の楽しいスケールワーク</a><br /><br /><br />サビ前のキメのところは、Vaug(タイプ①)に載せて<br />ホールトーンスケールのシンセがキラキラふわふわしてますね。<br />多幸感あふれています。</p><p>*</p><p><br /></p><p><b>[Dパート(サビ)] 0:47-</b></p><p><span style="color: #999999;"> すうねんごも アイディア が </span><span style="color: #999999;">じごく</span><br />| IV△7 V/IV | IIIm7 VIm7 | <br /><br /><span style="color: #999999;">のそこで はな </span><span style="color: #ff00fe;"><b>さい </b></span><span style="color: #999999;">たら アンビシャス!</span><br />| IIm7 IIm7/V | I <span style="color: #2b00fe;">Iaug/#IV </span> |<br /><br /><br /></p><p><span style="color: #999999;"> へんなゆめ み てた ら へん</span><br />| IV△7 V/IV | IIIm7 <span>VI7 </span> | </p><p><span style="color: #999999;">な JPG も ふえ た あ そうだ!</span><br />| IIm7 IIm7/V | I IIm7 I/III |<br /><br /><br /><br /><span style="color: #999999;"> あしたも あんなこと してみ</span><br />| IV△7 <span style="color: red;">VIIaug7 </span> | IIIm7 VIm7 |<br /><br /><span style="color: #999999;"> たい いいたい </span><span style="color: #ff00fe;"><b>やっ</b></span><span><span style="color: #999999;">て </span><b><span style="color: #ff00fe;">み</span></b><span style="color: #999999;">たい と</span><b><span style="color: #ff00fe;">も</span></b></span><br />| <span style="color: red;">VIIm7b5</span> III7 | VIm7 VI7/#I |</p><p><span><br /><br /><span style="color: #999999;">だち 100</span><b><span style="color: #ff00fe;">にん</span></b><span style="color: #999999;"> できる? できない にち</span></span><br />| #IVm7b5 <span style="color: red;">VII7</span> | bVII△7 VI7(#9) |</p><p><span style="color: #999999;">じょう をてら す</span><br />| <span style="color: #ffa400;"> IIm7 I/III IV△7 #IVm7b5 </span>| </p><p><span style="color: #999999;"> プラ ス な に か</span><br />| <span style="color: #ffa400;"> IV/V bVIdim bVII V/VII </span>|<span style="color: #ffa400;"> I</span></p><p><br />めっちゃ良いサビ……。<br />一気に歌メロの音高が上がって気持ちいいです。<br />ARuFaさんが田中秀和さんのハモリメロを歌っているのって、<br />不思議な感動。<br /><br />要所要所のメロディの半音の動きが素晴らしいですね。<br /><span style="color: #ff00fe;">ピンク字の「<b>ミb</b>」(実音B) </span>が多用されていて、めちゃ可愛い。<br /><br /></p><p>コードは4536で王道を行きつつ、<br />途中の細かいコードの変化が気持ちいいですね。<br /><br />アンビシャス!の手前は<span style="color: #2b00fe;">Iaug/#IV </span>(タイプ③)ですかね。田中さんの代名詞。<br /><br />サビ後半は <span style="color: red;">「VII」(赤字部分) </span>に置き換わることで、<br />切なさがちょっぴり増しています。<br /></p><p>ラストは田中秀和さんがよく使われる<br />IImから順次進行で、Iまで上行するコードワークですね。階段を上る感じ。<br />田中さんの文法がてんこ盛りで、聴いててワクワクするサウンド。<br /><br /></p><p>*<br /><br />以上、1コーラス分を聴いてみました。<br /><br />振り返ってみると、<br />augコードが、①②③④の全タイプ使われているんですね。<br />augの響きを余すところなく使って、<br />ARuFaさんの世界を変てこに、可愛く彩っています。<br /><br />いい曲!<br /><br /></p><p>***<br /><br />以下オマケです。<br /><br />■恐山と美兎がARuFaにシャニマスをやらせる放送(28:12~あたり)</p><p><iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/LSI5EyNK83M?start=1692" title="YouTube video player" width="560"></iframe></p><p>もともと、ARuFaさんのお好きなアイマス関連楽曲が<br /><br />・空と風と恋のワルツ 作曲:トリ音<br />・Pon De Beach 作曲:井上拓<br />・M@gic 作曲:田中秀和<br />・もりのくにから 作曲:帆足圭吾<br />・SUN♡FLOWER 作曲:山崎真吾<br />・秘密のトワレ 作曲:ササキトモコ<br />・Here we go!! (REM@STER-A) 作曲:Jesahm</p><p>とのことなので、<br />今回、田中秀和さんにお声がけした理由がわかる気がしますね。<br />(僕も愛聴している曲ばかりなので)</p><p>ARuFaさんご自身も、エッジの効いたカッコイイ曲書かれるし、<br />歌唱力もありすぎるので、音楽方向でさらに躍進される気がします。<br />めちゃワクワクしますね。</p><p>*</p><p>インターネットに浸かっておられる皆さんと同じく<br />僕もARuFaさんファンで、<br />匿名ラジオも全話聴いてて、台湾旅行DVDも持ってるパターンです。<br />みんなのアイドル。<br /><br />*<br /><br />過去記事です。<br /><br />・<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2014/12/blog-post_7.html" target="_blank">田中秀和さんのオーグメントコードを聴いてみよう<br /></a>aug(オーグメント、オーギュメント)の響きの紹介です。<br /><br />・<a href="http://kaho-ss.blogspot.jp/2017/01/blog-post_9.html" target="_blank">田中秀和さんのスケールを聴いてみよう</a><br />田中さんの魅力的なスケールワークについて。<br /><br />・<a href="https://kaho-ss.blogspot.jp/2017/11/punchmindhappiness.html" target="_blank">田中秀和「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」の楽しいスケールワーク</a><br />1曲の中でのスケールの使い分けについて。<br /><br />・<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/search?q=%E3%83%AF%E3%82%BF%E3%82%B7*%E3%83%89%E3%83%AA" target="_blank">上田麗奈「ワタシ*ドリ」(作曲:田中秀和) を聴いてみよう ※8bitカバー音源つき</a><br />ワタシ*ドリの聴き取り記事です。</p><p><br />(追記)<br />名取さなさんへの提供曲「アマカミサマ」も素晴らしくて素晴らしくて……。<br />震えます。</p>kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-63127026781667358742021-03-03T00:07:00.016+09:002021-03-03T00:27:21.135+09:00惚れ惚れする日本のポップ・ミュージック100【サブスクプレイリスト】 (2021年3月)<p><br />こんにちは。<br />今回は、日本のステキなポップスを100曲選曲しました。<br /><br />前半50曲、後半50曲の2部構成です。</p><p>コンピレーションアルバムのつもりで、曲順も工夫してみましたので<br />通しで聴くと楽しいです。<span style="color: red;">7時間くらい。<br /></span><br />ぜひお時間あるときに聴いてみて下さいね。<br /><br /><br />***************<br /><br /></p><p><span><span style="font-size: large;"><u>★Brilliant Japanese Songs (前半50曲)</u></span><br /><br /><a href="spotify:playlist:5poaogFhRSqYRFW41OPAww" target="_blank">Spotify</a><br /><span style="font-size: large;"><iframe allow="encrypted-media" allowtransparency="true" frameborder="0" height="380" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/5poaogFhRSqYRFW41OPAww" width="300"></iframe><br /><br /></span></span></p><p><span><a href="https://music.apple.com/jp/playlist/brilliant-japanese-songs/pl.u-PDb4zA5IJerLVV" target="_blank">apple music</a><br /><span style="font-size: large;"><iframe allow="autoplay *; encrypted-media *; fullscreen *" frameborder="0" height="450" sandbox="allow-forms allow-popups allow-same-origin allow-scripts allow-storage-access-by-user-activation allow-top-navigation-by-user-activation" src="https://embed.music.apple.com/jp/playlist/brilliant-japanese-songs/pl.u-PDb4zA5IJerLVV" style="background: transparent; max-width: 660px; overflow: hidden; width: 100%;"></iframe></span><br /><br /><br /></span></p><p><span>***************</span></p><p><span><u><span style="font-size: large;">★Kawaii Japanese Songs (後半50曲)</span></u><br /><span><br /><a href="spotify:playlist:3QqF4snskTBUSsIqluR1iS" target="_blank">Spotify</a></span><br /><span style="font-size: large;"><iframe allow="encrypted-media" allowtransparency="true" frameborder="0" height="380" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/3QqF4snskTBUSsIqluR1iS" width="300"></iframe></span><br /><br /></span></p><p><span><span><a href="https://music.apple.com/jp/playlist/kawaii-japanese-songs/pl.u-ZmblV6ofZVk0PP" target="_blank">apple music</a><br /></span></span></p><p><span style="font-size: large;"><iframe allow="autoplay *; encrypted-media *; fullscreen *" frameborder="0" height="450" sandbox="allow-forms allow-popups allow-same-origin allow-scripts allow-storage-access-by-user-activation allow-top-navigation-by-user-activation" src="https://embed.music.apple.com/jp/playlist/kawaii-japanese-songs/pl.u-ZmblV6ofZVk0PP" style="background: transparent; max-width: 660px; overflow: hidden; width: 100%;"></iframe></span></p><p><br /></p><p>***************</p><p>以下、ひとこと紹介です。(曲タイトルからYouTubeなどに飛びます)<br />ボリューム多めなので、お時間あるときに読んでみて下さい。</p><div>↓<br /><a name='more'></a><br /><span style="font-size: x-large;">★Brilliant Japanese Songs (50曲)</span></div><div><span style="font-size: large;"><br /></span><div>01. The 8-Bit Big Band「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=DBovvL03dKQ" target="_blank">Lonely Rolling Star (From "Katamari Damacy")</a>」<br /><br /></div><div>バンダイナムコの矢野義人さん作曲。ゲーム「塊魂」BGMのカバー曲です。</div><div>日本のポップスプレイリストと銘打って、いきなり海外のビッグバンド作品ですが、<br />大好きなので選曲しました。いい曲ですよねー。</div><div>凝った和声ですが、自然に歌いやすい良いメロディです。</div><div>・過去の紹介記事:<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2018/12/181223.html" target="_blank">惹かれるポップ・ミュージック(18/12/23)</a></div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div><div>02. 杏沙子「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=LQjX0Fv4fn0">変身</a>」<br /><br /></div><div>杏沙子さんのステキなメロディに、編曲 幕須介人さんのアイデアが乗った名曲。</div><div>アレンジ素晴らしいですね。裏拍のサビも楽しい。</div><div>間奏2:53-が格好良くて惚れ惚れ。</div></div><div>・過去の紹介記事:<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/12/blog-post.html" target="_blank">幕須介人(メイソン=ハウス) のステキなポップスを聴いてみよう【ミシェルメルモ】</a></div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>03. 椎名林檎「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=ZVbTPGkc_RA" target="_blank">都合のいい身体</a>」<br /><br /></div><div><div>編曲は斎藤ネコさん。このリズム大好きで大好きで。</div><div>たたたたたた・たんたんたん。(Bernstein作曲の「<a href="https://youtu.be/_e2igZexpMs?t=54" target="_blank">America</a>」など)</div></div><div>2:13- 最後のサビは、元のサビよりキー+2になっていて</div><div>「つらい帰りたい」のわちゃわちゃ感がステキ。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>04. 婦人倶楽部「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=cP3wO4BEyH0" target="_blank">君にやわらぎ</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲 佐藤望さんご本人の歌詞解説を拝見したのですが、</div><div>ここまで綿密に取材して歌詞書かれているのですね。こだわりにグッときます。</div><div>・<a href="https://note.com/nozomusato/n/n997e6e2ef24a">「君にやわらぎ」楽曲解説 -歌詞篇-</a></div><div><div>トナリノサティの荒井亮介さんがフルート参加されてます。嬉しい。</div></div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>05. mekakushe「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=IPbTRsmqnxU" target="_blank">ペーパークラフト</a>」<br /><br /></div><div>メカクシーさんの作詞作曲に、編曲は野澤翔太さん。</div><div>相対性理論(真部脩一さん)譲りのペンタトニックスケールも香る</div><div>とてもステキなメロディ。特に1:18-が大好きです。</div><div>野澤翔太さんのピアノ主体で落ち着いた編曲がピッタリですね。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>06. 神様クラブ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=pUV6ZVlZih0" target="_blank">シュガーヘッドの恋人</a>」<br /><br /></div><div>遊び心がはちきれる神様クラブ。</div><div>ボーカル陽さんの作曲も、周さんのトラックもメチャメチャ複雑ですが、</div><div>声と音色がカワイさがシュガーコートになって、心地よく聴けます。</div><div>新アルバム「JURA」がめちゃよかったのですが、曲想が天才過ぎて</div><div>このプレイリストには選べませんでした……。とてもおススメ。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>07. ペペッターズ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=czgIWIC9gXY" target="_blank">SAOIRSE</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲は広村康平さん。</div><div>サビメロディの大胆な上行に惚れ惚れします。めちゃめちゃいい曲!</div><div>サビ前半4小節に対して、後半4小節はなんと1オクターブ上を歌います(+12)</div><div>冒頭の淡白な「ラララ」が、アウトロではサビのコードにのって、</div><div>楽しげに聞こえますね。ワクワクしちゃいます。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>08. JANOMETONES「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=qh4XbVaE-gs" target="_blank">マジックアワー</a>」<br /><br /></div><div> 作詞は上川萌さん。作曲は新村光生さん。新村さんの作曲面白いです。</div><div>初めて出会うけど、とてもしっくりくる不思議なサウンド。</div><div>この曲と、次に出た「熱帯夜」で、JANOMETONESワールドが</div><div>開花している感じがしますね。惹かれました。</div><div>新村さんのように音楽の発明が出来る人を尊敬します。次作が楽しみ。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>09. Miku & cat nap「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=ylOVGopLiuo">slow snow dance</a>」<br /><br /></div><div>作詞ねこみさんに、作曲ねこむらさん</div><div>初音ミクとねこむらさんのデュエット曲です。かわいい。</div><div>お互いにつかず離れずなハモリの組み方が気持ちよくて。</div><div>細かい歌い方(調声)のつくりこみが、素敵な掛け合いを生んでいますね。</div><div>2番冒頭の語尾「忘れちゃったら↑」「ささやくさ↓」の歌い方が好き。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>10. アザミ、鹿あるく「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Ze8YE2ijVC0" target="_blank">prologue</a>」<br /><br /></div><div>アザミさん・鹿あるくさんの傑作。異次元に凄いです。</div><div>裏コードとテンションの洪水に溺れそうになります。</div><div>これだけコードが暴れているのに、Bパート0:27- のギター(左ch)が</div><div>ド(F#)の1音(ペダルポイント)で組めてるのって……脱帽します。</div><div>サビのストリングスも凄いし、「nyao nyao」でこんなに感動することあるかな。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>11. SAKANAMON「WOULD YOU LIKE A HENJIN」<br /><br /></div><div>作詞作曲は藤森元生さん。</div><div>いつものバンドサウンドとは趣向が違って、キレのいいシンセに、</div><div>ペンタトニックなメロディーがキャッチーで大好き。</div><div>和音付けも凝っていて、2:14- ラストサビの、ほんの少しのメロディの変化、</div><div>ささやかなリハーモナイズがとても綺麗ですね。細部のこだわり 。</div><div>韻を踏みつつ、「変人」へのゆるっと肯定的な歌詞がお気に入りです。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div><div>12. tipToe.「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=srBSECSwVvg" target="_blank">ひとりごと</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲は瀬名航さん。聴いてて嬉しくなるカワイイサウンド。</div><div>お洒落なコードの上に、極めてシンプルで一緒に歌いたくなるメロディ。</div><div>tipToe.さんの素朴な歌い方がぴったりはまってますね。</div><div>バンドサウンドに、可愛い8bitなシンセも相性ピッタリです。</div><div>2:13-は 田中秀和さん(ハナヤマタOP)の文法も感じられますね。</div></div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>13. パスピエ「つむぎ」<br /><br /></div><div>クラシカルな響きで、作曲・成田ハネダさんにしか書けないステキな楽曲。</div><div>冒頭 0:31-の軽やかな16部音符のピアノは、</div><div>2:17- 中盤に8分音符になり、2:47-には4分音符にスローダウンします。</div><div>3:36- 16分音符が戻ってくるとともに、美しい連続転調。</div><div>調性がぐるぐるした先に、3:52- で綺麗に回帰します。大好き。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>14. 北園みなみ「Contrition」<br /><br /></div><div>「大沢建太郎」を経て「北園みなみ」名義が復活した北園さん。</div><div>アレンジが素晴らしくて、聴くたびに、ここってこんな音鳴ってたんだー</div><div>と新しい発見がいっぱい。2:15- からの対旋律が好き。</div><div>曲と関係ないですが、<a href="https://www.mochigummy.work/" target="_blank">北園さんのwebサイト</a> は、読んでいると</div><div>大量の???が頭に浮かびます。たのしい狂い。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>15. ミシェルメルモ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=5pJCjX0ejMg" target="_blank">1ユーロ返して</a>」<br /><br /></div><div>メイソン=ハウス(幕須介人)さんのアイデアいっぱいの佳曲です。</div><div>・過去の紹介記事:<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/12/blog-post.html" target="_blank">幕須介人(メイソン=ハウス) のステキなポップスを聴いてみよう【ミシェルメルモ】</a></div><div>そういえば、ボーカルのトヨシマモモエさん、プロフィール拝見すると</div><div>過去にLampのサポートコーラスをやられてたそうで驚きました。</div><div>こんなつながりもあるんですね。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>16. オノマトペル「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=2_7LQQEsk6I" target="_blank">ひとときの永遠</a>」<br /><br /></div><div>とんでもなくツボなバンド……! めぐり合えてメチャメチャ嬉しいです。</div><div>シンガーソングライター横沢ローラさんと作曲家・ピアニストの工藤拓人さんコンビ。</div><div>次々に新しいアイデアが繰り出されます。2:57-はっはっはっはっは とか好き。</div><div>「平行世界切符」という新作アルバムが、全曲恐ろしいクオリティで感動です。</div><div>ぜひぜひ聴いてみてください。ビックリします。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>17. ヒゲの未亡人「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=nevCE-lMG-I" target="_blank">さよならがいえなくて</a>」<br /><br /></div><div>岸野雄一さんとゲイリー芦屋さんの2人ユニット、ヒゲの未亡人。</div><div>岸野さんのクセあるボーカルに、ゲイリー芦屋さんの</div><div>巧みなオーケストレーションがたまらない楽曲。ストリングス素敵。</div><div>1:19- から、一気に表情が変わります。嘘!ってなります。</div><div>疾走感あふれてカッコいいですね。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>18. 松木美定「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=FIDRPsu4Brw" target="_blank">おぼろの向こう</a>」<br /><br /></div><div> (作詞作曲:松木美定)</div><div>松木美定さんの綺麗な歌声と、細かいポリリズムが魅力的な楽曲。</div><div>要所要所のメロディ♯9thの響きが格好良くてときめきます。</div><div>1:09- で、ピアノが下行する対旋律が出てきますが、</div><div>2:25- では、ハモリで美しく再現されるところが特に好き。</div><div>ご自身で描かれるジャケット画がいつも好き。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>19. Kaede「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=5-niciPpjoY" target="_blank">ジュピター</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲はウワノソラ角谷博栄さん。Lampとウワノソラのプロデュースによる</div><div>傑作アルバム「秋の惑星、ハートはナイトブルー。」から。</div><div>去年一番聞いたアルバムはこちらでした。どの曲も好き。</div><div>イントロからアウトロに至るまで、美しいコーラスに溢れていますね。</div><div>0:52- 曲中にこれほどの「落ち」=ブレイクを作るのは挑戦的ですが、</div><div>サビの疾走感がより高まる感じがして、見事なアイデアですね。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div><div>20. Minuano「流星綺譚」<br /><br /></div><div>Lampの姉妹バンドMinuano。作詞作曲編曲はLampの右腕サポートメンバー、</div><div>尾方伯郎さん。歌はLamp榊原香保里さん。軽快でおしゃれなサウンド。</div><div>管弦アレンジ素晴らしいですねー。</div><div>1:11- サビで3拍子(6拍子)になります。たまらなくステキ。</div><div>4:03- 曲が一度閉じて、新しいメロディが静かに奏でられます。</div><div> <br /><br /></div></div><div><br /></div><div>21. トナリノサティ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=oXVptkM9Ut4" target="_blank">事務のペディの空想</a>」<br /><br /></div><div>作詞は嘴音杏さん、作曲は荒井亮介さん。サティのジムノペディを下敷きにした</div><div>ミュージカル仕立ての楽しい音楽。</div><div>歌唱・ハモリはもちろんのこと台詞読みも上手すぎて。</div><div>・過去の紹介記事:<a href="http://kaho-ss.blogspot.com/2020/03/blog-post_22.html" target="_blank">トナリノサティの可愛くて複雑なポップスを聴こう『空想集Ⅰ』</a></div><div>サブスクで歌詞が表示されるようになりましたね。嬉しい。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>22. ふたりの文学「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=O8v9pEYFfUg" target="_blank">見つめていたい</a>」<br /><br /></div><div>作詞斎藤モトキさん。作曲辻林美穂さん。辻林さんの大胆な転調作法が好き。</div><div>0:33- からベースとともににストリングスが入るところ、ワクワクします。</div><div>ハモリパートは通常の3度ハモリではなく、4度や5度ハモリが多用され、</div><div>空虚な響きがとても魅力的です。声質とも合っている感じしますね。</div><div>2:56- ラストサビの1拍ブレイクもカッコイイ。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>23. 広瀬愛菜「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=7UoHOr9Hoyg" target="_blank">なんだ、ただの青春か</a>」<br /><br /></div><div>ユメトコスメの長谷泰宏さん作詞作曲。軽快でおしゃれなサウンド。</div><div>0:51- 間奏のオンコード IV△7/V に重なって入るクラップが、</div><div>めちゃ良い音で気持ちいいですね。聴いてると体揺れます。</div><div>3:13- 転調が入って、ラストサビが「ラ行」のスキャット。好きです。</div><div>らーるらー・ららりらるらり・るーららー・らーるらー。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>24. クラムボン「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=xbG3_IWis-Q" target="_blank">Somewhen, Somewhere...</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲はミトさん。神前暁さんのような王道感がありつつ、</div><div>強烈な突然転調が織り込まれていて、聴いてておお!ってなります。</div><div>1:28-サビ折り返しで短三度下転調し、このままカノン進行に思わせて</div><div>1:30-すぐ短三度上に復帰。大胆なアイデアです。</div><div>アレンジは、ストリングスに重なる要所のフルートがとても綺麗。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>25. 蓮沼執太フィル「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=MZ6rCoJGTdA" target="_blank">HOLIDAY feat. 塩塚モエカ</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲・素晴らしいアレンジは蓮沼執太さん。</div><div>色鮮やかなサウンドで耳が幸せ……。ブラスはもちろんのこと</div><div>特にパーカッションがステキです。スティールパン好き。</div><div>あくまでも歌メロはシンプルに、印象的に繰り返す、というこだわりにより</div><div>オケとボーカルが両者並び立っていて、ステキなサウンドです。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>26. やなぎなぎ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=URmRFMo2JNc">Special Pack!</a>」<br /><br /></div><div>作曲はザ・なつやすみバンドの中川理沙さん・MC. sirafuさんコンビ。</div><div>軽快なリズムをMC.sirafuさんのスティールパンが楽しく彩ります。</div><div>とにかく2:28-からの構成が最高です……。感動してしまいます。</div><div>なつやすみバンドのブラジル音楽趣向が表れた、素晴らしい和声。</div><div>徐々に音数が減っていき、4:14-アカペラになります。大好き……。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>27. 上田麗奈「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=q_cjnZ0iJho" target="_blank">Walk on your side</a>」<br /><br /></div><div>「<a href="http://kaho-ss.blogspot.com/2019/01/8bit.html">ワタシ*ドリ</a>」に続き、上田麗奈さん、作詞の松井洋平さん、</div><div>作曲の田中秀和さんによる名曲です。</div><div>優しく上擦るボーカル、丁寧に書かれたストリングスに包まれて、</div><div>聴いてて幸せな気持ちになります。</div><div>3:30- Isus4 → Iaug(#11) と、</div><div>4:02- Isus4 → I(#11)omit3 のわずかな違い。</div><div>ラストは、augの強烈さを消して優しい響きに変えつつ、</div><div>11→#11の動きとomit3で、sus4を解決せずに余韻は残してある。美しいです。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>28. キリンジ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=_rEt0yqYwuw" target="_blank">かどわかされて</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲 堀込高樹さん。冨田恵一さんのアレンジが光ります。</div><div>とんでもない歌詞ですね……。語彙の鬼です。</div><div>サビ頭のコードは、よく使われる#IVm7-5ではなく、</div><div>IIadd9/#IV (IIadd9の第一転回形)が選ばれています。綺麗……</div><div>この後も転回形がつながっていき、透き通った上品な響きがしますね。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>29. CONNECTION「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Cw2WuuVAx_A" target="_blank">ランデヴー feat.Cana sotte bosse</a>」<br /><br /></div><div>CONNECTIONの新曲。作曲BASHIRYさん、編曲カワイヒデヒロさん。</div><div>前作「手紙」に続きCanaさんのボーカルが相性ピッタリですね。</div><div>サビの高音に跳躍するメロディの切なさがたまらないです。</div><div>1番Aメロは、ギター1本のシンプルなアレンジで始まるこの曲も、</div><div>2:00- 2番Aメロ では、キラキラ転がるピアノ、ストリングス、フルートに</div><div>彩られて、表情が変わっていきます。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div>30. 浦上想起「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=AwPAiHMq5RE" target="_blank">未熟な夜想</a>」<br /><br /></div><div>いい曲……。浦上さんの曲では未熟な夜想が一番好き。</div><div>柔軟なテンポに、柔軟なピッチ。普段聴くポップスの外側が垣間見えます。</div><div>サビは3拍子で書かれていますが、4:29-のラストサビだけは4拍子。</div><div>どのサビも少しずつ和声が変えてあって、何度も聴いても新鮮です。</div><div>アルバム「音楽の密談」めちゃ良いです。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>31. モノンクル「水のゆくえ」<br /><br /></div><div>作詞 角田隆太さん・作曲 瀬田創太さん。</div><div>冒頭から印象的なモチーフが繰り返されます。</div><div>「レ・ミソラ・ミーレ・ミー」 とか「ソ・ラドレ・ラーソ・ラー」のような。</div><div>各楽器のソロパートを経て、</div><div>3:47-でモチーフがフルートで再現されます。この瞬間が大好き。</div><div>3:55-でモチーフがふたたび歌われます。綺麗な構成。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>32. THE CHARM PARK「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=d8BuDmH4NqM" target="_blank">子守唄の果て (feat. fifi léger)</a>」<br /><br /></div><div>作曲の良さはもちろん、お二人の歌声が好きで好きで選曲しました。</div><div>Aメロ1番はCharmさん(男声)、2番はfifi légerさん(女声)が歌います。</div><div>シンプルな演奏が、繊細な声質に合っていますね。</div><div>2:09- 2番Bメロから、お二人のハモリが始まります。好き。</div><div>2:33- 子守歌の果てにーーーは のところ、めちゃめちゃ好き。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>33. ぜったくん「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=ozIe2tcJlpE" target="_blank">Midnight Call feat.kojikoji (Tomggg Remix)</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲はぜったくん。ゲストボーカルはkojikojiさん。</div><div>Tomgggさんのトラックがあまりにも可愛くて感動しました。</div><div>音選びも可愛いし、和音も可愛い。一個一個の音符がぜんぶ可愛いです。</div><div>原曲に比べると、お二人のふわふわした掛け合いが、</div><div>よりふわっふわに可愛く演出されていますね。聴いてて心地よいです。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>34. ういんたぁ~す「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=PeIlRQBmn8Q">夏も冬も</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲編曲はROCKETMAN。ふかわりょうさん。さまぁ~ず。</div><div>内村プロデュースの時代にふかわさんが書かれた「ひとりぼっちのジングルベル」</div><div>(2003年)から数えると、めちゃ感慨深い曲です……。愛が詰まってます。</div><div>おじさんになった3人がこんなにキラキラなトラックにのっかって。</div><div>サビ終わりに1:27- 挿入される bIIIdimの和音が可愛げに切なげに響きます。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>35. daisansei「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=uAtQSGyPNGg" target="_blank">ラジオのカセット</a>」<br /><br /></div><div>バンド編成になってより可愛く素敵になったdaisansei。</div><div><div>作詞 安宅伸明さん、作曲は安宅伸明さん脇山翔さんの共作。</div></div><div>ポップな音作りに、ちょっぴりひねった和音がキュートで気持ちいいです。</div><div>1:27- かかってたー の所は普通のVm7→I7でなく、</div><div>Vm7(#11)でメロディ5thと衝突させ、ふにゃっとした響きに。カワイイ。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>36. シンリズム「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Z8uAOlaCNZU" target="_blank">おこもりさん</a>」<br /><br /></div><div>シンリズムさんの、のんびりお洒落なポップス。体がゆるっと揺れるリズム。</div><div>おっこもーりーさん♪って言いたい曲です。</div><div>1:52- シャッフルビートから、16ビートに変化します。カッコイイ。</div><div>3:55- ベース・オルガン・歌の構成の不思議な落ちサビ。</div><div>アレンジも細かいところまで凝っててきらびやか。お家が楽しくなります。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>37. SAKA-SAMA「空耳かもしれない」<br /><br /></div><div>作詞作曲はbjonsの今泉雄貴さん。切なげで素敵なメロディ。</div><div>アルバム収録にあたり新しくボーカル採りされたそうで、</div><div>こちらのバージョンでさらに好みになりました。3:31-から切なげで好き。</div><div>0:55-「わたしたちー」の「わ」の音高がラからファに変更されているのも</div><div>とても好みです。一音のこだわり。</div><div>・過去の紹介記事:<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/01/200127.html" target="_blank">惹かれるポップ・ミュージック (20/01/27)</a></div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div><div>38. nuance「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=odMDmL4AD2s" target="_blank">sekisyo</a>」<br /><br /></div><div>作詞・作曲は佐藤嘉風さん。nuanceのプロデューサー。佐藤さん楽曲は、</div><div>「ペンタトニックでnuanceをプロデュースする」という夢が詰まってて好き。</div><div>細かいところに佐藤さんの柔軟なアイデアが盛り込まれていますね。</div><div>Bメロ 0:50- は、コード無しで突っ切る大胆な構想がバッチリ決まっているし、</div><div>3:03-のハモリをド・ミ・ラの3音だけで書いているもの風変わりで楽しい。</div></div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>39. 集団行動「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=RAxOOzQGqOs" target="_blank">フロンティア</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲は真部脩一さん。真部さんの音作りが好き。</div><div>印象的なペンタトニックスケールのギターフレーズを軸にした楽曲。</div><div>違う世界線の流行音楽のようだ、といつも思います。尊敬。</div><div>集団行動、活動休止なんですね……悲しい……。再開どれだけでも待ってます。</div><div>・過去の紹介記事:<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2017/07/1st.html" target="_blank">集団行動の1stアルバム『集団行動』を聴こう</a></div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>40. 大橋トリオ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=txTtVC2u24Y" target="_blank">ポラリス</a>」<br /><br /></div><div>作詞:miccaさん、作曲:大橋トリオさん。</div><div>聴いてて体が勝手に動いちゃう曲です。このグルーヴたまらないです。</div><div>サビのメロディがペンタトニックスケールで組まれています。めちゃかっこいい。</div><div>1:55- ここのアレンジいいですねー裏拍が気持ちよすぎます。</div><div>3:01- このブレイクも大好き。惚れ惚れ。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>41. 赤い公園「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=E0lNhfJQ9qA">オレンジ</a>」<br /><br /></div><div>津野米咲さんのポップなサウンド。赤い公園の素晴らしい演奏。</div><div>サビ前① 1:27- たらたらたー。半音の動き。若者のすべてを思い出しました。</div><div>サビ前② 2:37- 2拍3連のキメ。</div><div>サビ前③ 3:31- 4分音符のホールトーンスケールでユニゾン。</div><div>サビ前④ 3:55- ブレイク。</div><div>こんなに変幻自在で楽しい音楽が作れるのは、津野さんしかいないです。</div><div>赤い公園、解散とのこと。たくさんの素敵な楽曲をありがとうございました。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>42. 吉澤嘉代子「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=oJ38PnkIUH0" target="_blank">ミューズ</a>」<br /><br /></div><div>作詞は吉澤嘉代子さん、作曲/アレンジは蔦谷好位置さん。</div><div>吉澤さんの歌詞が響きます。素敵な歌詞。</div><div>1:33- いびつな傷跡が乱反射し「たー」bIII/IV の部分転調が</div><div>曇り空から光がさすように輝いていますね。歌詞と音が完全にかみ合う瞬間。</div><div>こんなに珍しいコードなのに、このコードしかない!と思わされます。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>43. meiyo「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Tz5OiwnBcNs" target="_blank">シトラス</a>」<br /><br /></div><div>爽快なバンドサウンドに、サビの転回形多めなクラシカルな和声が</div><div>とても綺麗です。このなめらかなベースラインが大好き。</div><div>1:03- そういう風に出来てい「る」「で」も信じて~</div><div>のところ、ベースとメロディが減8度 (長7度)で平行移動するのカッコイイです。</div><div>サビ終わりの「シトラス」のワードで2番が即はじまるのも好き。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div><div>44. 崎山蒼志「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=fcOzyWb1gKE" target="_blank">花火</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲は崎山蒼志さん。編曲はakkinさん。かっこいい!</div><div>バンドアレンジの中、崎山さんの歌声がハマってますね。</div></div><div>ギター一本の時と違った、J-POPの魅力いっぱいな楽曲。</div><div>2:57- ラストサビのリハーモナイズが決まってます。かっこいい!<br /></div><div>アルバムのご本人アレンジ曲だと「find fuse in youth」が一番好み。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>45. MONO NO AWARE「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=YQJLMyjqX74" target="_blank">言葉がなかったら</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲 玉置周啓さん。名曲!</div><div>玉置さんの平易な歌詞が、心地よく、平易なメロディと寄り添います。</div><div>4:08- の2小節の溜め。4:18- のリハーモナイズ。和音の名前を考えずとも</div><div>響きの変化に胸打たれます。</div><div>「かけがえのないもの」は傑作アルバムですねー。惚れ惚れ。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>46. 藤井風「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Ppf9IQgVarU" target="_blank">罪の香り</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲藤井風さん。編曲 Yaffleさん。素晴らしいアレンジですね……。</div><div>魅力的な歌声をより引き立ててます。</div><div>「おっと 罪の香り」ってサビ、普通に生きてて思いつくんでしょうか……。</div><div>キメキメなアレンジも相まって、超キャッチー。一瞬で覚えちゃいます。</div><div>0:36- Bパートの細かいスケールの変化も素敵。作曲も素晴らしい。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>47. yuigot + 長谷川白紙「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=i8adbqn6ZAo" target="_blank">音がする</a>」<br /><br /></div><div>yuigotさん長谷川白紙さんコンビの可愛くて格好いい曲。 </div><div>長谷川白紙さんの分厚く鋭い和音も、キラキラ明るく聞こえてきます。</div><div>2:00- 間奏最高ですね……。3:12- 歌い方好き。 </div><div><a href="https://www.youtube.com/watch?v=i8adbqn6ZAo" target="_blank">MV</a>がつくとさらに素敵! 曲をビジュアルで見事に解釈して見事です。</div><div>細金卓矢さんのお仕事。音楽の一部です。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>48. 君島大空「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=c4vKAl0vLZQ" target="_blank">縫層</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲 君島大空さん。めちゃめちゃ複雑なアレンジ・和声の中でも、</div><div>芯にはポップ全開のメロディがあって、バランス感覚にグッときます。</div><div>同じサビのメロディでも、1:11- と 3:23 とのアレンジの振り幅に</div><div>びっくりしますね。一曲の中で、サウンドの密度を操って、</div><div>ダイナミックレンジを下から上まで使いこなす、特異な才能の方だと感じます。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>49. DAOKO「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=c-W4TP9pJN4" target="_blank">anima</a>」<br /><br /></div><div><div>2020年聴いた曲だと、この曲が一番好き。</div><div>DAOKOさん、網守将平さんコンビによる傑作。網守さんは凄いです……。</div><div>複雑な曲構成も、可愛い歌唱も、上下に飛び回る甘々なメロディも、</div><div>部分転調多すぎるコードワークも、ブラジルなリズムも、何もかもがツボ。</div><div>聴くたびに、心の中で(わーーーーうわーーーーーーー)ってなります。</div><div>こんな曲が聴けて嬉しい。音楽観が引き裂かれました。</div><div><br /></div><div>冒頭~2:00くらいまではなんとか冷静に聴けるんですが、</div><div>2:00過ぎたあたりから心が突き動かされてぐちゃぐちゃになります。</div><div>4:22- の果てしない上行は圧巻。ラ・ヴァルスみたいな高揚感。</div><div><br /><br /></div></div><div><br /></div><div>50. Lamp「冷ややかな情景」<br /><br /></div><div>ふーゆー。</div><div>作詞は 榊原香保里さんと染谷大陽さん、作編曲は染谷大陽さん。</div><div>最高のポップス。Lamp大好きです。</div><div>先の網守将平さんの楽曲と、Lampの楽曲とが、シーンは違えど</div><div>音楽的にはどこか近い感触をもっているのがとても面白いですね。ツボです。</div><div><br /></div><div>最近Youtubeを見ていて、Lampのカバーをされる方も</div><div>ちらほらお見掛けするようになって、とても嬉しいです。</div><div><a href="https://www.youtube.com/watch?v=1bmEZWPCEBo&list=LL&index=143" target="_blank">鈴木すずめ</a>さんとか(まるでカプースチンみたいなピアノ!)</div><div><a href="https://www.youtube.com/watch?v=tcw4A4RG0lo" target="_blank">Kettle</a>さんとか(原曲再現がすばらしいです。サックスまで入っていて)</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>********************</div><div><br /></div><div>ここからは後半50曲です。可愛い曲を中心に。</div><div>ステキな楽曲ばかりなので、普段聴かない方にもおすすめです。</div><div><br /></div><div>********************</div><div><br /><span style="font-size: x-large;">★Kawaii Japanese Songs (50曲)</span></div><div><span style="font-size: x-large;"><br /></span></div><div><br /></div><div>01.北白川たまこ(cv:洲崎 綾)「ドラマチックマーケットライド - たまこハミングバージョン」<br /><br /></div><div>作曲は片岡知子さん。プレイリストの最初はゆったりと。</div><div>ハミングバージョンです。</div><div><br /><br /></div><div>02. 北白川たまこ(cv:洲崎 綾)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=NS_QhuUUuTY" target="_blank">ドラマチックマーケットライド</a>」<br /><br /></div><div>作詞藤本功一さん。作曲片岡知子さん。編曲宮川弾さん。</div><div>渋谷系ポップスの名曲。コードも転調もアレンジも超複雑ですが</div><div>とても自然でキャッチーで可愛いサウンドですね。惚れ惚れします。</div><div>日本一のアニソンだと思います。</div><div><br /><br /><br /></div><div><br /></div><div>03. リョウときりん(佐藤利奈と大亀あすか)「笑顔になる」<br /><br /></div><div>作詞松浦勇気さん・作編曲は北川勝利さん。渋谷系でかわいい二重唱。</div><div>北川さんの曲でこの曲が一番好き。サビの掛け合いいいですよねー。</div><div>アレンジ素晴らしくて、2番Aメロ1:38-のベースの軽やかさとか、</div><div>細かいところまで手が込んでいますね。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>04. 里咲りさ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Fe13RrSXdLo">シンクロニシティ</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲は つるうちはなさん。編曲は灘藍さん。</div><div>さすがつるうちはなさん! 歌詞もメロディも繊細で美しいです。</div><div>「叶うなら」が、「叶うかも」にかわる瞬間。</div><div>灘藍さんのストリングスアレンジもめちゃ素敵。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>05. 星咲花那「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=l64_mucp_8M" target="_blank">わたし色ワンダーランド</a>」<br /><br /></div><div>作詞は やぎぬまかなさん、作編曲はMONACAの石濱翔さん。</div><div>「アイカツ」での名曲群をぎゅっと濃縮したみたいな素敵なポップス!</div><div>疾走感あるサウンド。石濱さんの独特な和音使いがピッタリです。</div><div>0:45 I/III始まりのサビがおしゃれ。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>06. 麻倉もも「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=15cEZ9lG0Us" target="_blank">Agapanthus</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲は渡辺翔さん、編曲倉内達矢さん。</div><div>Bメロのウィスパーボイスが超素晴らしいアイデアですね。</div><div>これが良い溜めになって、サビで爆発します。めちゃ気持ちいい。</div><div>間奏 Dパート 2:27- 聴いたことない曲想でとても好き。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>07. 南波志保「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=tU9xtJGLMnA">魅惑の巴里サーカス急行!</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲編曲はハヤシベトモノリさん(Plus-Tech Squeeze Box)</div><div>わちゃわちゃで楽しい。ハヤシベさんの唯一無二のサウンドですねー。</div><div>0:56- ここの、イントロのフレーズに戻るかと思ったら「街の灯ーがー♪」</div><div>って入るのが、聴くたび嬉しい気持ちになります。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>08. No Limit「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=IeZFEkHZku4">D-(A)LIVE!!</a>」<br /><br /></div><div>作詞こだまさおりさん、作編曲は井内舞子さん。</div><div>0:42-「キミの声を聞かせてー」がめちゃ好き。</div><div>こういう必殺のフレーズを見つけられるところ、尊敬します。</div><div>2番Aメロ1:35-のギターのアルペジオとか細かいこだわりが好き。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>09. わか・ふうり・ゆな from STAR☆ANIS「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=z7FojUfxfWQ&t" target="_blank">ドラマチックガール</a>」<br /><br /></div><div>作詞こだまさおりさん、作編曲はMONACAの田中秀和さん。</div><div>アイカツで名曲をいっぱい書かれているけど、この曲めちゃ好き。</div><div>サビの分厚いコーラスもいいし、凝ったスケールのハモリもきれい。</div><div>0:39-は主旋律+下ハモリ、0:49-は主旋律+上ハモリ、</div><div>2:15-は、先ほどの上ハモリが主旋律に置き換わるという驚異の構想。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>10. シュガーポケッツ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=iT3svArL7BI" target="_blank">わがままキャラメリゼ</a>」<br /><br /></div><div>作詞は佐藤サビオさん。 作編曲はzakbeeさん。</div><div>「クピドゥレビュー」に続いてまた超素敵な曲ですね。</div><div>凝りに凝ったブラスアレンジに惚れ惚れします。</div><div>1:14 「受け止めたいんだ♪」この半音の着地気持ちいいです。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>11. ゆの (CV.阿澄佳奈)、宮子 (CV.水橋かおり)、ヒロ (CV.後藤邑子)、沙英 (CV.新谷良子)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=xoy-msXibOE" target="_blank">?でわっしょい</a>」<br /><br /></div><div>作詞畑亜貴さん、作曲Tatshさん、編曲安藤高弘さん</div><div>名曲! 鋭いシンセブラスとホイッスルが独特で気持ちいいです。</div><div>1:11- ここの合いの手が独特で好き。サビの折り返し後に遅く入って、</div><div>主旋律とかぶっちゃってるの楽しいです。</div><div>「ころころころころ」「わっしょいわしょしょい」のぶつかり。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>12. 夏川椎菜「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=-0QOXD1d-J8">ラブリルブラ</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲 田中秀典さん、編曲川口圭太さん。この曲好き!</div><div>サビ前のキメも素敵だし、1:05-「ファンタジアー」てれれれれれれれの</div><div>ところの音階気持ちいいです。VIミクソリディアンb6スケール。</div><div>1:55- 2番Aメロ後半が大胆に変化して、おお!ってなります。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>13. 水瀬いのり「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=xz6jB4ynfoU" target="_blank">Well Wishing Word</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲編曲は栁舘周平さん。完璧な曲。</div><div>新規のアイデア盛りだくさんなのに、全部がかっちりハマっていて</div><div>昔から知っていたようなスタンダードなポップスに聴こえます。</div><div>この曲が徐々に出来上がっていったイメージが全く湧かないですね……。</div><div>最初からこの形で生まれたような。聴いてて畏怖の念が湧きます。ステキ。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>14. Rhodanthe*「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=4jWVtxSAif8" target="_blank">My Best Friends</a>」<br /><br /></div><div><div>作詞作曲 中塚武さん、編曲 上杉洋史さん。</div></div><div>中塚武さんのジャズ風味ポップスを上杉さんがステキにアレンジ。</div><div>普段歌メロで聴かないようなメロディも多くてめちゃ楽しいです。</div><div>2:30- 間奏のブラスアレンジ素晴らしいですね。惚れ惚れ。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div><div>15. Color∞Lets「真っ白な地図」<br /><br /></div></div><div>作詞 森由里子さん、作編曲 滝澤俊輔さん(TRYTONELABO)</div><div>アイドルポップスの黄金律が詰まった爽快な曲です。</div><div>サビ前1:11- てってってーとか、サビ後半1:23- のマイナーへの変化とか。</div><div>サビ終わり1:34- のクラシカルなパートがめちゃめちゃ心地いいですね。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>16. DIALOGUE+「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=HkdlCumLSpg" target="_blank">人生イージー?</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲 田淵智也さん、編曲 田中秀和さん。</div><div>田淵さんの歌心あるメロディのおかげで、強烈アレンジの上でも</div><div>楽しく歌えるキャッチーなポップスに仕上がっていますね。</div><div>一曲のなかに何十曲ものアイデアを惜しげもなく突っ込んだような。</div><div>1:13- の歌い方とか好き。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>17. CAPSULE「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=4fUzGf7FOeM" target="_blank">プラスチックガール feat. EeL</a>」<br /><br /></div><div>みんなのお手本 中田ヤスタカさん。渋谷系なおしゃれポップス。</div><div>CAPSULEがサブスクで聴けるようになって嬉しいです。</div><div>20年近く前の楽曲と思えず、いい曲多すぎて選曲迷っちゃいます。</div><div>部分転調の感じがお洒落で好き。2度で往復するコードワークも好き。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>18. リルネード「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=rD-pbR9dAZo" target="_blank">ラビンNν</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲編曲は浅野尚志さん。ジャズ風味のおしゃれな音作り。</div><div>ゆるい合いの手とか、独特な温度感がいいですよねー。</div><div>きいててのほほんとします。理系寄りの歌詞も独特で楽しい。</div><div>0:38- 「ピリリ電流が走る」\ワー/」が好き。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>19. 海野高校ていぼう部:鶴木陽渚(CV:高尾奏音), 帆高夏海(CV:川井田夏海),黒岩悠希(CV:篠原侑),大野真(CV:明坂聡美)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=cpWwCMUL-cI" target="_blank">釣りの世界へ</a>」<br /><br /></div><div>作詞 山田裕介さん、作編曲ZAI-ONさん。跳ねるシャッフルのリズム。</div><div>要所要所のピアノの合いの手が綺麗です。きらきらした音色。</div><div>2:11- 荷物もパンパンのパンでしょ? \パーンパンのパンパンパーン/</div><div>のキメ、笑っちゃいます。マイナスターズ「心配性」みたい。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>20. 日向美ビタースイーツ♪ & ここなつ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=JsJMrNVCUIA" target="_blank">チョコレートスマイル</a>」<br /><br /></div><div><div>作詞 くりむさん、作曲 TOMOSUKEさん。歌詞は簡潔で可愛く、</div><div>コードワークは惚れ惚れする美しさですね。1:07- Bメロが好き。</div></div><div>テンションノートの入れ方がとてもおしゃれ。</div><div>3:11- 間奏もきれい。4:01- ラストのスキャットもぴったり。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>21. Blanc Bunny Bandit「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=yoyZmgqNO_A" target="_blank">ハラショー!おにぎりサーカス団☆</a>」<br /><br /></div><div>作詞はまろんさん(IOSYS) 作編曲はARMさん(IOSYS)。</div><div>「ちくわパフェだよ☆CKP」の続編ですかね! めちゃ好きです。</div><div>変拍子いっぱい。プログレッシブな展開にワクワクします。</div><div>0:53- 複雑なBメロから、1:13- の爽快なサビまで、盛り上がりが好き。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>22. MOSAIC.WAV「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=KKwIytB3kt8" target="_blank">≪AI≫リアリィ・フェアリィ≪tubers≫</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲編曲はMOSAIC.WAV。柏森進さん。</div><div>16分のシンセに彩られたMOSAIC.WAVのステキなポップス。</div><div>柏森さんの歌詞は、近未来のことを語っているようにみえて、</div><div>いつもノスタルジックな感触があってとても好き。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>23. かめりあ、ななひら「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=jFt4GIgtpBE" target="_blank">クリスマスなんて興味ないけど</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲編曲はかめりあさん。いい曲……。すてきな和声。</div><div>最近も紹介したばかりなんですが、好きで好きで。惚れ惚れします。</div><div>「興味ない」「holy night」の韻ふみもおしゃれ。</div><div>サビ終わりの きょ・う・み・ない! はい! のキメがカッコよくて大好き。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div><div>24. 片山実波(CV.田中美海)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=MvG7k1JTPKM" target="_blank">ぽんとPUSH! もっとSMILE!</a>」<br /><br /></div><div>作詞と編曲がy0c1e(佐高陵平)さん、作曲はfu_mouさん。</div><div>凝った和音付けや、ホールトーンでアウトする感じが楽しいです。</div><div>2:02- 2番のアレンジ素敵ですね。めちゃカワイイサウンド。</div><div>3:07- 左右に振ったディレイが魅力的な落ちサビ。好き。</div><div><br /></div></div><div><br /><br /></div><div>25. ワルキューレ「ルンに花咲く恋もある」<br /><br /></div><div>作詞は西直紀さん、作編曲はコモリタミノルさん。</div><div>心地いいテンポ感に、聴いててノリノリになりますね。</div><div>全編通してキメいっぱいで、サビ前0:58 ったったったったー♪が好き。</div><div>サビ頭のBAN BAN BA BA BA BAN♪ もハモリ厚くて気持ちいいです。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>26. 白咲花(CV.指出毬亜)「スイーツランド・パラドックス」<br /><br /></div><div>作詞作曲編曲は5u5h1(スシ)さん。イントロのこのフレーズ大好き。</div><div>サビのハモリがスケールまでこだわってて超ステキですね。</div><div>サビ折り返しの1:31-はホールトーンスケールでお洒落。</div><div>3:20- めちゃドリーミー。美味しいもの食べてる夢。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>27. 柊かえ&本城香澄(KiRaRe) 「ク・ルリラビー」<br /><br /></div><div>作詞kyo hanedaさん、作編曲は伊藤翼さん。いい曲!</div><div>0:55-「ク・ルリラビー♪」のメロディ(ミドレラド♪)が</div><div>親しみあるヨナ抜きペンタトニックで、とびきり可愛らしいですね。</div><div>Dパートで 3:04- 「ク・ルリラビー」がさらっと戻ってくるところが</div><div>めちゃ好きです。3:48- アウトロも好き。</div><div> <br /><br /></div><div><br /></div><div>28. ピンキーポップヘップバーン「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=L8nvzY_sWDk" target="_blank">インキャ in da house featuring 戦慄かなの</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲編曲は佐々木喫茶さん。素敵なペンタトニックで惚れ惚れ。</div><div>親しみやすい中に、複雑なコードもさらりと使われてて素敵。</div><div>PPHさんのアルバム、全曲素晴らしいです。「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=aWcZaJftpvU" target="_blank">優勝</a>」とか感動……。</div><div>ペンタトニック派の方は、佐々木喫茶さんのプレイリスト<a href="spotify:playlist:3QqF4snskTBUSsIqluR1iS" target="_blank">(spotify)</a>が</div><div>とてもおすすめです。全曲ステキ。<br /><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><div>29. ハロー、ハッピーワールド!「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Hx5znpDdO8w" target="_blank">わちゃ・もちゃ・ぺったん行進曲</a>」<br /><br /></div></div><div>作詞は織田あすかさん、作編曲は末益涼太さん(Elements Garden)</div><div>ペンタトニックのリフ・メロディが主体の直球バンドサウンド。</div><div>大好き! タイトルとイントロの印象が真逆で面白いですね。</div><div>わちゃもちゃとおどけつつ、歌詞は優しい応援歌になっていて素敵です。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>30. ナユタン星人 & P丸様。「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=ip1Jk6ahD1k">いにしえロマンティック</a>」</div><div><br /></div><div>作詞作曲編曲はナユタン星人さん。P丸様。との声の相性めっちゃいいですね!</div><div>1:17- サビ終わりで綺麗に「いにしえロマンティック」につながるところ好き。</div><div>2番Aメロは早口とか、2番サビは落ちサビとか、ナユタン星人さんの</div><div>必殺の文法が炸裂してますね。好き。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>31. でんぱ組.Inc「結婚してもMAMAになっても君は永遠にぼくのIDOL♡」<br /><br /></div><div>作詞作曲編曲は清竜人さん。タイトルだけで作者わかるのって凄いです。</div><div>とんでもなく良い曲ですね……。アレンジが良くて良くて溜息出ちゃいます。</div><div>どこ聴いても、そのフレーズ好き! って思っちゃいます。</div><div>1:36- なんでこんな間奏かけるんでしょう。素晴らしいギター。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>32. メグ(村川梨衣)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=lL9rGss0Nu0" target="_blank">あこがれプリーツ♡</a>」<br /><br /></div><div>作詞 辻純更さん、作曲 青木康平さん、編曲 渡辺剛さん。シャッフルビート。</div><div>1:33-「友達でいようね」のところが好きです。リズムが2拍3連で、</div><div>和音がIIIm7b5→VI7の切なげな響き。歌詞が引き立ちますね。</div><div>1:41- 間奏、2番Aメロのアレンジに惚れ惚れ……素晴らしいです。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>33. あおい(CV:井口裕香)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=J9XVApvM2jI" target="_blank">カタツムリまいんど</a>」<br /><br /></div><div>作詞 稲葉エミさん、作曲編曲 中山真斗さん。ベースおしゃれ!</div><div>体が動き出す素敵なグルーヴですね。サビのクラップもおしゃれ。</div><div>1:35-「4拍子の歌で あっという間に 元とれるから」 </div><div>3:38- ラストサビ終わり~アウトロの構想ステキ…何度もリピートしちゃいます。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>34. 上野 (CV: 芹澤 優)、田中 (CV: 田中あいみ)、山下 (CV: 影山 灯)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Tu_c1PfJ0nE" target="_blank">マイペース・サイエンス</a>」<br /><br /></div><div>作詞は金子麻友美さん、作編曲は水口浩次さん。</div><div>リコーダーの和音が効果的に使われていて、学校の緩い雰囲気でてますね。</div><div>サビ前はホールトーンスケールの上行で可愛い。</div><div>2:48- この弱めの落ちサビ超おしゃれですね。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>35. ぼっちぼろまる「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=HiMTIEtCvss" target="_blank">ぼくも傘がない (feat. ころねぽち)</a> 」<br /><br /></div><div>ぼっちぼろまるさんの原曲をころねぽちさんがカバー。</div><div>編曲はぼっちぼろまるさん・zukioさん。めっちゃいい曲ですね!</div><div>「雨うぜー」「カサがねー」このサビ好き……なぜか泣けちゃいます。</div><div>0:53- の歌い方もめちゃステキ。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>36. Neko Hacker「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Iubgd0c_eyM" target="_blank">曖昧サイボーグ feat. うごくちゃん & JungMato</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲編曲がNeko Hacker、ゲストギタリストがJungMatoさん。</div><div>技巧溢れるギターリフと、うごくちゃんのカワイイ歌の二重奏。</div><div>0:35- サビ前のおもちゃの音好き。風変わりなのにこれしかない!ですね。</div><div>2:13- 最後の15秒、4つ打ちへの変化がとても好き。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>37. 笹木咲「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=ST1CTF451PI" target="_blank">煽動海獣ダイパンダ</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲編曲は やしきんさん。作曲はもちろんのこと作詞も素敵。</div><div>跳ねる感じのバウンスビートとゆるいラップがピッタリで心地よいですね。</div><div>2:03- コール&レスポンス。クイーンのオマージュですかね。カワイイ。</div><div>2:29- 落ちサビはメロディが長音に変わっていてドリーミーです。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>38. Blanc Bunny Bandit「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=bySVbDOR7_s" target="_blank">共鳴性白染自由主義</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲編曲は やぎぬまかな さん。かっこかわいい。</div><div>要所要所の裏拍のキメが効果的に使われていて気持ちいいです。</div><div>2:13- 曲が壊れそうなところをギター一発で引き戻す構成、カッコイイ。</div><div>2:56-「ぱっぱっぱー」「っぱっぱっぱ」のキメを歌うところが大好き。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>39. hololive IDOL PROJECT「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=x1BGG98tcrg" target="_blank">至上主義アドトラック</a>」<br /><br /></div><div>作詞 はる さん、作編曲 如月結愛さん。かっこいい!</div><div>イントロの、左右からピコピコと襲い来るシンセの洪水にやられました。</div><div>1:16- 星のはなー↓ の処理も風変わりでいいアクセントですね。</div><div>2:06- サビ前に落ちを作って、シンセを突っ込むところ、かっこいい。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>40 有形ランペイジ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=5Uf7f7-c0N8" target="_blank">人類邂逅</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲編曲はsasakure.UKさん。歌はmamiさん。</div><div>印象的なアカペラでグッと引き込まれました。声の裏返りが綺麗。</div><div>要所要所の5拍子がカッコイイ。</div><div>この曲構成で4分以内に収めるとは……端的で素晴らしいです。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>41. 駒形友梨「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=JONCQvlO6R8" target="_blank">メイズ</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲は矢野達也さん、編曲 高橋諒さん。かっこいい!</div><div>Aパートから半音下転調して いきなり0:38-サビ入りするのが爽快です。</div><div>("Bメロ"なし) 2:57 この半音上転調もラストサビに効いてますね。</div><div>サビの高音メロディと高らかなストリングスアレンジがステキ。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>42. 坂本真綾「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=AzPWGoHvJsM" target="_blank">プラチナ</a>」</div><div><br /></div><div>作詞 岩里祐穂さん、作編曲 菅野よう子さん。</div><div>まるで歌メロみたいなベースラインが素晴らしいですね……。</div><div>ずっと聞いちゃいます。ベースと歌の二重唱のように感じられます。</div><div>2:44- 転回形が多用されるクラシカルなパート。</div><div>ストリングスと一緒に動くベースはまるでコントラバスのよう。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>43. 月ノ美兎「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=L0X1fDI5PJA" target="_blank">アンチグラビティ・ガール</a>」<br /><br /></div><div>井上拓さんが手掛けた傑作。(名義は MCTCさん・TAKU INOUEさん)</div><div>冒頭の「♪鼻血が出そうなほど西へ東へ」があまりにもしっくりきます。</div><div>清濁のみ込む月ノ美兎さんのための音楽。イノタクさん素晴らしいです。</div><div>パブリックイメージを踏襲しつつ一歩先まで飛ぶような。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>44. 竹達彩奈「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=iB42T632Or4" target="_blank">リズムとメロディの為のバラッド</a>」<br /><br /></div><div>作詞作曲 沖井礼二さん、編曲は New Old Stock(沖井礼二さん&小林俊太郎さん)</div><div>お洒落なシャッフルビートにのって、濃厚な沖井礼二ワールドが展開されます。</div><div>アルバム「apple symphony」のラストの曲なのですが、</div><div>アルバム中のキーワードが歌詞に散りばめられて嬉しくなります。大団円の曲。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>45. Wake Up, Girls!「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=48Nop_WPKoo" target="_blank">さようならのパレード</a>」<br /><br /></div><div>作詞 只野菜摘さん、作編曲 神前暁さん。解散したWake Up Girls!の最後の曲。</div><div>神前さんらしい、シンプルで口ずさみたくなる素敵なメロディの曲。</div><div>5:05- 歌詞カードに無い、最後の「Wake Up!」に愛が詰まってますね。</div><div>デビュー曲「タチアガレ!」からの引用。ロマンチックです。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div><div>46. イヤホンズ「わがままなアレゴリー!!!」<br /><br /></div><div>作詞・作曲・編曲は月蝕會議。「わがままなアレゴリー」のリアレンジ版。</div><div>前半はアカペラ、後半もピアノ+歌だけのシンプルな楽曲です。</div><div>コーラスアレンジ素晴らしいですね。0:51- 主旋律に対し、</div><div>「ありがとう」「おやすみ」「ごめんね」の対旋律がステキ。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div></div><div>47. やなぎなぎ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=_Vw0CwNGpQ4" target="_blank">今日もデジは猫のふり</a>」<br /><br /></div><div>作詞・作曲ササキトモコさん、編曲はササキトモコさんと蓑部雄崇さん。</div><div>めちゃめちゃいい曲……。いままで似た曲に出会ったことが無いです。</div><div>ピアノ・ストリングス・歌を主体にした、室内楽のような音楽。</div><div>この曲の良さを表現する言葉があまり浮かばないんですが、とても好き。</div><div>像を結びそうで結ばない不思議な歌詞も素晴らしいです。</div><div>猫みたいにするするっと解釈を抜けていく。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>48. 上野 (CV: 芹澤 優)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=umLpaHDbXE0" target="_blank">心のふりこ</a>」<br /><br /></div><div>作詞 金子麻友美さん 作編曲は三澤康広さん。</div><div>素直なメロディ、素直な歌声。綺麗な和声にときめきます。</div><div>1:29- サビ前の2拍のタメが、シンプルながらグッとサビに引き込まれます。</div><div>2:17- 「ふぁ~あ 早く寝なくちゃ」の歌い方がステキ。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>49. 鹿乃「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=UX8_xSOZfUc" target="_blank">コンパスソング</a>」<br /><br /></div><div>作詞は鹿乃さん、作編曲は田中秀和さん(MONACA)。いい曲!</div><div>お二人の名曲「Linaria Girl」と並ぶくらい、大好きな曲になりました。</div><div>ウィスパーボイスで歌われる8分音符のメロディが、</div><div>0:58-「♪理想と違う現実に」1:10-「♪何が待っているかは」で</div><div>軽やかに、鮮やかに16分音符を踏んでいきます。</div><div>このアイデアが素晴らしくて。いっしょに口ずさみたくなります。</div><div><br /><br /></div><div><br /></div><div>50. Instant Cytron「CHANGE THIS WORLD」<br /><br /></div></div><div>作詞は片岡知子さん長瀬五郎さん 作曲は長瀬五郎さん。編曲はInstant Cytron。</div><div>ブラジルのリズムにのって、長瀬さんのキュートな旋律を</div><div>片岡さんと子供たちが歌います。めちゃステキな曲。</div><div><br /></div><div>曲が一度終わってからの、おまけの5:00- に嬉しくなりますね。</div><div>可愛くのんびりと、余韻をもって終わります。</div><div>片岡知子さん、沢山の素敵な歌をありがとうございました。これからも聴きます。</div><div><br /></div><div><br /><br /></div><div>************</div><div><br /></div><div>ステキなプレイリストができて満足です。<br /><br /></div><div>めちゃめちゃ長い記事になりましたが、</div><div>ここまで読んでいただいてありがとうございます。<br /><br />分量多すぎて、クレジットなども不正確なところが多いかと思います。<br />ご容赦ください。<br /><br /></div><div>次回もまた楽しいものをお届けできるように、のんびり頑張ります。</div><div><br /></div><div>**</div><div><br />過去記事:</div><div><div>サブスク(Spotify, Apple Music)で聴けるおすすめ楽曲です。<br /><br />■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/02/spotify100.html" target="_blank">サブスクで聴く日本のステキなポップ・ミュージック100</a></div><div> → 前回の100曲プレイリストです。<br /><br />■01. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/10/spotify25.html" target="_blank">普通でうつくしい日本のポップス25曲</a><br /><br />■02. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/spotify25.html" target="_blank">わちゃわちゃカワイイ日本のポップス25曲</a><br /><br />■03. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25.html" target="_blank">男女ボーカルが素敵な日本のポップス25曲</a><br /><br />■04. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25_25.html" target="_blank">複雑でときめく日本のポップス25曲</a><br /><br />■05. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/01/25-200101.html" target="_blank">懐古的で美しい洋楽ポップス25曲</a><br /><br />■06. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/03/25200316.html" target="_blank">おしゃれで愛しい日本のポップス25曲</a><br /><br />■07. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/04/25200426.html" target="_blank">かわいくて浮遊感のある日本のポップス25曲</a></div><div><br /></div><div>■08. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/06/25200607.html" target="_blank">たのしい電波ソング25曲</a><br /><br />■09. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/07/25200712.html" target="_blank">優しくて感傷的な日本のポップス25曲</a></div></div><div><br /></div>kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com3tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-41023603977521870392020-12-06T00:15:00.011+09:002020-12-19T14:13:08.479+09:00幕須介人(メイソン=ハウス) のステキなポップスを聴いてみよう【ミシェルメルモ】<p>こんにちは。</p><p>今日は、バンド「ミシェルメルモ」のコンポーザーでもある<br /><a href="https://www.maxkuyt.com/" target="_blank">幕須介人さん(別名義:メイソン=ハウスさん)</a>が手がけた<br />素晴らしいポップスを聴いてみます。</p><p><br />大沢健太郎さん(北園みなみさん)、Lamp、キリンジ、<br />Tweedees、MONACAがお好きな人におすすめします。</p><p>聴いていて好きがとまらないので、記事にしてみました。<br />洗練されたキュートな楽曲ばかりなので、ぜひ聴いてみてください。<br />めっちゃステキです。</p><p>*</p><p>7曲紹介します。<br /><span style="color: #2b00fe;"><br />(201218 追記) <br /></span><span style="color: #2b00fe;">新曲の「眠る魚」がめっちゃよかったです! 追記しました。</span></p><p>■1. ミシェルメルモ - 1ユーロ返して<br />(作詞:篠原とまと、作曲:メイソン=ハウス)</p><p><iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/5pJCjX0ejMg" width="560"></iframe><br /></p><p>大好き! 展開いっぱいで楽しいです。カワイイ曲。<br />ミシェルメルモ、大好きになりました。<br /><br />0:50- このサビの構想、あたまおかしくて可愛くて、最高です。<br />サビ冒頭0:50-はドレミファソラシドと音階の上行がシンプルできれい。<br />同時に、対旋律が下行しているのもステキです。</p><p>サビ中盤0:59-は耳がぐるぐるするコードワークですが、<br /><br /><span style="color: #2b00fe;">A </span>- <span style="color: red;">[Eb9] </span>- <span style="color: #2b00fe;">D9#11</span> - <span style="color: red;">[Ab9] </span> -<span style="color: #2b00fe;"> Gadd9</span> - <span style="color: red;">[Db9]</span> - <span style="color: #2b00fe;">C9#11</span> -<span style="color: red;"> [F#9]</span></p><p>という感じで、<span style="color: #2b00fe;">4度上行の動き</span>に<span style="color: red;">[裏コード]</span>が挟まって作られています。<br />これにより、メロディー、ベースが減5度(トライトーン)や半音で動くので、<br />めちゃ鋭い響きがしますね。楽しい。<br /><br /><span style="color: #3d85c6;">// このブログの過去記事をお読みの方だと<br />//「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=mIqLF3KfIJs" target="_blank">恋?で愛?で暴君です!</a>」(作曲:田中秀和)と一緒の響きがする!と<br />// 気づかれたかもしれません。 トライトーンと半音で出来た旋律ですね。<br />// 参考記事:<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2017/04/8.html" target="_blank">休日に聴くポップ・ミュージック8</a><br />// こういう類似に気づくと楽しいですよね。<br /></span></p><p>*</p><p>サビ1:09-で2回目に出てくるドレミファソラシドは、<br />ベースが入ったことで反行が際立ち、めちゃ格好いいです。<br /><br />サビ終盤1:27-の3回目のドレミファソラシドは<br />「あなたは知らないのー」ピアノだけで切なげでステキ。<br />凝った構成ですね。</p><p>曲の最後3:27-にも、ドレミファソラシドにリハーモナイズが施されて<br />「Hello, goodbye 3時のバスにー」 が優しく響きます。綺麗ですね。</p><p>以下、続きます。<br />↓</p><span><a name='more'></a></span><p>ちょっと余談です。<br /><br />幕須介人さんのお名前を初めて見たのは、<br />アーティスト・杏沙子さんの1stアルバム「フェルマータ」でした。<br />「着ぐるみ」「ユニセックス」の作曲に、常人でないポップセンスを<br />感じたのですが、匿名作家さんのため活動の全貌がわからず。</p><p>最近になって幕須介人さんの<a href="https://www.maxkuyt.com/" target="_blank">公式webサイト</a>ができ、提供曲の詳細や、<br />「ミシェルメルモ」というご自身のバンド活動を<br />2020年9月に再始動されたことを知りました。嬉しいー。<br />(バンドの時の名義は「メイソン=ハウス」さん)<br />ミシェルメルモ、作詞作曲はもちろんのこと、<br />歌も演奏技術も素晴らしく、めちゃめちゃ応援したいです。</p><p>そのほか<br />アーティストKacoさんの近作がすべて幕須さんの編曲だと知り<br />いまさら驚愕しています。どおりで……。<br />ベイブも、ミーナの水槽も、おばけのはなしも、書きかけのファンタジーも、<br />好きな曲は全部幕須さんのお仕事だったのですね。</p><p><br /></p><p>■2. ミシェルメルモ - 未来マリーの憂鬱<br />(作詞:光物三昧、作曲:メイソン=ハウス)<br /></p><p><iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/gGBYr7Dl074" width="560"></iframe><br /></p><p><br /></p>めっちゃいい曲で惚れ惚れしてしまいます。ノリノリな曲。<div>椎名林檎さんお好きな方にもおすすめです。</div><div><br />どの曲聴いても作曲技術・編曲技術の底が見えないです。<br />キーボード演奏されているのがメイソンさん(幕須さん)ですね!<br /><br />0:36- 男性ボーカルのユニゾン、ツボです。<br />0:51- サビが最高ですねー。ブラジルなリズムで一気に盛り上がります。</div><div>サビの終わり、1:13- のコードの変化(VI△)から、<br />ボーカルの最高音を経て見事に駆け抜けます。惚れ惚れ。</div><div>「○○」とか「××」という歌詞のキメも曲調にピッタリですね。<br /><br />3:02- 最後にトロンボーンソロ! かっこいい。<div>3:33- 立ち上がって拍手したくなる、見事なアウトロですね。</div><div><br /></div><div>こんなに自分の好きな要素が全部盛りな楽曲には<br />めったに出会えないです。<br />トヨシマモモエさんのボーカルも好き。<br /><p><br /></p><p>■3. ミシェルメルモ - Lady bug<br />作詞:かに本パンダ 作曲:メイソン=ハウス</p><p><iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/F2E0z2pJ4oc" width="560"></iframe><br /></p><p><br /></p>大人っぽいアレンジに、リズムの変化が素晴らしい楽曲。</div><div>なんでこんなに和音組むの上手いのでしょう。。惚れ惚れ。<br />冨田ラボお好きな人にもおすすめです。<br /><br /></div><div>1:03- 大胆に部分転調を織り込んだサビ。</div><div>調性があいまいで複雑のため、あきらめて下記のようにとりました。</div><div>(僕の耳では無理でした)</div><div><br /></div><div>1:03-</div><div>〽かたくむ</div><div>す んでし ばりつ け て も <br /> E△9 D#m7 G#aug7 C#m7 </div><div>[E: I△9 VIIm7 III7 VIm7] </div><div><br /></div><div> ひもとい て のこ</div><div> C△9 F69 </div><div>[C: I△7 IV69 ] </div><div><br /></div><div> るのは ひもだけ だ</div><div> F#m7b5 B7 D/E A6 Aaug </div><div>[G: #VIIm7b5 III7 V/VI II6 IIaug ]</div><div><br /></div><div> たんじゅ ん には させない </div><div> C/D <span style="color: red;">Caug/D</span> A/B G/A </div><div>[C: I/II <span style="color: red;">Iaug/II</span> VI/VII V/VI ]</div><div><br /></div><div>ここからさらに難しいので、ここまでです……。</div><div>赤字部分にaugオンコードをつかったクリシェがありますが、</div><div>Caug/Dにメロディ(G)の音を含めて</div><div><span style="color: red;">Ab aug△7 / D</span> という強烈な響きとなっています。</div><div>aug音程の広がりに、AbとGのぶつかりが格好いいですねー。</div><div>(Fメロディックマイナースケール上で成立しています)</div><div><br /></div><div>サビ後のアルトサックス、トロンボーンソロを経て、</div><div>16ビートのリズムが</div><div>2:01- シャッフルビートへ変化します。心が躍りますね。</div><div><div>2:39- 2拍3連符のフレーズを見事に使って、</div><div>シャッフルから6/8拍子へスムーズに移行します。めちゃ美しい!<br />ポリリズムな感じもとても好き。<br /><br /></div><div>3:02- ブレイクを挟んで、冒頭の16ビートが回帰します。</div><div>エンディングまで綺麗。<br /><br /><br /><span style="color: #2b00fe;">(201218 「眠る魚」を追記しました)</span><br />■4. ミシェルメルモ - 眠る魚</div><div>作詞:かに本パンダ 作曲:メイソン=ハウス</div><div><br /><iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/yLOhONcvWfA" width="560"></iframe></div><div><br /></div>わーめっちゃいい! 感動しました。</div><div>なんでこんなポップスかけるんでしょう。</div><div>冒頭から、2拍3連のポリリズムのフレーズがステキ。</div><div>一気に引き込まれました。</div><div><br /></div><div>全編通してマイナー調を基調としつつ、</div><div>要所要所のメジャー転調が輝いて聞こえますね。</div><div>明暗を行き来する感じが、ジャケット絵とも合っててカッコイイです。</div><div><br /></div><div>これだけコードワークを振り回しても、</div><div>力強いサビメロを載せられるのがメイソン=ハウスさんの魅力ですね。</div><div>改めて惚れ惚れします。</div><div>School Food Punishmentとかお好きな方にも刺さりそうな気がしました。</div><div><br /></div><div>3:37- アウトロで、冒頭のフレーズが回帰するのも素敵です。</div><div><div><br /></div><div><br /></div><div>*</div><div><div><p>ミシェルメルモ、めちゃめちゃ良いですね!<br />これから広く広く聴かれていくことと思います。<br />今後の活躍がとてもとても楽しみなバンドです。</p><p><br /></p><p>**</p><p>ここからは、幕須介人さんの楽曲提供・アレンジのお仕事もご紹介します。<br />僕が特に大好きなもの。</p><p>サブスクをやっておられる方向けに<br />幕須介人さんの作品プレイリストを作っていますので、<br />ぜひ聴きながら読んでみてください。<br />(作曲/編曲の担当はまちまちですので、調べてみてください)<br />(いつか公式のプレイリストが出来たら消します)<br /><br /><a href="spotify:playlist:7BMs6nvL2CYgFHerelxnQJ" target="_blank">Spotifyリンク</a></p><p><iframe allow="encrypted-media" allowtransparency="true" frameborder="0" height="380" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/7BMs6nvL2CYgFHerelxnQJ" width="300"></iframe><br /></p><p><br /><a href="https://music.apple.com/jp/playlist/%E5%B9%95%E9%A0%88%E4%BB%8B%E4%BA%BA%E3%81%95%E3%82%93%E4%BD%9C%E6%9B%B2-%E7%B7%A8%E6%9B%B2%E9%9B%86/pl.u-ZmblxojSZVk0PP" target="_blank">Apple Musicリンク</a></p><p><iframe allow="autoplay *; encrypted-media *; fullscreen *" frameborder="0" height="450" sandbox="allow-forms allow-popups allow-same-origin allow-scripts allow-storage-access-by-user-activation allow-top-navigation-by-user-activation" src="https://embed.music.apple.com/jp/playlist/%E5%B9%95%E9%A0%88%E4%BB%8B%E4%BA%BA%E3%81%95%E3%82%93%E4%BD%9C%E6%9B%B2-%E7%B7%A8%E6%9B%B2%E9%9B%86-%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%A2/pl.u-ZmblxojSZVk0PP" style="background: transparent; max-width: 660px; overflow: hidden; width: 100%;"></iframe><br /></p><p>*</p><p>■5. 杏沙子 - 変身<br />(作詞作曲:杏沙子、編曲:幕須介人)</p><p>この曲キュートで大好きです。作詞作曲は杏沙子さん。<br />杏沙子さんとのペアで素晴らしい曲を沢山生み出されていますね。<br />ヒーロー・ヒロインへの憧憬がつまった歌詞も素敵です。<br /><br />MONACA神前暁さんとか田中秀和さんを思わせるような<br />巧みで楽しいアレンジに圧倒されます。<br />曲のテーマ通り、0:54-サビでアレンジが「変身」するところは<br />小粋で楽しいですよね。急にスカになります。</p><p>ぜひ聴いていただきたいのが、<br />2番(1:30-)以降のアレンジ。素晴らしくて素晴らしくて、、、<br />何度も何度も聴きました。<br />ポップスアレンジの最良のお手本だと思います。<br /><br />1:30- 「変身」を想起させるホールトーンから、<br />1:45- や2:00-の美しいコーラス。<br />特に2:53- からの曲想が、あまりにも見事で脱帽しました。</p><p><br /></p><p>■6. 杏沙子 - 交点</p><p>(作詞作曲編曲:幕須介人)<br />幕須介人さんの作詞作曲編曲。<br />バンドでは先に紹介したような複雑かわいい曲も書かれつつ、<br />提供曲ではJPOPの神髄がギュッと詰まったような作品を書かれます。<br />この曲は、「JPOPといえばストリングス!」を体現した楽曲。<br /><br />この曲もとにかくアレンジが素晴らしくて素晴らしくて。<br />Aメロの ベース・ギターのオクターブもおしゃれだし、<br />挿入されるストリングスはどのフレーズもきれい。<br /><br />1:43- サビで高らかに杏沙子さんが歌い上げ、<br />I - VIIm7 -III7 - VIm にストリングスを重ねていくのは<br />これぞポップス!という感じで聴いてて気持ちいいです。<br /></p><p>MONACAサウンドのような王道感にグッときます。<br />王道をおさえつつも、コードのちょっとした選択の妙もあって、<br />素晴らしい手腕だと思います。<br /></p><p><br /></p><p>■7. 電影と少年CQ - Bubble Ballet<br /><br />ガラッと曲調が変わります。<br />男女ボーカルに、アコーディオンに、揺れるピッチに、<br />ドラムの打ち込み感に、ノイズ交じりのローファイな音作り。<br />きっとこの曲の雰囲気が大好き!な方がおられると思うので、<br />ぜひ聴いてみてください。<br />壊れてしまいそうな世界観がステキです。<br /><br />1:25- サビは、男女ユニゾンも相まって、<br />Lampを思わせるような夢見心地なサウンドですね。うっとりします。<br />繰り返す転調に心が運ばれていきます。</p><p>2:14- レトロ!<br /><br />3:54- このピッチの揺らぎはどこか懐かしくてほろりと来ます。<br />凄いお仕事。<br /><br />*</p><p>幕須介人さんって、作曲編曲おばけですよね。。底が知れません。<br />今後もずっと応援してまいりたいと思います。</p><p><br /></p><p>***</p><p>参考URL</p><p>・幕須介人 Official Website<br /> <a href="https://www.maxkuyt.com/" target="_blank">https://www.maxkuyt.com/</a></p><p>・MichelMelmo(ミシェルメルモ)<br /> <a href="https://www.michelmelmo.com/" target="_blank">https://www.michelmelmo.com/</a></p><p>***</p><p><br /></p></div></div></div></div>kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-60009962408166340732020-07-12T00:07:00.001+09:002020-07-17T16:23:04.311+09:00優しくて感傷的な日本のポップス25曲【サブスクプレイリスト】(20/07/12)こんにちは。<br />
今回は「優しくて感傷的な日本のポップス25曲」を紹介します。<br />
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<br />
スローテンポで、響きのきれいな曲を選曲しました。<br />
ゆっくり聴いていると胸に沁み込む感じがします。<br />
日常のBGMとして、流しっぱなしにするのもおすすめです。<br />
<br /></div>
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<span style="font-size: large;">■09 優しくて感傷的な日本のポップス25曲</span><br />
■Spotify<br />
<iframe allow="encrypted-media" allowtransparency="true" frameborder="0" height="380" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/79qigrMPThN6V5vQeFIy0m" width="300"></iframe><br />
<br />
■Apple Music<br />
<iframe allow="autoplay *; encrypted-media *;" frameborder="0" height="450" sandbox="allow-forms allow-popups allow-same-origin allow-scripts allow-storage-access-by-user-activation allow-top-navigation-by-user-activation" src="https://embed.music.apple.com/jp/playlist/09-%E5%84%AA%E3%81%97%E3%81%8F%E3%81%A6%E6%84%9F%E5%82%B7%E7%9A%84%E3%81%AA%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B925%E6%9B%B2/pl.u-LdbqevqT520xmm" style="background: transparent; max-width: 660px; overflow: hidden; width: 100%;"></iframe></div>
<div>
以下、簡単な紹介です。(曲タイトルからYouTubeなどに飛びます)<br />
続きます<br />
↓<br />
<a name='more'></a><br />
1. Gen Peridots Quartet「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=tcx5_gmn624" target="_blank">if</a>」<br />
(作曲:タカハシコウキ)</div>
<div>
すてきな和声。アレンジはpiano河野圭さん。<br />
歌、バイオリン、チェロ、ピアノの四重奏です。<br />
タカハシコウキさん、弦と相性の良い歌声で、惚れ惚れしてしまいます。<br />
要所要所で差し込まれる、ディミニッシュコードの響きが格別きれいです。<br />
0:50- それはきみー(#IVdim7)<br />
<br />
<br /></div>
<div>
2. 大橋トリオ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=NyJaG0b9pF0" target="_blank">Lady (2020)</a>」<br />
(作曲:大橋トリオ)</div>
<div>
穏やかで、とても好きな曲。普遍性に手が届いている感じがします。<br />
きっと数十年後に聴いても同じように綺麗です。<br />
凝った和音付けのなかでも、歌メロは素直に伸びやかに響きます。<br />
4:50- 声が裏返る感じが好き。ラストサビのリハーモナイズも好き。<br />
今回のプレイリストは、この曲の雰囲気を軸に選曲してみました。<br />
<br />
<br />
3. CONNECTION BLUE 「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=eqfcrXY8OMM" target="_blank">手紙 feat. Cana sotte bosse</a>」<br />
(作曲:bashiry)</div>
<div>
カワイヒデヒロさん(fox capture plan)・bashiryさん(bohemianvoodoo)の<br />
コンビによる佳曲。ポリリズムのある6/8拍子がたまらなく好き。<br />
ボーカルはi-depやsotte bosseのCanaさん。<br />
彼女の過去作と比べても、最良の歌唱だと思いました。<br />
4:06- よーぞーらーをーかーけーめーぐーるー が大好き。<br />
<br />
<br /></div>
<div>
4. 浦上想起「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=ijfEpWQEe6o" target="_blank">新映画天国</a>」<br />
(作曲:浦上想起)<br />
こんないい曲あるかな、、、浦上想起さんのコーラスに包まれます。<br />
様々な楽器がいろんな方向を向いているように見えて、<br />
ちゃんと統一感ある世界を構成しているのが凄いですよね。<br />
強烈なノスタルジーを感じるのは、ピッチの細かい変化のせいでしょうか。<br />
普段見えていない、12音音階からこぼれた世界の広さを教えてくれます。<br />
<br />
<br /></div>
<div>
5. Lamp「儚き春の一幕」<br />
(作曲:染谷大陽)<br />
Aメロ、Bメロ、Cメロ、Dメロ、Eメロ、Fメロ……という感じで、<br />
繰り返しが全くない不思議な楽曲です。どのメロディも好き。<br />
のんびりほわほわした雰囲気だけれど、中身はアイデアに満ち満ちています。</div>
<div>
永井さん・榊原さんの歌唱を良く聴くと、0:28-オクターブユニゾンだけでなく<br />
2:46-や4:00-のような同音高のユニゾンもあって、細かい変化が楽しいですね。<br />
<br />
<br />
6. 集団行動「モンド」<br />
(作曲:真部脩一)</div>
<div>
ピアノアレンジはルルルルズの奥野大樹さん。<br />
ラヴェルみたいで、怪しげで細かい和音使いが綺麗です。<br />
柔らかいピアノの音色に、<br />
齋藤里菜さん・真部脩一さんの、低体温な歌唱がぴったり合ってますね。</div>
<div>
いつも以上に静かで、訥々とした真部メロディが好き。<br />
<br />
<br />
7. 北園みなみ「冬を数えて」<br />
(作曲:北園みなみ)<br />
大沢建太郎さん(北園みなみ名義)の名曲。好きなので再掲。<br />
一音だけのイントロから、不思議と雪の気配がします。<br />
ゲストミュージシャンの皆さんの演奏もステキで、<br />
特に石若駿さんのドラムが格別素晴らしいですね。<br />
0:50-ゆるっとしたテンポチェンジに惚れてしまいます。</div>
<div>
<br />
<br />
8. 中山うり「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=wVcz7eL7x9E" target="_blank">同じ夢</a>」<br />
(作曲:中山うり)<br />
<div>
中山うりさんの温かいアレンジ、メロディセンスが詰まった楽曲。<br />
ペンタトニックを主軸にしつつ、サビは半音の変化で切なげに響きます。</div>
<div>
サビのディミニッシュコードは甘くて綺麗ですね。<br />
1:32- (bIIIdim7) 時のない世界へー<br />
新しいアルバム「11」もめちゃ良いので、少しずつ聴いています。<br />
<br />
<br />
9. 堀込高樹「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=PK-YTu17v-o" target="_blank">歌わない人</a>」<br />
(作曲:堀込高樹)<br />
独特で優しいまなざしの歌詞が耳に入ってきます。<br />
「ただいま」「いただきます」のさらっと自然な歌唱が好き。<br />
1:25-からベース・ドラムが加わる展開も嬉しいです。<br />
最後に、2:20-からコントラバスが長音を弾くのもいいですね。温かいです。<br />
ひとりでいるときに、この曲をたまに口ずさみます。<br />
<br />
<br />
10. 安藤裕子「至らぬ人々」<br />
(作曲:安藤裕子)<br />
編曲、サウンドプロデュースは松本淳一さん。<br />
丁寧なストリングスアレンジがとても好き。和音に溺れます。<br />
テーマは小さく寂しげだけれど、サウンドは大きく煌びやかになっていて、<br />
より切々と訴える感じが出ていますね。バランスが素敵です。<br />
1:00 クラシカルなサビ。メロディの跳躍が好き。<br />
<br /></div>
<div>
<br />
11. ayU tokiO「あひる」<br />
(作曲:猪爪東風)<br />
0:38- サビのメロディが美しいです。とても凝った作りになっていて、<br />
0:38①、0:53②、1:05③ の3種のメロディが展開されて綺麗です。<br />
後半のサビでは、<br />
2:19①、2:33②、2:45③、2:55②、3:08③ の 5連続になります。<br />
独特な世界観があって、不思議と猪爪さんの曲ってわかりますよね。<br />
<br /></div>
<div>
<br />
12. Laura day romance「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=CwoQtsEo8xw" target="_blank">ランドリー</a>」<br />
(作曲:鈴木迅)<br />
静かで優しげな歌声のAメロから始まって、<br />
0:56- サビの真っすぐなペンタトニックメロディに心惹かれました。<br />
3:41- 最後のAメロは、1小節目がベースのペダルポイントに変えてあって、<br />
より切なげな響きですね。<br />
最近出た1stアルバム「farewell your town」がとてもおすすめです。<br />
Laura day romanceと集団行動って音楽性が近い気がします。好き。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
13. MONO NO AWARE「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Lbw0ZHZyJM4" target="_blank">ゴミ</a>」<br />
(作曲:玉置周啓)<br />
作詞作曲は玉置周啓さん。扱うテーマは複雑で繊細でも、<br />
独自の軽さ・良いメロディが合わさって、自然と耳にはいってきます。<br />
2:01-のポリフォニックなコーラスが綺麗です。<br />
アルバム「かげかえのないもの」を夢中になって聴いているのですが、<br />
各曲が粒だっていて、笹井宏之さんのような優しい目線を感じます。</div>
<div>
<br />
<br /></div>
<div>
14. 松たか子「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=_151FTo_gTo" target="_blank">三時の子守歌</a>」<br />
(作曲:細野晴臣)</div>
<div>
細野晴臣さんが作る、日本の素敵なポップス。<br />
ハミングが多用されて、鼻歌奏でるような優しい雰囲気です。<br />
こんな音楽に囲まれて暮らしたいです。<br />
1:12- ここのメロディが素晴らしくて素晴らしくて。</div>
<div>
ステキな「ラララ」がある曲に無意識的に惹かれてしまいます。<br />
<br />
<br />
15. 寺尾紗穂「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=w3JVxE1YcxQ" target="_blank">停電哀歌</a>」<br />
(作曲:寺尾紗穂)<br />
北杜夫さんの詩「停電哀歌」に、寺尾紗穂さんが曲を付けた作品です。<br />
冒頭、「電燈が「ふっ」と消えてよ」の瞬間に Bb△7 が凛と響きます。<br />
詩から自然に音が鳴ったようで、曲の世界に引き込まれました。<br />
「詞先」で作られた楽曲の良さはこういう細部に表れるのですね。<br />
寺尾さんの繊細な歌声は、語り部として最良のものだと思います。<br />
<br />
<br />
<div>
16. 井手健介と母船「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=e-PTvtZCflE" target="_blank">青い山賊</a>」</div>
<div>
(作曲:井手健介)<br />
印象的なコーラスに包まれて始まる、井手健介さんの楽曲。<br />
このゆっくりした雰囲気が好きです。ずっと聴いてしまいますね。<br />
アレンジも凝っていて、一つ一つの音が耳触り優しく、<br />
要所要所のフルートが綺麗ですね。<br />
違う動き方をする男女ボーカルも好き。<br />
3:03- ゆるっとテンポアップするのも不思議で気持ちいいです。</div>
</div>
<div>
<br />
<br />
17. Kitri「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=j3HAGv2rFIM" target="_blank">Lily</a>」<br />
(作曲:モナ)<br />
ピアノが格別にきれいな曲ですね。編曲はKitriのお二人に加えて、<br />
ストリングスアレンジが網守将平さんです。素晴らしいお仕事…!<br />
長調と短調を、明と暗を行き来する曲調がとても魅力的です。<br />
サビはよく聴くと3声コーラスになっていますね。好き。<br />
3:08- 間奏から最後まで、惚れ惚れしてしまうアレンジです。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
18. 折坂悠太「ざわめき」</div>
<div>
(作曲:折坂悠太)<br />
折坂悠太さんの歌声の魅力が詰まった楽曲です。この曲の歌い方好き。<br />
金管木管も織り交ぜた優しくて楽しいサウンド。<br />
この曲の歌い方いいですよね。冒頭の裏返って跳躍する感じが好き。<br />
2:34- くぐりくぐりくぐりくぐりくぐりくぐりくぐりぬーけてー <br />
細かくこぶしの入った「り」の歌い方がステキですね。<br />
<br /></div>
<div>
<br />
19. Yossy Little Noise Weaver「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=E4rdwCuJftM" target="_blank">コトバ</a>」<br />
(作曲:Yossy Little Noise Weaver)<br />
鍵盤・ボーカルのYOSSYさん、トランペット・トロンボーンのicchieさんの<br />
お2人のユニット。作曲も巧みで、落ち着いたアレンジも素敵です。<br />
1:21- ミュートトランペットの優しい響きが、曲の雰囲気に合っていますね。<br />
2:24- 「ラララ」、3:17-「パパパ」のスキャットが大好き。<br />
アルバム「Sun and Rain」は良い曲ばかりで、最近愛聴しています。</div>
<div>
(※クレジット調べられなかったので作曲者はバンド名義としました)</div>
<div>
<br />
<br />
20. ユカリサ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=jejdVSum_5M" target="_blank">飛花落葉</a>」<br />
(作曲:山崎ゆかり)<br />
ユカリサは、山崎ゆかりさん(空気公団)、中川理沙さん(ザ・なつやすみバンド)<br />
吉野友加(tico moom)のユニットです。<br />
「飛花落葉」はもともと、NegiccoのKaedeさんへの提供曲で、<br />
こちらは中川理沙さんがボーカルをとったセルフカバーになります。<br />
吉野さんのハープの音色が、より優しく柔らかい世界を形作っていますね。<br />
時々重なる、山崎さん・吉野さんのコーラスも素敵です。いい曲。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
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21. 徳永憲「爪の匂い」<br />
(作曲:徳永憲)</div>
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独特で、一度聴くと耳から離れない徳永憲さんの楽曲。<br />
0:28- のどの鳴りまでアレンジに組み込むことができるのですね。<br />
1:13- 中盤以降は、ミニマルなアレンジの変化だけで<br />
曲の最後までゆるりと進みます。不思議な世界が癖になります。<br />
徳永さんの曲タイトルっていいですよね。<br />
アルバムの収録曲名を見たときのワクワクドキドキ感があります。<br />
<br />
<div>
<br /></div>
</div>
<div>
22. CRCK/LCKS「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=kzuFbC3Mcec" target="_blank">Rise</a>」<br />
(作曲:井上銘)<br />
なんていい曲なんだろう。CRCK/LCKSはどなたの作曲も凄いです。<br />
ギター・井上銘さんの楽曲も素晴らしいですね。<br />
前半はギターだけのシンプルな構成で、美しい演奏技術にグッときます。<br />
1:32- で登場するストリングスは、最初聴いた時うるっときました……。</div>
<div>
<div>
3:02- のラストサビも、ストリングスの対旋律が綺麗で感動します。<br />
<br />
<br />
23. Nem feat. ヲタみん「スターマイン」<br />
(作曲:Nem)</div>
<div>
Nemさんのボーカロイド曲を、ヲタみんさんがカバーした楽曲。<br />
ベースの動きやドラムパターンに、冨田恵一さんの影響が感じられて好き。<br />
1:06-サビ前後の緩やかな調性の変化がおしゃれですね。<br />
この曲は、とにかく3:48- の4小節が素晴らしくて……。<br />
何度聞いても心が震えます。<br />
<br />
<br /></div>
<div>
24. キリンジ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=w05Q_aZKkFw" target="_blank">エイリアンズ</a>」<br />
(作曲:堀込泰行)</div>
<div>
堀込泰行さんの名曲です。編曲はキリンジ・冨田恵一さん。<br />
決してコードもメロディも単純ではないのですが、<br />
各要素が綺麗に融和していて、普遍的なポップスに感じられます。<br />
全編がマイナー調で統一されていて、メジャー調の主和音Iが出るのは、<br />
サビ終わりの2:13「いいかい」3:48-「いつか」の2か所。<br />
一瞬、光が差し込む感じが美しいですね。<br />
4:48- の2小節のタメ、当たり前に感じられるほど普通でステキです。<br />
<br /></div>
<div>
<br />
25. ウワノソラ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=hNxU5LFE5gY" target="_blank">鳥になったようだ</a>」<br />
(作曲:角谷博栄)</div>
<div>
こういう曲調が大好き……。テーマも好き。<br />
「翼広げ」というポップスの常套句が美しく機能していますね。<br />
部分転調を繰り返す音作りもきれいです。<br />
3:10- から最後にかけての展開にどきどきします。<br />
5:02- 婉曲表現がない、まっすぐな歌詞が突き刺さります。<br />
<br />
この曲、僕が大好きだった <a href="https://www.nicovideo.jp/watch/sm411975" target="_blank">strawberry recordの「GRETEL」</a>と<br />
サウンドや世界観が近くて、格別お気に入りになりました。<br />
心の端っこにいつも置いておきます。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
***</div>
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<br />
綺麗なプレイリストになりました。<br />
聴いてて、時々ほろりときました。いい曲ばっかりですね。<br />
<br />
<br /></div>
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過去記事:<br />
サブスク(Spotify, Apple Music)で聴けるおすすめ楽曲です。<br />
<br />
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/02/spotify100.html" target="_blank">サブスクで聴く日本のステキなポップ・ミュージック100</a><br />
<br />
■01. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/10/spotify25.html" target="_blank">普通でうつくしい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■02. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/spotify25.html" target="_blank">わちゃわちゃカワイイ日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■03. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25.html" target="_blank">男女ボーカルが素敵な日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■04. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25_25.html" target="_blank">複雑でときめく日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■05. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/01/25-200101.html" target="_blank">懐古的で美しい洋楽ポップス25曲</a><br />
<br />
■06. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/03/25200316.html" target="_blank">おしゃれで愛しい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■07. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/04/25200426.html" target="_blank">かわいくて浮遊感のある日本のポップス25曲</a></div>
</div>
</div>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
■08. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/06/25200607.html" target="_blank">たのしい電波ソング25曲</a><br />
<br />
■09. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/07/25200712.html" target="_blank">優しくて感傷的な日本のポップス25曲</a></div>
kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-21790001398824907562020-06-07T21:06:00.000+09:002020-07-12T00:09:13.883+09:00たのしい電波ソング25曲【サブスクプレイリスト】(20/06/07)こんにちは。<br />
今回は「たのしい電波ソング25曲」を紹介します。<br />
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<br /></div>
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甘々で複雑な作曲と、個性的で可愛いボーカルが癖になります。<br />
<div>
良い曲ばかりなので、こっそりお家で聴いてみてください。</div>
<div>
<br />
<span style="font-size: large;">■08 たのしい電波ソング25曲</span><br />
■Spotify<br />
<iframe allow="encrypted-media" allowtransparency="true" frameborder="0" height="380" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/2AantCSEqqKvpWhP5Er8Aj" width="300"></iframe><br />
<br />
■Apple Music<br />
<iframe allow="autoplay *; encrypted-media *;" frameborder="0" height="450" sandbox="allow-forms allow-popups allow-same-origin allow-scripts allow-storage-access-by-user-activation allow-top-navigation-by-user-activation" src="https://embed.music.apple.com/jp/playlist/08-%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%84%E9%9B%BB%E6%B3%A2%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%82%B025%E6%9B%B2/pl.u-6mo4aWLi48VBkk?app=music" style="background: transparent; max-width: 660px; overflow: hidden; width: 100%;"></iframe></div>
<div>
以下、簡単な紹介です。(曲タイトルからYouTubeなどに飛びます)<br />
続きます<br />
↓<br />
<a name='more'></a><br />
1. かめりあ feat. ななひら「<a href="https://youtu.be/DF9VTtM6dQY" target="_blank">いんふぃにてぃ・もふりてぃ!</a>」<br />
(作曲:かめりあ)</div>
<div>
かめりあさん・ななひらさん(イラストp19さん)の傑作。</div>
<div>
この曲が貼りたくなって、このプレイリストを作りました。</div>
<div>
情報量たっぷりの和声の波に溺れます。作曲うますぎて……</div>
<div>
超技巧的ですが、かめりあさんとななひらさんの腕力によって</div>
<div>
かわいいポップスに仕上がっていますね。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
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2. 日向美ビタースイーツ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=K23GEOvBIbE" target="_blank">ちくわパフェだよ☆CKP</a>」<br />
(作曲:ARM(IOSYS))<br />
お気に入りなので再掲です。めっちゃいい曲。</div>
<div>
何曲分ものアイデアを1曲に凝縮したサウンド。特濃の5分間です。</div>
<div>
こんな複雑な曲想でも可愛くまとめられるんですね。</div>
<div>
以前にサビのコード聴き取りをした記事です↓</div>
<div>
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2017/05/blog-post_15.html" target="_blank">作曲が面白いゲーム・アニメソング(ちょっぴり電波)</a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
3. Mosaic.Wav「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=T-tV1RF0Gqc" target="_blank">めがねでねっ!</a>」<br />
(作曲:柏森進)</div>
<div>
チェンバロのイントロが可愛い楽曲。上品な和声。</div>
<div>
1:20- サビのメロディが大好きです。柏森さんのメロディを聴くと、</div>
<div>
いつも自分の中に眠っていた「好き」が見つかる感じがします。</div>
<div>
どの曲も違った方法をとっているのに、ポップのど真ん中を突いているのが</div>
<div>
さすがだと思います。引き出し豊富。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
4. 乙女新党「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=bN-pXFFRlFM" target="_blank">ツチノコっていると思う...?♡</a>」<br />
(作曲:清竜人)<br />
清竜人さんは、それ好き!という曲想をいつも提示してくれます。</div>
<div>
編曲はハヤシベトモノリさん。このわちゃわちゃ具合に溺れてしまいます。</div>
<div>
清竜人さんの曲は、聴き手(あなた)が存在している感じが</div>
<div>
特徴的ですね。合いの手で呼びかけられる感じ。</div>
<div>
清竜人25みたいに、本人が曲に入っちゃうパターンも楽しいですね。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
5. Happy Clover「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」<br />
(作曲:田中秀和)<br />
変てこで楽しい田中秀和さんの傑作。</div>
<div>
以前にスケール聴き取りしてみた記事です。</div>
<div>
↓あまり正確ではないですが、雰囲気はこういう感じかと思います。<br />
■<a href="http://kaho-ss.blogspot.com/2017/11/punchmindhappiness.html" target="_blank">田中秀和「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」の楽しいスケールワーク</a></div>
<div>
2:40- のピッチが上振れしているのがとても好き。</div>
<div>
聴き手の想像を超える歌唱だと思います。</div>
<div>
<br />
<br />
6. 高宮なすの(CV:鳴海杏子)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=0bxpd_QxTYc" target="_blank">メニメニマニマニ</a>」<br />
(作曲:やしきん)</div>
<div>
やしきんさんの名曲。電波ソングはキーが高いことが多いですが、</div>
<div>
「メニメニマニマニ」はキー低いのがとても好き。</div>
<div>
やしきんさんの飄々とした歌詞と、鳴海杏子さんの飄々とした歌声が</div>
<div>
ピッタリはまってます。めちゃアホで素晴らしいです。</div>
<div>
1:12- サビ途中の転調も独特で好き。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
7. Petit Rabbit's with beans「しんがーそんぐぱやぽやメロディー」<br />
(作曲:大久保薫)<br />
大久保さんの作曲は、合いの手にメロディがついているのがいいですね。</div>
<div>
合いの手というより「オブリガート(対旋律)」という感じです。</div>
<div>
オブリガートの多用をはじめとして、</div>
<div>
歌の情報量の多さが大久保さんの魅力だとと思います。</div>
<div>
間奏の2:27~2:48以外は、最初から最後まで歌メロが途切れません。</div>
<div>
ずっと楽しい。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
8. SIRO「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=UwPA9WmL_W8" target="_blank">叩ケ 叩ケ 手ェ叩ケ</a>」<br />
(作曲:ヒゲドライバー)<br />
<div>
ヒゲドライバーさんの理解力・察し力って圧倒的と思います。</div>
<div>
こんなに熱狂的で、ファンメイド感にあふれる曲が書けるのですね。</div>
<div>
シロ語録がそのまま電波ソングに使える、という発見にしびれました。</div>
<div>
MVは、強烈な色収差が効いててトリップ感ありますね。攻め攻めです。</div>
<div>
合わせて、SIRO「繋ゲ 繋ゲ シロ電気」↓もどうぞ。</div>
<div>
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=OxR4_uHN2rY">https://www.youtube.com/watch?v=OxR4_uHN2rY</a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
9. 悠木碧「<a href="https://youtu.be/XQieWBnh0n8" target="_blank">クピドゥレビュー</a>」<br />
(作曲:zakbee)<br />
プラスアレンジも素敵なzakbeeさんの楽曲。</div>
<div>
お洒落サウンドを悠木碧さんが超ハイトーンで歌います。</div>
<div>
0:55- サビのキーが高すぎて、聴いてて爽快です。</div>
<div>
♪フラグ「た」ってもー の音高はhihiF#まで出てきます。かっこいい。</div>
<div>
特に3:20- が好き。</div>
<div>
たっぷりのディレイが掛かり、夢見心地なアレンジですね。</div>
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<br /></div>
<div>
<br />
10. やすなとソーニャ(CV:赤﨑千夏・田村睦心)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=OUmQoaZBxTc" target="_blank">キルミーのベイベー」</a><br />
(作曲:EXPO)<br />
たった二分半で聴き手を幻惑する魔法のサウンド。</div>
<div>
サビは、複雑ながらもコードが機能していて、EXPOの職人芸です。<br />
合わせて「キルミーのベイベー!(カラオケ)」も配信されているので</div>
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インスト版もぜひ聴いてみてください。</div>
<div>
パスコアールみたい(ベースがイチベレみたい)で素敵です。</div>
<div>
♪いつもオンサイト だけどスローライド のところ、</div>
<div>
半音のぶつかりを入れていたんですね。気づかなかったです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
11. 染脳ミーム「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=jkmAheFIr28" target="_blank">カルマる</a>」<br />
(作曲:マモル(nhhmbase))<br />
染脳ミーム、残念ながら解散してしまっていますが、</div>
<div>
前代未聞のおもしろカワイイ楽曲ばかりを歌う、孤高のグループです。</div>
<div>
展開はプログレッシブなのに、マモルさんのクラシカルな和声が魅力的。</div>
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「カルマる」もめちゃカッコイイ。ぜひ慣れるまで聴いてみて下さい。</div>
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複雑に転調を繰り返した後に、</div>
<div>
1:20- こんなにシンプルな終止が置かれるんですね。かっこいい……!</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
12. Wake Up, Girls!「SHIFT」<br />
(作曲:広川恵一(MONACA))<br />
この曲めちゃ好きです。</div>
<div>
独特で可愛いイントロ、どうやって発想したんでしょう。</div>
<div>
<span style="color: red;">(追記)コメントでご指摘いただきました。</span><br />
<span style="color: red;">ブラスアレンジは同じくMONACAの高橋邦幸さんなんですね。ありがとうございます。</span><br />
<span style="color: red;">めちゃめちゃ巧みで惚れ惚れしてしまいます。低音域が綺麗。</span></div>
<div>
1:08- の一拍省略して3拍子に入るのもすき。</div>
<div>
2:30- 台詞パート、シンプルな内容に対して</div>
<div>
言葉のテンションが高すぎて笑っちゃいます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
13. すーぱーそに子「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=6AZn0zm87ns" target="_blank">すぱそにっ♥ </a>」<br />
(作曲:山崎真吾)</div>
<div>
歯切れよく跳ねるリズム、跳ねる歌い方が独特で好きです。</div>
<div>
よく聴くと4つ打ちなんですね。ノリノリで楽しい。</div>
<div>
山崎さんの和声の感じがとても丁寧で好みです。<br />
1:04- サビの和音は転回形多めで綺麗。</div>
<div>
うっすら重なっているコーラスもクラシカルで美しいです。<br />
<br />
<br />
14. 芹澤優「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=N_l_CVhMX4c" target="_blank">デビきゅー</a>」<br />
(作曲:ak.homma(本間昭光))<br />
ベテランの本間さん。作曲がめちゃ上手くて感動します。</div>
<div>
細部まで手が行き届いて、おもてなしをされている気分になります。</div>
<div>
欲しいところに欲しい音符が先回りで置いてあるので嬉しい。</div>
<div>
0:56- サビ後半の変化がめちゃ素敵です。</div>
<div>
このプレイリストつくるときに、好みの曲が芹澤さん歌唱のことが多くて、</div>
<div>
迷ってこの曲にしました。ノリノリで全力な歌唱が好き。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
15. DIALOGUE+「トーク!トーク!トーク!」<br />
(作曲:田淵智也)<br />
展開・手数いっぱいで、最高のおもちゃ箱サウンドです。</div>
<div>
小さなフックが数えきれないくらい詰まっていて、3分ちょっとの曲なのに</div>
<div>
聴くたびに、こんなとこにこんな音が入ってんたんだ!と新しい発見があります。</div>
<div>
曲がぐちゃぐちゃしそうですが、キャッチーなサビが軸になっていて</div>
<div>
迷うことなく宝探しできます。田淵さんのバランスが好き。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
16. 稲葉郷(CV:古賀葵)「「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=D0QZk11XROI" target="_blank">茶房でわいわい系」おしゃべりタイム♪</a>」</div>
<div>
(作曲:安岡洋一郎)<br />
渋谷系の文法を織り込んだ、安岡さんの爽やかサウンド。</div>
<div>
素晴らしいボーカルで感動しました。にやけながら歌っている感じがとても好き。</div>
<div>
ピッチとか声の裏返りとか、楽譜にならない表現がいっぱいで楽しいです。</div>
<div>
「コントロールされていない感じ」をコントロールしているんですね。凄い。</div>
<div>
2:31- のメロディがとても好き。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
17. SPR5「気持ちはWhite Xmas」</div>
<div>
(作曲:前山田健一)<br />
前山田健一(ヒャダイン)さんの楽しいクリスマスソング。<br />
前山田さんは、マイナー調の差し込み方が絶妙に巧いですよね。</div>
<div>
0:43-とか1:03-とか、2:49-のところ。</div>
<div>
明るい曲調にマイナーの影を落とすことで、対比効果が出て</div>
<div>
曲のハイライトがより際立ちますね。</div>
<div>
1:21- もろびとこぞりての引用もカワイイ。<br />
<br />
<br />
18. かめりあ feat. ななひら「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=jFt4GIgtpBE" target="_blank">クリスマスなんて興味ないけど</a>」<br />
(作曲:かめりあ)</div>
<div>
タイトルに比して、クリスマスソングの幸せ感がいっぱいです。</div>
<div>
<div>
かめりあさん、作曲うますぎて感動します……。なんていい曲なんだろう。</div>
</div>
<div>
1:17-</div>
<div>
つまんない きもちは わかるよ</div>
<div>
<span style="color: #d52c1f;">#IVm7b5 VII7b5</span> IIIm7</div>
<div>
サビの部分転調・メロディーが素晴らしくて。惚れ惚れします。</div>
<div>
サビ終わりの(興味ない!はい!)のリズムも大好き。</div>
<div>
こんな歌が聴きたかったです。</div>
<div>
<br />
<br />
19. 妹S「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=rTZGtIoByTg" target="_blank">うまるん体操</a>」<br />
(作曲:ヒゲドライバー)<br />
左右のパンを使ったイントロで、つかみバッチリです。楽しい。</div>
<div>
サビ前のダラダラダラダラ……の小休止のおかげで、</div>
<div>
サビのスタンダードなカノン進行が晴れやかでまぶしく聴こえますね。</div>
<div>
下ハモリの音程が時々4度・5度になるところが好き。</div>
<div>
<a href="https://www.uta-net.com/song/239507/">歌詞</a>ののんびり感も好き。</div>
<div>
プレイリスト作ってて実感しましたが、ヒゲドライバーさんの安心感凄いです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
20. 上坂すみれ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=2TKRRs9tjuI">七つの海よりキミの海</a>」<br />
(作曲:神前暁(MONACA))</div>
<div>
長すぎるベースソロのイントロに、<br />
0:45- リディアンスケール(ドレミ <span style="color: #d52c1f;">ファ#</span> ソラシド)のフワフワ感。</div>
<div>
デスボイスもあるしロシア民謡もあるし、訳わからない曲なんですが、</div>
<div>
神前さんの手にかかると、王道ソングとして成立します。凄い。</div>
<div>
卓越した普通力です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
21. 鈴原るる、でびでびでびる「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=kyxSZovr9fY" target="_blank">圧 倒 的 存 在 感</a>」<br />
(作曲:ARM(IOSYS))<br />
でびるるが好きなので、ARMさんが作曲担当なのがめちゃ嬉しいです。</div>
<div>
めっちゃ変てこな曲だけど、歌ってる方も変てこなのでピッタリ。</div>
<div>
展開たっぷりサービス過多で、聴いてて楽しいです。</div>
<div>
2:19- ダブステップの声真似がめちゃカワイイ。延々と聴けます。</div>
<div>
このアルバム、作曲陣が素敵ですねー。素晴らしい企画力と思いました。</div>
<div>
<br />
<div>
<br />
22. でんぱ組.inc「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=OyVLz2_rKU4" target="_blank">でんぱれーどJAPAN</a>」<br />
(作曲:玉屋2060%)</div>
<div>
この曲いいですねー。玉屋2060%さんの名曲。</div>
<div>
テンションだけじゃなく、いい意味で気合が抜けたところもあって大好き。</div>
<div>
高速なサビがカッコイイですね。</div>
<div>
BPM:194に乗って、16分音符の譜割りを歌えるのって凄いです。</div>
<div>
シンプルなコードの中でも、</div>
<div>
0:58- ♪いっしょに シアワセ(#IVm7b5) が機能していて気持ちいいです。<br />
<br />
<br />
23. Mosaic.Wav「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=xaTQz0uJlA4" target="_blank">ハイコンテクスト・マニアックワールド</a>」<br />
(作曲:柏森進)</div>
<div>
1:27- ポップで素敵な歌メロ。Mosaic.Wav大好きです。</div>
<div>
柏森さんの楽曲は、明確なテーマ設定も魅力です。</div>
<div>
電波ソング自体は日本のハイコンテクストな文化ですが、</div>
<div>
そのなかでもMosaic.wavは、柏森さんの作詞能力で</div>
<div>
出来るだけローコンテクストに、伝わるように工夫されていると思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
24. 転校少女*「ときめけ☆アフタースクール」<br />
(作曲:村山☆潤)</div>
<div>
村山☆潤さんのゆるっとカワイイ楽曲。</div>
<div>
美しいペンタトニックスケールを基調に、要所で外したメロディが</div>
<div>
めちゃめちゃ好きです。</div>
<div>
1:10- key E</div>
<div>
じんせいうらな う こ く は <span style="color: #d52c1f;">くー</span></div>
<div>
ソーラードレド <span style="color: #d52c1f;"> ド# </span>ミ ソ ラ <span style="color: #d52c1f;"> ド#</span></div>
<div>
I <span style="color: #3367d6;">#Idim7</span></div>
<div>
Iメジャーペンタ<span style="color: #3367d6;"> VI HMP5B </span></div>
<div>
(#Idim7はVI7b9の根音省略)</div>
<div>
dimの切なさに、赤字の<span style="color: #d52c1f;">ド#</span>の音がバッチリ効いてます。好き。</div>
<div>
ド#を使うために、#Idim7の入りを半拍早めているんですね。見事です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
25. クリティクリスタ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=73EMKmly4bk" target="_blank">放て!どどどーん!</a>」</div>
<div>
(作曲:くろかわまさきち)</div>
<div>
くろかわまさきち(黒魔)さんの楽曲。工夫がいっぱいで楽しいです。</div>
<div>
よく使われる I → Iaug → VIm/I の定番クリシェを、</div>
<div>
1:13- サビ</div>
<div>
I → Iaug/bVII → VIm としてベースの下降と絡めたのですね。</div>
<div>
めちゃ美しいです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
アウトロがとても素敵なので、プレイリストのトリにしました。</div>
<div>
4:31- このアルペジオには不意を突かれました……</div>
<div>
値千金の効果があると思います。不思議な感動。 </div>
<div>
<br />
<br /></div>
<div>
***<br />
<br />
作詞も、作曲も、編曲も、歌唱も、</div>
<div>
新しいアイデア(=大喜利力)に満ちていて、聴いてて楽しいですね。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
過去記事:<br />
<br />
サブスク(Spotify, Apple Music)で聴けるおすすめ楽曲です。<br />
少しずつ増えてきました。<br />
<br />
<div>
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/02/spotify100.html" target="_blank">サブスクで聴く日本のステキなポップ・ミュージック100</a><br />
<br />
■01. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/10/spotify25.html" target="_blank">普通でうつくしい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■02. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/spotify25.html" target="_blank">わちゃわちゃカワイイ日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■03. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25.html" target="_blank">男女ボーカルが素敵な日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■04. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25_25.html" target="_blank">複雑でときめく日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■05. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/01/25-200101.html" target="_blank">懐古的で美しい洋楽ポップス25曲</a><br />
<br />
■06. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/03/25200316.html" target="_blank">おしゃれで愛しい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■07. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/04/25200426.html" target="_blank">かわいくて浮遊感のある日本のポップス25曲</a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
■08. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/06/25200607.html" target="_blank">たのしい電波ソング25曲</a><br />
<br />
■09. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/07/25200712.html" target="_blank">優しくて感傷的な日本のポップス25曲</a></div>
</div>
</div>
</div>
</div>
kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com4tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-48356149116704845762020-04-26T21:56:00.000+09:002020-06-07T21:09:27.056+09:00かわいくて浮遊感のある日本のポップス25曲【サブスクプレイリスト】(20/04/26)こんにちは。<br />
今回は「かわいくて浮遊感のある日本のポップス」を紹介します。<br />
<br />
繰り返す転調や、特殊なスケール、柔らかいアレンジや歌声など、<br />
共通した雰囲気の楽曲を選びました。<br />
ぜひ聴いてみてください。<br />
<br />
<span style="font-size: large;">■かわいくて浮遊感のある日本のポップス25曲</span><br />
■Spotify<br />
<iframe allow="encrypted-media" allowtransparency="true" frameborder="0" height="380" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/2AtWzo9ypwgi12LUVQJbT6" width="300"></iframe><br />
<br />
■Apple Music<br />
<iframe allow="autoplay *; encrypted-media *;" frameborder="0" height="450" sandbox="allow-forms allow-popups allow-same-origin allow-scripts allow-storage-access-by-user-activation allow-top-navigation-by-user-activation" src="https://embed.music.apple.com/jp/playlist/%E3%81%8B%E3%82%8F%E3%81%84%E3%81%8F%E3%81%A6%E6%B5%AE%E9%81%8A%E6%84%9F%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B925%E6%9B%B2/pl.u-BNA6YjJTYea1XX?app=music" style="background: transparent; max-width: 660px; overflow: hidden; width: 100%;"></iframe><br />
以下、簡単な紹介です。(曲タイトルからYouTubeなどに飛びます)<br />
続きます<br />
↓<br />
<a name='more'></a><br />
1. 上田麗奈「ワタシ*ドリ」<br />
(作曲:田中秀和)<br />
上田麗奈さんのアルバムがサブスク配信始まりました。嬉しい。<br />
ワタシ*ドリは、不思議な魅力のある楽曲で特にお気に入りです。<br />
以前に聴きとり記事を書いたので、こちらもどうぞ。<br />
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/01/8bit.html" target="_blank">上田麗奈「ワタシ*ドリ」(作曲:田中秀和) を聴いてみよう ※8bitカバー音源つき</a><br />
<br />
上田麗奈さん新アルバムに収録されている<br />
「Walk on your side」も良くて良くて。。ずっと聴いています。<br />
<br />
<br />
2. TWEEDEES「未来のゆくえ」<br />
(作曲:沖井礼二)<br />
沖井さんの和音が炸裂する、爽快な楽曲です。<br />
駆け回るベースラインがステキですね。歌とベースの二重奏の感じ。<br />
TWEEDEESの楽曲の中でも特にフワッとします。<br />
1:26- 「みーらいーのゆーくえー↓えー」<br />
の転調が何度聞いても気持ちいいですね。癖になります。<br />
<br />
<br />
3. トナリノサティ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=g_yhaID-cIY" target="_blank">アドニスモルフォの庭</a>」<br />
(作曲:荒井亮介)<br />
フルート奏者の荒井さんが作る、フルート大活躍のおしゃれな楽曲です。<br />
紹介記事を書きましたので、こちらも併せてどうぞ。<br />
■<a href="http://kaho-ss.blogspot.com/2020/03/blog-post_22.html" target="_blank">トナリノサティの可愛くて複雑なポップスを聴こう『空想集Ⅰ』</a><br />
<br />
いまトナリノサティのSpotifyページ拝見したら、<br />
「ファンのお気に入り(=似たアーティスト)」欄がいい感じに<br />
表示されるようになってました。<br />
ファン層がつながるといいですね。<br />
<br />
<br />
4. 黒崎真音「K・O・N♡」<br />
(作曲:井内舞子)<br />
I'veサウンドでも有名な井内舞子さん。めちゃいい曲です。<br />
0:48- サビの甘いアレンジ、メロディー、コーラスが最高に好き。<br />
とても複雑な作曲だと思うのですが、<br />
聴感上はさらりと自然で可愛いです。聴いてて気持ちいい。<br />
どれだけ音楽を極めたら、こんなにさりげなく出来るんでしょうか。<br />
<br />
<br />
5. 南波志帆「テリトリー」<br />
(作曲:鈴木一弘)<br />
Concertの鈴木一弘さん。凝ってて疾走感ある楽曲です。<br />
この12拍の分割をつかったリズムが好きで好きで。出会えて嬉しいです。<br />
0:00- は、4拍ずつの3拍子。<br />
|○ ○ ○ ○|○ ○ ○ ○|○ ○ ○ ○|<br />
0:29- は、3拍ずつの4拍子。<br />
|○ ○ ○|○ ○ ○|○ ○ ○|○ ○ ○|<br />
<br />
12拍は一緒で、区切り方を変えているんですね。<br />
前に、同様のリズムについてちょっと紹介しました。<br />
<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2014/10/blog-post_18.html#more">https://kaho-ss.blogspot.com/2014/10/blog-post_18.html#more</a><br />
「ねこくじら」の1:00-にも、一緒のリズム構造があります。<br />
<br />
<br />
6. Lamp「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=nSU8KVhyKxo" target="_blank">ムード・ロマンティカ</a>」<br />
(作曲:染谷大陽)<br />
染谷さんのポップセンスがたくさん詰まった楽曲。<br />
ブラジルのリズム、聴いててからだ揺れます。楽しい。<br />
Lampは和声ももちろん、リズム感やグルーブ感も格別ステキですね。<br />
ラスト2:27-からの展開が好き。気だるげな音作りが可愛いです。<br />
<br />
別バージョンの「ムード・ロマンティカNo.2」もサブスクで聴けますので<br />
あわせて聴いてみて下さい。こちらは落ち着いた雰囲気。<br />
<br />
<br />
7. アインシュタインズ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=eKbkFqio7EY" target="_blank">オセロ</a>」<br />
(作曲:アルベルト志村)<br />
この曲いいですねー。切なげで可愛いです。<br />
もともとは相対性理論のフォロワー的に始まったプロジェクトかと思いますが、<br />
今や、アルベルト志村さん独自の文法がめちゃカッコイイです。<br />
不思議で甘いコードワーク・転調が綺麗です。うっとり。<br />
<br />
アルベルト志村さんの別プロジェクト「and FRANNY」も<br />
めっちゃ素敵です↓ あわせてお薦めします。<br />
<a href="https://soundcloud.com/and_franny" target="_blank">https://soundcloud.com/and_franny</a><br />
<br />
<br />
8. 婦人倶楽部「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=9RU9h8rr4KE" target="_blank">わたしお嫁に行くわ</a>」<br />
(作曲:佐藤望)<br />
婦人倶楽部がサブスク配信されました。無いと思っていたので嬉しい!<br />
佐藤望さんのおしゃれで可愛い作曲です。<br />
編曲は大沢建太郎さん(北園みなみ名義)。<br />
誇張なしで、開始5秒で誰の編曲かわかりますね。圧倒されます。<br />
4:18-からが天才的ですね……。笑い声とは。<br />
<br />
いま聞くと、佐藤さん+大沢さんでやっぱりOrangeadeの音がしますね。<br />
Orangeadeは解散ですが、今後もコラボの形で聴けると嬉しいです。<br />
<br />
<br />
9. 坂本真綾「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=1r3-z5XpTuE" target="_blank">キミドリ</a>」<br />
(作曲:菅野よう子)<br />
不思議で洗練されたコードワークがたまらないです。<br />
1:13-のコードを改めて聴いてみると、<br />
IV△7 → <span style="color: red;">#IVm7 → VII7</span> → I7 → IV△7<br />
<br />
赤字部分は、<br />
「 Vm7→I7 や IVm7→ bVII7 の半ずれ調・半ずれコード」<br />
と解釈するのがシンプルかなと思います。(使いこなせないですが……)<br />
(半ずれ調:ある特定のコードXを、<br />
さも代理コードのように、上下1音づつ半音ずれたコードで代用可能)<br />
■参考記事(コメント欄を参照)<br />
・<a href="http://kaho-ss.blogspot.com/2017/05/blog-post_15.html" target="_blank">作曲が面白いゲーム・アニメソング(ちょっぴり電波)</a><br />
・<a href="http://kaho-ss.blogspot.com/2016/04/chocolate-insomnia.html" target="_blank">神前暁「chocolate insomnia」でコードの転回形を覚えよう</a><br />
<br />
<br />
10. やなぎなぎ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=qGBs8h0cohk" target="_blank">時間は窓の向こう側</a>」<br />
(作曲:bermei.inazawa)<br />
ストリングスアレンジが綺麗な、bermei.inazawaさんの楽曲。<br />
ぜひ通しで聴いてみてください。<br />
1:41- 2番のアレンジの変化、リハーモナイズが超かっこいいですね。<br />
2:50- 転調の繰り返し。浮遊感ありますね。<br />
3:18- ここから1分間、コードの動きを最小限に抑えて、<br />
4:13- ラストサビで元の進行に戻る瞬間がカッコいいです。<br />
<br />
<br />
11. nuance「cosmo」<br />
(作曲:佐藤嘉風)<br />
佐藤嘉風さんメソッドが詰まった楽曲。カッコよくてツボです。<br />
実はAメロとサビが全く一緒のコードワークなんですが、<br />
メロディやコーラスの変化でしっかりサビが粒だっていますね。<br />
独自の方法でキャッチーに作りこむのは凄いです。<br />
3:21- ここの溜めが好き。<br />
アイドルグループだと、ヌュアンスが一番新曲楽しみにしてます。<br />
<br />
<br />
12. avandoned「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=7yy593BLDdI" target="_blank">マーガレット</a>」<br />
(作曲:つるうちはな)<br />
avandoned解散してしまいましたが、、ずっと聴きます。<br />
ところどころの、半音でぶつかる危うい和音が美しくて<br />
何度聞いても心が震えます。いい曲ですね。<br />
4:21- この曲の落ちサビ大好きです。<br />
4:19- 最後の和声の変化、大胆だけど響きは繊細で、素晴らしいですね。<br />
<br />
<br />
13. イヤホンズ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=JrJ7mYTp70g" target="_blank">チュラタ チュラハ</a>」<br />
(作曲:月蝕會議)<br />
ジャズアレンジがお洒落でかわいい楽曲。月蝕會議さん。<br />
0:42 ツーファイブの連続で転調します。ふわふわ。<br />
1:28- 2番はジャズアレンジがすてき。<br />
1:44- 完全に演奏が止まって、深いリバーブがかかります。<br />
夢を見ているような。ここ大好きです。<br />
<br />
<br />
14. 中島愛「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=xvS4LYwTPQ4" target="_blank">ジェリーフィッシュの告白</a>」<br />
(作曲:宮川弾)<br />
アレンジ巧者の宮川弾さん。管弦がいっぱいで幸せな気分になります。<br />
細部まで作りこまれていて惚れ惚れします。<br />
ベースはチューバとコントラバスを重ねて、柔らかい響きが心地いいです。<br />
ところどころのオーボエが伸びやかでとても好き。<br />
1:18-や、落ちサビ3:26-の対旋律が綺麗です。<br />
<br />
<br />
15. 辻林美穂「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=7kjmR3nJk_M" target="_blank">エクラン・ルブラン</a>」<br />
(作曲:辻林美穂)<br />
もともと太鼓の達人に収録された楽曲の、リアレンジ版です。<br />
ゲーム用で、曲長の制約があったおかげで<br />
聴きどころが凝縮された曲になっていますね。何度も聴きたくなります。<br />
辻林さんの大胆な転調が繰り返されて、聴いててフワフワします。<br />
0:46- このメロディがまっすぐで好きです。<br />
<br />
<br />
16. sasakure.UK「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=8-0TdGQHxhs" target="_blank">メイデー、メイビーネイビー feat. そらこ</a>」<br />
(作曲:sasakure.UK)<br />
sasakure.UKさんの楽曲はとても綺麗だと思います。<br />
(ビューティフルだけじゃなく、クリーンの意味でも)<br />
落ち着いた歌声、少ない音数、シンプルなアレンジによって、<br />
独特な歌詞がするっと耳に入ってきます。<br />
情報の強度をコントロールするのが巧みなのですね。<br />
サビの「愛しさも 奈落も 抱きしめて」って、美しいフレーズです。<br />
<br />
<br />
17. YURiCA「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=C9MuI4gfyiA" target="_blank">鏡面の波</a>」<br />
(作曲:照井順政)<br />
曲展開はプログレッシブで、響きは繊細で綺麗です。<br />
TVアニメ「宝石の国」の主題歌。<br />
こんなに複雑な文法を使いつつ、しっかりサビのポップさも確保して<br />
主題歌として成立させてしまうのは凄いですよね。離れ業です。<br />
1:18- から 2拍3連のストリングスが加わって、<br />
ポリリズムを形成します。2:30-でも効果的に使われていますね。<br />
<br />
<br />
18. kiki vivi lily「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=JUi9AqZ6WAQ" target="_blank">カフェイン中毒</a>」<br />
(作曲:kiki vivi lily)<br />
今の時期にぴったりの、ゆったりした楽曲。<br />
kiki vivi lilyさんの甘くつぶやくような歌声が魅力的です。<br />
編曲は Sweet Williamさん。音の隙間が多くて気持ちいいトラック。<br />
歌とのリズムのずれが、浮遊するグルーヴ感を生んでいます 。<br />
0:34- サビ頭で部分的に短三度転調しているのが好き。<br />
<br />
<br />
19. 赤い公園「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=PydO5r3Ry-U" target="_blank">Unite</a>」<br />
(作曲:津野米咲)<br />
ポップス職人の津野さん。いつも素晴らしい曲かかれます。<br />
この曲は緩急が巧みで、聴いてて心ゆさぶられました。<br />
0:46- Bメロの部分転調はユーミンの文法が使われていますね。<br />
(Woman "Wの悲劇" より のサビ頭)<br />
メロディ(9th) のふわっとした響きが心地いいです。視界が広がる感じ。<br />
1:46- 2番からのアレンジ変化もあって、フックが満載ですね。<br />
<br />
<br />
20. 千石撫子(cv:花澤香菜)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=2FdGNI5Z-TY" target="_blank">もうそう☆えくすぷれす</a>」<br />
(作曲:神前暁)<br />
神前暁さんの楽曲は「普通」で大好きです。良い曲。<br />
こんなにキャラクターが立った曲想なのに、神前さんの技術で<br />
万人に届くスタンダードなポップスとして成立しています。<br />
花澤香菜さんの声ともピッタリ。<br />
2:42- 普通じゃないはずの曲想でも、アレンジ巧みで自然に聴けます。<br />
3:40- アウトロのスキャットが好き。<br />
<br />
<br />
21. Negicco「愛は光」<br />
(作曲:堀込高樹)<br />
作詞・作曲はKirinjiの堀込高樹さん。いい曲……。<br />
1:10- サビのメロディが素晴らしいですね。うっとりします。<br />
主旋律の下に2声が寄り添う、美しい3声のハーモニーが見事です。<br />
4:54- 「変えるよ」の繊細な和音がたまらないです。<br />
歌詞もアイドルソングの雰囲気あって好き。<br />
<br />
<br />
22. 牧野由依「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=jYz47z4YBOA" target="_blank">スピラーレ</a>」<br />
(作曲:窪田ミナ)<br />
窪田ミナさんの名曲。歌声・アレンジ・和声ともに浮遊感にあふれています。<br />
このプレイリストを作るときに最初に浮かびました。ふわふわですね。<br />
0:43- 「見」とれてー のところのメロディが好き。<br />
3:39- 新しいメロディが始まって、<br />
4:05- の着地に感動します。鮮やかにサビが回帰しますね。<br />
<br />
<br />
23. スフィア「パルタージュ」<br />
(作曲:櫻井美希)<br />
素晴らしい室内楽アレンジです。東京藝大出身の方なのですね。<br />
4人の歌声が重なってとても綺麗です。<br />
1:59-モーツァルトのピアノソナタ11番第一楽章からの引用。<br />
シンプルで美しいフレーズですね。<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=NvG3epr90HI">https://www.youtube.com/watch?v=NvG3epr90HI</a><br />
3:35- 先ほどのフレーズが歌で再現されます。こういう演出が好き。<br />
<br />
<br />
24. ひなこ(cv:日笠陽子)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=tVFS6nZEi34" target="_blank">ひなこより</a>」<br />
(作曲:片岡知子)<br />
片岡知子さん。短い曲なのですが、素晴らしかったので選曲しました。<br />
こちらは「きらきら星」が枠組みになっていますね。<br />
素朴で落ち着くメロディです。子供心くすぐられるような。<br />
0:36- 曲がいったん終わって、ここからどうなるのかなと思ったら、<br />
まさかのストリングスアレンジ。綺麗です。<br />
<br />
<br />
25. Chouchou「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=I9VJs0uQUbc" target="_blank">Innocence</a>」<br />
(作曲:arabesque Choche)<br />
Chouchouの過去楽曲がサブスクで聴けるようになりました。嬉しい。<br />
7分を超える長大な楽曲ですが、美しい音づくりで、聴いてて落ち着きます。<br />
<br />
1:43 Bメロの旋律はarabesque Chocheさんにしか書けない<br />
不思議な風合いがあります。この旋律が特にお気に入りです。<br />
2:57- 2番冒頭の9thコードが不思議に響きます。<br />
6:01- ラストサビ、juliet Heberleさんのウィスパーボイスに<br />
感情が乗ってくるところがとても好き。<br />
<br />
*<br />
<br />
ぜひゆっくりと聴いてみて下さい。<br />
(追記)1曲差し替えました。 <br />
<br />
過去記事:<br />
<br />
サブスク(Spotify, Apple Music)で聴けるおすすめ楽曲です。<br />
少しずつ増えてきました。<br />
<br />
<div>
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/02/spotify100.html" target="_blank">サブスクで聴く日本のステキなポップ・ミュージック100</a><br />
<br />
■01. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/10/spotify25.html" target="_blank">普通でうつくしい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■02. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/spotify25.html" target="_blank">わちゃわちゃカワイイ日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■03. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25.html" target="_blank">男女ボーカルが素敵な日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■04. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25_25.html" target="_blank">複雑でときめく日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■05. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/01/25-200101.html" target="_blank">懐古的で美しい洋楽ポップス25曲</a><br />
<br />
■06. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/03/25200316.html" target="_blank">おしゃれで愛しい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■07. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/04/25200426.html" target="_blank">かわいくて浮遊感のある日本のポップス25曲</a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
■08. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/06/25200607.html" target="_blank">たのしい電波ソング25曲</a></div>
kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com4tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-33351197916200080852020-03-22T20:51:00.000+09:002020-03-26T00:31:23.263+09:00トナリノサティの可愛くて複雑なポップスを聴こう『空想集Ⅰ』こんにちは。<br />
今回は2人組ユニット、トナリノサティの音楽を紹介します。<br />
<a href="https://tonarinosatie.jimdofree.com/" target="_blank">https://tonarinosatie.jimdofree.com/</a><br />
<br />
トナリノサティは、<br />
ボーカルの嘴音杏(シオン アン)さんと、<br />
フルートの荒井亮介さんの2人組ユニットです。<br />
お2人とも1993年生まれの26歳です。 (※2020/3/22時点)<br />
<br />
3曲入りの1stEP『空想集Ⅰ』を偶然聴いたのですが、とても好みでした。<br />
ときに渋谷系のように可愛く、ときにクラシックやジャズの香りも漂う<br />
遊び心たっぷりの音楽に魅了されました。<br />
<br />
TWEEDEES(沖井礼二さん)とか、MONACA(特に田中秀和さん)とか<br />
Lampのような、凝っててキュートな作品がお好きな方にお薦めします。<br />
フルート好きな方にもお薦め。<br />
<br />
サブスクでも配信されていますので、ぜひ聴いてみてください。<br />
■トナリノサティ『空想集Ⅰ』 (Spotify)<br />
<iframe allow="encrypted-media" allowtransparency="true" frameborder="0" height="200" src="https://open.spotify.com/embed/album/5aO42N9SY8jwjBP9E8lN6d" width="300"></iframe><br />
<br />
■トナリノサティ『空想集Ⅰ』(Apple Music)<br />
<iframe allow="autoplay *; encrypted-media *;" frameborder="0" height="280" sandbox="allow-forms allow-popups allow-same-origin allow-scripts allow-storage-access-by-user-activation allow-top-navigation-by-user-activation" src="https://embed.music.apple.com/jp/album/%E7%A9%BA%E6%83%B3%E9%9B%86-single/1496897133" style="background: transparent; max-width: 550px; overflow: hidden; width: 100%;"></iframe><br />
*<br />
<br />
以下、『空想集Ⅰ』の楽曲を一曲ずつ紹介したいと思います。<br />
<br />
<span style="font-size: large;">■1. トナリノサティ - アドニスモルフォの庭</span><br />
作詞:嘴音 杏 / 作曲:荒井 亮介<br />
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/g_yhaID-cIY" width="560"></iframe><br />
フルートの荒井亮介さん作曲。<br />
イントロを聴いた時、おしゃれな渋谷系の感じかな、と思ったのですが、<br />
Aメロ、1コーラス、1曲2曲3曲と聴いていくうちに、<br />
あまりに凝った展開、和声、メロディに驚いてしまいました。<br />
遊び心いっぱいで、聴いててドキドキする音楽。<br />
<br />
中身はめちゃ難しいですが、ざっくりコード聴きとりしてみます。<br />
以下、続きます。話半分でどうぞ。<br />
↓<br />
<a name='more'></a>------------------------------------<br />
■イントロ<br />
| C Eb | Ab G |<br />
<span style="color: #6fa8dc;">[C:I bIII bVI V ]</span><br />
<br />
<br />
■Aパート 0:04-<br />
つま先立ちしてー<br />
| G△7 | C7 | F△7 |<br />
<span style="color: #6fa8dc;"> [ G:I△7 ] [ F:V7 I△7 ]</span><br />
<span style="color: #6fa8dc;"><span style="color: #6fa8dc;">属調転調 (-5)</span> 長二度下(-2) </span><br />
<br />
| Bbm7 Eb7 | Ab△7 |<br />
<span style="color: #6fa8dc;"> [Ab: IIm7 V7 I△7 ] </span><br />
<span style="color: #6fa8dc;">短三度上(+3) </span><br />
<span style="color: #6fa8dc;"><br /></span>
| Dm7 G7 | C | C |<br />
<span style="color: #6fa8dc;"> [ C:IIm7 V7 I I ]</span><br />
<span style="color: #6fa8dc;">長三度上(+4)</span><br />
<span style="color: #6fa8dc;"><br /></span>
------------------------------------<br />
<span style="color: #6fa8dc;"> </span><br />
軽快なフルートのイントロで始まって、<br />
Aパートまでの16秒間でいきなり4回の転調しますね。<br />
ころころ転がるような変化が楽しいです。<br />
<br />
*<br />
<br />
------------------------------------<br />
■Bパート 0:16-<br />
裸足で駆け出したー<br />
| Fm9 | Bb7(13) | Ebm9 | Ab7(13) |<br />
<span style="color: #6fa8dc;"> [Eb:IIm9 V7(13) ] [ Db:IIm9 V(13) </span><br />
<span style="color: #6fa8dc;">短三度上(+3) 長二度下(-2) </span><br />
<span style="color: #6fa8dc;"><br /></span>
<span style="color: #6fa8dc;"><span style="color: black;"> Db△9 | Gb△7(13) |</span></span><br />
<span style="color: #6fa8dc;"> I△9 IV△7(13) ] </span><br />
<br />
<span style="color: #6fa8dc;"><br /></span>
<span style="color: #6fa8dc;">■Cパート 0:26-</span><br />
<span style="color: #6fa8dc;">はじまるー</span><br />
| Fm7 Gb6 | Eb7/G Gb6 |<br />
<span style="color: #6fa8dc;"> [Ab:VIm7 bVII6 V7/VII bVII6 </span><br />
<span style="color: #6fa8dc;"> </span><span style="color: #6fa8dc;">属調転調 (-5)</span><br />
<br />
| Fm7 Gb6 | Eb7/G Ab | <br />
<span style="color: #6fa8dc;"> VIm7 bVII6 V7/VII I </span><br />
<br />
------------------------------------<br />
<br />
Bパートはテンション付きのツーファイブの連続がジャズ味あります。<br />
Cパートは和声の緩やかな変化が、クラシック味ありますねー。<br />
(僕だと、うまく聞き取れませんでした)<br />
あまりポップスでは聴かない響きで、荒井さんならではのアイデアですね。<br />
<br />
*<br />
<br />
------------------------------------<br />
■Dパート(サビ) 0:31-<br />
わたしは少しー<br />
| Db△7 | C7 | Fm7 | Bb7 |<br />
<span style="color: #6fa8dc;"> IV△7 III7 VIm7 II7</span><br />
<span style="color: #8e7cc3;">IIIフリジアン VIブルーノート</span><br />
<br />
| Db△7 | C7(b9) | Fm7 | Bb6 |<br />
<span style="color: #6fa8dc;"> IV△7 III7(b9) VIm7 II6</span><br />
<span style="color: #b4a7d6;">IIIHMP5B+#9</span><br />
<br />
| Db△7 | Caug7 | Fm9 | Bb6 |<br />
<span style="color: #6fa8dc;"> IV△7 III7 VIm9 II6 ]</span><br />
<span style="color: #8e7cc3;"> IIIHMP5B+#9 </span> <br />
<br />
| Ebm9 | Ab7(9,13) |<br />
<span style="color: #6fa8dc;"> [Db:IIm9 V7(9,13) ]</span><br />
<span style="color: #6fa8dc;">下属調(+5)</span> <br />
<br />
------------------------------------<br />
Dパートはポップスの文法で、めちゃキャッチーです。<br />
メロディに臨時記号がふんだんに使われていて、スケール変化がオシャレ。<br />
フルートアレンジ面白いです! ぴょんぴょん跳ねます。<br />
<br />
*<br />
<br />
------------------------------------<br />
■C'パート(間奏) 0:53- <br />
| <span style="color: red;">Eb7/G</span> Ab6 | F7/A Ab6 |<br />
<span style="color: #6fa8dc;"> [Bb:IV7/VI bVII6 V7/VII bVII6 </span><br />
<span style="color: #6fa8dc;">短三度下-3</span><br />
<span style="color: #6fa8dc;"><br /></span>
| Gm7 Ab6 | F7/A Bb |<br />
<span style="color: #6fa8dc;"> VIm7 bVII6 V7/VII I </span><span style="color: #6fa8dc;">]</span><br />
<span style="color: #6fa8dc;"> </span><br />
■Aパート(2番) 0:59-<br />
| G△7 |<br />
<span style="color: #6fa8dc;"> [ G:I△7 ] </span><br />
<span style="color: #6fa8dc;">短三度下-3</span><span style="color: #6fa8dc;"> </span><br />
<br />
------------------------------------<br />
サビ終わりで、先ほどのCパートと同じ半音の動きがありますが、<br />
調が異なりますね。面白いです。<br />
<span style="color: #6fa8dc;">(追記)</span><br />
<span style="color: #6fa8dc;">twitterにて、aino urai(<span id="goog_1205762557"></span><a href="https://twitter.com/ainourai" target="_blank">@ainourai</a><span id="goog_1205762558"></span>) さんの</span><br />
<span style="color: #6fa8dc;"><a href="https://twitter.com/ainourai/status/1242577068321193984" target="_blank">貴重なツイート</a>を拝見し、上記赤字部を修正しました。</span><br />
<span style="color: #6fa8dc;"> 修正前Gm7 → 修正後Eb7/G</span><br />
<span style="color: #6fa8dc;">メロディ(Eb)との当たりが解消されて綺麗になりました!</span><br />
<span style="color: #6fa8dc;">こういう細かな工夫があったのですね。ありがとうございます。</span><br />
<br />
以上、AメロからAメロ2までのワンコーラスの間に、<br />
かなり凝った転調が繰り広げられているのがわかりました。<br />
<br />
-2+3+4+3-2-5+5-3-3 = 0 で元の調に戻っています。<br />
この細かい調変化をリアルタイムで聴きとるのは無理ですね……。<br />
<br />
そのうえ、BPMも曲構成もスピーディーで<br />
1分で1コーラス駆け抜けてしまうので、頭ぐるぐるして楽しいです。<br />
<br />
*<br />
<br />
これ以降の展開ですが、<br />
上記を2コーラス繰り返したあと、<br />
1:58- 軽快なウォーキング(ランニング)ベースに乗せて<br />
フルートソロ~ピアノソロが始まります。超かっこいいです。<br />
<br />
2:22- 落ちサビ。<br />
2:32- ここのセリフ、歌詞カード持ってないのでわからないのですが、<br />
「<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%CE%91%CE%A9" target="_blank">Alpha et Omega</a>」って言ってるんでしょうか? おしゃれ。<br />
3:11- 終わり方、めっちゃ好き! カワイイです。<br />
<br />
<br />
全体通して、とても複雑なつくりですが、<br />
歌声やフルートが可愛く、サビが直感的でキャッチーなので<br />
極上のポップミュージックになっていますね。<br />
<br />
<br />
<br />
<span style="font-size: large;">■2. トナリノサティ - 事務のペディの空想</span><br />
作詞:嘴音 杏 / 作曲:荒井 亮介<br />
<br />
こちらもフルートの荒井亮介さん作曲。<br />
タイトルの通りで、<br />
エリック・サティのジムノペディが下敷きになっています。<br />
ミュージカル仕立ての可愛い音楽。<br />
台詞もステキだし、複雑なハーモニーも心地よいですね。この曲好きです。<br />
<br />
0:16- ジムノペディ第一番の有名なコード進行<br />
(key:D major)<br />
<span style="color: red;"> G△7 D△7</span><br />
<span style="color: #6fa8dc;"> [IV△7 I△7]</span><br />
の繰り返しで組まれていますね。おしゃれ。<br />
原曲とは違い、5拍子(3+2拍子)の面白いアレンジになってますね。<br />
<br />
1:05- ここの「ゆめをみるー」から1:19まで、6拍子に変化します。<br />
半音下行のコードも綺麗。<br />
1:20- 5拍子に戻り、フルートが入って一気に華やかな世界に。<br />
1:35- 「サティの音楽に合わせてバレエを踊るの」という台詞を合図に、<br />
1:38- ジムノペディ第一番のフレーズがフルートによって演奏されます。<br />
(♪ミソファミシラシドソー)<br />
こういう呼応いいですよね。<br />
<br />
2:20- からガラッと曲調が変わって6拍子です。<br />
キャッチーで良いメロディですね。歌がめちゃ上手い。。<br />
<br />
3:36- で冒頭に回帰します。<br />
3:56- 終わり方最高ですね。<br />
再びジムノペディ第一番のフレーズで、「♪らくえんへとびたつー」と<br />
歌われて幕を閉じます。めちゃ良いハーモニー……うっとりします。<br />
<br />
<br />
<br />
<span style="font-size: large;">■3. トナリノサティ - 月が綺麗ですね</span><br />
作詞/作曲:嘴音 杏<br />
<br />
8分の9拍子のバラード。こちらは嘴音杏さんの作曲です。<br />
荒井亮介さんの楽曲とはまた異なり、<br />
ご自身の歌を生かした、転調がなくストレートな旋律が魅力的です。<br />
<br />
アレンジは室内楽風に、ピアノ、フルート、チェロ主体に、<br />
丁寧に美しく書かれています。<br />
(2:10-あたりは、左chからギターも聞こえますね)<br />
綺麗なオケに包まれて、ボーカル嘴音さんの歌声が鮮やかに響きます。<br />
<br />
構成としては、<br />
・0:12- Aパート (帰り道 満月は)<br />
・0:35- Bパート (触れたくて)<br />
・0:50- Cパート (手と手を)<br />
・1:11- Dパート (midnight blue)<br />
・1:37- Eパート (ah)<br />
という感じでしょうか。<br />
自然に聴いていましたが、実はメロディ5つもあるのですね。凝ってます。<br />
僕はCパートのメロディが一番が好きです。フルートの長音が綺麗。<br />
<br />
1コーラスの最後、1:43-の高音がとても美しいです。<br />
「き」ーれーいーですねー のところ、最高音まできれい。<br />
<br />
2コーラス後 3:42-からはボーカルが退場し、<br />
4:10- 優しいピッチカートの音色とともに、静かに終わります。<br />
<br />
<br />
****<br />
<br />
以上、トナリノサティ『空想集Ⅰ』より3曲を紹介しました。<br />
曲数は少ないながらも、三者三様の曲想が詰まったEPですね。好き。<br />
次回作もめちゃ楽しみです。<br />
<br />
<br />
トナリノサティを知ったのは、<br />
荒井亮介さんのtwitterアカウントで、<br />
Lamp「さち子」のフルート6重奏アレンジを見たのがきっかけでした。<br />
<a href="https://twitter.com/ararararairai/status/1162674177003757575" target="_blank">https://twitter.com/ararararairai/status/1162674177003757575</a><br />
めちゃ素敵ですねー。<br />
<br />
ほか、ご本人のYoutubeアカウントにも<br />
素敵なフルートアレンジ音源がいろいろありました。おすすめです。<br />
<a href="https://www.youtube.com/channel/UCixaPBPSnEe6a7_bNihaKQQ" target="_blank">https://www.youtube.com/channel/UCixaPBPSnEe6a7_bNihaKQQ</a><br />
<br />
<br />
■Ryosuke Arai - アルバム「Petrichor」ダイジェスト<br />
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/lyhapzbzGoU" width="560"></iframe><br />
荒井亮介さんソロ名義のアルバムもよさそうですねー。<br />
ちょっとずつ聴いてみます。kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-14074429691963456972020-03-16T00:04:00.000+09:002020-07-12T00:20:18.147+09:00おしゃれで愛しい日本のポップス25曲【サブスクプレイリスト】(20/03/16)今回は、おしゃれな和音、メロディ、アレンジが詰まった<br />
日本のポップスを選曲しました。<br />
自分が聴いてて、好き!となる楽曲です。<br />
シティポップやAORなどお好きな方にもおすすめです。<br />
<br />
<span style="font-size: large;">■おしゃれで愛しい日本のポップス25曲</span><br />
■Spotify<br />
<iframe allow="encrypted-media" allowtransparency="true" frameborder="0" height="380" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/4Tttqyu6EaxJ82AhWhT2G7" width="300"></iframe><br />
<br />
■Apple Music<br />
<iframe allow="autoplay *; encrypted-media *;" frameborder="0" height="450" sandbox="allow-forms allow-popups allow-same-origin allow-scripts allow-storage-access-by-user-activation allow-top-navigation-by-user-activation" src="https://embed.music.apple.com/jp/playlist/%E3%81%8A%E3%81%97%E3%82%83%E3%82%8C%E3%81%A7%E6%84%9B%E3%81%97%E3%81%84%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B925%E6%9B%B2/pl.u-PDb4zXEtJerLVV?app=music" style="background: transparent; max-width: 660px; overflow: hidden; width: 100%;"></iframe><br />
<br />
以下、簡単な紹介です。(曲タイトルからYouTubeなどに飛びます)<br />
続きます<br />
↓<br />
<a name='more'></a><br />
1. 松木美定「<a href="https://soundcloud.com/biteimatsuki/bygp49xm1x6t" target="_blank">実意の行進</a>」<br />
(作曲:松木美定)<br />
待望の松木美定さんの楽曲配信です。美しい歌声。<br />
1:24- たったったったったー のリズムが気持ちいいです。<br />
下記のご本人の解説記事(コード譜付き)も、ぜひご一緒に。<br />
<a href="https://biteimatsuki.hatenablog.com/entry/2019/04/16/172346" target="_blank">https://biteimatsuki.hatenablog.com/entry/2019/04/16/172346</a><br />
<br />
コード譜を見つつ聴くと、III7altの独特な響きが聞き取れるようになりますね。<br />
(IIIオルタードスケール……ミ <span style="color: red;">ファ ソ</span> ラb シb ド レ)<br />
ファ・ソの音をメロディに使うと雰囲気出ます。<br />
<br />
<br />
2. 鹿乃「エンディングノート」<br />
(作曲:田中秀和)<br />
アルバム「yuanfen」は、全9曲が田中秀和さん作曲+鹿乃さん作詞。<br />
お2人の音楽観が細部に行き届いた傑作です。嬉しい。<br />
編曲者は、田中秀和さん含め8人の総力戦で、色とりどり。<br />
<br />
こちらの「エンディングノート」はsugarbeansさん編曲。<br />
ピアノアレンジが華麗で素晴らしいです。<br />
2:00-の2サビ省略とか、3:25-からの変化など、細部のこだわりにときめきます。<br />
<br />
どの曲も多種多様で好きですが、特に「yours」が大好き。<br />
対談記事もよみつつ聴き進めています↓<br />
<a href="https://realsound.jp/2020/03/post-517550.html" target="_blank">■鹿乃×MONACA 田中秀和、アルバム『yuanfen』対談 “死”と向き合い明確になった今伝えたいこと</a><br />
<br />
<br />
3. BREIMEN「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=7HjyRvcqlIQ" target="_blank">IWBYL</a>」<br />
(作曲:高木祥太)<br />
冒頭から、クールかっこいい感じのバンドかなと思ったのですが、<br />
0:35 めっちゃ可愛い和音・アレンジが出てきて胸をつかまれました。好き。<br />
サビもとても繊細なハーモニーですね。惚れ惚れします。<br />
3:21- ラストサビのコーラスも見事です。<br />
同アルバムの、「棒人間」という曲もキュートで超おすすめ。<br />
<br />
<br />
4. ブルー・ペパーズ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=QzQUwMKRkio" target="_blank">汗は甘い口づけ</a>」<br />
(作曲:ブルー・ペパーズ)<br />
聴いてるとからだが揺れます。超いい曲……。<br />
初期キリンジみたいな可愛いメロディに、冨田恵一さんみたいな<br />
可愛いリズムが大好き。ポップスがさらに更新されている感じします。<br />
要所要所の和音(テンション)の変化も綺麗で、極上のおもてなしです。<br />
3:47- 曲終わりにラララララがある曲は無条件で好きになっちゃいます。<br />
<br />
<br />
5. 杏沙子「ユニセックス」<br />
(作曲:幕須介人)<br />
幕須介人さん。杏沙子さんとともにめっちゃ素敵な曲書かれます。<br />
作品数は現在5曲くらいで、編曲まで一貫で手掛けた作品はまだ少ないのですが<br />
和音でひねりを利かせつつ、ストレートなメロディで正面突破するところに<br />
魅力を感じます。<br />
杏沙子さんの伸びやかな歌唱と相性いいですね。<br />
幕須介人さんの楽曲プレイリスト作りました。<br />
■幕須介人さん作曲、編曲集<br />
・<a href="https://open.spotify.com/playlist/7BMs6nvL2CYgFHerelxnQJ?si=-5JIKOK7RxyARSQeAoJYJw" target="_blank">spotify用</a><br />
・<a href="https://music.apple.com/jp/playlist/%E5%B9%95%E9%A0%88%E4%BB%8B%E4%BA%BA%E3%81%95%E3%82%93%E4%BD%9C%E6%9B%B2-%E7%B7%A8%E6%9B%B2%E9%9B%86/pl.u-ZmblxojSZVk0PP" target="_blank">apple music用</a><br />
<br />
<br />
6. キリンジ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Oxpjp0prNvM" target="_blank">愛のCoda</a>」<br />
(作曲:堀込高樹)<br />
編曲は冨田恵一さん。2003年の作品。聴いててため息出てしまいます。<br />
ここまでの完成度があれば、時間による風化を乗り越えることができるんだ、と<br />
畏怖と感動を覚えます。<br />
1:29- 下行を繰り返すメロディ、ほかに並び立つものがいない感じがします。<br />
コードはツーファイブワンで極めてシンプルなのに、とても強いです。<br />
<br />
<br />
7. Minuano「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=jbBoVcagnpo" target="_blank">終わりのない季節</a>」<br />
(作曲:尾方伯郎)<br />
Minuanoの3rdアルバム「蝶になる夢を見た」が配信開始されました。嬉しい。<br />
過去作に比べてよりキュートでポップなアルバム。<br />
パーカッショニスト・マルチプレイヤーで、<br />
Lampの凄腕サポートメンバーでもある尾方さんならではの<br />
色鮮やかなアレンジ・期待を超える展開が詰まった楽曲です。<br />
特に0:27- おもむろに立ち上がるストリングスが好き。<br />
<br />
<br />
8. SASUKE「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=AsBh2xE8sSU" target="_blank">Part. 2</a>」<br />
(作曲:SASUKE)<br />
SASUKEさん、こんな作編曲上手い方がおられるんですね。。素晴らしいです。<br />
16歳という年齢関係なく卓越したサウンドです。歌声も好き。<br />
<br />
SASUKEさんがspotifyで公開されているプレイリスト「Hello 2020:)」が<br />
とても好き。お洒落でポップな曲ばっかりで嬉しくなっちゃいます。<br />
このプレイリストみると、ご本人のポップセンスの源泉がわかりますね。<br />
Hermeto PascoalとSASUKEさんが並んでても違和感ないです。凄い。<br />
↓<br />
<iframe allow="encrypted-media" allowtransparency="true" frameborder="0" height="380" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/1ztucXyi2X7mjgNwixf7C1" width="300"></iframe><br />
<br />
<br />
9. SHE IS SUMMER「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=M50Z1kgCsRg" target="_blank">Bloom in the city</a>」<br />
(作曲:クボケンジ)<br />
歌メロはアイドルソングのように直球で可愛く、MICOさんの声にピッタリ。<br />
一方でベースはアグレッシブに動き回って、両者のバランスがとても綺麗です。<br />
掛け合いが二重奏のようでステキ。<br />
メロディだけでなく、ベースを口ずさみたくなる曲はいい曲ですねー。<br />
3:25- 転調の演出がバッチリ決まっていますね。眩しいです。<br />
<br />
<br />
10. 北園みなみ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=_WtZclIqusc" target="_blank">夕霧</a>」<br />
(作曲:北園みなみ)<br />
大沢建太郎さん(北園みなみ名義)の作編曲。<br />
数多くの楽器が自由闊達に動いているように見えて、<br />
矛盾せずにするする耳に入ってきます。めちゃ心地いいです。<br />
ピアソラのような甘く切ない旋律も魅力的。<br />
3:53- 最後の30秒はきいてて幸せ。素敵なアウトロ。<br />
<br />
<br />
11. 坂本真綾「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=iP6OGJQNpZQ" target="_blank">はじまりの海</a>」<br />
(作曲:大貫妙子)<br />
大貫さんの佳曲。メロディはペンタトニックスケールを主体に、<br />
耳触り柔らかい、親しみやすい雰囲気が溢れていますね。<br />
いっしょに歌いたくなります。<br />
1:09- サビ終わりが素晴らしいアイデアですね。<br />
おしゃれでハッピーなサビに、マイナーコードの余韻が差し込んで<br />
心地よいです。<br />
<br />
<br />
12. カンバス「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=uDrs2ywKGxE" target="_blank">丑三つ時に君想う</a>」<br />
(作曲:小川タカシ)<br />
歌詞が不気味なのに爽やかーなサウンドです。遊び心が好き。<br />
1:07- サビ前のaugコードがひねってて可愛いですね。<br />
1:10- 「わーら人形にー釘を打つ♪」って、めちゃ歌いたいです。<br />
ブラスセクションも凝ってて綺麗ですね。<br />
<br />
※ちょっとした情報……<br />
Spotifyだと「カンバス」のページが2つに分かれているので<br />
ぜひどちらも忘れずにチェックしてください。<br />
<br />
<br />
13. 辻林美穂「<a href="https://youtu.be/yGM4zEaTCIo?t=287" target="_blank">さよならはそれなりに</a>」<br />
(作曲:辻林美穂)<br />
おしゃれ可愛いポップス。辻林さんの転調が好きです。<br />
+1 -4 +3<br />
Intro:C Maj → AメロBメロ:Db Maj → サビ:A Maj → 間奏 C Maj …<br />
で組まれています。(足して0)<br />
距離が遠い長三度転調(±4)を使うのが辻林さんっぽい感じしますね。<br />
(例えば、同アルバムの Ruffleサビも長三度上の転調です)<br />
一気に景色が変わる感じが爽快ですねー。<br />
<br />
<br />
14. Orangeade「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=6BjXXaBmc3s" target="_blank">Wash the dirty pigeons</a>」<br />
(作曲:佐藤望)<br />
OrangeadeからConteに変わる前の、最後の作品。<br />
はじめて聴いた時、ビーチボーイズ、ハイラマズみたいなポップ観に<br />
めちゃときめきました。やっぱり今も変わらずときめいています。<br />
きっと今後も色あせずにときめく音楽。<br />
2:13- から、クリスマスソングめいた幸せの響きがしてきます。<br />
佐藤さんの曲は、これが一番好き。<br />
<br />
<br />
15. CRCK/LCKS「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=c2nY4wE32dA" target="_blank">KISS</a>」<br />
(作曲:小田朋美)<br />
めっちゃ良い曲。。技術に裏打ちされた普遍的なメロディに脱帽です。<br />
複雑なアレンジの中に、ポップスの黄金律がぎゅっと詰まってます。<br />
1:51- ピアノで始まるクラシカルな雰囲気もステキ。<br />
作曲技術のあまりの高さに目が眩みます。。<br />
知っているはずのコード進行が、初めて出会うくらいに綺麗に響いていて<br />
ドキドキしてしまいます。<br />
<br />
<br />
16. 月の満ちかけ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=HYoDvdc05bs" target="_blank">月の満ちかけ</a>」<br />
(作曲:今井カズヤ)<br />
二人組ユニット「月の満ちかけ」の1stアルバム「月の満ちかけ」より、<br />
1曲目「月の満ちかけ」です。<br />
月の満ちかけ。覚えました。<br />
セルフタイトルらしく、ハッピーで可愛い曲でとても好き。<br />
要所要所のキメが良く効いてます。0:38- たーたーたたーたー<br />
2:02-の、バーンとタイトルが出る瞬間、めちゃ気持ちいいです。<br />
<br />
<br />
17. 端口つとむ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=mcLG5pgRfvc" target="_blank">まりものもり</a>」<br />
(作曲:端口つとむ)<br />
端口つとむさんのアルバムがサブスクで聴けるようになっていますね。<br />
不思議な感触だけどポップな楽曲がいっぱいです。<br />
飾りすぎない歌声もステキ。「癖になる」という言葉がぴったり。<br />
先日もご紹介した、まりものもりが好きです。1:10-のメロディが好き。<br />
4:51- のタイトル登場も好き。<br />
<br />
<br />
18. 藤井風「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=y4FYCJRjHBg" target="_blank">もうええわ</a>」<br />
(作曲:藤井風)<br />
良い歌声!<br />
メジャーとマイナーを行き来して、感情の揺れが表現されているように感じます。<br />
-3 +3<br />
Aメロ:E min(G Maj) → Bメロ:E Maj → サビ:<span style="color: red;">E min</span>(G Maj)<br />
3:20- 落ちサビ: <span style="color: red;">E Maj</span><br />
<br />
AメロBメロサビは、同主調転調(=短三度転調)で明暗を揺れ動きます。<br />
また、通常サビがマイナーキーなのに対して、<br />
3:20-落ちサビだけはメジャーキーで書かれていますね。<br />
一筋光がさすように甘く響きます。<br />
タイトルに比して、繊細で美しい楽曲ですね。<br />
<br />
<br />
19. Kaco「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=97cSK5DEd34&feature=emb_title" target="_blank">ベイブ</a>」<br />
(作曲:Kaco)<br />
大貫妙子さん・松任谷由実さん・山下達郎さんに私淑されているそうで、<br />
過去のポップスへの憧憬が感じられる、すてきなポップミュージックです。<br />
2:06- 間奏が超かっこいい。<br />
4:01- ここのリハーモナイズに感動。。I/III 始まりでお洒落です。<br />
曲が進むにつれて、アレンジ・和音の変化が細部に盛り込まれていきます。<br />
ポップ職人ですね。<br />
<br />
<br />
20. bjons「けもの」<br />
(作曲:今泉雄貴)<br />
複雑なところと、シンプルなところのバランスがとても好きです。<br />
0:51- 端的できれいなメロディーでも、分厚いコーラスで彩ることで<br />
何度も聴きたくなる独特な味わいがします。<br />
1:56- 新しく複雑なメロディ、いったいどこへ進むのだろうと追いかけて<br />
2:29- サビにキレイに着地して嬉しくなります。<br />
<br />
<br />
21. 山崎ゆかり「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=dmZGtTbKsRM" target="_blank">突然雨に降られて</a>」<br />
(作曲:EPO)<br />
空気公団・山崎ゆかりさんのソロ名義アルバムより。いい曲。<br />
シンプルで強いメロディと、作りこまれた構成が美しいですね。<br />
0:18- 冒頭のメロディが、1:06 リハーモナイズされてサビとなります。<br />
3:00- さいごに、そっと付け足されるメロディが良くて良くて。。<br />
綺麗で泣けます。<br />
<br />
<br />
22. ゆうらん船「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=5gw0kNzrhNk&feature=youtu.be" target="_blank">Hello,goodbye</a>」<br />
(作曲:内村イタル)<br />
聴いていて懐かしい感じがしますね。好き。<br />
メロディはペンタトニックスケール(ヨナ抜き)主体で書かれています。<br />
素朴で優しい雰囲気。ペンタトニックはステキです。<br />
0:56- サビのメロディも歌詞も、極めてシンプルに書かれています。<br />
ストリングスとコーラスの凝った和音が重なって綺麗ですね。<br />
2:48- ここのクレッシェンド、格好いい演出です。<br />
<br />
<br />
23. wai wai music resort「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=9mj1AxSi-no" target="_blank">光の束</a>」<br />
(作曲:エブリデ)<br />
大阪の兄妹ユニット。<br />
ユニット名に合った、のんびりとおしゃれな曲調・歌声が心地いいですね。<br />
1:20- とぅるっとぅっとぅっとぅー 好き。<br />
お兄さん(エブリデさん)の5度ハモリが味わい深いですね。<br />
アルバムのそこかしこに、ちょっぴりブラジルの風合いがあって好き。<br />
<br />
↓エブリデさんの選曲されたボサノバプレイリストがありました。<br />
<a href="http://indiegrab.jp/p-list/72161/">http://indiegrab.jp/p-list/72161/</a><br />
共通するのんびり優しい雰囲気がわかりますね。<br />
<br />
<br />
24. 中島愛「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=AqMuKsuJdXI" target="_blank">知らない気持ち</a>」<br />
(作曲:シンリズム)<br />
良いメロディで感動します。耳が幸せ。<br />
必要以上に飾らず、メロディと中島愛さんの歌声を最大限に生かしたアレンジ。<br />
シンリズムさんと、高野勲さんの共編曲なのですね。素晴らしいです。<br />
0:58- ピアノで一小節の溜めが作られた後の、<br />
サビの男女ユニゾンが格別美しいです。<br />
シンリズムさん、今後のConteでの活動にも期待してしまいます。<br />
<br />
<br />
25. Lamp「恋人と雨雲」<br />
(作曲:染谷大陽)<br />
Lampの曲のなかでも、恋人と雨雲は特別扱いしてしまいます。<br />
めちゃ好きです。こんないい曲あるかな。。<br />
4:28- ここのメロディが大好き。<br />
染谷さんの作ったメロディのなかでは、さち子と並んで最も好きです。<br />
ディミニッシュコードの切なげな響きが涙をさそいます。<br />
<br />
関連記事<br />
■<a href="http://kaho-ss.blogspot.com/2015/02/lamp.html" target="_blank">Lampの名曲とディミニッシュコードの響き</a><br />
<br />
*<br />
<br />
過去記事<br />
<br />
サブスク(Spotify, Apple Music)で聴ける、<br />
おすすめ楽曲のプレイリストです。<br />
<br />
<div>
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/02/spotify100.html" target="_blank">サブスクで聴く日本のステキなポップ・ミュージック100</a><br />
<br />
■01. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/10/spotify25.html" target="_blank">普通でうつくしい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■02. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/spotify25.html" target="_blank">わちゃわちゃカワイイ日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■03. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25.html" target="_blank">男女ボーカルが素敵な日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■04. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25_25.html" target="_blank">複雑でときめく日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■05. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/01/25-200101.html" target="_blank">懐古的で美しい洋楽ポップス25曲</a><br />
<br />
■06. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/03/25200316.html" target="_blank">おしゃれで愛しい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■07. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/04/25200426.html" target="_blank">かわいくて浮遊感のある日本のポップス25曲</a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
■08. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/06/25200607.html" target="_blank">たのしい電波ソング25曲</a><br />
<br />
■09. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/07/25200712.html" target="_blank">優しくて感傷的な日本のポップス25曲</a></div>
kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-73040996110387288192020-02-16T21:58:00.000+09:002020-02-16T23:19:21.299+09:00ミナス新世代、ダヴィ・フォンセカ(Davi Fonseca)の音楽を聴いてみよう<div style="text-align: left;">
こんにちは。</div>
<div style="text-align: left;">
今日は、ダヴィ・フォンセカ(Davi Fonseca)の素晴らしい音楽を聴いてみます。</div>
<br />
ダヴィ・フォンセカは、ブラジル・ミナスジェライス生まれの音楽家です。<br />
2019年8月に1stアルバム「Piramba」をリリース。<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=7-hxybh35a8" target="_blank">こちらの自己紹介動画によると</a>、2019年11月の時点で27歳だそうです。<br />
<br />
変拍子・ポリリズムを多用した複雑なリズムに<br />
ミナス音楽らしい独特で華麗なハーモニー、<br />
異次元に可愛い音作りなど、とてもツボです。ぜひ聞いてみてください。<br />
<br />
今回は4曲紹介します。<br />
(解説はあまり自信ないので、話半分でどうぞ)<br />
<h4>
■1. Davi Fonseca - João no Pati</h4>
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/2SWpahx0-6o?start=15" width="560"></iframe><br /></div>
ピアノとボーカル担当されてる方がダヴィ・フォンセカです。<br />
初めて聞いて、0:53-のピアノ出てきた途端<br />
この方好きっ、と確信めいた気持ちになりました。めちゃキュートです。<br />
<br />
この曲は変拍子が複雑で、カウントが大変ですね。<br />
全体の構成はこんな感じでしょうか。<br />
(以下、秒数はMVに合わせています。元音源では-15秒ずれます)<br />
<br />
0:15 [Intro] :17/16 拍子<br />
イントロ。謎楽器は「<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%90%E3%82%A6" target="_blank">ビリンバウ</a>」というそうです。<br />
1:13 [<span style="color: red;">Aパート</span>] :17/16 拍子<br />
テーマA。ペンタトニックの素朴なメロディ。ハスキーボイスが素敵ですね。<br />
1:51 [<span style="color: blue;">Bパート</span>] :7 / 4 拍子<br />
テーマB。こちらはベースのペダルポイントが多用され、ゆったりした雰囲気。<br />
2:25 [<span style="color: red;">Aパート</span>] :17/16 拍子<br />
今度はフルート+ビブラフォンがメロディを担当します。<br />
3:18 [<span style="color: blue;">Bパート</span>] :7 / 4 拍子<br />
クラリネット+ボーカルが対旋律を歌い、3:35-から主旋律を歌います。<br />
3:52 [Cパート] :7 / 8 拍子<br />
ビリンバウが大活躍。不思議な音ですね。4:23-のコーラスも美しいです。<br />
5:33 [Dパート] :7 / 8 拍子<br />
ギターソロ。コードワークがミナス感あります。<br />
7:12 [<span style="color: red;">Aパート</span>] :17/16 拍子<br />
最後のテーマA。わちゃわちゃして楽しいです。<br />
<br />
B,C,Dの7拍子のリズムは比較的取りやすいですが、Aは難しいですね……。<br />
リフの繰り返し周期がわかりやすいので、意外と違和感なく聴けてしまいます。<br />
<br />
こういう、変拍子やポリリズムを使った印象的なリフを積み重ねて<br />
作品を前進させていくのが、ダヴィ・フォンセカの魅力だと感じます。<br />
<br />
後半に行くにつれて、徐々にリフの響きが崩れていき<br />
3:00-のように大胆な対旋律が入ったり、<br />
7:32-のようにトーンクラスターでぐちゃっとしたりするのも素敵ですね。<br />
<br />
*<br />
<br />
冒頭のピアノはAbブルーノートスケールでジャズらしい響き。<br />
1:13- 歌のメロディーはシンプルにAbメジャーペンタトニックスケールが<br />
主体で書かれていますね(ドレミソラ)。<br />
演奏は複雑に、歌メロはシンプルに、という志向を感じます。<br />
<br />
和声も綺麗で、<br />
4:23-からの響きが好きです。コーラスの頭にピアノを重ねているんですね。<br />
宗教曲のような雰囲気があります。<br />
<br />
5:57-からの和音が格別ステキです。聞き取れる範囲で書いてみると、<br />
5:57-<br />
[key: Db]<br />
<br />
| I△7 IIIm | VIsus4/IV VI/III |<br />
(IVリディアンオーグメント)<br />
<br />
| <span style="color: red;">bIIIaug </span> V/II | <span style="color: red;">bIIaug </span> |<br />
(bIIIリディアンオーグメント) (bIIホールトーン)<br />
<br />
| IIsus4 bIII-5 | IIsus4 bIII-5 |<br />
<br />
| IIsus4 bIII-5 | IIsus4 <span style="color: red;">bIIaug</span> |<br />
<br />
| I△7 |<br />
<br />
美しく半音で動くベースラインが構成されているのがわかりますね。見事です。<br />
独特で、ミナスの雰囲気ありますね。<br />
<br />
特筆すべきはaugコードを経過的に使って滑らかに接続しているところです。<br />
第二転回形とaugコードを交互に配置して半音下行できるんですね……<br />
目からうろこです。<br />
<br />
*<br />
<br />
一曲聴くだけでも才能のきらめきに圧倒されてしまいます。<br />
以下、続きます。<br />
↓<br />
<a name='more'></a><h4>
■2. Davi Fonseca - Varal</h4>
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/aJOdJXZHsck?start=15" width="560"></iframe><br /></div>
めちゃ可愛い曲。聴いてると6分半があっという間に過ぎちゃいます。<br />
<br />
0:21- ピアノとビブラフォンは同じリズムで動いていますが、<br />
ピアノフレーズの周期が<br />
[7+5], [7+6], [7+5], [7+7], [7+6], [7+7] (拍)<br />
と変化する変拍子になっています。めっちゃ変てこです。<br />
<br />
0:37-フルートが入って、4:3のポリリズムを作ります。<br />
<br />
0:54- [<span style="color: red;">Aパート</span>] リディア旋法の香る歌メロが魅力的です。<br />
1:31- クラリネットのホールトーンスケールのつなぎを経て、<br />
1:32- [<span style="color: blue;">Bパート</span>] 半音の動きを多用した不思議なメロディ。<br />
<br />
2:05- ここから2周目。イントロのポリリズムが回帰します。<br />
2:26- [<span style="color: red;">Aパート</span>] ここではビブラフォンがメロディを演奏。<br />
そのままゆるっと3:00のピアノソロに移行。<br />
4:01- [<span style="color: blue;">Bパート</span>] 半音メロディを挟んで<br />
<br />
4:14- [<span style="color: #b45f06;">Cパート</span>] ここハッピーで大好きです。<br />
最初はフルートとクラリネットのユニゾンで始まります。<br />
4:45- [<span style="color: #b45f06;">Cパート</span>] 続いて、フルートとクラリネットがポリフォニックに動き回って<br />
4拍:3拍のポリリズムをつくっていますね。超可愛い!<br />
<br />
5:13- エンディングに向けて緩やかにベースソロが入ります。<br />
5:54- [<span style="color: blue;">Bパート</span>] の半音フレーズをベースがお洒落に再現して、<br />
6:07- [<span style="color: #b45f06;">Cパート</span>] もう一度ポリフォニー+ポリリズムで弾けて終わります。<br />
<br />
長大だけれど可愛い世界。お気に入りです。<br />
僕の好きなカルロス・アギーレの「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=-OcKYpU8dYI" target="_blank">mariposa leve</a>」にも似ていて綺麗です。<br />
<br />
関連記事:■カルロス・アギーレ(Carlos Aguirre) の音楽はジャンルを超えて<br />
<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2014/06/carlos-aguirre.html">https://kaho-ss.blogspot.com/2014/06/carlos-aguirre.html</a><br />
<br />
*<br />
<h4>
■3. Davi Fonseca - Saci</h4>
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/4UTnJe5cyk8?start=23" width="560"></iframe></div>
めっちゃかっこいい。。しびれます。。<br />
最初から最後までキメキメなサウンドです。<br />
変拍子かつポリリズムなので、カウントするのが難しいです。<br />
<br />
雰囲気だけつかむために、冒頭だけリズムを見てみます。<br />
(以下、音ゲーのノーツみたいな感じで、〇はアクセントです)<br />
<br />
[<span style="color: red;">Aパート</span>]<br />
■0:23- 9/8拍子 x 2 上で、3拍と2拍のポリリズム<br />
1.|〇--〇--〇--|〇--〇--〇--| (ベース)<br />
1.|〇-〇-〇-〇-〇|-〇-〇-〇-〇-| (ドラム)<br />
<br />
2.|〇--〇--〇--|〇--〇--〇--| (ベース)<br />
2.|〇-〇-〇-〇-〇|-〇-〇-〇-〇-| (ドラム)<br />
<br />
■0:30- 3-4-2を2回と、3-3-3を2回の繰り返し。<br />
ピアノ・バスクラリネット・コントラバスが重なったベースは大迫力です。<br />
1. |〇--〇---〇-|〇--〇---〇-| (全員)<br />
<br />
2. |〇--〇--〇--|〇--〇--〇--| (全員)<br />
<br />
3. |〇--〇---〇-|〇--〇---〇-| (全員)<br />
<br />
4. |〇--〇--〇--|〇--〇--〇--| (全員)<br />
<br />
■0:43- フルートの旋律が入ります。ここから変拍子。<br />
1. |〇--〇---〇-|〇--〇---〇-|〇-| (ベース)<br />
1. |〇-〇-〇-〇-〇|〇-〇-〇-〇-〇|〇-| (メロディ)<br />
<br />
2. |〇--〇--〇--〇--|〇-|(ベース・メロディ)<br />
2. |〇⁻〇⁻〇⁻〇⁻〇⁻〇⁻〇⁻〇⁻|〇-|(ドラム)<br />
<br />
3. |〇--〇--〇--|〇--〇--〇--|(ベース)<br />
3. |〇-〇-〇-〇-〇|〇-〇-〇-〇-〇|(メロディ)<br />
<br />
4. |〇--〇---〇-|〇--〇---〇-| (全員)<br />
<br />
■0:56- 2周目。先ほどとほぼ一緒で、<br />
ラストに5拍子のキメが入ります。<br />
1. |〇--〇---〇-|〇--〇---〇-|〇-| (ベース)<br />
1. |〇-〇-〇-〇-〇|〇-〇-〇-〇-〇|〇-| (メロディ)<br />
<br />
2. |〇--〇--〇--〇--|〇-|(ベース・メロディ)<br />
2. |〇⁻〇⁻〇⁻〇⁻〇⁻〇⁻〇⁻〇⁻|〇-|(ドラム)<br />
<br />
3. |〇--〇--〇--|〇--〇--〇--|(ベース)<br />
3. |〇-〇-〇-〇-〇|〇-〇-〇-〇-〇|(メロディ)<br />
<br />
4. |〇--〇--〇--〇--|(ベース)<br />
4. |〇-〇-〇-〇-〇〇--|(メロディ)<br />
<br />
5. |〇-〇--|〇-〇--|(全員)5拍子+5拍子<br />
<br />
**<br />
<br />
とりあえずリズム聴取はここまでです。。(この先もリズム超難しいです)<br />
続きの曲構成も見てみます。<br />
<br />
2:08- [<span style="color: blue;">Bパート</span>] 歌メロは優しげで、ちょっと安心。<br />
2:38- [Cパート] 嵐の前の静けさのような。<br />
3:18-あたりから自然にピアノソロにつながります。<br />
3:49- [半音下行4拍のキメ]が入って、<br />
3:51- [Dパート] ここかっこいい……。やばいです。<br />
全パートがスタッカートでぴょんぴょん跳ねます。<br />
<br />
4:22- [半音下行4拍のキメ]が入って、<br />
4:24- [<span style="color: red;">Aパート</span>] 再現部。途中で3回崩壊しそうになりつつも<br />
ぎりぎりでテーマが維持されます。ハラハラする、素晴らしい演出。<br />
5:08- [<span style="color: blue;">Bパート</span>] 歌。ほっとします。綺麗。<br />
5:50- アウトロ。凄すぎて涙目になりました。<br />
弦がびびる音がするので、まさかここだけ<span style="color: red;">プリペアドピアノ</span>になっている?<br />
どこか調子はずれで、この世のものとは思えない響きです。<br />
発想力えぐいです。<br />
<br />
Youtubeに、<a href="https://www.youtube.com/watch?v=EKOgwusidQM" target="_blank">弾き語りバージョン</a>もupされています。<br />
和音やスケールの感じがわかりやすいですね。(とは言えわからないですが……)<br />
<br />
*<br />
<h4>
■4. Davi Fonseca - Três Barras</h4>
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/vPTBtXoB4a0?start=15" width="560"></iframe><br /></div>
<br />
最後にこちらの曲を。ダヴィ・フォンセカの歌心が詰まった楽曲です。<br />
先の3曲に比べると、まっすぐな旋律が魅力的です。<br />
<br />
0:15- 異郷を思わせるビリンバウのリズムに乗せて、<br />
0:37- [<span style="color: red;">テーマ</span>]初めにアコーディオンがテーマを奏でます。素敵なフレーズですね。<br />
シンプルにメジャースケール(ドレミファソラシド)で書かれています。<br />
ペンタトニックの味わいもありますね。<br />
<br />
ピアノ、フルート、クラリネット、コントラバスが加わって、<br />
1:47- [<span style="color: red;">テーマ</span>]テーマが歌われます。ボーカルはMônica Salmaso。<br />
2:09- [<span style="color: red;">テーマ</span>]<span style="color: blue;">歌を追いかけて、ピアノが輪唱のように対旋律を奏でます。</span><br />
2:35- 複雑なリズムとスキャットでつないで、<br />
2:49- 2つめの歌メロ。ちょっと切なげ。3:03からのキメで終わります。<br />
<br />
3:14- ゆったりしたテンポになって、ここからアコーディオンソロ。<br />
懐かしげな音色です。ビリンバウが様々な奏法で寄り添っていますね。<br />
4:09- リズムが復活して盛り上がってきます。<br />
4:39- <span style="color: red;">フルートとクラリネットのアルペジオが左右交互に奏でられます。</span><br />
めっちゃ綺麗です。。<br />
こういうのを巧みに組み込めるセンスに惚れ惚れしてしまいます。<br />
5:01 3つ目の歌メロ。助走のような。5:25-からのユニゾンが楽しいです。<br />
<br />
5:38- [<span style="color: red;">テーマ</span>] <span style="color: blue;">フルートがテーマを、ボーカルが輪唱のように対旋律を奏でます。</span><br />
6:01- [<span style="color: red;">テーマ</span>] <span style="color: blue;">交代して、ボーカルがテーマを、</span><br />
<span style="color: blue;"> フルート・クラリネット・アコーディオンが対旋律を奏でます。</span><br />
細かい変化が美しいですね。<br />
6:32- 先ほどの印象的な<span style="color: red;">左右交互のアルペジオがエンディングを彩ります</span>。<br />
<br />
<br />
上記の青字、赤字のように、様々なアイデアが形を変えて再登場し、<br />
曲を良き方向に導いていきます。<br />
ダヴィ・フォンセカは、シンプルなメロディでも<br />
楽曲のストーリー展開で魅せることができるのですね。<br />
<br />
***************<br />
<br />
以上、ダヴィ・フォンセカの佳曲を紹介しました。<br />
めちゃ好きです。<br />
ほんとに27歳の方なんでしょうか……凄すぎます。<br />
<br />
ダヴィ・フォンセカはミナス出身の方ということで、同郷の新世代の音楽家、<br />
アントニオ・ロウレイロや<br />
アレシャンドリ・アンドレス(今回のMVでもフルート担当されてます)<br />
と並び称されることになるかと思いますが、<br />
<br />
僕が聴いた感じだと、<br />
エルメート・パスコアールの後継者みたいで、異次元に可愛い作曲!<br />
という印象を持ちました。ひとつひとつのフレーズが愛らしいです。<br />
複雑さのなかに、エンタメ心がぎゅっと詰まってます。<br />
<br />
もっと詳しく聴きたい方は、サブスクにも音源ありますので<br />
ぜひアルバム「Piramba」を聴いてみてください。<br />
<br />
また、下記のMúsica Terra様の紹介記事はとてもおすすめです。<br />
(こちらの記事でダヴィ・フォンセカを知りました)<br />
<br />
■参考記事:ミナスから再び、とんでもない才能が現れた!ダヴィ・フォンセカ『Piramba』がとにかく凄い (Música Terra)<br />
<a href="https://musica-terra.com/2020/02/05/davi-fonseca-piramba/">https://musica-terra.com/2020/02/05/davi-fonseca-piramba/</a><br />
<br />
***<br />
<br />
おまけで、当ブログの過去記事を載せておきます。<br />
ブラジルやアルゼンチンの音楽家特集です。<br />
<br />
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2015/01/hermeto-pascoal.html" target="_blank">エルメート・パスコアール(Hermeto Pascoal)の楽しい曲想</a><br />
<br />
■<a href="http://kaho-ss.blogspot.jp/2014/12/nora-sarmoria.html" target="_blank">ノラ・サルモリア(Nora Sarmoria) のときめく曲想</a><br />
<br />
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2014/06/carlos-aguirre.html" target="_blank">カルロス・アギーレ(Carlos Aguirre) の音楽はジャンルを超えて</a><br />
<br />
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2018/11/blog-post_25.html" target="_blank">ブラジル・ミナス音楽の複雑でキュートな響き</a><br />
<br />kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-49618736942690633812020-01-27T00:07:00.000+09:002020-02-01T09:45:07.079+09:00惹かれるポップ・ミュージック (20/01/27)こんにちは。すてきな曲を聴きます。<br />
今回は、聴き取りが多めになりました。お時間あるときにどうぞ。<br />
<br />
1. SAKA-SAMA - 空耳かもしれない<br />
2. 高垣楓(cv.早見沙織) - Blessing<br />
3. Toninho Horta & Fernando Brant - Aqui, Oh!<br />
4. nuance - ハーバームーン<br />
5. NIHONGO DANCE - KENDO<br />
6. Candra Darusman Feat. Andien - Pengungkapan Hatimu<br />
7. 原田茶飯事 - 終末のドライブ<br />
8. 中山うり - カルデラの子<br />
9. Lee Jin-Ah - Again and Again<br />
10. Lee Jin-Ah - Yum yum yum (Rebooted Ver.)<br />
<br />
■1. SAKA-SAMA - 空耳かもしれない<br />
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/L8qvKvmxJMU" width="560"></iframe><br />
作曲はbjons(ビョーンズ)の今泉雄貴さん。<br />
前作「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=wdrtegO21p8" target="_blank">デジタル・リレーション</a>」に続き、素敵な提供曲に感動しました。<br />
シンセベースが根音を避けて、転回形のゆるっとした響きが続く曲です。<br />
SAKA-SAMAの素朴な歌声にときめきます。<br />
<br />
0:56- 「わたしたちは とっても似ている」のメロディ良いですよね。<br />
「似」の半音の動きがめちゃ綺麗です。<br />
<br />
AメロBメロはEb調、サビで滑らかにAb調に下属調転調(+5)します。綺麗。<br />
サビ終わりの展開もめっちゃ凄いですね。。<br />
<br />
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br />
1:27- (key = Ab)<br />
楽しい ねって、 頬を つねって <br />
IIIm7 VIm7 bIIIm7b5 VIIalt<br />
(bIII ロクリアン) (VIIオルタード)<br />
<br />
あなたの思い出 に なりた い<br />
IV6 V7sus4(13) V I<br />
<br />
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br />
<br />
こんな感じでしょうか。わからんです。<br />
複雑な和音なのに、メロディは臨時記号少なく、自然に歌えます。<br />
スケール上を優雅に波乗りしていて、惚れ惚れしました。<br />
<br />
VII7をVIIalt (≒Vaug7)にしてあるのは、<br />
VIIオルタードスケールのb9(ド)・b13(ソ)を<br />
メロディとして使うためなんですね。歌いやすいです。<br />
<br />
bIIIm7b5 の解釈はどう考えるのがいいでしょうか?<br />
IIm7b5 の半ずれコードとしてみるか、<br />
#IVdim (#IVmb5)の代理としてみるか、、<br />
<br />
ここ以外も、面白すぎてわからん響きがいっぱい詰まった曲です。<br />
何回も聴きたくなりますね。<br />
<br />
以下、続きます<br />
↓<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
■2. 高垣楓(cv.早見沙織) - Blessing<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/KJH5ryjDr9k" width="560"></iframe></div>
フル版買って聴きました。<br />
感動しました! 素晴らしい曲がまたひとつ。<br />
細部まで美しい演奏、歌唱です。早見沙織さんはすごい。<br />
歌詞も穏やかで綺麗。<br />
<br />
上記の試聴音源にはありませんが、中盤の間奏部分が格別に美しいです。。<br />
作曲者の<a href="https://www.youtube.com/watch?v=SExxkV9dEdM" target="_blank">田中秀和さんご本人の解説動画</a>で、<br />
ブラジルのミナス音楽を意識されたということで、雰囲気わかりますね。<br />
<br />
ここの間奏、軽い気持ちで聴きとろうとしたら、難しくて難しくて。<br />
譜面化しないと表現できなそうな和声ですが、無理やり文章で書いてみます。<br />
以下は間違いだらけと思いますので、話半分でお読みください。<br />
<br />
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br />
【間奏 1:44-】順番に8つのコードが出てきます。(カッコ内はスケール)<br />
key E<br />
① IIm7(9,11) (II ドリアン)<br />
② Vaug7(#11) (V ホールトーン)<br />
③ I△7 (I リディアン)<br />
④ VI7(9) → VI(b9) (メロ:ホールトーン+M6th フルート:VI HMP5B )<br />
⑤ IIm7(9,11) (II ドリアン)<br />
⑥ V7(#11) (V ホールトーン)<br />
⑦ IIIaug7 (メロ:III ホールトーン フルート:クロマチック)<br />
⑧ VIm7 →VI7 (VIオルタード → ミクソリディアンb6)<br />
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br />
<br />
・②④⑥⑦⑧はホールトーンスケールの味わいが強いです。<br />
<br />
・③はアイオニアン(メジャー)スケールの代わりにリディアン。おしゃれ。<br />
<br />
・④は真逆なスケールが共存していますが、音域・パン・タイミング・音色を<br />
うまくずらして成立させているんですね。。<br />
④1:51- VI7上で 旋律は<br />
フルート: ミ レ シb ラ ソ<br />
メロ: ラ ソ シ ラ ド#<br />
ハモ: ファ ミb <span style="color: red;">ソb</span><span style="color: blue;"> </span> ファ ラ<br />
<br />
メロディーとハモリはおおむねホールトーンスケールですが<br />
経過的にソb(=♮13th, M6th, 実音でBb)が出てきます。<br />
(ホールトーンにもHMP5Bにも含まれない音です)<br />
<br />
VIホールトーン+M6th は、真面目にスケール名でいうと<br />
VIリディアンb7#5(VIリディアンドミナントオーグメント)でしょうか。<br />
(<a href="https://en.wikipedia.org/wiki/Major_Locrian_scale" target="_blank">メジャーロクリアンスケールの第三モードっぽい</a>です。)<br />
<br />
<br />
・⑧ の頭の2音(smi・ling)は、メロ・ハモリ・ピアノがオルタードスケール上の<br />
トライアドになっていて、下方に動いているようですね。<br />
(Im / VIm7 → bVIIm / VIm7 ポリコードっぽく)<br />
その後の3音(you・and・me)はホールトーンっぽく動きます。<br />
(一方でフルートが、ホールトーンスケール外のP5thを鳴らすので、<br />
ホールトーンよりはミクソリディアンb6で書いたほうがよさそうです)<br />
<br />
難しいです……<br />
でも聴いた感じは、丁寧に整理されていて綺麗ですよね。凄い。<br />
<br />
*<br />
<br />
2:02-は、サビのリハーモナイズがめちゃめちゃ綺麗ですね。<br />
「グローリーデイズ」のところの変化が格別に美しいです。<br />
<br />
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br />
【2:02-】 key E (カッコはスケール)<br />
<br />
あな たと つむ いだ <br />
II7sus4 IIIaug7 / #V VIm7(#11) Vsus4<br />
<br />
グローリーデイズ<br />
<span style="color: red;">★IIadd9 / #IV</span> (IIリディアンb7 = #IV エオリアンb5)<br />
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br />
<br />
グロー リー デイズ<br />
メロ: ミ <span style="color: red;">ソ#</span> シ<br />
ハモ: ド ミ <span style="color: red;">ソ#</span><br />
<br />
元の1サビの旋律と比べると、ソがソ#に変化しており、鳥肌たつ美しさです。<br />
メロディーとハモりの構成音はIaug△7(ド ミ ソ# シ)を感じさせます。<br />
オケのメジャーコードと重なって、ポリコードのような装い。<br />
<br />
オケとメロディーをすべて含めると、ここの和音は<br />
<span style="color: red;">II7(9,#11,13) / #IV </span>の響きになっていますね。(omitは無しです)<br />
<br />
ここまで複雑に組んでも、聴感ではするするっと耳に入ってきて<br />
心地よい感触がするのは、離れ業ですね。<br />
圧巻の作品だと思います。<br />
<br />
<br />
<br />
■3. Toninho Horta & Fernando Brant - Aqui, Oh!<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/QiBs_lKdDgQ" width="560"></iframe><br /></div>
<div style="text-align: left;">
先のblessingの解説動画で、ミナスの「変わったボサノバ」の話がありました。<br />
こういう感じの雰囲気かなと思います。<br />
ブラジル・ミナスジェライス出身の音楽家、トニーニョ・オルタの作品。<br />
<br />
16分音符の裏拍を歌う感じ、半音で移り行く和音の感じが楽しいです。</div>
<div style="text-align: left;">
ギターの不思議な半音上行、半音下行が綺麗ですね。<br />
歌詞を聞くと、冒頭から「おー ミナスジェライス~♪」って歌ってます。<br />
<br />
ミナスの音楽は、アーティストごとで作風バラバラなので、<br />
共通点を括るのが難しいのですが、なんとなく複雑で綺麗な感触はわかりますね。</div>
<div style="text-align: left;">
<br />
関連記事<br />
<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2018/11/blog-post_25.html" target="_blank">ブラジル・ミナス音楽の複雑でキュートな響き</a><br />
<br />
→ 僕はトニーニョ・オルタが好きです。特に1st・2ndアルバムが凄いですね。<br />
1stはサブスクでも聴けるのでぜひ聞いてみてください。<br />
(名義は 「Toninho Horta & Orquestra Fantasma」で、<br />
アルバム名は「Terra dos Pássaros」です)<br />
残念ながら2ndの配信はないようです。<br />
<br />
<span style="color: red;">(追記)</span><br />
Lampの染谷大陽さんがまとめられた、70年代ブラジル音楽のプレイリスト<br />
「<a href="https://t.co/mxWa0ljFui?amp=1" target="_blank">Trip to 70’s in Brazil on Spotify</a>」<br />
がとても素敵で、ミナスのものも含めて<br />
ブラジル音楽を初めて聴くのにピッタリだと思います。<br />
(僕も初めて聴く曲ばかりです。嬉しい。)<br />
染谷さんによる<a href="https://lampmusic.tumblr.com/post/190474577088/trip-to-70s-in-brazil-on-spotify" target="_blank">各曲の紹介ページはこちらです</a>。<br />
<br />
<br /></div>
■4. nuance - ハーバームーン<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/xSyeDl2ckk8" width="560"></iframe><br /></div>
佐藤嘉風(さとうかふう)さんプロデュースのnuance新曲です。超かっこいい。<br />
0:53- サビ聴くと、不思議と佐藤さんの作曲ってわかりますね。<br />
オクターブユニゾンも含めて4声のコーラスかと思います。ぶ厚くてかっこいい。<br />
<br />
佐藤嘉風さんは、真部脩一さんにも通じる感覚をお持ちの方と感じています。<br />
佐藤さんの方がより難しめでテクニカルですが、<br />
システマチックな作り方が共通しているように思います。好き。<br />
<br />
メロディの感じ(ペンタトニックな傾向)とか、<br />
2小節単位でコード循環させたりとか。<br />
IV - V - VIm とか、IV - IIIm - VImとか<br />
VIm - V - IV - V とか、端的なコードをメインエンジンになさってますね。<br />
<br />
<br />
<br />
■5. NIHONGO DANCE - KENDO<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/r3ZzoQjBPdU" width="560"></iframe></div>
NIHONGO DANCEは、Gt.佐藤嘉風さん、Pf.斉藤渉さん、Dr. Uさんの3人バンド。<br />
「日本語の響きで世界を踊らせる」のがバンドのテーマだそうで。<br />
テーマ通りのわくわくする楽曲がいっぱいです。<br />
<br />
先ほどの曲と合わせて2曲きくだけでも<br />
佐藤さんの曲の独特な風合いがわかりますよね。めちゃツボです。<br />
何かしら「佐藤嘉風システム」が機能している感じしますね。<br />
<br />
初めて聞いた時、1:08- でまさかこういう和音がくると思っていなくて、<br />
うわっ て声出ました。超かっこいいです。<br />
<br />
*<br />
<br />
nuanceやNIHONGO DANCEのほか、<br />
佐藤嘉風さんのソロ名義の楽曲もサブスクで聴けるので、ぜひ聴いてみてください。<br />
(佐藤さんのアルバムは、SpotifyとApple Musicだと<br />
<strike>Apple Musicの方がラインナップ多いです! こういうこともあるんですね)</strike><br />
<span style="color: red;">(追記) どちらでも同じように聴けました。</span><br />
<span style="color: red;"> Spotifyの場合、佐藤嘉風さんのアーティストページが2つに分かれていて、</span><br />
<span style="color: red;"> 2つ合わせればたくさん聞けます。気づかず失礼しました。</span><br />
<br />
過去のソロ楽曲をお聞きすると、<br />
もともと、どんな曲調でも書きこなすオールラウンダーな方かと思いますが<br />
近作ほど、新奇でピンポイントな作曲作法の発明が進んでいて<br />
聴いててときめきます。<br />
<br />
<br />
<br />
■6. Candra Darusman Feat. Andien - Pengungkapan Hatimu<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/db1xPR7xROQ" width="560"></iframe><br /></div>
心ほっこりする、めっちゃ素敵なデュエットですね。 <br />
インドネシアのベテラン音楽家 Candra Darusman(チャンドラ・ダルスマン)の<br />
洒脱なポップス作品です。<br />
<br />
イントロの「ソ・ミー・ソ・ミー」のフルートのフレーズが、<br />
1:15- サビのメロディとして帰ってきます。美しいです。<br />
1:44- トランペットとピアノのユニゾン → 途中からフルート。<br />
2:25- 2サビはストリングスが強調されて綺麗です。<br />
3:29- 最後の一音でひねって部分転調するのも好き。<br />
<br />
最近インドネシアの曲を少しずつ聴いていて、ダルスマンもお気に入りです。<br />
ポップでかわいい曲ばかり。<br />
<br />
<br />
<br />
■7. 原田茶飯事 - 終末のドライブ<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/GPOnW-29M5o" width="560"></iframe></div>
<div style="text-align: left;">
コメントで教えていただいた原田茶飯事さん。<br />
自分の好みにピッタリで、少しずつ聴いてます。<br />
<br />
冒頭からコーラスが綺麗でときめきますが、<br />
1:19- とにかく、サビの<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97" target="_blank">ビブラスラップ</a>が超カッコイイです!<br />
こういうゆったりした曲調のなかでも、使い方次第で美しく響くのですね。<br />
自分の中での「色物楽器」っぽい印象が、見事に打ち砕かれました。</div>
<br />
端的なMVも、アイデアを引き立てていてカッコいいですよね。<br />
1:15- ノールックのビブラスラップ受け取りがツボです。<br />
<br />
要所要所のコーラスも美しく、<br />
一点突破のアイデアも見事にきまった佳曲だと思います。<br />
<br />
<br />
<br />
■8. 中山うり - カルデラの子<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/04h_fKV_2JY?start=142" width="560"></iframe><br /></div>
中山うりさん。昨年アルバムをずっと聴いてました。<br />
室内楽っぽく丁寧に編まれたアレンジと、<br />
耳馴染みの良いペンタトニックなメロディーがとても素敵です。<br />
嬉しいことにサブスクでいっぱい聴けるので、ぜひぜひ聞いてみて下さい。<br />
<br />
「カルデラの子」はペンタトニックスケールの旋律が親しみやすい楽曲。<br />
こういうメロディ良いですねー。<br />
「ぼーくはカルデラーのーこー」ってすぐ歌えるようになります。<br />
Aメロ・サビだけのシンプルな構成も好き。<br />
<br />
<br />
<br />
■9. Lee Jin-Ah - Again and Again<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=g4A2EM9TLWU"><iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/g4A2EM9TLWU" width="560"></iframe></a><br />
韓国のシンガーソングライター、イ・ジナ。<br />
ぶりっこ可愛い声と、巧みな作曲・演奏のバランスが好き。<br />
<br />
イ・ジナさんの曲には「あざといポイント」があり、とても好き。<br />
この曲だと、冒頭のとぅとぅとぅとぅとぅとぅとぅのスキャット。かわいい。<br />
スケールの細かい変化が気持ちいいですね。<br />
<br />
甘い歌声がシュガーコートになってますが、<br />
作曲は綺麗に複雑に組まれています。耳がうれしい。<br />
上手すぎて何度も聴きたくなってしまいます。<br />
<br />
<br />
<br />
■10. Lee Jin-Ah - Yum yum yum (Rebooted Ver.)<br />
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/UQaT4sZt0LA" width="560"></iframe><br />
こちらも、一聴してかわいいポップスに聞こえるのですが、<br />
作曲もアレンジも凝りに凝ってて恐ろしいです。<br />
<br />
サビ0:52- の やんみゃんみゃんみゃんみゃん♪ が<br />
あざといポイントです。カワイイ。<br />
アレンジも見事で、よく聞くと0:58-でベースの半音下行が凝ってて綺麗。<br />
<br />
2:26- イントロが回帰してイ・ジナの鍵盤ソロが始まります。<br />
3:19- ここら辺から複雑さが増しはじめ、<br />
3:29- ラストサビはピアノ・電子音・コーラスが絡み合って<br />
めちゃ複雑なアレンジですね。。凄い。<br />
4:00- ダメ押しのコーラスが綺麗です。<br />
<br />
複雑さとキャッチーさは相反するものではなくて、<br />
複雑だからこそ可愛い、みたいなものが作れるんですよね。<br />
相乗効果が出ていて素晴らしいです。<br />
<br />
<br />
***<br />
<br />
今年も良い曲いっぱい聴けるといいですね。<br />
<br />
おまけで、ちょっと裏技なのですが<br />
「blessing」の音源お持ちの方は、<br />
「歌声りっぷ」とかで、ボーカル抽出音源作って聴くのもおすすめです。<br />
<br />
サビの3声のコーラスワークがきれいできれいで。。<br />
田中秀和さんも、それを見事に歌う早見沙織さんも素晴らしいです。kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-80808834116010363562020-01-01T23:46:00.000+09:002020-07-12T00:09:43.502+09:00懐古的で美しい洋楽ポップス25曲【サブスクプレイリスト】 (20/01/01)こんにちは!<br />
今回は「懐古的で美しい洋楽ポップス」をお送りします。<br />
Spotify, Apple Musicのプレイリストです。<br />
<br />
過去の名曲を思い起こさせるような美しい楽曲を選びました。<br />
普段洋楽を聴かない方にも、親しみやすい曲調が多いと思います。<br />
The Beatles、The Beach Boys、Queen、Steely Danっぽい曲や、<br />
ソフトロックっぽいものなど、色々です。<br />
<br />
元ネタ想像しながら聴いてみると楽しいです。<br />
お時間あるときにぜひ耳を傾けてみて下さい。<br />
<br />
<span style="font-size: large;">■懐古的で美しい洋楽ポップス25曲</span><br />
■Spotify<br />
<iframe allow="encrypted-media" allowtransparency="true" frameborder="0" height="380" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/2WQihWp3WIiePe41QK4wvq" width="300"></iframe><br />
<br />
■Apple Music<br />
<iframe allow="autoplay *; encrypted-media *;" frameborder="0" height="450" sandbox="allow-forms allow-popups allow-same-origin allow-scripts allow-storage-access-by-user-activation allow-top-navigation-by-user-activation" src="https://embed.music.apple.com/jp/playlist/%E6%87%90%E5%8F%A4%E7%9A%84%E3%81%A7%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%84%E6%B4%8B%E6%A5%BD%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B925%E6%9B%B2/pl.u-6mo4aVZT48VBkk?app=music" style="background: transparent; max-width: 660px; overflow: hidden; width: 100%;"></iframe><br />
<br />
以下、簡単な紹介です。(曲タイトルからYouTubeなどに飛びます)<br />
↓<br />
<a name='more'></a><br />
1. Brian Wilson「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=a6P_FNQyDSY" target="_blank">The Like In I Love You</a>」<br />
(作曲:Brian Wilson, George Gershwin)<br />
ガーシュウィンの楽曲の断片をブライアン・ウィルソンが完成させた曲。<br />
世界一好きなメロディーです。この曲と出会えてよかったといつも思います。<br />
めっちゃいい……<br />
簡単なのに、なぜこんなにも心動かされるのか不思議です。<br />
<br />
<br />
2. Fitness Forever「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=OQxrwk4yisQ" target="_blank">Albertone</a>」<br />
(作曲:Gaetano Scognamiglio)<br />
イタリアのバンドFitness Foreverがつくる、のんびり口笛ソングです。<br />
アレンジ上品で綺麗ですよね。0:48- ストリングスが見事で鳥肌立ちます。<br />
0:12- Fitness Foreverは#IVmb5 の和音の扱いに愛を感じます。<br />
アルバム通していっぱい登場します。<br />
<br />
<br />
3. The Lemon Twigs「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=qx4rIDIff1k" target="_blank">The Lesson</a>」<br />
(作曲:Michael D'Addario, Brian D'Addario)<br />
めっちゃいい曲! 2018年のアルバムでこういう曲が聴けて嬉しいです。<br />
一つ一つの和音とかベースの動きとか、惚れ惚れして聴き返しています。<br />
0:22- ずっとピアノが歌にハモっているんですよね。好き。<br />
発表当時で21歳、19歳の兄弟がつくったとは思えず、巧みな作品です。<br />
<br />
<br />
4. The Blood Rush Hour「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=lxzT0vx2fgA" target="_blank">What Does It Take</a>」<br />
(作曲:Robert DeStefano)<br />
魅力的な旋律が惜しげもなく溢れます。この方のアイデア底なしですね。<br />
1:56- 謎和音はVaug7(9)(ホールトーン)で、変てこかわいい。<br />
歌・コーラスはThe Sonic Executive SessionsのChristian Phillipsが担当。<br />
2:36- あまりにも美しいコーラス。大好きなボーカルです。<br />
<br />
<br />
5. Paul Steel「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=erTZvcSowpQ" target="_blank">Last Guilt Trip</a>」<br />
(作曲:Paul Steel)<br />
名曲ポップスのエッセンスをぎゅっと詰め込めるポール・スティール。<br />
アルバムで聴くと、一曲一曲が憑依芸のようで、<br />
作者がころころ変わっていくように錯覚してしまいます。おすすめ。<br />
0:49- こんなに変てこなコードでサビを彩るところに惹かれます。<br />
<br />
<br />
6. Brent Cash「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=kyDcqvToj9k" target="_blank">Everything That's Grey</a>」<br />
(作曲:Brent Cash)<br />
短いなかに工夫が詰まった美しい曲。コーラスも綺麗。<br />
0:58- こんなタイミングで半音上に転調してびっくりしたら、<br />
1:25- での半音下への戻り方にびっくり。半音上げにしか聞こえないのに…<br />
異次元の転調方法です。<span style="color: red;">※1 </span><br />
<br />
<br />
7. Jukebox The Ghost「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=MnCRJ-nXb_w" target="_blank">Jumpstarted</a>」<br />
(作曲:Ben Thornewill)<br />
冒頭のコーラスから期待感たっぷりで、展開も多くて飽きない曲です。<br />
0:23- 32分音符の早いアルペジオが入って徐々に盛り上がります。<br />
1:20 でシンセが加わったアルペジオがさらにカッコいい。<br />
3:51-からのアカペラパートも綺麗。<br />
<br />
<br />
8. jeremy messersmith「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=2j-tWVceBrU" target="_blank">All the Cool Girls</a>」<br />
(作曲:jeremy messersmith)<br />
イントロのフレーズが「ドレミファソラシド」で始まります。ワクワクしますね。<br />
4拍めにアクセントがあるリズムが好き。<br />
1:54-からの厚いハーモニーが綺麗。2:03で長二度上転調して、<br />
2:32-で駄目押しの長二度上転調が重なります。鮮やか。<br />
<br />
<br />
9. The High Llamas「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=eVkOu9JXaPA" target="_blank">Fly Baby, Fly</a>」<br />
(作曲:Sean O'Hagan)<br />
ハイラマズ好きです。どの曲も、強いサビがあるわけではないのですが、<br />
延々と美しいハーモニーが続くので、延々と聴いてしまいます。<br />
転調多めで本来は難しいのですが、優しい聴き心地にデザインされていますね。<br />
フライ・ベイビー・フライの繰り返しはキャッチー。<br />
<br />
<br />
10. Monkey House「Nine O'Clock Friday」<br />
(作曲:Don Breithaupt)<br />
この和音選びだと影響元もわかりやすいですね。かっこいい。<br />
アレンジ・ミックスが綺麗でお手本のような曲です。<br />
冒頭はリディアンb7スケールで怪しげ。癖になりますね。<br />
2:50-からの長い間奏は、見事な演奏でずっと聴きたくなります。<br />
<br />
<br />
11. She & Him「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=pZ3cTwI9bIw" target="_blank">In the Sun</a>」<br />
(作曲:Zooey Deschanel)<br />
魅力的なイントロのリフから、優しい女性ボーカルが気持ちいいです。<br />
0:27-のメロディーラインいいですねー。ツボです。<br />
2:03-から、1分近くリフを繰り返しつつギターソロで盛り上がります。<br />
こういうミニマルな作り方が好き。<br />
<br />
<br />
12. Ardhito Pramono「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=ljbcEDDUpz4" target="_blank">superstar</a>」<br />
(作曲:Ardhito Pramono)<br />
先日もご紹介したインドネシアのArdhito Pramonoです。<br />
若々しさも円熟味もある魅力的な曲。丁寧なアレンジが素晴らしいです。<br />
0:48- Bメロの感じが好きなんですよね。<br />
古風なサウンドながら、歌詞に「instagram」とか入ってて今風なところも。<br />
<br />
<br />
13. Ryan Lerman「Laugh About Your Problems」<br />
(作曲:Ryan Lerman)<br />
ちょっとタメのあるシャッフルのリズムがお気に入りの曲です。<br />
部分転調多めの作曲が楽しいですね。かなり凝ってます。<br />
0:45- 部分転調のなかを縫っていくメロディが綺麗です。<br />
2:37- ここで長二度上転調してさらに盛り上がります。<br />
<br />
<br />
14. Willie Wisely「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=u6UMxiT0x7k" target="_blank">Through Any Window - OXOX Mix</a>」<br />
(作曲:Willie Wisely)<br />
この曲は、ギターと歌の特にシンプルな曲なのですが、<br />
懐かしげで説得力のあるメロディに惹かれて選曲しました。名曲を感じます。<br />
1:36- から新しいパートが始まって、<br />
1:56- でシームレスにサビに移行するのも美しいですね。<br />
<br />
<br />
15. David Myhr「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=v8D7N6TQZlA" target="_blank">Spellbound</a>」<br />
(作曲:David Myhr)<br />
どの曲もポップで聴きやすいDavid Myhr。説明いらずで楽しい曲ですね。<br />
イントロのトランペットからワクワクします。<br />
2:21- からの展開が好き。部分転調もシンプルで美しいです。<br />
2:36- が特に好き。ベースの動きが気持ちいいですね。<br />
<br />
<br />
16. Jake and Abe「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=fgaNvXJFU6s" target="_blank">It's Easy</a>」<br />
(作曲:Abraham Rounds, Jacob Sherman)<br />
Jake Sherman と Abe Roundsの2人組グループ。めっちゃいいですね。<br />
(Jake Shermanのファンなので知りました)<br />
ハモリも綺麗だし、落ち着いた曲調がたまらないです。<br />
1:16- ここのシンセアレンジがいかにもJake Shermanらしくて可愛い。<br />
<br />
<br />
17. Foxygen「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=2XiU2zulDiY" target="_blank">Avalon</a>」<br />
(作曲:Jonathan Rado, Sam France)<br />
イントロからメロメロになります。こういう曲調良いですよねー。<br />
テンポもアレンジもころころと変わり、聴き手を飽きさせない工夫いっぱい。<br />
1:23- からの間奏が最高に好きなのでぜひ聞いてみてください。<br />
スーパーマリオのテンポアップみたいなわちゃわちゃ感。楽器も多くて楽しい。<br />
<br />
<br />
18. The Divine Comedy「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=twjFvpQutIE" target="_blank">I Joined The Foreign Legions(To Forget)</a>」<br />
(作曲:Neil Hannon)<br />
ゆったりと跳ねるリズムが美しいです。<br />
「ミ」と「シ」のフレーズで一点突破する、魅力的な楽曲ですね。<br />
0:51 ミーシミシーミーシー \シーミシミーシーミー/<br />
これだけで綺麗なメロディになってしまうのですね。うっとりします。<br />
<br />
<br />
19. Mamas Gun「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=QFoswLaYEfA" target="_blank">You Make My Life A Better Place</a>」<br />
(作曲:Andy Platts, Conner Reeves)<br />
ファンキーで温かい音楽。こちらも名曲の感じありますね。<br />
シンプルな作りの中にこだわりが詰まっています。<br />
1:33- 2回めサビがオクターブユニゾンになっているの良いですね。<br />
2:48-の処理も格好いい。王道の中のひねりが綺麗です。<br />
<br />
<br />
20. Giorgio Tuma「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=8cEvCxjAH70" target="_blank">Innocenza Cetra</a>」<br />
(作曲:Giorgio Tuma)<br />
イントロから強烈なノスタルジーに駆られる曲です。聴くたびドキッとします。<br />
男女のささやくような歌唱が切なげ。<br />
中盤の1:52- から最後まで、同じフレーズが繰り返されます。<br />
徐々にフルートやコーラスが寄り添ってきて静かに終わります。<br />
<br />
<br />
21. Louis Cole「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=RhllQAiEQlM" target="_blank">Things</a>」<br />
(作曲:Giorgio Tuma)<br />
ルイスコール、いつも素敵な曲を書かれます。<br />
0:45-サビは、ベースに対してMajor7thか7thにメロディが置かれ,<br />
シンプルながら美しい響きになっていますね。<br />
2:59-から、ごちゃごちゃしていて綺麗。不思議な感覚です。<br />
<br />
<br />
22. Rex Orange County「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=HqYAgDYvdDw" target="_blank">Always</a>」<br />
(作曲:Rex Orange County, Ben Baptie)<br />
2019年の新アルバムから。お若いのに流石。。<br />
簡素に見えて、0:56-や1:50- で綺麗なブラスセクションが入ったり、<br />
丁寧なアレンジがたまらないです。<br />
1:53- 2番のアレンジも大胆に変えてありますね。アイデア満載。<br />
<br />
<br />
23. Super Furry Animals「<a href="https://youtu.be/njaYAccqpqk?t=46" target="_blank">Hello Sunshine</a>」<br />
(作曲:Super Furry Animals)<br />
展開もメロディーも演奏もシンプルで、なぜか心に残る音楽。<br />
メロディ音域も低めで狭めで、一緒に歌いたくなりますね。<br />
グリフ・リースの歌声も、癖あって魅力的です。<br />
1:17- サビの三声ハモリが凝っててとても綺麗。<br />
<br />
<br />
24. Rufus Wainwright「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=ip0YWi323ks" target="_blank">Release The Stars</a>」<br />
(作曲:Rufus Wainwright)<br />
しっとり静かな曲かと思いきや、音の圧力に溺れてしまう力作です。<br />
1:40- サビ前の上行フレーズの盛り上がりがめちゃ気持ちいいですよね。<br />
サビの過剰なくらいのサービス心がたまらないです。<br />
逆に、曲終わりの一音だけ静かなマイナーコードになっているのも美しいですね。<br />
<br />
<br />
25. Kai Danzberg, Roger Joseph Manning Jr.「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=v-MQEZK6T5w" target="_blank">Turn Away</a>」<br />
(作曲:Kai Danzberg, Dana Countryman)<br />
なんていい曲なんだろう……。涙腺緩みます。<br />
このプレイリスト作るときに見つけたのですが、胸を撃ち抜かれました。<br />
和音とか、メロディーとか、アレンジとか、自分の好みにぴったりです。<br />
1:30- サビ聴いた瞬間、これだ! って思いました。感動しました。<br />
<br />
strawberry recordの「<a href="https://www.nicovideo.jp/watch/sm411975" target="_blank">GRETEL</a>」と似た感触があるんですよね。<br />
こういう曲大好きです。<br />
<br />
<br />
*<br />
<br />
以上、お気に入りの25曲を紹介しました。<br />
ちょうどいいバランスでプレイリストが作れたので満足です。<br />
今年ものんびり更新したいと思います。<br />
<br />
<br />
<span style="color: red;">※1 </span>Brent Cash「Everything That's Grey」の補足<br />
<br />
1:20-<br />
VIm I/V #IVm7b5 <span style="color: blue;">bVII/IV VII/#IV</span> VII<br />
<span style="color: blue;">(半音上転調っぽい)</span><br />
と並べると、<br />
半音上転調の効果を使って、半音下(VII)に転調できるんですね。<br />
聴感上は半音上転調にしか聞こえないので、凄い技術です。<br />
<br />
<br />
***<br />
関連記事<br />
今までに作成したサブスクプレイリストです。<br />
<br />
<div>
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/02/spotify100.html" target="_blank">サブスクで聴く日本のステキなポップ・ミュージック100</a><br />
<br />
■01. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/10/spotify25.html" target="_blank">普通でうつくしい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■02. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/spotify25.html" target="_blank">わちゃわちゃカワイイ日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■03. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25.html" target="_blank">男女ボーカルが素敵な日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■04. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25_25.html" target="_blank">複雑でときめく日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■05. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/01/25-200101.html" target="_blank">懐古的で美しい洋楽ポップス25曲</a><br />
<br />
■06. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/03/25200316.html" target="_blank">おしゃれで愛しい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■07. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/04/25200426.html" target="_blank">かわいくて浮遊感のある日本のポップス25曲</a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
■08. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/06/25200607.html" target="_blank">たのしい電波ソング25曲</a><br />
<br />
■09. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/07/25200712.html" target="_blank">優しくて感傷的な日本のポップス25曲</a></div>
kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-69709391778382645832019-12-09T00:16:00.000+09:002020-01-27T00:15:55.235+09:00惹かれるポップ・ミュージック (19/12/09)惹かれるポップスを聴きます。<br />
前回から時間空きすぎて、どちらから紹介してよいかわからないですね。<br />
少しずつ更新してまいります。<br />
<br />
1. Ardhito Pramono - superstar<br />
2. Ardhito Pramono - fine today<br />
3. 松木美定 - 実意の行進<br />
4. 端口つとむ - まりものもり<br />
5. Vira Talisa - Matahari<br />
6. 高垣楓(CV:早見沙織)- Blessing<br />
7. Sean O'Hagan - On a Lonely Day (Ding, Dong)<br />
8. Tennyson - L'oiseau qui danse<br />
9. avandoned - マーガレット<br />
10. The Broken TV - Marie<br />
<br />
<br />
■1. Ardhito Pramono - superstar<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/ljbcEDDUpz4" width="560"></iframe></div>
インドネシアのArdhito Pramono。いま24歳のミュージシャンです。<br />
めっちゃ素適な曲書かれますね! 前情報なしで音源だけ聴いたら<br />
ベテランおじさんかと思っちゃいました。<br />
キュートなポップセンスに、ダンディな声。笑顔がすてき。<br />
<br />
オールドスタイルな感じが、マリオの近藤浩治さんにも似てて好き。<br />
曲展開で魅せるというより、どこを切り取っても絶品アレンジで溢れています。<br />
0:57-みたいな進行好きです。<br />
2:15- すーぱーすたーらーらーらーらーらーらーらーらー 好き。<br />
<br />
以下、続きます。<br />
↓<br />
<a name='more'></a>■2. Ardhito Pramono - fine today<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/S69hM2pca6s" width="560"></iframe></div>
<div style="text-align: left;">
こちらもArdhito Pramonoです。めっちゃすてき。まっすぐな美メロですね。<br />
<br />
0:23- 一小節省略されているの、緩みがなく良いですね。<br />
1:07- ディミニッシュな響きが多くて切なげです。<br />
次の松木さんの曲もですが、6拍子と4拍子が折り重なるスタイルって<br />
ときめいてしまいます。Lampのさち子も。<br />
<br /></div>
サブスクで「a letter to my 17 year old」というアルバムが聴けますので<br />
ぜひぜひ聞いてみてください。めちゃおススメ。<br />
どの曲もキャッチーで、みんなに愛される幸せな曲が書ける方だと思います。<br />
日本のポップス趣味にもピッタリ合う感触あります。<br />
<br />
<br />
■3. 松木美定 - 実意の行進<br />
<iframe allow="autoplay" frameborder="no" height="300" scrolling="no" src="https://w.soundcloud.com/player/?url=https%3A//api.soundcloud.com/tracks/602698401&color=%23ff5500&auto_play=false&hide_related=false&show_comments=true&show_user=true&show_reposts=false&show_teaser=true&visual=true" width="100%"></iframe><br />
聴いてて惚れ惚れしてしまう、松木美定さん。<br />
冒頭4拍子で始まって、メロディーが4拍子と6拍子をゆるっと行き来する感じが<br />
気持ちいいですね。こういう曲調が好きで好きで。<br />
ポリフォニックなのに耳にするする入ってきます。耳が幸せ。<br />
歌声も美しくて胸打たれます。<br />
<br />
3:05- アウトロは唱歌「<a href="https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%95%85%E9%83%B7%E3%81%AE%E7%A9%BA" target="_blank">故郷の空</a>」からの引用かなと思いました。<br />
ペンタトニックの旋律が素朴できれいです。曲にぴったり合ってますね。<br />
<br />
いま知ってビックリしたのですが、絵もご本人なんですね! すてき。<br />
僕は黒田硫黄さん・河野玲奈さんのような絵が好きで、こういう雰囲気にときめきます。<br />
<br />
<br />
■4. 端口つとむ - まりものもり<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/mcLG5pgRfvc" width="560"></iframe><br /></div>
コメントで教えていただいた端口つとむさん。めっちゃいいーーです。<br />
<br />
YouTubeの概要欄に「ややこしいポップスをつくっています。」とありますが、<br />
とてもとてもキュートなポップスだと感じました。ひねりのバランスが好き。<br />
1:28- は素晴らしいメロディーですね。まりーもーのーよにっ。<br />
タイトルがバシッと盛り上がるとかっこいいですね。<br />
<br />
アルバムを通販で買って、ちょっとずつ聴き進めています。<br />
他にも素敵な曲ばかりですが、性癖的にシャッフルのリズムが好きで好きで<br />
これを選曲してしまいました。<br />
今後もちょこちょこご紹介します。<br />
<br />
<br />
■5. Vira Talisa - Matahari<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/ebAqwLtDvbE" width="560"></iframe></div>
こちらもインドネシアから、Vira Talisaの素敵な楽曲です。<br />
かなり以前になってしまいましたが、<br />
pwmさん(<a href="https://twitter.com/pwm_/status/1103071702668341248" target="_blank">@pwm_</a>)がtwitterで紹介されていたのをみて知りました。<br />
<br />
パッと聞いてすぐに感じ取れるのですが、<br />
まさか、Lampの「さち子」がインドネシアで継承されているなんて……。<br />
感動してしまいました。<br />
2:08- から始まるスキャットだけのパートとか。<br />
さち子そっくりのアウトロ聴くとうれしくなってしまいます。愛が溢れてますね。<br />
<br />
この方のアルバム「Primavera」も、良ポップスばかりでおすすめです。<br />
サブスクで聴けます。<br />
インドネシアの音楽って相性いい感じするので。もっと聴いてみたいです。<br />
<br />
<br />
■6. 高垣楓(CV:早見沙織)- Blessing<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/KJH5ryjDr9k" width="560"></iframe><br /></div>
MONACA田中秀和さんの楽曲。<br />
うわーこの曲大好き! 惚れ惚れしちゃいます。フル版楽しみ。。<br />
ブラジルの裏打ちだらけのリズムって難しいですが、<br />
早見沙織さん完璧に歌われてて感動しました。<br />
<br />
この曲、田中さんの作品のなかでも、最もスムーズな転調だと思います。<br />
転調前後のメロディーが共通音(コモントーン、ピボットトーン)で繋がれており、<br />
一聴しただけでは転調に気づきにくく、透明に聴こえます。<br />
・参考:<a href="https://en.wikipedia.org/wiki/Modulation_(music)#Common-tone_modulation" target="_blank">Common-tone modulation (wikipedia)</a><br />
・参考:<a href="https://youtu.be/QKbdksUUvAI" target="_blank">モーツァルトの作例</a><br />
<br />
下記赤字のメロディーが共通音になっています。<br />
<br />
0:31-<br />
Aメロ Bメロ (key+3)<br />
羽ばたきはじめ「<span style="color: red;">よう</span>」 = 「<span style="color: red;">な</span>」きむしは<br />
<span style="color: blue;">key:E </span>の B (ソ) <span style="color: blue;">key:G</span> の B (ミ) <br />
<br />
0:50<br />
Bメロ サビ (key-3)<br />
でかけよ「<span style="color: red;">う</span>」 = 「<span style="color: red;">そ</span>」らがきれいで<br />
<span style="color: blue;">key:G</span> の E(ラ) <span style="color: blue;"> key:E </span>の E (ド) <br />
<br />
短三度転調の瞬間で、メロディー音高は維持されているのがわかりますね。<br />
このおかげで、メロディーがスムーズに流れています。<br />
(もう少し厳密にいうと、Bメロもサビも、ひとつ手前のコードから<br />
転調が開始しているので、さらにスムーズになっています)<br />
名曲は細部に宿るんですね。<br />
<span style="color: red;"><br /></span>
<span style="color: red;">(20/01/27 追記)フル版・間奏部の聴き取り記事を書きました。</span><br />
<span style="color: red;">■惹かれるポップ・ミュージック (20/01/27)</span><br />
<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/01/200127.html">https://kaho-ss.blogspot.com/2020/01/200127.html</a><br />
<br />
<br />
<br />
■7. Sean O'Hagan - On a Lonely Day (Ding, Dong)<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/vOqaHefEN8c" width="560"></iframe><br /></div>
ハイ・ラマズの作曲でおなじみ、ショーン・オヘイガンのソロアルバムから。<br />
ゆるゆるっと室内楽っぽいアレンジに、急角度の転調が楽しいです。<br />
やさしい破天荒。聴いているうちになぜか慣れてしまいます。<br />
ペン画のPVも良くて、ずっと聴き入っちゃいますね。<br />
<br />
0:33- ショーン・オヘイガンのストリングスアレンジが大好き。。<br />
僕が聴きなれているからかもしれませんが、ポップスで一番綺麗だと思います。<br />
<br />
新アルバム「Radum Calls, Radum Calls」聴いてると、嬉しくて笑みこぼれます。<br />
ショーン・オヘイガンの作品は、根詰めて聴くというより、<br />
生活の一部にして、少しずつしみ込ませる感じです。<br />
長年かけてのんびり愛聴したいと思います。<br />
<br />
<br />
■8. Tennyson - L'oiseau qui danse<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/M8EcUu0YHko" width="560"></iframe></div>
小粒で濃縮されたTennysonの楽曲です。<br />
0:00- 物凄く期待させるイントロでハードル上がった状態で<br />
0:31- 期待を遥かに超えてくるフレーズに唖然としてしまいます。<br />
1:29- ここからさらにポップで可愛くなります。<br />
ボーカルがなくても、曲が2分足らずでも、素晴らしいポップが書けるのですね。<br />
<br />
こういうスケール・フレーズがパッと聴きとれるようになるといいですね。。<br />
(僕には無理です)<br />
<br />
<br />
■9. avandoned - マーガレット<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/7yy593BLDdI" width="560"></iframe><br /></div>
めっちゃいい曲! 作曲は つるうちはなさん。編曲はThe Broken TV。<br />
<br />
僕あまり使わない言葉なんですが、つるうちさんの曲って、エモいです。<br />
前に紹介した「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=zN9NThhVLT8" target="_blank">Hello!</a>」もいいですよねー。切ない。<br />
毎曲が最終回、っていう感じがします。<br />
<br />
つるうちさんしか気づいていない、魔法の方法があると思うのですが<br />
僕にはまだわからないです。(だから音楽は奥深くて楽しいですね)<br />
<br />
AメロもBメロもサビも、なんでこんなに良いんだろうと不思議です。<br />
3:37- 落ちサビから、3:48- リハーモナイズの流れもいいですねー。<br />
<br />
この曲、めちゃ素敵なアレンジですね。<br />
The Broken TVとはどんな方なんでしょうか。<br />
<br />
<br />
■10. The Broken TV - Marie<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/g4qUe37S0SU" width="560"></iframe></div>
こんな方々でした。全員がボーカルとれる、5人組男女バンドです。<br />
つるうちはなさんのレーベル所属なんですね。<br />
<br />
この曲の作曲はタイチャンネルさん。音作り気持ちいいです。 <br />
Aメロ・Bメロ・サビで全く別の曲に切り替わる(ボーカルも変わる)ので、<br />
聴いててびっくりしますね。<br />
<br />
…と思っていると、フルで聴いたときにさらにびっくりする仕掛けがあり、<br />
3:11- からの展開がとにかく素晴らしいんです。やられた!と思いました。<br />
ポリフォニックで感動的。離れ業です。<br />
<br />
4:11- \ニャー/<br />
遊び心もテクニックもある素敵なバンドですね。めちゃファンになりました。<br />
<br />
<br />
*********<br />
<br />
<br />
隔週くらいで更新できるといいですね。<br />
次回はナムコっぽいものをお届けしようかと考え中です。<br />
<br />
*<br />
<br />
そういえばこちらの企画、<br />
・<a href="https://lampmusic.tumblr.com/post/189307833128/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%81%A7%E9%81%B8%E3%81%B6lamp-best-20%E7%B5%90%E6%9E%9C" target="_blank">《メンバーとリスナーで選ぶ「Lamp BEST 20」》結果</a><br />
1位 さち子<br />
2位 ひろがるなみだ<br />
の結果をみて、とても嬉しくなりました。ほんと良い曲ですよね。<br />
<br />
20位ランク外の曲だと、永井さんの「夢をみたくて」が大好きです。<br />
<br />
*<br />
<br />
たなかさん・田中秀和さんの楽曲「夢の中へ」は傑作ですね!<br />
聴いてて震えました。kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-75986054380929286012019-11-25T01:00:00.000+09:002020-07-12T00:09:56.064+09:00複雑でときめく日本のポップス25曲【サブスクプレイリスト】 (19/11/25)こんにちは。<br />
今回は「複雑でときめく日本のポップス」を選曲しました。<br />
Spotify, Apple Musicのプレイリストです。<br />
<br />
凝った構成や和音に出会うと、一回聴いてもわからず何度も聴きたくなりますね。<br />
「難しい」というより「<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E9%9B%91%E6%80%A7" target="_blank">複雑性のある</a>」曲に惹かれます。<br />
<br />
ぜひ何度か繰り返して聴いてみて下さい。<br />
<br />
<br />
<span style="font-size: large;">■複雑でときめく日本のポップス25曲</span><br />
■Spotify<br />
<iframe allow="encrypted-media" allowtransparency="true" frameborder="0" height="380" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/7c02B8LOadKKVxqURMSfwv" width="300"></iframe><br />
<br />
■Apple Music<br />
<iframe allow="autoplay *; encrypted-media *;" frameborder="0" height="450" sandbox="allow-forms allow-popups allow-same-origin allow-scripts allow-storage-access-by-user-activation allow-top-navigation-by-user-activation" src="https://embed.music.apple.com/jp/playlist/%E8%A4%87%E9%9B%91%E3%81%A7%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%82%81%E3%81%8F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B925%E6%9B%B2/pl.u-6mo4ayvF48VBkk?app=music" style="background: transparent; max-width: 660px; overflow: hidden; width: 100%;"></iframe><br />
<br />
以下、おまけで簡単な紹介です。(曲タイトルからYouTubeなどに飛びます)<br />
↓<br />
<a name='more'></a><br />
1. Orangeade「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=GAXJLcu2f5s" target="_blank">Over Again (Osawa Kentaro Mix)</a>」<br />
(作曲:大沢建太郎)<br />
この曲の構成に気づいた瞬間、うわっ凄い、って声出ました。<br />
4:06- の着地は神様が宿っているように思いました。素晴らしいです。<br />
下記は大沢さんご本人の楽曲解説です↓<br />
<a href="https://kouzoustructure.blogspot.com/">https://kouzoustructure.blogspot.com/</a><br />
構成の秘密に自分で気づいてから読むのもおすすめ。感動もひとしおです。<br />
<br />
<br />
2. Conte「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=7u9Wm9A5zAk" target="_blank">季節を狙え</a>」<br />
(作曲:佐藤望)<br />
大沢建太郎さんが脱退して「Orangeade」の名前が終わり、<br />
これからはシンリズムさん加入して新バンド「Conte」が始まるとのことで。<br />
ビックリしつつめちゃ楽しみですね。<br />
シンリズムさんは音楽観も近いし、黒澤さんと声質も親和性ありでピッタリですね。<br />
この曲、合いの手が多くてめちゃキュートです。早速Conteらしさ出てます。<br />
<br />
<br />
3. 浦上・ケビン・ファミリー「<a href="https://anotraks.bandcamp.com/track/--95" target="_blank">金星の呼気</a>」<br />
(作曲:浦上・ケビン・ファミリー)<br />
浦上想起さんの細部まで綺麗な楽曲。なんでこんなに心地よいんでしょう。<br />
2:44-のフルートみたいに、ピッチすら操ってしまう楽しさ。<br />
アルバム「<a href="https://urakamifamily.bandcamp.com/releases" target="_blank">Urakami's Instrumental Songs Vol.1</a>」がめちゃ素敵なので<br />
お手元に置いていただきたいです。<br />
<br />
<br />
4. Lamp「<a href="https://soundcloud.com/lamp-japan/9tyuiffgfqtw" target="_blank">八月の詩情</a>」<br />
(作曲:永井祐介)<br />
Lampの主要アルバムがサブスクで全曲聴けるようになったのですね!<br />
「八月の詩情」は永井さんの傑作で、分厚いコーラスにうっとりします。<br />
以前に和音聴きとりにトライしたことがあります↓<br />
<a href="http://kaho-ss.blogspot.com/2015/02/lamp1.html">http://kaho-ss.blogspot.com/2015/02/lamp1.html</a><br />
聴きとりはあまり正確ではないですが、めちゃ和音凝ってますよね。<br />
<br />
<br />
5. 松井優子「<a href="https://www.nicovideo.jp/watch/sm6948156" target="_blank">一角獣と処女</a>」<br />
(作曲:冨田恵一)<br />
惚れ惚れするアレンジ。ピアノの裏打ちのリズムが気持ちいいです。<br />
1:25- タイトル出てくる瞬間がカッコイイです。サビがゆったりめで渋い。<br />
3:19- 間奏のストリングスがめちゃ好き。<br />
3:42-半音移動にぞくぞくします。複雑さとキャッチーさのバランスが好き。<br />
<br />
<br />
6. GUIRO「アバウ」<br />
(作曲:高倉一修)<br />
サブスクでGUIROの曲が聴けます!<br />
ツーファイブワンすらも必要とせず曲を作ってしまう手腕は恐ろしいです。<br />
調が確定する前に調性が移りかわっていくので、耳がビックリしますね。<br />
曲を覚えていくと、要所要所、独特な甘みが癖になります。0:58-から好き。<br />
ストリングスアレンジは大沢建太郎さん(北園みなみ名義)。さすがのお仕事。<br />
<br />
<br />
7. 高井息吹「marionette」 <br />
(作曲:高井息吹)<br />
めちゃいい曲。曲構成に惚れ惚れします。<br />
ピアノと歌でゆっくり始まり、徐々にドラム・チェロが絡まります。<br />
1:07- サビ気持ちいいです。ピアノのアルペジオが大らかでカッコイイ。<br />
2:12- 2回目はドラムが炸裂してもっとカッコイイ。。いきなり32ビートとは。<br />
<br />
<br />
8. 長谷川白紙「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=TbRoIhHySWY" target="_blank">あなただけ</a>」<br />
(作曲:長谷川白紙)<br />
長谷川白紙さんの新譜から。冒頭の大胆なブラス編曲にテンション上がります。<br />
複雑な和音なのに、メロディはほとんどメジャースケールで歌えます。<br />
攻め攻めなのに不思議と親しみやすく、バランス素晴らしいですね。<br />
2:15-の手拍子好き。<br />
<br />
<br />
9. NIHONGO DANCE「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=r3ZzoQjBPdU" target="_blank">KENDO</a>」<br />
(作曲:佐藤嘉風)<br />
佐藤嘉風さん。どの曲も発想が独特で大好き。アイデアマンですね。<br />
グループ名通り、日本語・日本文化の軽妙なリズムを切り取ったサウンドです。<br />
1:01-でまさかこういう展開になるとは。。コーラスめちゃ綺麗です。<br />
この曲は<a href="https://www.youtube.com/watch?v=r3ZzoQjBPdU" target="_blank">PVが超良い</a>ので、ぜひ観てみてください。<br />
<br />
<br />
10. 網守将平「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=jGQCg4V4apY" target="_blank">いまといつまでも</a>」<br />
(作曲:網守将平)<br />
電子音がかわいい編曲。違和感なく調が移り変わっていく手腕が見事です。<br />
2:36- ここのペンタトニックのメロディが好き。キュートです。<br />
4:05- 長二度上転調してから、再度同じメロディが奏でられます。<br />
ここからギターソロも甘々で大好き。<br />
<br />
<br />
11. ザ・なつやすみバンド「赤いワンピース」<br />
(作曲:中川理沙)<br />
中川理沙さんのブラジル趣味あふれる楽曲。こういう曲調大好き。<br />
フルートとスティールパンの相性が良く、耳にするするっと入ってきますね。<br />
1:41- 間奏で、イントロのコーラスが繰り返されます。コーラス多くて好き。<br />
<br />
<br />
12. 原田茶飯事「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Bvacf4hFB-U" target="_blank">愛とiは仲良し</a>」<br />
(作曲:原田茶飯事)<br />
コメントでご紹介いただいた原田茶飯事さん。細野晴臣さんお好きな方におすすめ。<br />
2:04- タイトルと一緒にでてくるベースの上行、めちゃ好きです。<br />
3:58- 曲が完全に止まってからアウトロに入るの、なぜか気持ちいい。<br />
<br />
<br />
13. Minuano「月下夜話」<br />
(作曲:尾方伯郎)<br />
Lampの右腕、パーカッショニスト尾方伯郎さんとLamp榊原香保里さんコンビ。<br />
染谷さん永井さんよりもさらに調性を細かくあやつり、洗練された作曲が楽しいです。<br />
Lampよりも大人っぽいイメージ。<br />
3rdアルバム「蝶になる夢を見た」はさらにポップになったので、超おすすめです。<br />
<br />
<br />
14. トクマルシューゴ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=XYx-a79MhX8" target="_blank">Lita-Ruta</a>」<br />
(作曲:トクマルシューゴ)<br />
0:21- は、5/8 + 5/8 = 5/4 拍子 のポリリズムで始まります。<br />
凝っててもアレンジが軽快で耳触りが抜群にいいですね。<br />
0:54- めちゃ素敵なサビですねー。2:59- の2回目は落ちサビ。コーラス綺麗。<br />
<div>
<br /></div>
<br />
15. CRCK/LCKS「春うらら」<br />
(作曲:石若駿)<br />
淡々と、ちょっぴり不思議なコードワークが楽しい楽曲。<br />
1:02- 分厚いコーラスに満たされるサビがたまらなく好きです。<br />
CRCK/LCKSって、メンバー皆さん曲書けて凄い。<br />
石若駿さんのソロ名義のアルバム「Songbook4」もサブスクで聴けておススメ。<br />
<br />
<br />
16. ZOMOZ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=TacqcUNfBf0" target="_blank">アニマシー</a>」<br />
(作曲:SYOKEN)<br />
めちゃイイ感じのZOMOZ。声の感じとか、ゆるっとしたテンポ感とか。<br />
この曲、リフに使いにくい「ファ♯」を使っちゃう大胆な作りです。<br />
サビはキャッチーでカワイイですね。メロディのミbのひねりが効いてます。<br />
PAPOOZとかのゆるい雰囲気にも近く、好き。<br />
<br />
<br />
17. yuichi NAGAO 「<a href="https://youtu.be/FdZAXKxzKC8?t=123" target="_blank">Breath feat. Utae</a>」<br />
(作曲:yuichi NAGAO)<br />
甘々な曲を書かれるyuichi NAGAOさん。<br />
アレンジはふわふわしつつ、どの曲も明瞭に進行感があってキャッチーですね。<br />
停止してからの 2:07- はカッコイイですねー。リズムもアレンジも縦横無尽です。<br />
<br />
<br />
18. 中塚武「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=FTVHW3mwmKQ" target="_blank">JAPANESE BOY</a>」<br />
(作曲:中塚武)<br />
かっこいい~惚れ惚れします。ショービジネス感あふれる。<br />
カットアップ気味のボーカルも疾走する曲調に合ってます。<br />
0:49-からのメロディ・コードは甘々ですねー。きちんとサビ立ってて素敵。<br />
一瞬も緩みなく、全編が聴きどころの曲ですね。<br />
<br />
<br />
19. 安田寿之「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=ZDPCRjjUoHQ" target="_blank">La pesanteur</a>」<br />
(作曲:安田寿之)<br />
ミニマルな作りで美しい曲。<br />
冒頭、ピアノのアルペジオが4拍子、メロディーが6拍子のポリリズム。<br />
0:37- ベースは6拍子を担当しますが、2:36-からは4拍子に変わります。<br />
1:42- ミニマルなストリングスが加わります。素敵。<br />
<br />
<br />
20. 空気公団「白いリボン」<br />
(作曲:山崎ゆかり)<br />
空気公団で珍しく、丁寧なオーケストラアレンジが綺麗な一曲です。<br />
ギターもオルガンもドラムも綺麗に馴染んでますね。<br />
対旋律も細かく入っていて、ポリフォニックで耳が幸せです。<br />
1:04- のフルートの対旋律が好き。何回でも聴けます。<br />
<br />
<br />
21. bo en「<a href="https://soundcloud.com/bo-en/be-okay-with-avec-avec" target="_blank">be okay with Avec Avec</a>」<br />
(作曲:be okay)<br />
イギリスのアーティストbo enが作る、かわいい日本語ポップス。<br />
(日本のMaltine Records作品なので、プレイリストに入れちゃいました)<br />
日本の作曲家Avec Avecがプロデュースしています。かわいい音作り。<br />
bo enさん塊魂お好きだそうで、雰囲気めちゃわかりますね。<br />
<br />
<br />
22. Orange Pekoe「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=F3U6OL59OEY" target="_blank">little mermaid</a>」<br />
(作曲:藤本一馬)<br />
曲中の印象的な繰り返し(「little, little mermaid」)は、<br />
Idim△7 → Isus2 という感じでしょうか。<br />
最初はかなり怪しげに響きますが、曲中で何度も登場し、<br />
美しいサビを経た2:15-では、どこか温かく優しい響きに思えてきます。<br />
<br />
<br />
23. ものんくる「花火」<br />
(作曲:角田隆太)<br />
0:40- ポップスの常套句を使わず、新しく魅力的なサビが作りだせるのは<br />
とてもカッコイイですよね。<br />
2:02- 「フラッシュバック」と言い放つところ、超カッコいいです!<br />
3分足らずでここまでポップを凝縮できるのは凄いです。<br />
<br />
<br />
24. キリンジ「悪玉」<br />
(作曲:堀込高樹)<br />
キリンジはどの曲を選んでも複雑で綺麗なのですが、好みでこの曲にしました。<br />
渋い世界観にキュートな楽曲。堀込高樹ワールドです。<br />
0:04- ホールトーンっぽいフレーズが効いてますね。<br />
0:46- この背中「を」の音で、Iの6thに着地しているのも珍しくておしゃれ。<br />
<br />
<br />
25. 椎名林檎「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=fVCCe2tuL20" target="_blank">茎(STEM) ~大名遊ビ編~</a>」<br />
(作曲:椎名林檎)<br />
椎名林檎さんはこの曲が一番好きです。<br />
サビで急に甘々なフレーズが溢れて惚れ惚れします。完璧な曲ですね。<br />
3:35- この長二度上転調がめちゃめちゃカッコイイです。。<br />
この曲を名曲にする、確信めいたものを感じます。<br />
<br />
*<br />
<br />
複雑さがポップに昇華できているところが素晴らしいですよね。<br />
<br />
これで、直近の5記事を合わせて200曲のプレイリストになりました。<br />
次回は、いったんサブスクお休みして、<br />
いつものポップミュージック紹介記事をお届けする予定です。<br />
<br />
<br />
***<br />
関連記事<br />
今までに作成したサブスクプレイリストです。<br />
<br />
<div>
<br />
<div>
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/02/spotify100.html" target="_blank">サブスクで聴く日本のステキなポップ・ミュージック100</a><br />
<br />
■01. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/10/spotify25.html" target="_blank">普通でうつくしい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■02. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/spotify25.html" target="_blank">わちゃわちゃカワイイ日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■03. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25.html" target="_blank">男女ボーカルが素敵な日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■04. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25_25.html" target="_blank">複雑でときめく日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■05. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/01/25-200101.html" target="_blank">懐古的で美しい洋楽ポップス25曲</a><br />
<br />
■06. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/03/25200316.html" target="_blank">おしゃれで愛しい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■07. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/04/25200426.html" target="_blank">かわいくて浮遊感のある日本のポップス25曲</a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
■08. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/06/25200607.html" target="_blank">たのしい電波ソング25曲</a><br />
<br />
■09. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/07/25200712.html" target="_blank">優しくて感傷的な日本のポップス25曲</a></div>
</div>
kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-39868332349874737252019-11-11T01:20:00.000+09:002020-07-12T00:10:08.768+09:00男女ボーカルが素敵な日本のポップス25曲【サブスクプレイリスト】 (19/11/11)こんにちは。<br />
今回は男女ボーカルが素敵な日本のポップスを選曲しました。<br />
<br />
男女のコーラスがとても好きだなーと思いつつ、まとめたことが無かったので<br />
この機会にプレイリストにしてみました。<br />
聴いてて幸せな気分になります。<br />
<br />
今回から、SpotifyとApple Musicの2種類でプレイリストを作ります。<br />
(前回までのプレイリストも、Apple Music版追加しました)<br />
<br />
<br />
<span style="font-size: large;">■男女ボーカルが素敵な日本のポップス25曲</span><br />
■Spotify<br />
<iframe allow="encrypted-media" allowtransparency="true" frameborder="0" height="380" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/3YGRguy1kPqueAoYzRwdkZ" width="300"></iframe><br />
<br />
■Apple Music<br />
<iframe allow="autoplay *; encrypted-media *;" frameborder="0" height="450" sandbox="allow-forms allow-popups allow-same-origin allow-scripts allow-storage-access-by-user-activation allow-top-navigation-by-user-activation" src="https://embed.music.apple.com/jp/playlist/%E7%94%B7%E5%A5%B3%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%81%8C%E7%B4%A0%E6%95%B5%E3%81%AA%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B925%E6%9B%B2/pl.u-leyl0YYF9MvjZZ?app=music" style="background: transparent; max-width: 660px; overflow: hidden; width: 100%;"></iframe><br />
<br />
以下、おまけで簡単な紹介です。(曲タイトルからYouTubeに飛びます)。<br />
↓<br />
<a name='more'></a>1. Lamp「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=meF_vnE_uAw" target="_blank">さち子</a>」<br />
(作曲:染谷大陽)<br />
さち子はうつくしい曲ですね……。<br />
染谷さんの作曲が好きだし、永井さん榊原さんお二人のハーモニーが好き。<br />
こういう曲を聴くと、音楽の可能性ってすごいと思います。<br />
<br />
<br />
2. ユメオチ「悲しみよこんにちは」<br />
(作曲:行達也)<br />
歌詞は悲しげに、でもアレンジは明るく。こういう曲調素敵ですね。<br />
Aメロとサビだけのシンプルな繰り返しですが、サビのユニゾンが綺麗なので<br />
何度でも聴いてしまいます。最後のラララも切なげで好き。<br />
<br />
<br />
3. さよならポニーテール「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=0WczMsU8wvw" target="_blank">ふたりぼっち with 岸田メル</a>」<br />
(作曲:ふっくん)<br />
岸田メルさんの低音ボーカルがとても馴染んでますね。かっこいい。<br />
0:52、1:03、1:10、1:30といった要所で、普通の3度でなく<br />
5度の空虚な響きでハモっているのが美しいです。<br />
<br />
<br />
4. KIRINJI「日々是観光」<br />
(作曲:コトリンゴ)<br />
コロコロっとした音作りがカワイイです。細かいボーカルの掛け合いが好き。<br />
複雑な音作りですが、1:08のようなシンプルな下降クリシェが曲の軸になっていて<br />
キャッチーに聴けちゃいます。 1:32-のホールトーンスケールもカワイイ。<br />
<br />
<br />
5. Special Favorite Music「今日の日はさようなら」<br />
(作曲:Yusuke Kume (久米雄介) )<br />
再掲です。全編にわたりユニゾンもハモリもあって聴いてて幸せ。<br />
1:20- 「おわかれー」の「か」の音が、1回目シ、2回目シb でおしゃれ。<br />
2:36- ラストサビだけ下降クリシェが挿入されるのもステキなアイデアです。<br />
(最近メンバー4人脱退されたのですね……応援します)<br />
<br />
<br />
6. 辻林美穂「<a href="https://soundcloud.com/nozomu-sato/yokogao" target="_blank">横顔 feat. 黒澤鷹輔</a>」<br />
(作曲:辻林美穂)<br />
辻林さんっぽく転調を重ねる作曲が素敵。編曲は佐藤望さんなので、<br />
Orangeadeっぽさも感じられます。相乗効果ばつぐんのコラボですね。<br />
2:04 間奏は複雑ですが、一貫するピアノのフレーズが道しるべになっています。<br />
<br />
<br />
7. ルルルルズ「沙上のメモリアル」<br />
(作曲:奥野大樹)<br />
丁寧な男女ボーカルのボサノバ曲。<br />
1:13- 凝ったBメロから、1:39 ピアノが寄り添う素朴なサビメロディーが<br />
とても綺麗ですね。2:02 サビの着地が好き。<br />
(余談ですが、11/6に出たばかりのアルバム、めっちゃ素晴らしいです)<br />
<br />
<br />
8. 清 竜人「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=gEtyqx8NJ3U" target="_blank">目が醒めるまで(Duet with 吉澤嘉代子)</a>」<br />
(作曲:清 竜人)<br />
清竜人さんの甘々な作曲。この和音、このフレーズいいな~、というところが<br />
あちらこちらに散りばめられて、とてもツボ。<br />
お二人とも特徴的な歌声なので、重なったときの新発見な響きがたまらないです。<br />
<br />
<br />
9. 大橋トリオ、手嶌葵「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=bswdZ_s-pe8" target="_blank">真夜中のメリーゴーランド</a>」<br />
(作曲:Yoshinori Ohashi(大橋トリオ))<br />
ウィスパーで落ち着いた歌声と、跳ねるリズムの組み合わせが楽しい楽曲。<br />
0:55- ハモリめちゃステキ。音程も3度・4度・5度と様々で美しいです。<br />
2:55-、4:00- スキャット最高にステキ。。<br />
<br />
<br />
10. Chocolat & Akito「チューニング」<br />
(作曲:Chocolat)<br />
夫婦息の合ったデュエットです。この曲、淡々とファンキーで好きです。<br />
タイトなリズムが超かっこいいですね。聴いたことない独特な曲想。<br />
0:12- 0:39- 凝った動きのハモリパート、一緒に口ずさみたくなります。<br />
<br />
<br />
11. 禁断の多数決「魔法に呼ばれて」<br />
(作曲:ほうのきかずなり・はましたまさし)<br />
3拍子でストリングスアレンジが入って、優しげな男女ボーカル。。ツボです<br />
1:40- 曲の中でここだけなのですが、ささやかなユニゾンが綺麗ですね。<br />
曲調短めでシンプルな構成なのもお気に入りです。<br />
<br />
<br />
12. 安田寿之「One Water Drop」<br />
(作曲:安田寿之)<br />
元FPM・安田さんの素晴らしいコンセプトのアルバムから。<br />
人間とロボットのデュエットがテーマです。めちゃロマンチックですね。。<br />
1:00- ここから、半音でぶつかる音がかすかに鳴りはじめます。怪しく切なげ。<br />
<br />
<br />
13. THE LAKE MATTHEWS「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=n9XNAmtnkX4" target="_blank">Pegasus</a>」<br />
(作曲:杉瀬陽子)<br />
杉瀬陽子さんの作曲めちゃいいですね。音作り上品です。<br />
男性ボーカルは堀込泰行さん。1:07- 音域が男女一緒で、さすがの高音です。<br />
4:02- 泰行さんのギターも、伊藤隆博さんのトロンボーンも素敵。<br />
<br />
<br />
14. キンモクセイ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=8QUhlbPHlVw" target="_blank">ふるさと</a>」<br />
(作曲:伊藤俊吾)<br />
Aメロ冒頭からハモリがあって好き。伊藤さん美声です。<br />
0:57-サビは男女同じ音域でのユニゾン。フレーズ終わりだけ綺麗にハモります。<br />
3:34- ラストサビ前の一小節の付け足しが好き。細かいこだわりです。<br />
<br />
<br />
15. ザ・なつやすみバンド「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=1MWIeqjGimg" target="_blank">蜃気楼 [TNBxmitsume]</a>」<br />
(作曲:中川理沙)<br />
ミツメとのコラボ曲です。中川さんはミナス音楽がお好きだそうで、<br />
複雑な節回しが雰囲気ありますね。男女コーラスがたっぷりで嬉しい。<br />
3/4拍子と6/8拍子とが同時に感じられるポリリズムが癖になります。<br />
<br />
<br />
16. 冨田ラボ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=tOFrPIb5Wdk" target="_blank">プラシーボ・セシボン feat.高橋幸宏+大貫妙子</a>」<br />
(作曲:冨田恵一)<br />
冨田さんの超絶アレンジが楽しい曲。Steely Dan風でめちゃクールです。<br />
0:33-「恋はプラシーボ」の所、ぶあっついコーラスも綺麗ですね。<br />
(「シーボ」は Iaug△7/II → bIIaug△7/bIII ですかね)<br />
2:51- からのベース演奏もめちゃカッコイイです。<br />
<br />
<br />
17. Heartsdales「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=3YAC9aeDYbA" target="_blank">CANDY POP feat.SOUL'd OUT</a>」<br />
(作曲:SOUL'd OUT)<br />
この曲ツボです。キュートで聴いてて幸せ。<br />
AメロBメロとめちゃめちゃラップ上手いのに、<br />
1:23- サビでとびきりキャッチーなJPOPになるので感動しちゃいます。<br />
(余談ですが、SOUL'd OUTの名曲「ルル・ベル」がSpotifyでは聴けなくて<br />
残念です……権利関係の問題なんですね)<br />
<br />
<br />
18. クレイジーケンバンド「T字路 duet 野宮真貴」<br />
(作曲:横山剣)<br />
軽快でおしゃれなコードワークが楽しいデュエット曲。<br />
デュエットらしく、男女交互の対話が重ねられます。歌詞がお茶目で好き。<br />
0:54- ささやかなハモリも好き。<br />
<br />
<br />
19. Nona Reeves feat. 一十三十一「GOLDEN CITY」<br />
(作曲:西寺郷太)<br />
シンセサウンドがキラキラ豪華な楽曲。コーラスいっぱい。<br />
1:05- サビはディズニーソングみたいな幸せ感ありますね。惚れ惚れ。<br />
ハモリに加えて、男女の交互の掛け合いが多いのも素敵。<br />
<br />
<br />
20. 森山直太朗「虹 - 2016 ver.」<br />
(作曲:森山直太朗、御徒町凧)<br />
他の曲と毛色違いますが、めちゃイイ曲です。編曲は信長貴富さん。<br />
Bメロいいですねー。1:13- IIIm7b5 → VI7b13 みたいなポップス文法を<br />
綺麗な合唱で聴くとワクワクします。<br />
<br />
<br />
21. 椎名林檎×斎藤ネコ+椎名純平「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=TS8LArZr3Yw" target="_blank">この世の限り</a>」<br />
(作曲:椎名林檎)<br />
大好きなので再掲です。聴き終わって拍手したくなっちゃう曲。<br />
ハモリの音程が縦横無尽に変わって素晴らしいです。男女パートそれぞれが<br />
独立した旋律に聞こえますね。経過的にユニゾンになるのも綺麗です。<br />
<br />
<br />
22. 北園みなみ「Contrition」<br />
(作曲:北園みなみ(現:大沢健太郎))<br />
大沢さんとLamp榊原香保里さんのデュエット曲。<br />
惚れ惚れするアレンジですねー。2:36-ラストサビは、男女ユニゾンだけでなく<br />
細かいコーラスもいっぱい入っているようですね。和音に満たされます。<br />
<br />
<br />
23. 相対性理論「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=mFbMPVuSZ0U" target="_blank">おはようオーパーツ</a>」<br />
(作曲:真部脩一)<br />
真部脩一さんが初めて作った曲。<br />
なんで処女作でこんな不思議な曲かけるのか、にわかには信じられないです。<br />
朴訥とした男女ボーカルがいまでも新鮮に聴こえますね。<br />
(<a href="https://www.cinra.net/column/otoheya/vol25-1.php" target="_blank">作曲の背景</a>を知ると、この作曲に行きついた理由も少し納得できます)<br />
<br />
<br />
24. 勝手にしやがれ+EGO-WRAPPIN'「ヴェルモット・フラワーズ」<br />
(作曲:武藤昭平)<br />
いい曲! 武藤さんも中納良恵さんもパワーある歌声で感動します。<br />
1:04- ここから軽快にテンポアップで楽しい楽しい。サビもかっこいい。<br />
お二人の全く異なる声質が、なんでこんなに綺麗にハモるんでしょうね。<br />
奇跡のバランスです。<br />
<br />
<br />
25. Cymbals「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Ey8fRXp3FzQ" target="_blank">時間を名乗る天使</a>」<br />
(作曲:沖井礼二)<br />
Cymbalsのデュエット曲。淡々としているようで、<br />
6分以上かけて徐々に演奏が爆発する構成にグッときます。<br />
3:33- 曲中盤で、タイトル出てくるところが好き。泣けちゃいます。<br />
最後にこういう素敵な曲をつくるCymbalsが好き。<br />
<br />
**<br />
<br />
綺麗なコーラスを聴くと満たされる心地がしますね。<br />
<br />
次回は「複雑でときめく日本のポップス25曲」をお届けします。<br />
目標は2週間後くらい……<br />
<br />
<br />
***<br />
関連記事<br />
今までに作成したサブスクプレイリストです。<br />
<br />
<div>
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/02/spotify100.html" target="_blank">サブスクで聴く日本のステキなポップ・ミュージック100</a><br />
<br />
■01. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/10/spotify25.html" target="_blank">普通でうつくしい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■02. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/spotify25.html" target="_blank">わちゃわちゃカワイイ日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■03. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25.html" target="_blank">男女ボーカルが素敵な日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■04. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25_25.html" target="_blank">複雑でときめく日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■05. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/01/25-200101.html" target="_blank">懐古的で美しい洋楽ポップス25曲</a><br />
<br />
■06. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/03/25200316.html" target="_blank">おしゃれで愛しい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■07. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/04/25200426.html" target="_blank">かわいくて浮遊感のある日本のポップス25曲</a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
■08. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/06/25200607.html" target="_blank">たのしい電波ソング25曲</a><br />
<br />
■09. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/07/25200712.html" target="_blank">優しくて感傷的な日本のポップス25曲</a></div>
kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-42561242920004515812019-11-04T15:27:00.002+09:002020-06-07T21:10:40.602+09:00わちゃわちゃカワイイ日本のポップス25曲 【サブスクプレイリスト】(19/11/04)こんにちは。<br />
今回は、わちゃわちゃカワイイ日本のポップスを25曲選びました。<br />
アイドルソング・アニメ・ゲーム系の楽曲が多めです。<br />
<br />
曲調のバランスなど、通しで聴きやすくなるように工夫してみました。<br />
後半ほどわちゃわちゃ濃いめな選曲になってます。楽しい。<br />
<span style="color: red;">(191111 Apple Musicを追加しました)</span><br />
<span style="color: red;"><br /></span>
<br />
<span style="font-size: large;">■わちゃわちゃカワイイ日本のポップス25曲</span><br />
■Spotify<br />
<span style="font-size: small;"><sub></sub><sup></sup><iframe allow="encrypted-media" allowtransparency="true" frameborder="0" height="380" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/7kQYcNkQruWdySIgBOjfUm" width="300"></iframe></span><br />
<span style="font-size: small;"><br /></span>
■Apple Music<br />
<div style="text-align: center;">
<span style="font-size: small;"><iframe allow="autoplay *; encrypted-media *;" frameborder="0" height="450" sandbox="allow-forms allow-popups allow-same-origin allow-scripts allow-storage-access-by-user-activation allow-top-navigation-by-user-activation" src="https://embed.music.apple.com/jp/playlist/%E3%82%8F%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%8F%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%A4%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B925%E6%9B%B2/pl.u-RRbVv15tZmr3gg?app=music" style="background: transparent; max-width: 660px; overflow: hidden; width: 100%;"></iframe></span></div>
<span style="font-size: small;"><br /></span>
以下、おまけで簡単な紹介です。(曲タイトルからYouTubeに飛びます)。<br />
↓<br />
<a name='more'></a>1. nuance「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=1PemkRjAHaw" target="_blank">タイムマジックロンリー</a>」<br />
(作曲:佐藤嘉風)<br />
nuanceのプロデューサー佐藤嘉風さんは、<br />
新しい普通を生み出せるタイプの作曲家さんだと思います。尊敬。<br />
サビのメロディ、ミレミーレ・ミーレミレミレミーミ みたいに、<br />
ほとんどミレミレの2音の動きで作れちゃう発想がステキ。それでいてキャッチー。<br />
<br />
<br />
2. 南波志帆「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=iTdXpD_IFr8" target="_blank">月曜9時のおままごと</a>」<br />
(作曲:津野米咲)<br />
赤い公園の津野さん作曲。<br />
津野さんの提供曲、どれもポップで絶対の信頼感ありますね。<br />
0:03- リフが好き。簡単な上下の動きなのにめちゃめちゃ耳に残ります。<br />
2:03- キー下げの落ちサビ転調も決まっててカッコイイです。<br />
<br />
<br />
3. Mitchie M×OSTER project「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=buRFjDSIu4o" target="_blank">歌の棲む家~メゾン初音~</a>」<br />
(作曲:OSTER project)<br />
良いところが詰まったコラボ。OSTERさんのカワイイ渋谷系メロディー。<br />
Mitchie Mさんの調声は素晴らしく、初音ミクってこんな声、のお手本です。<br />
11月にMitchie Mさんの新譜出るらしく嬉しい。<a href="http://mitchie-m.com/discography/" target="_blank">名曲全部入りですごい</a>。<br />
<br />
<br />
4. 北白川たまこ(cv:洲崎綾)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=AtFpPAVAy8k" target="_blank">ドラマチックマーケットライド</a>」<br />
(作曲:片岡知子)<br />
編曲は宮川弾さん。傑作! いい曲過ぎて涙出てきます。<br />
渋谷系のマスターピースと思います。惚れ惚れ。<br />
2:36- 間奏は、メロD Maj調に対して伴奏はG Maj調。ずれが超おしゃれです。<br />
<br />
<br />
5. ももいろクローバーZ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=z2aUVF2LluI" target="_blank">泣いちゃいそう冬</a>」<br />
(作曲:広瀬香美)<br />
広瀬香美さんの曲、高度な作曲で感情いじられている感じがたまらないです。<br />
ベース動かさずに突き抜けるサビが気持ちいいですね。キャッチーの鬼。<br />
1番Bメロの有安杏果さんの歌唱は、広瀬香美さん乗り移った感じで好き。<br />
<br />
<br />
6. パスピエ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=OEtmLXlCZTA" target="_blank">真夜中のランデブー</a>」<br />
(作曲:成田ハネダ)<br />
パスピエの初期の名曲。成田さん藝大の方なので、和音の扱いが素敵です。<br />
疾走感のあるアレンジに対し、サビのコード上品で素晴らしいですね。<br />
テンション載せない長三和音を使ってスッキリと聴こえます。<br />
<br />
<br />
7. SHE IS SUMMER「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=PKCPDTrNts4" target="_blank">待ち合わせは君のいる神泉で</a>」<br />
(作曲:廣瀬成仁)<br />
この曲めちゃ好きです。シンプルで良い曲。<br />
かわいい作曲はnicoten・フレンズで活躍する廣瀬(ひろせひろせ)さん。<br />
かわいい作詞はヤマモトショウさん。ボーカルMICOさんとはふぇのたすコンビです。<br />
1:32- とか2:14-とか、かわいい歌唱がぴったりハマってます。<br />
<br />
<br />
8. 八九寺真宵(cv. 加藤英美里)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=7wvrtMJ1Vpw" target="_blank">happy bite</a>」<br />
(作曲:神前暁)<br />
MONACA神前さんのど真ん中なポップス。聴いてて感動します。<br />
0:58- サビ前の動きは、短三度転調っぽいけど転調しないJPOPのテクニック、<br />
「サビへのジャンプ台」(©亀田音楽専門学校)ですね。メチャ効果的です。<br />
<br />
<br />
9. TWEEDEES「<a href="https://youtu.be/losOXaKJ9A8?t=140" target="_blank">プリン賛歌~20th à la mode edition~</a>」<br />
(作曲:竹中敬一)<br />
おじゃる丸ED曲を沖井礼二さんが爽快アレンジ。清浦さんの歌い方もかわいい。<br />
沖井メロディーが無い分、沖井ハーモニーを素で味わえる曲です。<br />
サビ頭のベースラインが動き回って、メロディーとベースの二重奏の感じですね。<br />
<br />
<br />
10. RYUTist「素敵にあこがれて」<br />
(作曲:佐藤望)<br />
Orangeade佐藤さんの作曲。凝っててカワイイ。<br />
サビ頭がメチャメチャ複雑で、<br />
長三度下転調 + IV△9 はじまり(メロディが9th) + ペンタトニック<br />
なので、調が確定せずふわっふわな聴感なのかなと思います。幻惑されます。<br />
<br />
<br />
11. shami momo「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=lr4Dkwoims0" target="_blank">町かどタンジェント</a>」<br />
(作曲:辻林美穂)<br />
辻林美穂(tsvaci)さんの渋谷系ソングです。これいい曲ですねー。<br />
1コーラスの中に半音転調・短三度転調を効果的に織り込んで<br />
カラフルでかわいいサウンドになっています。2:20-のメロディーが好き。<br />
<br />
<br />
12. DIALOGUE+「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=90NEq0crq-Y" target="_blank">はじめてのかくめい!</a>」<br />
(作曲:田淵智也)<br />
編曲は田中秀和さん。田淵さんの耳馴染みのよい旋律と、<br />
田中さんの凝った編曲はバランスいいですねー。<br />
フック作りすぎたからおなか一杯召し上がれ!というサービス精神に惚れます。<br />
0:10-のあいさつと 1:36-の三連符のところめちゃ好きです。<br />
<br />
<br />
13. Perfume「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=YZfwXt8naAc" target="_blank">Perfume</a>」<br />
(作曲:中田ヤスタカ)<br />
中田ヤスタカさんのかわいい名曲。<br />
「Pa・Pa・Pa・Pa・Pa・Pa・Perfume」という印象的なフレーズ、<br />
0:12、2:31、4:11で、それぞれトップ・ミドル・ラストノートのように<br />
和声・アレンジが変化していくんですね。(書いてて気づきました)<br />
<br />
<br />
14. かな from AIKATSU☆STARS「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=PHz32PT4IDc" target="_blank">8月のマリーナ</a>」<br />
(作曲:石濱翔)<br />
作曲石濱さん・編曲田中秀和さんのMONACAコンビ。<br />
お二人の作るハーモニーは共通点あるので、めちゃめちゃ馴染みますね。<br />
2:53- 短三度転調の連続とか、3:49-落ちサビのキー下げ転調とか<br />
MONACAサウンド・アイカツサウンドの集大成ですね。<br />
<br />
<br />
15. 柊かえ(cv:立花芽恵夢)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=22AYD4HWycc" target="_blank">ガジェットはプリンセス</a>」<br />
(作曲:sasakure.UK)<br />
sasakure.UKさんにしか作れないかっこいい・かわいい楽曲。<br />
とつとつと語られる歌詞が印象的で素敵です。異次元の譜割りですね。<br />
1:41- 2番Aメロのアレンジが1番とはガラッと変わってかっこいいです。<br />
2:01- 「L L R L R ヒダリ ミギ」のパン振りもかわいい。<br />
<br />
<br />
16. 三好なつみ(cv:久野美咲)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=7zP-rlQJ5Pc" target="_blank">ふつーの魔法少女でごめんなさい。</a>」<br />
(作曲:みきとP)<br />
みきとPお得意の、ペンタトニック主体のキャッチーなメロディと、<br />
久野さんの棒読みっぽいかわいい歌唱がぴったりはまってます。<br />
0:38- サビ頭は短三度上転調が炸裂して気持ちいいですね。 端正さが好き。<br />
(リンク先はボカロ版原曲です。こっちも好き)<br />
<br />
<br />
17. 山形まり花(cv:日高里菜)「<a href="https://youtu.be/YWWEhVjDMiw?t=5" target="_blank">ぽかぽかレトロード</a>」<br />
(作曲:TOMOSUKE)<br />
TOMOSUKEさんの渋谷系ソング。<br />
わちゃわちゃ美しいサビが大好きです。聴くたび想像超えてくるメロディですね。<br />
Spotifyで聴ける「ぽかぽかレトロード - Home Sweet Home edition」も<br />
2番サビ歌詞が追加されていて感動的なので、ぜひ聞いてみてください。<br />
<br />
<br />
18. はなこ(cv:花守ゆみり)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=i5H5Yu-K_PA" target="_blank">なるまるまーる</a>」<br />
(作曲:田中秀和)<br />
めちゃめちゃいい曲! 田中さんの楽曲のなかでも特に好きな曲です。<br />
0:55-テンション効いたフレーズも、1:09-クラシカルなフレーズも素敵。<br />
花守ゆみりさんのぶっ飛んだ歌唱も素晴らしいし、<br />
2:10- 声を生かした間奏のカットアップもかわいいです。<br />
<br />
<br />
19. 七森中☆ごらく部「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=QI56t5Sitw0" target="_blank">ゆりしゅらしゅしゅしゅ</a>」<br />
(作曲:玉屋2060%)<br />
玉屋2060%さんのはじける16ビートが楽しい。<br />
AメロBメロではこってりなペンタトニックメロディを使っておいて、<br />
サビで変化記号たっぷりのお洒落なメロディへ変わります。<br />
ギャップで目の前が晴れる感じしますね。素晴らしいデザインです。<br />
<br />
<br />
20. 神宿「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=k7eGPMCy_ms" target="_blank">グリズリーに襲われたら♡」</a><br />
(作曲:清 竜人)<br />
編曲はMOSAIC.WAV柏森進さん。<br />
なにこの最高のサビ……。感動してしまいました。こんな凄い曲ないです。<br />
IIIm7b5のかわりにbVII ( IIIm7b5/bVII) が使えるのは気づかなかったです。<br />
この曲生み出したお二人は比類なき最強コンビと思います。<br />
2:37- 茶番・棒読みかわいい。<br />
<br />
<br />
21. でんぱ組.inc「<a href="https://youtu.be/-9yZt3c5C3Y?t=66" target="_blank">かぼちゃタンデム</a>」<br />
(作曲:MOSAIC.WAV)<br />
連続でMOSAIC.WAVさん。アレンジはわちゃわちゃ可愛いですが、<br />
作曲はJPOPど真ん中で美しいです。柏森さんはポップスマスターですね。。<br />
4:10- 最後のテンポダウン→テンポアップまで、一連の構成がとても綺麗。<br />
<br />
<br />
22. 長谷川みい(cv:空見ゆき)「<a href="https://youtu.be/h_wCkUmIl-U?t=92" target="_blank">For you! For みい!</a>」<br />
(作曲:やしきん)<br />
頭がぐるぐるしちゃう素晴らしいイントロ・間奏です。<br />
<a href="https://utaten.com/lyric/%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E3%81%BF%E3%81%84%28%E7%A9%BA%E8%A6%8B%E3%82%86%E3%81%8D%29/For+you%21+For+%E3%81%BF%E3%81%83/" target="_blank">歌詞もステキ</a>で、1:41-「ミはミソ♯シ EメジャーのRoot」はビックリします。<br />
2:30-「みぃはここにいるみんなが大好き」はドレミの歌の引用でステキですね。<br />
2:04- 突然のきれいな3拍子に感動しちゃいます。ここが好き。<br />
<br />
<br />
23. 芽兎めう(cv:五十嵐裕美)「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=3NgFpj1Aybc&t=11s" target="_blank">地方創生☆チクワクティクス</a>」<br />
(作曲:ARM(IOSYS))<br />
チップチューンをARMさんが扱うと、和声がオシャレすぎて耳が幸せ。<br />
1:31「意思の星~」の「思」のメジャー7thが綺麗。<br />
3:13-、4:17-などホールトーンスケールのふわふわ感がピッタリですね。<br />
<a href="https://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-160113-104" target="_blank">歌詞見てみたらヤバいです</a>。作詞の夕野さんも歌える五十嵐さんも凄い。<br />
<br />
<br />
24. かめりあ & ななひら「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=X56AQtBcqDE" target="_blank">「はい」って言ったら常軌を逸して速くなる曲</a>」<br />
(作曲:かめりあ)<br />
複雑な和声に変拍子に、ハイテンションな歌唱まで圧倒されちゃいます。<br />
もしこの曲のアイデアを着想できたとして、<br />
ここまで遊びに富んだ格好良い・カワイイ曲まで作り遂げられるでしょうか。<br />
企画を成就させる圧倒的な作曲力/歌唱力に脱帽です。<br />
<br />
<br />
25. どうぶつビスケッツ+かばん×PPP「<a href="https://youtu.be/DKVlYupfVRo?t=97" target="_blank">ようこそジャパリパークへ(with かばん)</a><span style="font-family: "times new roman"; font-size: 16px;">」</span><br />
<span style="font-family: "times new roman";"> (作曲:大石昌良)</span><br />
<span style="font-family: "times new roman";">いいきょく! 3分半のあいだ、ずっとたのしい。</span><br />
<span style="font-family: "times new roman";">冒頭のホルンから2:52- ダメ押しの大サビまで、</span><br />
<span style="font-family: "times new roman";">聴き手を飽きさせないエンターテインメントのお手本です。惚れ惚れ。</span><br />
<span style="font-family: "times new roman";">かばんちゃん(内田彩さん)バージョンいいですよね。ゆるっとした歌声が好き。</span><br />
<span style="font-family: "times new roman";"><br /></span>
<span style="font-family: "times new roman";">*</span><br />
<br />
<span style="font-family: "times new roman";">どの曲も、目が覚めるようなアイデアが詰まっていて楽しいですね。</span><br />
<span style="font-family: "times new roman";"><br /></span>
<span style="font-family: "times new roman";">次回は、</span><br />
<span style="font-family: "times new roman";">「男女ボーカルが素敵な日本のポップス25曲」をお届けします。</span><br />
<span style="font-family: "times new roman";"><br /></span>
<span style="font-family: "times new roman";"><br /></span>
***<br />
関連記事<br />
今までに作成したサブスクプレイリストです。<br />
<br />
<div>
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/02/spotify100.html" target="_blank">サブスクで聴く日本のステキなポップ・ミュージック100</a><br />
<br />
■01. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/10/spotify25.html" target="_blank">普通でうつくしい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■02. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/spotify25.html" target="_blank">わちゃわちゃカワイイ日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■03. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25.html" target="_blank">男女ボーカルが素敵な日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■04. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25_25.html" target="_blank">複雑でときめく日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■05. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/01/25-200101.html" target="_blank">懐古的で美しい洋楽ポップス25曲</a><br />
<br />
■06. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/03/25200316.html" target="_blank">おしゃれで愛しい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■07. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/04/25200426.html" target="_blank">かわいくて浮遊感のある日本のポップス25曲</a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
■08. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/06/25200607.html" target="_blank">たのしい電波ソング25曲</a></div>
kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-1500249996154306862019-10-27T23:27:00.000+09:002020-07-12T00:10:21.178+09:00普通でうつくしい日本のポップス25曲【サブスクプレイリスト】 (19/10/27)こんにちは! お久しぶりです。お休みしていてごめんなさい。<br />
のんびり更新再開したいと思います。<br />
<br />
今回は、自分が普通でうつくしいと思う日本の名曲を選びました。<br />
テンポや曲調など、プレイリスト全体で統一感が出るように工夫してみました。<br />
<br />
通しで聴きやすい構成なので、のんびり耳を傾けてみてください。<br />
胸キュンでため息出てしまうような、素敵な曲ばかりです。<br />
<span style="color: blue;">(191104 修正しました)</span><br />
<span style="color: red;">(191111 Apple Music追加しました)</span><br />
<span style="color: red;"><br /></span>
<br />
<span style="font-size: large;">■普通でうつくしい日本のポップス25曲 </span><br />
■Spotify<br />
<iframe allow="encrypted-media" allowtransparency="true" frameborder="0" height="380" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/1LfR92d3l2e2fxJb6IkjgA" width="300"></iframe><br />
<br />
■Apple Music<br />
<iframe allow="autoplay *; encrypted-media *;" frameborder="0" height="450" sandbox="allow-forms allow-popups allow-same-origin allow-scripts allow-storage-access-by-user-activation allow-top-navigation-by-user-activation" src="https://embed.music.apple.com/jp/playlist/%E6%99%AE%E9%80%9A%E3%81%A7%E3%81%86%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%81%97%E3%81%84%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B925%E6%9B%B2/pl.u-b3b8VGNi0K1yzz?app=music" style="background: transparent; max-width: 660px; overflow: hidden; width: 100%;"></iframe><br />
<br />
*<br />
<br />
以下、おまけで簡単な紹介です。(曲タイトルからYouTubeに飛びます)。<br />
↓<br />
<br />
<a name='more'></a><div>
1. Orangeade「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=lpD-ovQmNVs" target="_blank">わたしを離さないで</a>」<br />
(作曲:大沢建太郎)<br />
初めて聞いた時イントロで涙出ました。めっちゃいい曲です。<br />
こんな曲を探したくて、このプレイリスト作りました。<br />
大沢さん脱退はとても残念ですが、、名曲はいつまでも残ります。<br />
<br />
<br />
2. Kaede「<a href="https://youtu.be/11dD_-8jK8E?t=50" target="_blank">あなたは遠く</a>」<br />
(作曲:染谷大陽)<br />
Lamp染谷さんの提供曲。細かい和音の工夫がかわいいかわいい。<br />
フックいっぱいで何回聴いても楽しいです。コーラスも好き。<br />
サビ前の転調(短三度上)は最高にステキ。お手本です。<br />
<br />
<br />
3. 集団行動「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=-BZXTlHM8W0" target="_blank">1999</a>」<br />
(作曲:真部脩一)<br />
真部脩一さんが作る新しい普通ソング。<br />
パラレルワールドでのチャート1位の曲を持ってきたような、不思議な納得感。<br />
誰にでも使える簡単な方法で、誰にも書けないポップスを作れる才人。<br />
「1999」というタイトルのちょっとした謎解きにも心くすぐられます。<br />
<br />
<br />
4. フジファブリック「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=IPBXepn5jTA" target="_blank">若者のすべて</a>」<br />
(作曲:志村正彦)<br />
なんでこんなにいい曲なんでしょう。。素晴らしいです。<br />
箇所個所はシンプルで説明できそうなのに、出来上がりが説明できないです。<br />
3:41- の ぴろりろりろり、おどけたフレーズがこんなに輝くなんて。<br />
<br />
<br />
5. nuance「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=pYhZy9L-8Fw" target="_blank">青春の疑問符</a>」<br />
(作曲:佐藤嘉風)<br />
最近、佐藤嘉風さんに夢中です。佐藤さんの作曲は初めて聞く構想ばかり。<br />
メロディーがテンションに触りながら美しく進行するので<br />
シンプルなのに何回でも聴きたくなります。ステキ。<br />
<br />
<br />
6. bjons「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Yyb0Rtdy3vE" target="_blank">そろりっそわ</a>」<br />
(作曲:今泉雄貴)<br />
1stアルバムで、いきなり魔法のポップスを作っちゃう凄いグループです。<br />
サビの分厚いハモリが好き。音のぶつかり方がとても綺麗です。<br />
Spotifyで聴けるようになってて嬉しい。ぜひアルバム聞いてみてください。<br />
<br />
<br />
7. さよならポニーテール「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=luQgVYDJzfM" target="_blank">ナタリー</a>」<br />
(作曲:ふっくん)<br />
必要十分なアレンジ、展開が聴いていて心地良いです。<br />
さよポニの、音域低すぎるメロディーっていいですよね。歌えるぎりぎり。<br />
ウィスパーでささやくようなコーラスも魅力です。PVも好き。<br />
<br />
<br />
8. Lamp「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=oIam4awoCh4" target="_blank">抱きよせたい</a>」<br />
(作曲:永井祐介)<br />
Lamp永井さんの天才ソング。なんでこんなメロディーが書けるんだろう。<br />
自分の聴いてきた音楽を裏返されるような快感があります。<br />
永井さんの作品って独特で、染谷さん含め他の作曲家の方と比較できないです。<br />
<br />
<br />
9. 赤い公園「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=_iQuZBn08D8" target="_blank">プラチナ</a>」<br />
(作曲:津野米咲)<br />
津野さんの曲はJPOP文法への愛が詰まってて好きです。<br />
カワイイBメロ、かっこいいサビのギャップが気持ちいいです。<br />
2回目サビがいきなり落ちサビで、最後まで駆け抜ける端的さも素敵。<br />
<br />
<br />
10. nicoten「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=jlEl1j3pcmc" target="_blank">ロールプレイングゲーム</a>」<br />
(作曲:岡田一成)<br />
この曲良いですねー。nicotenは3人とも作曲できる方で<br />
ドラム岡田さんの作曲は少なめなんですが、胸キュンな旋律を書かれます。<br />
ボーカル宮田さんの歌い方がとても好き。<br />
<br />
<br />
11. 椎名林檎「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=JcJLn5soOaM" target="_blank">あおぞら</a>」<br />
(作曲:椎名林檎)<br />
この曲を高校時代に書けるの凄いですよね。作曲オバケです。<br />
シンプルな展開に、音数多めのアレンジが気持ちいいです。<br />
車で聴いてて、途中のクラクション効果音でドキッとするの、あるあるです。<br />
<br />
<br />
12. キイチビール&ザ・ホーリーティッツ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=HF2PGzjXuk0" target="_blank">たまらない夜</a>」<br />
(作曲:村上貴一)<br />
作曲過程が全然想像できない、完璧な曲だと思います。<br />
Aメロの最初からサビの最後まで、不思議と統一感のあるメロディー。<br />
間奏のギターソロの上行パターン、めちゃめちゃシンプルで好き。<br />
<br />
<br />
13. 松たか子「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=jmazo3A4rF8" target="_blank">君の雨</a>」<br />
(作曲:Sans Sea)<br />
洒脱でめっちゃポップです。アレンジは夫の佐橋佳幸さん。<br />
作曲者のSans Seaさんは、この曲しか書かれていない謎の人物です。<br />
あまりに作曲上手すぎるので調べてみたら、<br />
星野源さんの別名義という噂あり。。めっちゃわかります。<br />
<br />
<br />
14. 槇原敬之「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Zk-aKs4S5og" target="_blank">どーもありがとう</a>」<br />
(作曲:槇原敬之)<br />
ポップミュージックのお手本です。<br />
槇原さんの歌詞、するするっと耳に入ってきます。明瞭な歌唱が好き。<br />
Bメロの途中1:20- みたいに、キャッチーなフレーズが入るの流石です。<br />
<br />
<br />
15. 大貫妙子「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=et1Jhg0AzZ0" target="_blank">色彩都市</a>」<br />
(作曲:大貫妙子)<br />
このサビのメロディーがとても好き。シラ↗ミレ↗ラソの跳躍。<br />
跳ねるテクノな編曲は坂本龍一さん。ドラムも坂本さんなんですね。<br />
同アルバムの「ピーターラビットとわたし」も坂本さん編曲で、大好き。<br />
<br />
<br />
16. 細野晴臣「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=b2SR5caq0W0" target="_blank">悲しみのラッキースター</a>」<br />
(作曲:細野晴臣)<br />
細野さんの作曲の「軽さ」にときめきます。こういう曲調好き。<br />
キュートな楽曲をダンディーな低音で歌うと、不思議な軽妙洒脱さがあります。<br />
Spotifyでは青葉市子さん歌唱バージョンも聴けます。おすすめ。<br />
<br />
<br />
17. RYUTist「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=ZS4xcRlYFWA" target="_blank">心配症</a>」<br />
(作曲:猪爪東風)<br />
猪爪さん(ayU tokiO)の独特な節回しが詰まった名曲。<br />
RYUTistの可愛い歌声に、凝ったストリングスが綺麗に重なります。<br />
ラストサビで、4:00- 1オクターブ(+12)上がるところ、感動的。<br />
<br />
<br />
18. くるり「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=VjgDU1d3ttY&vl=ja" target="_blank">さよならリグレット</a>」<br />
(作曲:岸田繁)<br />
転回形の和音が柔らかい響きで気持ちいいです。ピアノの動きが好き。<br />
こういう柔らかいコードワークで胸キュンなサビを作れるのはすごいです。 <br />
ゲストコーラスは土岐麻子さん。ハモリ綺麗です。<br />
<br />
<br />
19. 空気公団「<a href="https://youtu.be/LN1umHSPTKI" target="_blank">青い花</a>」<br />
(作曲:山崎ゆかり)<br />
この曲ふと聴くと泣いちゃいます。<br />
空気公団としてはアップテンポで元気な曲調で、それが逆に切なげ。<br />
曲長3分で、シンプルな進行と端的な歌詞が心に刺さります。<br />
こういう<a href="http://j-lyric.net/artist/a002b05/l01a653.html" target="_blank">余白が多い歌詞</a>、美しいです。<br />
<br />
<br />
20. クレイジーケンバンド「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=ULD-U7I9D_g" target="_blank">スパークだ!</a>」<br />
(作曲:横山剣)<br />
タイトルから予想される曲調と違い、落ち着いたノスタルジックな雰囲気。<br />
一緒に歌いたくなる率直なメロディーと美しい演奏。めちゃステキ。<br />
Aメロとサビのメロディーが一緒で、なんだか心強い気持ちになります。<br />
<br />
<br />
21. Wake Up, Girls!「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=qrK28mYnyF4" target="_blank">土曜日のフライト</a>」<br />
(作曲:田中秀和)<br />
田中秀和さんの音楽愛あふれる素敵な曲です。めちゃ良い曲。<br />
2:27-からの展開は何度聞いても予想を超えてくる感じがして、感動します。<br />
シークバー擦り切れるくらい聴いてます。<br />
<br />
<br />
22. SUEMITSU & THE SUEMITH, 大橋トリオ「<a href="https://youtu.be/wS8evw4_TBc?t=63" target="_blank">Invention</a>」<br />
(作曲:末光篤)<br />
こういう曲調好きで好きで。<br />
0:32「ポラリスにー」からのストリングスが美しくて。サビの転調も見事です。<br />
末光さんの転調って巧みで美しいですよね。木村カエラ「Butterfly」とか。<br />
<br />
<br />
23. わーすた「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=NJQnan1_ivA" target="_blank">暮れないハート</a>」<br />
(作曲:みきとP)<br />
みきとPの曲で一番好き。どこ切り取っても美しい瞬間しかないです。<br />
サビ前短三度上転調するのですが、サビがまだ終わってない(1:15-)うちに<br />
短三度下転調で戻す、というびっくりする発想です。素晴らしい。<br />
<br />
<br />
24. キリンジ「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=LHF_mFLeEJc" target="_blank">Drifter</a>」<br />
(作曲:堀込高樹)<br />
こんなにいい曲他にあるかな。。ないです。<br />
共編曲の冨田恵一さんの音作りも格別きれいです。<br />
Spotifyには、Drifterの元バージョン「白く優しく」(歌唱:我那覇美奈)も<br />
配信されていました。こちらもぜひ聴いてみてください。<br />
<br />
<br />
25. 荒井由実「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=azh85gQhMKc" target="_blank">グッド・ラック・アンド・グッドバイ</a>」<br />
(作曲:荒井由実)<br />
沢山選曲して、この曲の雰囲気がプレイリストの最後にピッタリでした。<br />
サビ入りの転調がたまらず美しいです。<br />
サビから1度Aメロに戻って1コーラス完成するの、いいですよね。<br />
(同じくユーミン作曲の「赤いスイートピー」と一緒です)<br />
<br />
*<br />
<br />
アーティストだけ見ると飛び飛びっぽいですが、似た感触はあるかもしれません。<br />
同じ趣味の方には気に入っていただけるんじゃないかなと思います。<br />
<br />
次回は、<br />
「わちゃわちゃカワイイ日本のポップス25曲」をお届けします。<br />
<br />
p.s. お休み中に当ブログ読んでくださっていた方も多く、<br />
誠にありがとうございました。<br />
<br />
<br />
<br />
***<br />
関連記事<br />
今までに作成したサブスクプレイリストです。<br />
<br />
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■01. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/10/spotify25.html" target="_blank">普通でうつくしい日本のポップス25曲</a><br />
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■02. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/spotify25.html" target="_blank">わちゃわちゃカワイイ日本のポップス25曲</a><br />
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■03. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25.html" target="_blank">男女ボーカルが素敵な日本のポップス25曲</a><br />
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■06. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/03/25200316.html" target="_blank">おしゃれで愛しい日本のポップス25曲</a><br />
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■08. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/06/25200607.html" target="_blank">たのしい電波ソング25曲</a><br />
<br />
■09. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/07/25200712.html" target="_blank">優しくて感傷的な日本のポップス25曲</a></div>
</div>
kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com8tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-4049413409909273972019-02-11T09:54:00.003+09:002021-03-07T19:05:33.684+09:00サブスクで聴く日本のステキなポップ・ミュージック100今回は、Spotify, Apple Musicでプレイリストを作ってみました。<br />
日本のポップスから100曲です。<br />
素敵な曲ばかりなので、お時間あるときに聴いてみてください。<br />
<br />
<span style="color: red;">(11/11追記:Apple Music版のプレイリストも追加しました)</span><br />
<br />
<br />
<span style="font-size: large;"><u><a href="spotify:user:kaho_ss:playlist:73QAltWIhkHyQ1UzdcK2hX" target="_blank">■Fantastic Japanese Songs (50曲)</a></u></span><br />
<div style="text-align: center;">
<div style="text-align: left;">
■Spotify</div><div style="text-align: center;"><iframe allow="encrypted-media" allowtransparency="true" frameborder="0" height="380" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/73QAltWIhkHyQ1UzdcK2hX" width="300"></iframe></div>
<br />
<div style="text-align: left;">
■Apple Music</div>
<iframe allow="autoplay *; encrypted-media *;" frameborder="0" height="450" sandbox="allow-forms allow-popups allow-same-origin allow-scripts allow-storage-access-by-user-activation allow-top-navigation-by-user-activation" src="https://embed.music.apple.com/jp/playlist/fantastic-japanese-songs/pl.u-BNA6YljtYea1XX?app=music" style="background: transparent; max-width: 660px; overflow: hidden; width: 100%;"></iframe></div>
お気に入りの曲です。聴いてて嬉しくなる歌もの。<br />
記事で紹介したものを中心に選曲しています。<br />
<br />
<br />
<br />
<span style="font-size: large;"><u><a href="spotify:user:kaho_ss:playlist:73QAltWIhkHyQ1UzdcK2hX" target="_blank">■Cute Japanese Songs (50曲)</a></u></span><br />
<div style="text-align: center;">
<div style="text-align: center;">
<div style="text-align: left;">
■Spotify</div><iframe src="https://open.spotify.com/embed/playlist/54T1kM1U5GDuqqNGqlkeR3" width="300" height="380" frameborder="0" allowtransparency="true" allow="encrypted-media"></iframe><br />
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
■Apple Music<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay *; encrypted-media *;" frameborder="0" height="450" sandbox="allow-forms allow-popups allow-same-origin allow-scripts allow-storage-access-by-user-activation allow-top-navigation-by-user-activation" src="https://embed.music.apple.com/jp/playlist/cute-japanese-songs/pl.u-6mo4aoms48VBkk?app=music" style="background: transparent; max-width: 660px; overflow: hidden; width: 100%;"></iframe></div>
</div>
</div>
<div style="text-align: left;">
かわいい感じの曲を集めました。<br />
アニメソングとかアイドルソングとかお好きな方はこちらもどうぞ。</div>
<br />
<br />
<div style="text-align: left;">
以下はオマケです。<br />
各曲に、ささやかな一言メモを付けました。</div>
<div style="text-align: left;">
↓</div>
<a name='more'></a><div style="text-align: left;">
<br />
■Fantastic Japanese Pop (50曲)<br />
選曲のテーマは「好きな曲」です。</div>
<div style="text-align: left;">
<br />
1. Lamp/空想夜間飛行<br />
複雑に綺麗に編まれたハーモニー。</div>
<div style="text-align: left;">
2. Wake Up, Girls!/土曜日のフライト<br />
2:27-の構想が見事です。</div>
<div style="text-align: left;">
3. 北園みなみ/冬を数えて<br />
現・大沢建太郎さん。0:49-のテンポが好き。</div>
<div style="text-align: left;">
4. 集団行動/会って話そう<br />
真部さんは電話で済ませたい。</div>
<div style="text-align: left;">
5. キリンジ/イカロスの末裔<br />
超凄い作曲です。それでいてキュート。</div>
<div style="text-align: left;">
6. TWEEDEES/電離層の彼方へ<br />
渋谷系が極まったらこうなるのですね。</div>
<div style="text-align: left;">
7. クノシンジ/Bon(nb) Odori<br />
仕掛けいっぱいの楽しい盆踊り。</div>
<div style="text-align: left;">
8. POLTA/失踪志願<br />
作曲:傑(すぐる)さんの良いクセ溢れる。</div>
<div style="text-align: left;">
9. 網守将平/偶然の惑星<br />
アカデミックなのにカワイイ音作り。<br />
10. パスピエ/トリップ<br />
0:35のラヴェルっぽさにときめきます。</div>
</div>
11. シンリズム/彼女のカメラ<br />
若々しい歌声に、円熟味ある作曲。<br />
12. 倉橋ヨエコ/楯<br />
作曲も作詞も歌唱も、比類なき音楽です。<br />
13. ゲントウキ/いちもくさん<br />
聴き心地よく、ポップスのお手本。<br />
14. 吉澤嘉代子/月曜日戦争<br />
アルバム「女優姉妹」傑作です。<br />
15. ヤバイTシャツ屋さん/眠いオブザイヤー受賞<br />
面白タイトルに負けないカッコ良さ。<br />
16. 赤い公園/KOIKI<br />
サビまでの駆け抜けが見事です。<br />
17. キイチビール&ザ・ホーリーティッツ/パウエル<br />
切なげな旋律が好き。<br />
18. ザ・なつやすみバンド/Odyssey<br />
サビの歯切れ良いピアノ。<br />
19. クレイジーケンバンド/そうるとれいん<br />
\ガタゴトガタゴト/<br />
20. さよならポニーテール/新世界交響楽<br />
名曲! 凝った曲構成に惹かれます。<br />
21. 冨田ラボ,ハナレグミ/眠りの森<br />
天才アレンジ。サビのオクターブハモり。<br />
22. 東京事変/女の子は誰でも<br />
編曲は服部隆之さん。相性ばっちりです。<br />
23. 槇原敬之/モンタージュ<br />
イントロいいですよねー。歌詞を生かす歌唱。<br />
24. Negicco/クリームソーダLove<br />
北川勝利with北園みなみwith千ヶ崎学。<br />
25. Fantastic Plastic Machine/CITY LIGHTS<br />
夜のドライブミュージック。<br />
26. CRCK/LCKS /窓<br />
超凝ってるアレンジに、耳馴染みよい旋律。<br />
27. 清竜人/Zipangu<br />
ポップな奇才。0:46-からのギター好き。<br />
28. ジェニーハイ/東京は雨<br />
サビの捻りが心地よいです。川谷絵音さん作。<br />
29. Special Favorite Music/今日の日はさようなら<br />
オケになじむ優しいデュエット。<br />
30. さとうもか/Lukewarm<br />
優しいカワイイメロディーメーカー。<br />
31. サニーデイ・サービス/会いたかった少女<br />
曽我部さんの歌声好き。<br />
32. ウワノソラ/海辺のふたり<br />
キメキメで楽しいお洒落サウンド。<br />
33. the band apart/最終電車<br />
素直なメロディーがギターに包まれます。<br />
34. 鹿乃/Linaria Girl<br />
ブラジルかわいい。細部までフックいっぱい。<br />
35. Sugar's Campaign/ポテサラ<br />
お子さんの声で始まる、甘いコードワーク。 <br />
36. ものんくる/空想飛行<br />
難しいリズムなのに、ちゃんと盛り上がるサビ。<br />
37. SOUL'd OUT/ウェカピポ<br />
SOUL'd OUT聴くと嬉しくてニヤニヤします。<br />
38. 松田聖子/蒼いフォトグラフ<br />
今聞いても変わらず綺麗。ユーミン作。<br />
39. 中塚武,土岐麻子/Your Voice<br />
爽快なビッグバンドアレンジ。<br />
40. 竹達彩奈/サーフでゴゴゴ<br />
1:18- それにちゃっかりシンバルズ。<br />
41. Flipper's Guitar/恋とマシンガン -Young,Alive,in Love-<br />
名曲! いま聞いても新鮮<br />
42. チャットモンチー/とび魚のバタフライ<br />
サビのベース超美しいです。<br />
43. Jazztronik/Love Tribe<br />
めちゃオシャレな日本のハウス。お手本。<br />
44. 椎名林檎,斎藤ネコ,椎名純平/この世の限り<br />
息ピッタリのハモり。<br />
45. ゴダイゴ/アフター・ザ・レイン<br />
のほほんとした曲調が好き!<br />
46. 空気公団/おはよう今日の日<br />
サビの綺麗なペンタトニックメロディ。<br />
47. ティン・パン・アレー/ろっかばいまいべいびい<br />
細野晴臣さん。70年代すごい。<br />
48. 土岐麻子/眠れる森のただの女<br />
凝った部分転調がいっぱい。<br />
49. ayU tokiO/乙女のたしなみ<br />
ゆったりはじまって、1:45-サビが格別きれい。<br />
50. 松任谷由実/A HAPPY NEW YEAR<br />
いい曲。泣きそうになります。<br />
<br />
*<br />
<br />
■Fantastic Japanese Pop (50曲)<br />
選曲のテーマは「可愛い感じ」です。<br />
<br />
1. アズマ リム/人類みなセンパイ!<br />
ちゃっちゃっちゃちゃのリズムが好き。<br />
2. Kizuna AI/over the reality<br />
良いピコピコ。和音も凝ってます。<br />
3. 日向美ビタースイーツ♪/温故知新でいこっ!<br />
綺麗なペンタトニック。<br />
4. ヤバイTシャツ屋さん/ざつにどうぶつしょうかい<br />
かわいいアホ曲。<br />
5. カノエラナ/ダイエットのうた<br />
パワーのある歌詞にピッタリのアレンジ。<br />
6. 清竜人/Fall In Loveに恋してるっ♪<br />
Mosaic.wav編曲でハジけてます。<br />
7. 吉澤嘉代子/洋梨<br />
吉澤さん・たなかみさきさんの棒読み感が好き。<br />
8. 蛇喰夢子&夢見弖ユメミ/恋のロシアンルーレット<br />
超かっこいいリズム。<br />
9. スイートP/トキメキ*リベリエ<br />
OSTER Projectの渋谷系愛が炸裂。<br />
10. KIRINJI/Mr. BOOGIEMAN<br />
おしゃれトラックに弓木さんの歌。<br />
11. ももいろクローバーZ/サボテンとリボン<br />
神前さんにしか書けない曲。<br />
12. Negicco/楽園の余韻<br />
大沢健太郎(北園)さんの天才アレンジ。<br />
13. かめりあ,ななひら/Ta-Ti-Tu-Teatime!<br />
高音ボーカルにキュートな和音。<br />
14. Lamp/泡沫綺譚<br />
ふらっと散歩したくなる男女ユニゾン。<br />
15. I-1 Club/Jewelry Wonderland<br />
サビ前が超かっこいい!<br />
16. Instant Cytron/Walkin' in wonderland<br />
ウキウキ晴れ晴れします。<br />
17. KissBee/どっきんふわっふー<br />
フックいっぱいのハピマシサウンド。<br />
18. RYUTist/夢見る花小路<br />
佐藤望さんアレンジ上手いです。ギター好き。<br />
19. でんぱ組.inc/おやすみポラリスさよならパラレルワールド<br />
流石のH ZETT Mさん。<br />
20. Blanc Bunny Bandit/箱庭のエチュード<br />
ときめく和音いっぱい!<br />
21. かな・るか from AIKATSU☆STARS!/ハローニューワールド<br />
巧みなブラスアレンジ。<br />
22. SAKA-SAMA/デジタルリレーション<br />
けだるげで卓越したコードワーク。<br />
23. 日向美ビタースイーツ♪/ちくわパフェだよ☆CKP<br />
天才のお仕事。<br />
24. 虹のコンキスタドール/LOVE麺 恋味 やわめ<br />
みきとPのクセたっぷり。<br />
25. やくしまるえつこ/ヴィーナスとジーザス<br />
一発どりでこれって凄いです。<br />
26. 南波志帆/プールの青は嘘の青<br />
透明感ある理想のアイドルソング。<br />
27. Wake Up, Girlzoo!/ワグ・ズーズー<br />
この曲完璧ですね。惚れ惚れ。<br />
28. 竹達彩奈/クレンジングラブ<br />
津野さんのかっこいいクセギター。<br />
29. 平松愛理/部屋とYシャツと私<br />
サビ頭#IVm7b5といえばこの曲。<br />
30. 高宮なすの/黄金のキンデレラ ~午前0時に魔法は解けず~<br />
やしきんさん曲これが一番好きです。<br />
31. 内田真礼/モラトリアムダンスフロア<br />
ノリノリの大石さん曲。Bメロ好き。<br />
32. Happy Clover/わいわいお天気ロード<br />
dimの響き。ビートルズの感じ素敵。<br />
33. FreeTEMPO, Cana(i-dep)/MELODY<br />
おしゃれかわいいハウス。<br />
34. 天晴れ!原宿/パレリラパレリラ<br />
KOJI obaさんの曲格好良いですね。<br />
35. フィロソフィーのダンス/ダンス・ファウンダー<br />
声のクセがたまらないです。<br />
36. Run Girls, Run!/Go! Up! スターダム!<br />
瀬尾さん。MONACAバンド素敵です。<br />
37. YMCK/ワン!ダフル・チョコレート<br />
ピコピコに素直なコードが寄り添います。<br />
38. 相対性理論/地獄先生<br />
どれだけ経っても色あせないです。<br />
39. 千石撫子/もうそう☆えくすぷれす<br />
神前・花澤ペア好きです。<br />
40. ELECTROCUTICA/Chaining Intention<br />
イントロが格好良くて良くて。<br />
41. ここなつ/キミヱゴサーチ<br />
sasakure.ukさんの切なげな感じ。<br />
42. Mosaic.Wav/超級数 Miracleluminal<br />
柏森さんの天才メロディ。<br />
43. かと*ふく/プラタナスの下で待ってる<br />
一音一音が美しい響きです。<br />
44. ナユタン星人/エイリアンエイリアン<br />
お決まりのテクニックが愛らしい。<br />
45. 尾崎由香/僕のタイムマシン<br />
冗談抜きに、冒頭1秒で作者わかります!<br />
46. 放課後ティータイム/おはよう、またあした<br />
落ち着いた雰囲気が名曲の香り。<br />
47. 奥 華子/ガーネット<br />
サビの短三度転調が格別綺麗です。<br />
48. ぼくのフレンド/みゆはん<br />
いい曲! 聴いてて言葉なくなります。 <br />
49. 讃州中学勇者部/勇者たちのララバイ<br />
素直で綺麗なサウンド。エンディング。<br />
50. 楽坂砂夜、風町陽歌、クロエ・ルメール、櫻井明音、椎名心実、村上文緒/Precious Memories<br />
素晴らしい作曲です。前向きな卒業。<br />
<br />
<br />
*<br />
<br />
記事タイトルに反して、趣味たっぷりに選曲しました。<br />
「J-POP」っぽさは薄めですが、ステキな曲ばっかりですよね。<br />
機会があれば洋楽でも作ってみたいです。<br />
<br />
<br />
<br />
***<br />
関連記事<br />
今までに作成したサブスクプレイリストです。<br />
<br />
<div>
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/02/spotify100.html" target="_blank">サブスクで聴く日本のステキなポップ・ミュージック100</a><br />
<br />
■01. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/10/spotify25.html" target="_blank">普通でうつくしい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■02. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/spotify25.html" target="_blank">わちゃわちゃカワイイ日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■03. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25.html" target="_blank">男女ボーカルが素敵な日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■04. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2019/11/25_25.html" target="_blank">複雑でときめく日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■05. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/01/25-200101.html" target="_blank">懐古的で美しい洋楽ポップス25曲</a><br />
<br />
■06. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/03/25200316.html" target="_blank">おしゃれで愛しい日本のポップス25曲</a><br />
<br />
■07. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/04/25200426.html" target="_blank">かわいくて浮遊感のある日本のポップス25曲</a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
■08. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/06/25200607.html" target="_blank">たのしい電波ソング25曲</a><br />
<br />
■09. <a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/07/25200712.html" target="_blank">優しくて感傷的な日本のポップス25曲</a></div>
kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com5tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-38045530805651006222019-01-24T01:16:00.000+09:002019-01-31T00:37:20.201+09:00惹かれるポップ・ミュージック(19/01/24)素敵な曲を聴きます。<br />
<br />
1. Urakami Kevin Family - 芸術と治療<br />
2. The 8-Bit Big Band - Still Alive (Frank Sinatra Big Band Swing Version)<br />
3. Archie Shepp - Quiet Dawn<br />
4. Le SuperHomard - Paper Girl<br />
5. Rai Thistlethwayte - Overtime (feat. Ben Vanderwal)<br />
6. Wake Up, Girls! - 土曜日のフライト<br />
7. 薬師丸ひろ子 ‐ Woman "Wの悲劇"より<br />
8. LOVELYZ - Fondant<br />
9. Toccoyaki feat. somunia - チャイナアドバイス(相対性理論カバー)<br />
<br />
<br />
■1. Urakami Kevin Family - 芸術と治療<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/ymH5VVl5vtc" width="560"></iframe></div>
<div style="text-align: left;">
浦上ケビンさんのソロユニット「Urakami Kevin Family」の<br />
待望の初音源です。まだ見ぬ音楽に出会えるうれしさ!<br />
複雑なアレンジ・リズムの応酬で溺れそうになりますが、<br />
ハーモニーはポップスの美味しい響きが詰まっていて胸キュンです。<br />
<br />
ダリウス・ミヨーの「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=rAhTz6eDKF0" target="_blank">屋根の上の牛</a>」みたいな、<br />
同時に2曲が鳴っているようなわちゃわちゃ感が楽しいです。<br />
<br />
1:32- のオクターブユニゾンがツボです。歌もお上手ですよね。<br />
4:55-のラストサビがとても好き。<br />
<br />
セルフライナーノーツも公開されています。<br />
<a href="https://note.mu/urakouji/n/n189466d6bf38" target="_blank">https://note.mu/urakouji/n/n189466d6bf38</a><br />
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
0:56- 網膜「に焼き付」けて のところ、普通はFの音かなと思いますが、<br />
EとFの間の微分音なのですか……。気づきませんでした。<br />
上行パターンで微妙に上がり切らない演出なのですね。<br />
1:23- 根本て「き発想」から のところも同じく。<br />
<br />
一方、2番の同フレーズ2:33- は微分音ではないので、<br />
こちらはするっと耳に入るように思いました。比べると違い分かりそうです。<br />
まだ見ぬ工夫がいっぱいで、何度も聴いてしまいます。<br />
(まったく全貌がみえません……)<br />
<br />
*<br />
<br />
以下、続きます。<br />
↓<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
■2. The 8-Bit Big Band - Still Alive (Frank Sinatra Big Band Swing Version)<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/22vbhTi1ieI" width="560"></iframe></div>
惚れ惚れする選曲、アレンジです!<br />
名作ゲーム「Portal」のEDテーマ、「Still Alive」のおしゃれなカバー。<br />
原曲は<a href="https://www.youtube.com/watch?time_continue=7&v=VuLktUzq23c" target="_blank"> こちら </a>です。作曲者はJonathan Coulton。<br />
<br />
8-Bit Big BandのアレンジやMVみてると、原作愛を感じますよね。<br />
ボーカルのBenny Benackは歌声も素晴らしいばかりか<br />
なんとトランペットソロ2:15-も担当してます。<br />
<br />
1:21 歌詞の「heart」とコンパニオンキューブの♡をかけてるんですね。<br />
そのあとの歌詞とのシンクロも面白いです。(キューブかわいそう)<br />
<br />
この曲、今後の2ndアルバムに入るのかもしれません。<br />
次も名盤を期待してしまいます。<br />
<br />
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
■3. Archie Shepp - Quiet Dawn</div>
<div style="text-align: left;">
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/mrhEqS-dwU0" width="560"></iframe></div>
</div>
ヘタウマの完成形みたいな曲です。凄みがあります。<br />
<br />
0:14- 作曲者Cal Masseyの娘 Waheeda(7歳)がボーカルをとります。<br />
歌はお世辞にも上手くないのですが、ピッチの緩さが逆に<br />
唯一無二の可愛さ・クールさに思えてきます。<br />
バックの完璧なオケに乗ると、これで正解だという謎の説得力があります。<br />
<br />
2:06- ここからはメロディーも難しいと思うのですが、<br />
ちゃんとピッチも取れててジャズボーカルっぽい節回しになってます。<br />
4:32- トランペットとボーカルのユニゾンも<br />
ギリギリセーフでハマっていて、とても格好良いです。<br />
ピッチのぶれる歌声には、譜面で表せない魅力がありますね。<br />
<br />
<br />
■4. Le SuperHomard - Paper Girl<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/FIDsLOje_0o" width="560"></iframe><br /></div>
この曲とても気に入りました。フランスのバンドです。<br />
Elefant Recordsのミュージシャンは好みな方が多いです。<br />
<br />
0:08- 冒頭、いつものクリシェで始まるのかと思ったら、<br />
途中の怪しげなaugの響きにドキッとしました。<br />
<br />
0:08-<br />
I I△7 <span style="color: red;">Iaug9</span> IV△7<br />
<br />
0:24-ではシンセのアルペジオが追加されて、<br />
ホールトーンのふわふわな音がしますね。より違和感が際立ちます。<br />
<br />
コードの比較用に、同曲の別アレンジVerもありました。<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=jGnJNvumprU" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=jGnJNvumprU</a><br />
0:08-<br />
I I△7 <span style="color: red;">I7 </span> IV△7<br />
こちらはいつものクリシェで聴きやすいですね。<br />
どちらがお好みでしょうか。<br />
<div>
<br /></div>
彼らは、Ennio Morricone、Stereolab、High Llamasとかお好きだそうです。<br />
なんとなく曲調から好みがわかる気がしますね。<br />
2/22にアルバムでるらしく、とても楽しみ。<br />
<br />
<br />
<br />
■5. Rai Thistlethwayte - Overtime (feat. Ben Vanderwal)<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/qOrq3_jdsbc" width="560"></iframe><br /></div>
<div style="text-align: center;">
<div style="text-align: left;">
Rai Thistlethwayte(レイ・ディットゥルスウェイ)は</div>
<div style="text-align: left;">
KNOWERのサポートもされているオーストラリア出身の方。</div>
<div style="text-align: left;">
「Overtime」のセッション動画でおなじみの髭の方です。(<a href="https://www.youtube.com/watch?v=GnEmD17kYsE" target="_blank">→動画リンク</a>)</div>
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
サビ終わりに、半ずれ調が使われてます。</div>
<div style="text-align: left;">
1:22-</div>
<div style="text-align: left;">
IIIm7 VIm7 <span style="color: red;">#IV△7/#V</span> IV△7/ V</div>
<div style="text-align: left;">
(元:IV△7/V)</div>
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
I△7 <span style="color: red;">#VIm7/#II #IV△7/#V</span> IV△7/ V</div>
<div style="text-align: left;">
(元: VIm7/II IV△7/V)</div>
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
半ずれ調は、キーを部分的に+1または-1しても、</div>
<div style="text-align: left;">
同じ機能として使えるというテクニックです。<br />
(以前コメントで教えていただきました)<br />
<br />
この曲では+1方向の半ずれになってます。<br />
意外性ありますが、不思議と引っ掛かりなく聴けてしまいますね。<br />
ちょっと聴きとれるようになって嬉しいです。</div>
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<br /></div>
■6. Wake Up, Girls! - 土曜日のフライト<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/qrK28mYnyF4" width="560"></iframe></div>
MONACAが手掛けたWake Up, Girls! の最後のEP聴きました。<br />
Wake Up, Best!MEMORIAL Vol.8<br />
<a href="https://itunes.apple.com/jp/album/1449682150" target="_blank">https://itunes.apple.com/jp/album/1449682150</a><br />
4曲とも、なんて素晴らしい楽曲・歌唱なんだろう。<br />
数年後、十数年後にこのEPを聴いても、同じように感動すると思います。<br />
<br />
*<br />
<br />
M3「土曜日のフライト」は<br />
作詞 只野菜摘さん。作曲 MONACA・田中秀和さん。<br />
2:27-からのリハーモナイズの構想は感動しました。天才と思いました。<br />
伏線が美しく回収されていくので、聴いてて泣けてしまいます。<br />
<br />
*<br />
<br />
僕は、3:40- のささやかな2小節の付け足しがとても好きです。<br />
シンプルな Isus4 → I が眩しく感じられますね。<br />
<br />
ここのコードワークはとても簡単なのですが、<br />
1:14-や2:27-ではなかった新しい展開で、意外な喜びがあります。<br />
<br />
後半1:51-から最後まで、主和音(I)はここにしか登場しないので、<br />
この2小節は曲中でも特別明るく響くのですよね。<br />
最後のサビの前に、一度気持ちがゆるやかにほどけます。<br />
<br />
<div>
また、Iを置くことで、最後のサビ頭#IVm7b5への繋ぎが</div>
遠い増4度の動きになります。(I→#IV)<br />
より美しく劇的に聴こえますよね。<br />
この2小節が、ラストサビへの滑走路になっている感じがします。<br />
<br />
*<br />
<br />
1:01- Bメロ入りの、<br />
まも <span style="color: red;">ら</span>れて い る <span style="color: red;">あ</span>んし んで<br />
F#m9 A△7/B E△9<br />
(Vm9 bVII△7/ I IV△9 )<br />
<br />
という9th含む部分転調はユーミン感もほんのりありますね。(後述)<br />
赤字の部分の歌メロが、美しく<span style="color: red;">9th</span>を歌っています。<br />
<br />
<br />
■7. 薬師丸ひろ子 ‐ Woman "Wの悲劇"より<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/O2urGnK5ptc" width="560"></iframe></div>
<div style="text-align: left;">
作詞は松本隆さん、 作曲: 呉田軽穂(=松任谷由実)さん、</div>
<div style="text-align: left;">
編曲は松任谷正隆さん。<br />
松任谷由実さんの曲では、この曲のサビ転調がめちゃスキです。</div>
<div style="text-align: left;">
1:10-<br />
<span style="color: red;"> ああ</span> ときのかわ をわたるふね <span style="color: red;">に</span><br />
<span style="color: red;"> </span>Bbm9 Db△7/Eb Ab△9</div>
<div style="text-align: left;">
Eb Maj ( Vm9 bVII△7/ I IV△9 )<br />
Ab Maj( IIm9 IV△7/V I△9 )<br />
<br />
先ほどの曲と同じく、<br />
Vm9の9thと、IV△9のナチュラル9thを歌メロ(赤字部分)が担当します。<br />
下属調へ転調した瞬間の、9thの美しい歌声にドキッとします。<br />
<span style="color: #6fa8dc;">(19/1/31追記 ちょっと間違ってたので直しました)</span><br />
<br /></div>
この曲は、<br />
Aメロのメロディーはコードトーンの落ち着いた響きが使われ、<br />
サビのメロディーからナチュラルテンション(9th,11th)を踏んでいく<br />
構成になっています。<br />
転調も交えて、サビで一気に世界が広がる感じがしますね。完璧な曲です。<br />
<br />
<br />
■8. LOVELYZ - Fondant<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/VOAXKYnUogo" width="560"></iframe></div>
作曲はJ.Yoonです。ストリングスの感じで作風わかりますね。<br />
全般的に転回形が美しく、聴きやすいハーモニーに思いますが、<br />
0:59- ここなに!? ってなります。<br />
ここの一小節の4音だけコード名を無理やり付けたら、こんな感じでしょうか。<br />
<br />
0:59-<br />
A6sus4 Caug/F# B7sus4/C Am6<br />
(IV6sus4 <span style="color: red;"> bVIaug/II</span> V7sus4/bVI IVm6 )<br />
<br />
コード名見ても全くわからないです……<br />
<br />
よく見てみると、上記の全ての構成音が、<br />
Aメロディックマイナー(IVメロディックマイナー)のスケールに乗っています。<br />
つまり、スケールを決めて各声部動かした結果、偶成和音ができた<br />
というように考えればよいですね。<br />
<br />
動きの結果的に、augのオンコード(赤字)も一瞬経由しているようで<br />
確かにほんの一瞬だけ鋭い響きがあるかもしれません。<br />
<br />
<br />
■9. Toccoyaki feat. somunia - チャイナアドバイス(相対性理論カバー)<br />
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/B2Ya-Oul_A4" width="560"></iframe><br />
相対性理論のカバー音源です。アレンジToccoyakiさん、歌somuniaさん。<br />
原曲の作曲は真部脩一さん。<br />
めちゃ素敵なアレンジ!<br />
<br />
1:14- このサビ、原曲超えるくらい楽しいサウンドです。<br />
相対性理論とチップチューンは相性ばっちりですね。<br />
<br />
いつも思いますが、このメロディーとコードの組み合わせって<br />
(ペンタトニックメロディー+王道進行(4536))<br />
なんでこんなに美しく聴こえるんでしょうか。<br />
<br />
シンプルな割りにおいしい、卵かけごはんみたいな。<br />
魔法です。<br />
<br />
<br />kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-56427015804947112752019-01-02T23:57:00.001+09:002020-04-26T00:31:15.265+09:00上田麗奈「ワタシ*ドリ」(作曲:田中秀和) を聴いてみよう ※8bitカバー音源つき上田麗奈さんの「ワタシ*ドリ」を聴いてみます。<br />
作曲は田中秀和さん(MONACA)。作詞は松井洋平さん・上田麗奈さん。<br />
<br />
僕は田中秀和さんの楽曲の中で、ワタシ*ドリが一番好きです。<br />
Spotifyなどでは配信されておらず、紹介しにくいので、<br />
<span style="color: red;">自分で耳コピカバー音源を作ってみました</span>。<br />
<br />
■上田麗奈 - ワタシ*ドリ (8bit Cover)<br />
<iframe allow="autoplay" frameborder="no" height="166" scrolling="no" src="https://w.soundcloud.com/player/?url=https%3A//api.soundcloud.com/tracks/553060440&color=%23ff5500&auto_play=false&hide_related=false&show_comments=true&show_user=true&show_reposts=false&show_teaser=true" width="100%"></iframe><br />
作曲ソフト「ピストンコラージュ」を使用しています。<br />
<br />
<span style="color: red;">(追記)サブスクで「ワタシ*ドリ」聴けるようになりましたね!</span><br />
<span style="color: red;"> 嬉しい。</span><span style="color: red;">ぜひ聞いてみて下さい。</span><br />
<br />
*<br />
<br />
ワタシ*ドリ、めちゃめちゃいい曲ですよね。<br />
独特なイントロから、複雑でキュートな世界が展開されます。<br />
聴き取りしていて、美しい構想に惚れ惚れしました。<br />
<br />
気になった方は、上田麗奈さんのEPを聴いてみてください。<br />
他の曲も粒ぞろいでオススメです。<br />
<br />
以下、この曲の優れたアイデアを見てみます。<br />
間違っているところも多いと思いますので、話半分でどうぞ。<br />
(19/01/04 一部加筆しました)<br />
↓<br />
<a name='more'></a><br />
<span style="color: #3d85c6;">※注</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">「ワタシ*ドリ」のキーは、「C MajorとC#Majorのあいだ」なのですが、</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">以下の記載を簡単化するために、C Majorとして扱います。</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">記事途中で出てくる音源は、原曲に合わせチューニングがずらしてあります。</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">(追記)</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">大貫妙子さんの「ピーターラビットとわたし」と</span><span style="color: #3d85c6;">調が一緒なんですね。</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">ピッチはずれで不思議な世界です。</span><br />
<br />
<br />
[目次]<br />
<br />
1. 転調<br />
2. リフ<br />
2-1. メジャーペンタトニックスケール<br />
2-2. ホールトーンスケール<br />
3. コードワーク<br />
4. まとめ<br />
5. 関連記事<br />
<br />
*<br />
<br />
<span style="font-size: large;"><u>■1. 転調</u></span><br />
<br />
ワタシ*ドリは、調がころころ変わる曲です。<br />
キーの変化は下記のような感じです。(全てメジャーキーとします)<br />
<br />
<u>[イントロ~1番]</u><br />
0:00 0:54 1:01 1:15<br />
C F G A<br />
<span style="color: red;"> +5 +2 +2 +3</span><br />
<br />
<u>[2番]</u><br />
1:33 2:13 2:20 2:34<br />
C F G A<br />
<span style="color: red;"> +5 +2 +2 -2</span><br />
<br />
<u>[キメ]</u><br />
2:51 2:58<br />
G D<br />
<span style="color: red;"> -5 -2 </span><br />
<br />
<u>[</u><u>ギターソロ~落ちサビ]</u><br />
3:05 3:12 3:25<br />
C D E<br />
<span style="color: red;"> +2 +2 +1</span><br />
<span style="color: red;"><br /></span>[3番]<br />
3:44 3:53 4:06<br />
F G A<br />
<span style="color: red;"> +2 +2 -2</span><br />
<br />
[キメ・アウトロ]<br />
4:37 4:44<br />
G D<br />
<span style="color: red;"> -5 </span><br />
<br />
[1番]は<br />
C → F → G → A → C をセットにして、1オクターブを回る構成です。<br />
特に、F → G → Aの+2の連続で、気持ちが高揚する感じがしますね。<br />
<br />
[キメ]は<br />
単純な4回繰り返しに見えるのですが、途中で-5(属調)転調します。<br />
これは一聴して気づきませんでした。<br />
メロディ音高が変わらないので、キーも変わってないと錯覚します。<br />
<br />
[ギターソロ]は<br />
先ほどの F → G → A (+2の連続)と展開は共通です。<br />
これを-5だけ移調した C→D→Eで書かれています。<br />
<br />
*<br />
<br />
全体通してみると、転調回数はとても多いのですが、<br />
±2 (長二度転調)<br />
+3 (短三度上転調)<br />
+5 (下属調への転調)<br />
-5 (属調への転調)<br />
のそれぞれが、コード進行も相まってとても自然になじんでいます。<br />
唯一、落ちサビ終わり3:44-の +1だけは、<br />
衝撃的な響きで耳に飛び込んできますね。<br />
<br />
<span style="color: #3d85c6;">// 冒頭Aメロ0:27の調については、CMajでなくFMajとしてもよいのですが、</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">// メロディーがFリディアンなので、</span><span style="color: #3d85c6;">CMajにしました。</span><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<span style="font-size: large;">■2. リフ</span><br />
<br />
<span style="font-size: large;">■2-1. メジャーペンタトニックスケール</span><br />
<br />
ご覧いただいた通り、「ワタシ*ドリ」には多くの調が登場します。<br />
このままだと、曲に統一感がなくなりそうな気がしますが、<br />
「<span style="color: red;">調をまたがるギターリフ</span>」によって、これを繋ぎ止めています。<br />
<iframe allow="autoplay" frameborder="no" height="166" scrolling="no" src="https://w.soundcloud.com/player/?url=https%3A//api.soundcloud.com/tracks/552683886&color=%23ff5500&auto_play=false&hide_related=false&show_comments=true&show_user=true&show_reposts=false&show_teaser=true" width="100%"></iframe><br />
<br />
全編に登場するこちらのリフの音をとると、<br />
E D A G E D A C (ミ レ ラ ソ ミ レ ラ ド)<br />
<br />
となり、Cメジャーペンタトニックスケール(CDEGA, ドレミソラ)<br />
で出来ていることがわかります。<br />
<br />
「ワタシ*ドリ」においては、上記のペンタトニックのリフを、<br />
<span style="color: red;">転調後の異なるキーの上でも使う</span>、というテクニックが使われています。<br />
<br />
このEDAGEDACは、他の調において、<br />
下記のような聴こえ方になります。 ※移動ドの階名にて<br />
<br />
(実音) E D A G E D A C <br />
① C Maj. ミ レ ラ ソ ミ レ ラ ド<br />
② D Maj. レ ド ソ ファ レ ド ソ <span style="color: #999999;">シb</span><br />
③ F Maj. シ ラ ミ レ シ ラ ミ ソ<br />
④ G Maj. ラ ソ レ ド ラ ソ レ ファ<br />
⑤ A Maj. ソ ファ ド <span style="color: #999999;">シb</span> ソ ファ ド <span style="color: #999999;">ミb</span><br />
<br />
字面だけだとよくわからんので、まずは例を聴いてみましょう。<br />
同じギターリフに、違う調の伴奏をつけても<br />
ちゃんと正しく聴こえるのでしょうか?<br />
<br />
<br />
■ギターリフに、各調のツーファイブ(IIm7 → IV/V)を重ねた音源<br />
<iframe allow="autoplay" frameborder="no" height="166" scrolling="no" src="https://w.soundcloud.com/player/?url=https%3A//api.soundcloud.com/tracks/552684162&color=%23ff5500&auto_play=false&hide_related=false&show_comments=true&show_user=true&show_reposts=false&show_teaser=true" width="100%"></iframe><br />
リフの音高は変えず、伴奏のキーだけ変えます。<br />
①~⑤の順番で5つの調の伴奏を付けました。<br />
<br />
*<br />
<br />
聴いてみると、どのキーの伴奏上でもそれほど違和感ないですね!<br />
もちろん①CMajが最も馴染みますが、他も違った魅力があります。<br />
<br />
先ほどの表に戻ると、<br />
どの調でも、階名にしたときに#,♭がほとんどつかず、<br />
メジャースケールの「ドレミファソラシド」の枠にほぼ収まるのがわかります。<br />
特に、③FMajと④GMajは綺麗に収まるので、<br />
聴感上も全く違和感がないですよね。<br />
<br />
田中秀和さんは、スケールを積極的に動かす作曲スタイルが魅力ですが、<br />
この曲のように、ペンタトニックの性質によりスケールを動かさないという<br />
デザインもお得意です。<br />
<br />
※「花ハ踊レヤいろはにほ」のイントロ、サビにある<br />
フレーズ音高は一緒だけど調が違う、というアイデアも同じ発想ですね。<br />
ペンタトニックを使った魔法のテクニックです。<br />
<div>
<br /></div>
<span style="color: red;"><br /></span>
<span style="color: red;">(19/01/04 追記 )</span><br />
イントロからBメロ途中までの C Maj→ F Maj → G Maj → A Maj は<br />
ずっと同じ音高が維持されてリフが作られます。<br />
曲に統一感をつくる仕掛けですね。<br />
<br />
一方で、サビ前1:19からは、<br />
リフの音高が一気に<span style="color: red;">+4</span>されます。こういうリフです。<br />
⑥ A Maj <span style="color: red;"><span style="color: blue;">G# F# C# B G# F# C# E</span> </span>(シラミレシラミソ)<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay" frameborder="no" height="166" scrolling="no" src="https://w.soundcloud.com/player/?url=https%3A//api.soundcloud.com/tracks/553580565&color=%23ff5500&auto_play=false&hide_related=false&show_comments=true&show_user=true&show_reposts=false&show_teaser=true" width="100%"></iframe></div>
曲のバランスとして、AメロBメロでは音高を維持しておいて、<br />
サビ前で音域を上げて盛り上げる(と同時に、A Majで美しく響くリフに置き換える)<br />
という狙いがあるのですね。<br />
<br />
他にも、このペンタのリフにはいろいろな工夫があるので、<br />
文章末におまけで追記しました。興味ある方はお読みください<br />
<br />
<span style="font-size: large;"><br /></span>
<span style="font-size: large;">■2-2. ホールトーンスケール</span><br />
<br />
曲に統一感を与えているもう一つのアイデアが、<br />
ホールトーンスケールを用いたギターリフです。<br />
例えばこちらです。<br />
<iframe allow="autoplay" frameborder="no" height="166" scrolling="no" src="https://w.soundcloud.com/player/?url=https%3A//api.soundcloud.com/tracks/552685326&color=%23ff5500&auto_play=false&hide_related=false&show_comments=true&show_user=true&show_reposts=false&show_teaser=true" width="100%"></iframe><br />
<br />
E D Bb Ab E D Ab Bb<br />
(E D A# G# E D G# A#)<br />
というフレーズです。<br />
<br />
調子はずれの感じがおどけて可愛く、田中秀和さんらしいフレーズですね。<br />
ホールトーンスケールはそもそも2種類しかないので、<br />
異なるキー上でも、同じホールトーンのフレーズを登場させやすいのです。<br />
<br />
ホールトーンスケール単体では、<br />
曲を壊してしまうような変てこな響きがありますが、<br />
先ほどのペンタトニックリフと、ホールトーンリフとを交互に配置して<br />
聴きやすいバランスになるように工夫されています。<br />
<br />
<br />
<span style="font-size: large;">■3. コードワーク</span><br />
<br />
以下、コードワークをざっくりと見てみます。<br />
合わせてスケールもみてみましょう。<br />
<br />
<br />
<u>0:00- イントロ前半</u><br />
Am Abaug Am Abaug<br />
(VIm bVIaug VIm bVIaug)<br />
<br />
先ほど紹介した、ペンタトニックのリフとホールトーンのリフが<br />
交互に登場します。<br />
<br />
*<br />
<br />
<u>0:13- イントロ後半</u><br />
<span style="color: red;">F△7 Eaug/Bb F△7 Eaug/Bb</span><br />
( IV△7 IIIaug/bVII IV△7 IIIaug/bVII )<br />
<br />
田中さんっぽいaugのオンコードが登場しますね。<br />
<br />
ちょっと余談ですが<br />
僕の好きなモーリス・ラヴェルのピアノ曲「水の戯れ」(1901年) にも、<br />
同じコード進行が出てくるんです。<br />
<br />
■モーリス・ラヴェル - 水の戯れ(演奏:前田勝則さん)<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/_qRAVd-2kEk" width="560"></iframe><br /></div>
<div style="text-align: left;">
0:07-</div>
<div style="text-align: left;">
A△7 G#aug/D A△7 G#aug/D</div>
<div style="text-align: left;">
( IV△7 IIIaug/bVII IV△7 IIIaug/bVII )</div>
<div style="text-align: left;">
<br />
ホールトーンスケールのフワフワ感が似ていますよね。<br />
意外なところで共通点がありました。</div>
<br />
<span style="color: #3d85c6;">// ラヴェルは100年以上昔に、26歳で水の戯れを作曲してます。</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">// 作曲オバケですね……</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">// 参考文献:</span><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B073J5GCJS" target="_blank">大作曲家の作品アナリーゼ①~水の戯れ(ラヴェル)~</a><br />
<span style="color: #3d85c6;">// こちらの文献に従って、「ワタシ*ドリ」のコードも</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">// IV△7 III7b5(b13)/bVII IV△7 III7b5(b13)/bVII</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">//</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">// と記載するほうが本来は正確かなと思います。</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">// b5と#5(aug)が併記できないので、augのかわりにb13と書くのがいいですね。</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">// ※本記事では簡単のため、ひきつづきaugのオンコードで書きます。</span><br />
<br />
*<br />
<br />
<u>0:27- Aメロ</u><br />
クルクルって表情変えて (そんな風に見えてるかな?)<br />
F△7 <span style="color: red;">Eaug/Bb</span><br />
( IV△7 IIIaug/bVII )<br />
<span style="color: red;"><br /></span>
何を考えているかは 内緒<br />
F△7 <span style="color: red;">Eaug/Bb</span><br />
<div>
( IV△7 IIIaug/bVII )</div>
<div>
<br /></div>
あなたに喜んでほしい (おもうように出来てるかな?)<br />
F△7 <span style="color: red;">Eaug/Bb </span><br />
( IV△7 IIIaug/bVII )<br />
<br />
嬉しい気持ちになってたら いいな<br />
F△7 <span style="color: red;"> Eaug/Bb</span><br />
<div>
( IV△7 IIIaug/bVII )</div>
<div>
<br />
<br /></div>
・上田麗奈さんの歌が入ります。難しいメロディ、ハーモニーを<br />
巧みに歌いこなされていますね。<br />
<br />
・Eaug/Bb上では、ホールトーンっぽい雰囲気がありますが、<br />
実は、Bbリディアンb7スケール(Bbリディアンドミナントスケール)<br />
というものが使われています。<br />
<br />
・Bbホールトーンスケール (Bb C D E <span style="color: red;">Gb</span><span style="color: red;"> </span> Ab )<br />
・<span style="color: red;">Bbリディアンb7スケール</span> (Bb C D E <span style="color: red;">F G</span> Ab )<br />
<br />
Bbリディアンb7 は メロディックマイナースケールのたぐいで<br />
・ホールトーンスケールっぽい部分 (Ab - Bb - C - D - E)<br />
・Cメジャースケールっぽい部分 (C D E F G)<br />
を兼ね備えた面白いスケールです。<br />
<br />
*<br />
<br />
先ほどのホールトーンスケールのリフ(E D Bb Ab E D Ab Bb)も、<br />
構成音をよく見てみると、Bbリディアンb7に乗っかっています。<br />
<br />
また、「♪ないしょ」「♪いいな」のところのメロディーは<br />
<span style="color: red;">F F G</span> (ファ ファ ソ) なので、<br />
ホールトーンでなくリディアンb7が使われているのがわかりますね。<br />
<br />
augコードには、ホールトーンスケールが思い浮かびがちですが、<br />
こういうメロディックマイナースケールを乗せられる、と覚えておくと<br />
より自然なメロディーが作りやすいかもしれません。<br />
<br />
<br />
*<br />
<br />
続きです。<br />
<br />
<u>0:53- Bメロ</u><br />
つかめない 雲みたいに 晴れた 空に浮かぶ<br />
Dm7/G Dm7/C Dm7/G Dm7/C<br />
(VIm7/II VIm7/V VIm7/II VIm7/V )<br />
<br />
きっと 形をまだ 知らない の<br />
Em7/A Em7/D G <span style="color: red;"> Eaug7</span><br />
( <span style="color: red;">[key+2]</span> VIm7/II VIm7/V I VIaug7)<br />
(<span style="color: red;">Eホールトーンスケール</span>)<br />
<br />
ちょっと 変わってるなんて 思われ たっていい<br />
Em7/A Em7/D Em7/A Em7/D<br />
(VIm7/II VIm7/V VIm7/II VIm7/V )<br />
<br />
いつも 記憶に留まって いたい か ら<br />
F#m7/B F#m7/E A <span style="color: red;">F#aug7</span><br />
( <span style="color: red;">[key+2] </span> VIm7/II VIm7/V I VIaug7 )<br />
(<span style="color: red;">F#ホールトーンスケール</span>) <br />
<br />
・ベースがツーファイブで動きますが、<br />
和音にはトライトーン(ファ,シ)がなく、進行感が抑えられた作りです。<br />
VIm7/II = IIm7(9,11) のように厚めにテンションが積んであったり、<br />
VIm7/V といった転回形だったり、ふわふわした響きです。<br />
<br />
・2回の長2度上転調(+2)を含んで、同じ構成が繰り返されます。<br />
この後のサビの音域も上がるので、一気に盛り上げる仕掛けですね。<br />
<br />
・VIaug7に乗せてホールトーンスケールのリフが用いられます。<br />
Bbホールトーン =Eホールトーン = F#ホールトーン などはすべて構成音一緒なので<br />
キーが変わってもリフに統一感がでます。<br />
<br />
*<br />
<br />
<u>1:22- サビ</u><br />
ねえ ここじゃないどこかに<br />
Bm9 <span style="color: red;"> E7 …メロ:Eミクソリディアン、リフ:Eホールトーン</span><br />
( IIm9 <span style="color: red;"> V7 </span>)<br />
<br />
行ってみたいと 思わない?<br />
C#m7 <span style="color: red;">E/F# F#7 …メロ:F#ミクソリディアン、リフ:F#ホールトーン</span><br />
( IIIm <span style="color: red;">V/VI VI7</span> )<br />
<br />
あなたが知ってい る 私<br />
Bm9 <span style="color: red;"> E7 …メロ:Eミクソリディアン、リフ:Eホールトーン</span><br />
( IIm9 <span style="color: red;"> V7 </span>)<br />
<br />
と ああ<br />
F△7 <span style="color: red;">Eaug/Bb</span><br />
([key+3] IV△7 IIIaug/bVII )<br />
<br />
今日の空も 晴れ (テッテッテッテッテッテッテッテ)…ホールトーン<br />
F△7 <span style="color: red;">Eaug/Bb</span><br />
( IV△7 IIIaug/bVII )<br />
<br />
<br />
・V7、VI7のところは、<br />
メロディーが通常のミクソリディアンスケールで耳馴染み良く、<br />
ギターリフがホールトーンスケールで不思議な風合いを添えています。<br />
<br />
・短3度上転調(+3)で、綺麗に元のキーに戻ります。<br />
<br />
・最後の繋ぎ部分は、ギターとベースが増5度(aug5)の音程で<br />
ホールトーンスケールを動きます。<br />
ベースがホールトーンスケールをなぞると、ふわっふわの響きになりますね。<br />
<br />
<br />
*<br />
<br />
2番からは繰り返しになるので割愛しますが、<br />
さいごに2番終わりのキメの部分を見てみます。<br />
<br />
<u>2:51- キメ前半</u><br />
F△7 F#△7 G△7 F△7 F#7 G△7<br />
( bVII△7 VII△7 I△7 bVII△7 VII△7 I△7 )<br />
<br />
<br />
<u>2:58- キメ後半</u><br />
[key-5]<br />
F/G C7(b9) D6 F/G C7(b9) D6<br />
( bIII/IV bVII7(b9) I6 bIII/IV bVII7(b9) I6 )<br />
<br />
<br />
メロディ音高(C - Db - D)は変えずに、<br />
前半と後半で転調とリハーモナイズをおこなっています。<br />
あまりにも自然なので、転調している感じがしないですね。<br />
<br />
ワタシ*ドリを全編とおして聴いてみると、<br />
できるだけ同じ音高のフレーズを使い続けて<br />
違った和音付けをしたり、違うキーをつけたりして彩りをもたせる、<br />
というアイデアがいくつも盛り込まれていて、面白いですね。<br />
<br />
<br />
***<br />
<br />
<span style="font-size: large;"><u>■4. まとめ</u></span><br />
<br />
今回は、上田麗奈さん歌唱、田中秀和さん作曲の<br />
「ワタシ*ドリ」を紹介してみました。<br />
<br />
田中秀和さんの独特なコードワークに、<br />
ペンタトニックスケールや、ホールトーンスケールの特性を生かしたリフが<br />
上手く絡み合った魅力的な楽曲ですね。<br />
とても好き。<br />
<br />
***<br />
<br />
<br />
<span style="font-size: large;"><u>■5. 関連記事</u></span><br />
<br />
・<a href="http://kaho-ss.blogspot.com/2014/03/blog-post_27.html" target="_blank">ポップで素敵な作曲家カタログ(クラシック編)</a><br />
今回の記事の途中で出てきたモーリス・ラヴェルをはじめ、<br />
作曲オバケの皆さんを紹介した記事です。才能こわいです。<br />
<br />
・<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2015/06/blog-post_20.html" target="_blank">クラシックから溢れる、ポップ・ミュージック</a><br />
こちらもお好きな方はどうぞ。個人的にお気に入りのプレイリストです。<br />
<br />
・<a href="http://kaho-ss.blogspot.jp/2017/01/blog-post_9.html" target="_blank">田中秀和さんのスケールを聴いてみよう</a><br />
田中さんの魅力的なスケールワークについて。<br />
<br />
・<a href="https://kaho-ss.blogspot.jp/2017/11/punchmindhappiness.html" target="_blank">田中秀和「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」の楽しいスケールワーク</a><br />
1曲の中でのスケールの使い分けについて。<br />
<br />
<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2017/03/ex.html" target="_blank">・真部脩一(ex. 相対性理論) のペンタトニックスケールを解析してみよう</a><br />
ペンタトニック・マエストロの真部脩一さん特集です。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
********<br />
<br />
<span style="color: red;">(19/01/04追記)</span><br />
<br />
■おまけ<br />
<br />
ここからは、本文よりもさらにややこしいのですが、<br />
リフの音選びに関して追記します。<br />
作曲される方向けです。<br />
(正確ではありませんので、話半分でどうぞ)<br />
<br />
本文では理想化して書きましたが、実際の作曲ではリフの音選びに<br />
かなり気を遣われています。<br />
<br />
*<br />
<br />
リフの構成音を見てみると、<br />
<br />
イントロAメロ<br />
0:00 C Maj EDAGEDAC (ミレラソミレラド) <br />
<br />
Bメロ<br />
0:54 F Maj EDAGEDAC (シラミレシラミソ) <br />
1:01 G Maj EDAGEDAC (ラソレドラソレファ) <br />
1:15 A Maj EDA<span style="color: red;">F# </span>EDA<span style="color: red;">C# </span>(ソファド<span style="color: red;">ラ</span>ソファド<span style="color: red;">ミ</span>)<br />
1:19 A Maj <span style="color: blue;">G# F# C# B G# F# C# E</span> (シラミレシラミソ)<br />
<br />
サビ<br />
1:22 A Maj <span style="color: blue;">G# F# C# B G# F# C# E</span> (シラミレシラミソ)<br />
<br />
<br />
・本文で紹介した通り、CMaj FMaj GMaj あたりは同じリフが使えます。<br />
ただし、実際には、コードやメロディーと、リフとの音程関係を見つつ、<br />
EDAGEDA<span style="color: red;">B</span>にしたり EDAGEDA<span style="color: red;">C# </span>にしたり、<br />
一つ一つのリフを微調整しています。<br />
<br />
・転調がAMajまで進むと、<br />
先ほどの表のようにメジャースケール外の音が登場してきます。<br />
そこでGを<span style="color: red;">F#</span>に、Cを<span style="color: red;">C#</span>に置き換え、メジャースケール内に収めています。<br />
<br />
・サビに入る前に、AMajで動きやすい、新しい音高のリフに切り替わります。<br />
同じリフを使い続けた方が、形式美はありますが、<br />
調が遠ざかるにつれてリフは崩れていくのでしたね。<br />
<br />
田中さんは、サビで活躍できるリフとして<br />
<span style="color: blue;"> G# F# C# B G# F# C# E </span>(AMajで シラミレシラミソ)<br />
を選んでいます。 元のリフの音高を+4したものですね。<br />
<div>
<br />
*</div>
<div>
<u><br /></u></div>
<div>
ギターソロ部分のリフは、</div>
<div>
<br /></div>
3:05 C Maj EDAGEDAC (ミレラソミレラド)<br />
3:12 D Maj EDAGEDA<span style="color: red;">D</span> (レドソファレドソ<span style="color: red;">ド</span>)<br />
3:25 E Maj E <span style="color: red;">C# B A </span>E <span style="color: red;">D# </span>A<span style="color: red;"> D# </span> (<span style="color: red;">ドラソファドラファラ</span>)<br />
<div>
<br /></div>
<div>
・D Majでは、最後の一音がメジャースケール外(シb)になるので、</div>
<div>
CをD(ド)に変えたり、C#(シ)に変えたりして回避しています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
・E Majまでくるとかなり遠くなるのですが……</div>
<div>
雰囲気を変えないように丁寧に音を選んでいます。</div>
<br />
*<br />
<br />
この細かなチューニングが入っているおかげで、曲全体を通じ<br />
「同じリフが繰り返している」という印象を与えることに成功しています。<br />
<br />
実は、リフをそっくりそのまま流用するだけでは<br />
スケールから外れた音に耳が引っかかってしまうので、<br />
リフの印象が崩れてしまうのですよね。<br />
(耳コピしていて、難しさを思い知りました……)<br />
<br />
田中秀和さんの、アイデアを実現する技術(力業)に支えられた<br />
絶妙なバランスの曲だと思います。</div>
kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com7tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-35618483321068882462018-12-23T23:42:00.000+09:002018-12-28T00:31:57.275+09:00惹かれるポップ・ミュージック(18/12/23)年末ですね。素敵なポップスを選曲してみました。<br />
Orangeadeの新譜が12/26でますね。うれしい~<br />
<a href="https://tower.jp/item/4831129/Broccoli-is-Here" target="_blank">https://tower.jp/item/4831129/Broccoli-is-Here</a><br />
→12/27追記 聴きました。なにこれ!!<br />
聴いてて「自分のために書かれた音楽」と錯覚してしまいました。<br />
好き。<br />
<br />
1. The 8-Bit Big Band - Lonely Rolling Star (Big Band Jazz Version)<br />
2. The 8-Bit Big Band - Ⅼet's Play - Super Mario Bros. LIVE<br />
3. Red Hands - Your Will<br />
4. ONEW - Sign<br />
5. 長谷川白紙 - 草木<br />
6. Paul Steel - Last Guilt Trip<br />
7. Paul Steel - Island in the Sky<br />
8. キイチビール&ザ・ホーリーティッツ - たまらない夜<br />
9. キイチビール&ザ・ホーリーティッツ - パウエル<br />
10. Dani & Debora Gurgel Quarteto - Danceio<br />
11. Big Thief - Paul<br />
12. 放課後ティータイム - おはよう、またあした<br />
13. モダーン今夜 - クラウン<br />
14. Thundercat - Bus In These Streets<br />
15. Lamp - 冷ややかな情景<br />
16. The Divine Comedy - Funny Peculiar<br />
<br />
<br />
■1. The 8-Bit Big Band - Lonely Rolling Star (Big Band Jazz Version)<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/DBovvL03dKQ" width="560"></iframe><br /></div>
めちゃめちゃ感動しました!<br />
The 8-Bit Big Bandは、ゲーム音楽をビッグバンドでカバーするという<br />
Charlie Rosen氏のプロジェクトです。<br />
<br />
1stアルバムで、マリオやゼルダの近藤浩治さん作品に並んで、<br />
なんと塊魂シリーズのBGM「Lonely Rolling Star」を選曲しています。<br />
原曲の作者は、バンダイナムコの矢野義人さん。<br />
<br />
知名度を考えると他の選択肢もいっぱいあるだろうと思うのですが、<br />
この曲を選んだところに全幅の信頼を置きたいです。<br />
矢野さんのメロディ聴くとなぜかうるっとくるのですよね。大好き。<br />
■関連記事:私的な泣ける曲リスト<br />
<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2015/11/blog-post_24.html" target="_blank">https://kaho-ss.blogspot.com/2015/11/blog-post_24.html</a><br />
<br />
<br />
*<br />
<br />
原曲リスペクトがいっぱい詰まっているのが伝わります。<br />
8-bitシンセも入れて、日本語歌唱もちゃんと入ってます。<br />
ボーカルの方も、原曲に合わせて平坦な素朴な歌い方。<br />
<br />
MVみてるだけでも楽しくて、歌詞を塊にしていく発想がキュートですね。<br />
ちゃんと小さなものから飲み込んで、最後にはちゃんと星になります。<br />
<br />
アレンジも、原曲の切なげな和音を生かした素晴らしい仕上がりです。<br />
3:33- 「ためいきがひとつ」→てれれてれれてれれてれれ のところ、<br />
原曲の通り三連符の刻みに感動してしまいます。<br />
<br />
4:32- ラストサビの裏で聴こえる、塊魂のテーマが泣けちゃいます。<br />
原曲では、アウトロだけで使われるテーマですが、<br />
上手くラストサビに組み込んだのですね。<br />
<br />
以下続きます。<br />
↓<br />
<a name='more'></a>*<br />
<br />
■2. The 8-Bit Big Band - Ⅼet's Play - Super Mario Bros. LIVE<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/2cRPzzZV8u0" width="560"></iframe><br /></div>
作曲はおなじみの、任天堂の近藤浩治さんです。<br />
スーパーマリオブラザーズのBGMをアテレコ(風)で演奏しています。<br />
Charlie Rosenは凄腕アレンジャーですね!<br />
どの面も同じアレンジの繰り返しは一切なく、惜しげもなく新しい展開を<br />
盛り込んでいきます。<br />
6分半聴いててずっと幸せ。<br />
<br />
1機失った後の2:15-の地下面アレンジがめちゃかっこいい!<br />
3:46- 水中面も三拍子美しすぎてドキドキします。<br />
6:19- ラストもちょっとゲームオーバーの旋律が入って感動します。<br />
*<br />
<br />
この他、ポケモンセンターのBGMとか、めちゃめちゃ上品でかわいいです。<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=4TZrdVsSjzg" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=4TZrdVsSjzg</a><br />
<br />
<br />
■3. Red Hands - Your Will<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/EhawY-p27N4" width="560"></iframe><br /></div>
アメリカのバンド、レッド・ハンズ。<br />
ゴスペル、ソウル、ファンク風味の入り混じる魅力的な音ですね。<br />
0:13- Aメロはシンプルな中に揺れるグルーヴが気持ちいいです。<br />
0:58- Bメロのラララが意外でドキッとします! ここめちゃ好きです。<br />
1:09- サビが可愛い~音作り。ポップでたまらないです。<br />
<br />
2:09- 2回目のサビ、音数増えて特に素晴らしいですね。<br />
ユニゾンの感じがゴスペル風で超かっこいいです。<br />
<br />
<br />
■4. ONEW - Sign<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/7aVxUDnxBD0" width="560"></iframe></div>
<div style="text-align: left;">
作曲はMonotree・ファンヒョン。<br />
0:47 サビいいですねー。コードの半音の動きがいっぱいで、誰の作曲かわかります。<br />
2:00- 意外なクラリネットソロ。とりあわせ良いです。</div>
<div style="text-align: left;">
2:21- ラストサビで四つ打ちするの、同作者のMy Afternoon - Off Roadでも<br />
つかわれていましたね。得意技です。</div>
<div style="text-align: left;">
■関連記事:MonoTreeファンヒョンの傑作ポップスを聴いてみよう<br />
<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2018/07/monotree.html" target="_blank">https://kaho-ss.blogspot.com/2018/07/monotree.html</a><br />
<br />
<br />
0:23- こういう半音の組み方、ファンヒョンさんらしくて素敵です。</div>
<div style="text-align: left;">
IIm7 IIm△7 V <span style="color: red;">Vaug/IV </span>I/III</div>
<div style="text-align: left;">
ド ド# レ #レ ミ の上行が聞こえます。 </div>
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
Vaug/IVは、Vaug7の第三転回形なので、V7の代理ですね。<br />
この曲のように V - Vaug/IV - I /III と繋ぐと、<br />
ベースの下降(ソ-ファ-ミ)も一緒に見えるので美しいです。<br />
<div style="text-align: center;">
<br />
<br />
<div style="text-align: left;">
■5. 長谷川白紙 - 草木</div>
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/O77-6NXd9Pw?start=14" width="560"></iframe><br />
<div style="text-align: left;">
長谷川白紙さんの1stEP「草木萌動」出ましたね!</div>
<div style="text-align: left;">
発売当時19歳の作品ということですが、年齢関係なしで素晴らしいです!<br />
複雑でポップで可愛いくて、パスコアールみたいなお茶目さを感じます。</div>
<div style="text-align: left;">
<br />
リードトラックの「草木」も、</div>
<div style="text-align: left;">
和音付け・リズム付けはめちゃめちゃ難しいのですが、</div>
<div style="text-align: left;">
メロディーは誰でも歌えるように平易にデザインされていますね。<br />
1:50-のような難解な部分も含め、<br />
すべて変化記号なしのメジャースケールで歌えるのが素晴らしいです。</div>
<div style="text-align: left;">
<br />
<br />
■6. Paul Steel - Last Guilt Trip<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/w18Vus7Amdk" width="560"></iframe><br /></div>
ポール・スティールの今年のアルバムCarousel Kitesから2曲紹介します。<br />
今年の名盤だと思っています。ポップスの宝箱。<br />
<br />
ブライアン・ウィルソンやクイーン風味のハーモニーが気持ちいい曲です。<br />
0:50- サビはベースが転回位置をフワフワ進みます。<br />
0:55- 大胆なベース半音下降も素敵。<br />
2:00- 最後に一展開あり、コーラスが素晴らしくて鳥肌立ちます。<br />
ポール・スティールは、過去のポップスのかみ砕き方が天才的だと思います。<br />
<br />
<br />
■7. Paul Steel - Island in the Sky<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/an6AvBWaP-s" width="560"></iframe><br /></div>
こちらはSteely Dan風のさわやかポップス。<br />
0:16-のフレーズがそれっぽくて笑っちゃいます。歌い方も寄せてます。<br />
0:27- コーラスが入って、ひゅんひゅんシンセが飛び回るカワイイサビへ。<br />
オクターブで重ねたボーカルも雰囲気ありますよね。<br />
<br />
2:27- ここから最後まで、お得意のコーラスの重ね方が素晴らしいです。<br />
こういうステキな耳に憧れます。<br />
ポール・スティールの曲は、ポップスの理想系がいっぱい詰まってますね。<br />
<br />
このほか、めちゃめちゃビーチ・ボーイズ、ハイ・ラマズの特徴をとらえた<br />
「Crayola Springs」も大好きです。聴いててとろけます。<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=zPd4HfvnmQ8" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=zPd4HfvnmQ8</a><br />
<br /></div>
<br /></div>
■8. キイチビール&ザ・ホーリーティッツ - たまらない夜<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/HF2PGzjXuk0" width="560"></iframe><br /></div>
日本のバンド、キイチビール&ザ・ホーリーティッツ。<br />
ほんの少しひねった和音に、自然な旋律、歌詞が耳なじみよく入ってきます。<br />
作曲はボーカルの村上貴一(キイチビール)さん。すてきな声。<br />
<br />
0:56- 良い転調! 長二度上(+2)のサビに進みます。<br />
この下がるメロディー、ビーチボーイズの雰囲気もありますね。<br />
1:16- 調の戻し方も独特で IIm7 V7 bVIIadd9 の bVIIをそのまま<br />
主和音にして-2にしているのですね。<br />
2:14- 間奏がめちゃ好きです。2:31-の半音で動くギターも切なげです。<br />
<br />
<br />
■9. キイチビール&ザ・ホーリーティッツ - パウエル<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/s1xC38up3gA" width="560"></iframe><br /></div>
素晴らしいメロディーですね!<br />
<br />
1:31- サビ頭のめちゃめちゃ胸キュンなメロディーは<br />
VI HMP5B スケール(ラ シb ド# レミファソラ) になっています。<br />
<br />
I VI7(b9)<br />
き の う の <span style="color: red;">こ と は</span> ぜんぶ<br />
ソ ファ ミ レ <span style="color: red;"><span style="color: red;">ド#</span> ミ <span style="color: red;">シb</span></span> ラ ソ<br />
<br />
・さいしょのド#でスケールが変わったのを印象付けて<br />
・ミ → シbの減5度(=トライトーン)の鋭い跳躍、<br />
・シb (b9th) の切なげな響き<br />
が組み合わさって、たまらなく良いメロディーです。<br />
<br />
<br />
■10. Dani & Debora Gurgel Quarteto - Danceio<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/5-gcOAYTXjY?start=8" width="560"></iframe></div>
前回に続きブラジルのダニ・グルジェルを紹介です。<br />
編成はジャズですが、ポップス心いっぱい。<br />
0:09- すばらしいスキャットです。舌を鳴らしてリズムを取りながら。<br />
<br />
0:21- ピアノ弾いてる方はお母さまのデボラ・グルジェル。<br />
この曲の作曲もデボラさんです。<br />
0:33- 母娘ピッタリのユニゾン。迷いないスキャット・打鍵がかっこいいですね。<br />
0:57- ここの裏拍取りながら歌う感じがとても好き。<br />
<br />
2:27- イントロのスキャットソロに戻ります。かっこいい……。<br />
ピアノの弦を叩く奏法、ベースの胴体を叩く奏法がソロを彩ります。<br />
ここぞという場面で素晴らしいアイデアです。<br />
<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<div style="text-align: left;">
■11. Big Thief - Paul</div>
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/0fbA_agbrOg" width="560"></iframe></div>
</div>
アメリカのバンド、ビッグ・シーフ。<br />
0:00-<br />
bVIaug I△7/V VIm9 IV V7<br />
<br />
初手augの珍しいコードワークですね。不思議で心惹かれます。<br />
一般的な下降クリシェ(VIm - bVIaug - I/V)の一つ目を省略した形です。<br />
こういう工夫があると、最初の響きが聴きたくて再生ボタンを押してしまいますね。<br />
名曲の証かも。<br />
0:26- ベース、ドラムのフェードインでするするっと盛り上げるのもいいですね。<br />
<br />
2:26- 最後の盛り上げの組み方も不思議です。<br />
I III7 <span style="color: red;"> V6</span> IV<br />
あえてVImでなくVを置いて、淡々と進んでいきます。かっこいい<br />
<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<div style="text-align: left;">
■12. 放課後ティータイム - おはよう、またあした</div>
</div>
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/G9n65zuZdPk" width="560"></iframe><br />
<div style="text-align: left;">
コメントでご紹介いただきました。こんな素晴らしい楽曲があったんですね。<br />
作曲は百石元(ひゃっこくはじめ)さん。巧みなアレンジ。<br />
過去の素晴らしいポップスへの愛が感じられます。<br />
<br />
0:28- ストリングスとかトランペットの対旋律が綺麗でたまらないです。<br />
0:45- サビはオクターブのユニゾンでおしゃれですね。<br />
2:03- メロディーと、ハモりの下降と、ストリングスの対旋律が絡み合ってます。<br />
2:37- ポリフォニックな間奏部。ここが大好きです。<br />
3:45- 歌声は退場して、最後のアウトロへ進みます。<br />
エンドロールの感じですね。<br />
<br />
<br />
■13.モダーン今夜 - クラウン<br />
<div style="text-align: center;">
<script src="https://embed.nicovideo.jp/watch/sm9588313/script?w=320&h=180" type="application/javascript"></script><noscript><a href="https://www.nicovideo.jp/watch/sm9588313">アイマスDSMAD わたしは・・・絵理</a></noscript></div>
日本のバンド、モダーン今夜の名曲です。作曲はタムさん。<br />
なんでこんな曲が作れたんだろうと、10年以上たっても信じられない楽曲。<br />
永山マキさんが書く童話のような歌詞もステキです。<br />
<br />
美しい弦楽四重奏で始まります。<br />
0:56- 美しいピアノのアルペジオを経て、<br />
1:10- ストリングスの対旋律に飲まれて胸がいっぱいになるサビ。<br />
<br />
3:04- いま聴いてて、あっ!と気づきましたが、<br />
ここにトニーニョ・オルタのCéu de Brasíliaのストリングスアレンジが<br />
引用されているんですね……! 衝撃でちょっとうるっときました。<br />
2:45-のストリングスの半音上行をはじめ、この音の洪水は<br />
トニーニョ・オルタやミナスの世界観が溢れたサウンドだったのですね。<br />
<br />
タムさんはすでに脱退されていますが、<br />
10年越しでタムさんの世界を、ほんの少しだけ理解できました。嬉しい。<br />
名盤なので、ぜひ試聴してみてください。(<a href="http://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/browserRedirect?url=http%3A//itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?id=201071233&s=143462" target="_blank">iTunesリンク</a>)<br />
<br />
参考記事:ブラジル・ミナス音楽の複雑でキュートな響き<br />
<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2018/11/blog-post_25.html" target="_blank">https://kaho-ss.blogspot.com/2018/11/blog-post_25.html</a><br />
<br />
<br /></div>
</div>
<br />
■14. Thundercat - Bus In These Streets<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/5XPu8ZIQ0qg" width="560"></iframe><br /></div>
聞き馴染みのある独特な和声・シンセでハッとします。<br />
ルイス・コール(KNOWER)とステファン・ブルーナー(Thundercat)の共作です。<br />
<br />
2コードずつちょこちょこ転調するのがルイス・コールっぽいですね。<br />
シンセ音もカワイイ。いつも素敵なお仕事です。<br />
0:48- 転調を乗りこなした甘いメロディーにときめきます。<br />
<br />
↓同アルバムのこちらの曲も、めちゃ短いですがルイスコールのカワイイ音します。<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=pt0qx99PzDs">https://www.youtube.com/watch?v=pt0qx99PzDs</a><br />
0:07のシンセ音がちょっとずつ形をかえて繰り返します。<br />
<br />
<br />
■15. Lamp - 冷ややかな情景<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/QCK7fJ9Omus" width="560"></iframe></div>
Lampの冬うた。作曲は染谷大陽さん。<br />
ふーゆー のイントロは聴いてて幸せな気分になります。<br />
榊原香保里さんのウィスパーな声質がよく合いますね。<br />
1:17- ブラジルのリズムに乗せて、軽快なギターが踊ります。<br />
2:04- サビ前のキメ。<br />
2:19- 永井祐介さんの柔らかい声で、半音の不思議なメロディーが歌われます。<br />
甘々で惚れ惚れしちゃいます。<br />
4:02- めちゃポップな大サビですが、<br />
4:14や4:30の怪しい音程(b5th)がたまらないです。<br />
<br />
4:58- 曲が終わって、急に別の曲が始まりますが、、<br />
アルバム通しで聴くとこのパート(インタールード)の秘密が<br />
分かるようになっているんです。下記を参考にぜひ聞いてみてください。<br />
↓<br />
・『東京ユウトピア通信』の2つのインタールードについて(染谷さんブログ)<br />
<a href="http://lampnoakari.jugem.cc/?eid=1197" target="_blank">http://lampnoakari.jugem.cc/?eid=1197</a><br />
<br />
<br />
また、↓こちらのRyosukeさんのカバーがとても素晴らしいです。<br />
・Lamp [カバー]「冷ややかな情景」弾き語ってみた。<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=khv3qof5Y30" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=khv3qof5Y30</a><br />
原曲の繊細な和音を完璧に取っていて愛を感じます。感動しました。<br />
オリジナルのアウトロもカッコいい……。<br />
<br />
<br />
■16. The Divine Comedy - Funny Peculiar<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/eO__sbZ2R5s" width="560"></iframe><br /></div>
The Divine ComedyはNeil Hannon(ニール・ハノン)のプロジェクトです。<br />
ほのぼのした雰囲気のデュエット曲。パートナーのCathy Daveyと歌います。<br />
0:26- ディミニッシュコードでひねった響きがカワイイです。ここが好き。<br />
<br />
1番は、ハモリなしで2人のユニゾンのみ。<br />
0:52- 2番からは、少しずつハモリが入ります。声の相性ばっちりです。<br />
2:02- 先ほどのディミニッシュに2人のハーモニーがついて美しいです。<br />
<br />
2:19- 最後は別々のフレーズを歌うのですが、不思議とハマってます。<br />
<br /></div>
kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com11tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-69715145922371020242018-12-02T23:57:00.001+09:002018-12-02T23:57:23.127+09:00惹かれるポップ・ミュージック(18/12/02)ステキな音楽をならべます。15曲。<br />
響きの綺麗なものを選曲してみました。<br />
<br />
1. LOVELYZ - Aya<br />
2. Kim SungGyu(INFINITE)- Light<br />
3. COR!S - 天候魔女<br />
4. Cory Wong - Friends At Sea (feat. Dave Koz)<br />
5. Mid-Air Thief(空中泥棒) - Curve And Light<br />
6. Mid-Air Thief(空中泥棒) - Ahhhh, These Chains!<br />
7. Lee Jin Ah - RANDOM<br />
8. Dani Gurgel - Cadê a Rita? feat. Joe Locke<br />
9. Banda Magda - La Japonaise<br />
10. Elis Regina - Sai Dessa<br />
11. 相葉夕美(CV:木村珠莉) - 花のことば<br />
12. Tennyson - Uh Oh! (Live Band + String Quartet)<br />
13. Jukebox The Ghost - Everybody's Lonely<br />
14. Faye Webster - Kingston<br />
15. Giorgio Tuma feat. Lori Cullen - Innocenza Cetra<br />
<br />
*<br />
<br />
■1. LOVELYZ - Aya<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/BIVtCgsmRFg" width="560"></iframe></div>
作曲はJ. Yoon。ジェイユンさんすごい……。心うたれました。<br />
この方の作曲、和音の各声部が半音で動いて複雑な偶成和音を作っており、<br />
何度聞いてもわからないです。うれしい。<br />
<br />
0:47- サビ前は、トライトーン(三全音)のハモリが半音ずつ上がります。<br />
こんなキツイ動きがポップスに使えるの?と思うのですが、めちゃ可愛い。<br />
0:50- サビはめちゃめちゃ複雑で甘々です。変態的なこだわり。<br />
要所要所の合いの手も超キュートです。<br />
1:54- 「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=OA6CruEJR_Y&t=0s&index=21&list=LLyq--b5zLoJa73Ka_3E5yoA" target="_blank">剣士の入場(フチーク作曲)</a>」の引用がありますね!<br />
<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=hhXStlQKA5E" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=hhXStlQKA5E</a><br />
こちらはボーカルなし版。複雑で可愛くて感動しちゃいます。<br />
サビ終わり1:01-の半音の動きも明快できれいです。<br />
<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=-O2x7o06PXc" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=-O2x7o06PXc</a><br />
こちらはボーカル抽出版です。0:33-サビは天才的なコーラス・合いの手。<br />
こんなに半音に動かしても破綻しないのですね。<br />
1:55- 2番サビの、オクターブ上にグイっと持ち上げるコーラスが凄い。<br />
上手すぎて参考にならないです。<br />
<br />
以下続きます<br />
↓<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
■2. Kim SungGyu(INFINITE)- Light<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/lTqit9r517Q" width="560"></iframe><br /></div>
こちらもJ.Yoon作曲です。<br />
0:28- アレンジも上手いのですよね。気持ちいいグルーヴ感。<br />
1:12- サビはフックいっぱいなメロディーに、ストリングスの対旋律が見事です。<br />
<br />
1:44- ここからの展開も物凄く好き。甘々なストリングスから入って、<br />
1:52- 嘘でしょ、ってなる綺麗な3拍子です。<br />
<br />
2:07- ところどころジェイコブコリアーみたいに聴こえるところがあります。<br />
2:36- ラストは長二度上転調でのサビです。美しい。<br />
<br />
J.Yoonの他の曲聴きたい方は、リンク先の下部にリストがあります。<br />
<a href="https://namu.wiki/w/%EC%9C%A4%EC%9E%AC%EC%9B%85" target="_blank">https://namu.wiki/w/%EC%9C%A4%EC%9E%AC%EC%9B%85</a><br />
バラードがお得意な方ですね。<br />
<br />
<br />
■3. COR!S - 天候魔女<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay" frameborder="no" height="300" scrolling="no" src="https://w.soundcloud.com/player/?url=https%3A//api.soundcloud.com/tracks/287323356&color=%23ff5500&auto_play=false&hide_related=false&show_comments=true&show_user=true&show_reposts=false&show_teaser=true&visual=true" width="100%"></iframe></div>
作曲・歌唱はCOR!Sさん。この曲素晴らしいです! <br />
0:41- Aメロが不思議な感じしますね。ドリア旋法の響き。<br />
1:02- お気に入りのながぐー「つ」でメジャーコード(add9th)に<br />
着地するの、意外性があって好きです。<br />
<br />
1:20- サビがめちゃキュート。こういうメロディーいいですよね。<br />
4度ハモリで動く対旋律も大胆で楽しいです。<br />
<br />
ころころかわる展開が楽しくて何回も聴きたくなっちゃいます。<br />
雨音で始まって雨音で終わるのもロマンチック。<br />
<br />
<br />
■4. Cory Wong - Friends At Sea (feat. Dave Koz)<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/dAZCUbKvOaY" width="560"></iframe></div>
聴いてて元気になるコーリー・ウォン。新曲も気持ちいいーです。<br />
0:17- ベースが入ってみると、2個めの和音が意外な響きです。bVIIなのですね。<br />
0:26- デイヴ・コーズの音色、上品で美しいです。<br />
1:06- ハモり素敵です。サックスとギターって意外と相性いいのですね。<br />
2:13- 「ド(実音G)」をずーっと連打するギターソロです。かっこいい。<br />
<br />
3:58- 曲調変わって、ここから最後までサックス大活躍です。<br />
5:13- フレーズの繰り返しがばっちり決まります。一発録りで超カッコいい!<br />
コーリー・ウォンがめちゃ嬉しそう!<br />
<div>
<br /></div>
<br />
■5. Mid-Air Thief(空中泥棒) - Curve And Light<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/t7WKtCzaT0E" width="560"></iframe><br /></div>
うわ天才! 空中泥棒(元・公衆道徳) の2枚目のアルバムから。<br />
日本だと、LampのレーベルBotanical Houseからアルバム発売しますね。<br />
変てこだけれどキラキラしている、男女ボーカルのステキな音楽。<br />
<br />
空中泥棒の独特なところは、<br />
音量を下から上まで大きく使って聴き手の聴感を操るところだと思いました。<br />
一曲の中の音量差が激しいですよね。ダイナミクスの匠。<br />
<br />
0:12-からのクレッシェンドの立ち上がりが、<br />
予想よりも早くてドキッとします。0:33-も。耳が引っ張られます。<br />
また、2:01-から、小節頭ごとに極端なコンプレッサーをかけていて、<br />
耳が遠くなった感じが続きます。すごいことしますね。<br />
<br />
部分転調を積み重ねたハーモニーも綺麗です。1:09-が好き。<br />
3:09-は、左右のシンセが大胆なポルタメントでプワっとずり上がります。<br />
<br />
<br />
■6. Mid-Air Thief(空中泥棒) - Ahhhh, These Chains!<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/rBbzbBB6Ovg" width="560"></iframe><br /></div>
もう一曲です。<br />
イントロがかすれ声で、音量小さいところから地味に始まります。<br />
細かいギターやシンセが後の盛り上げの助走のように鳴っており<br />
0:58-くらいで洪水のように押し寄せてきます。<br />
<br />
いろんな和音が出て消えて。新しい展開が出て消えて。<br />
小さい音も大きい音も混じって。花火見上げているときみたいな音楽ですね。<br />
<br />
2:01- ここのコーラス綺麗です! キラキラした細かいアルペジオに囲まれて。<br />
3:17- 主役に躍り出るシンセのアルペジオ。ビクってなります。<br />
3:23- 思いっきり落ちてからの、4:23- ラストの一展開。<br />
ダイナミックレンジフル活用です。<br />
<br />
こちらのアルバムは、Bandcampのページで全曲視聴できるので<br />
ぜひ聴いてみてください。<br />
<a href="https://midairthief.bandcamp.com/album/crumbling" target="_blank">https://midairthief.bandcamp.com/album/crumbling</a><br />
<br />
<br />
■7. Lee Jin Ah - RANDOM<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/NZjA8vfddPQ" width="560"></iframe><br /></div>
作曲は、Simon Petrén(シモン・ペトレン)。Dirty Loopsのプロデューサー。<br />
イントロ聴いて、可愛い曲~と思っていたら、<br />
0:19 で嘘でしょ!となりました。ベース+ピアノの重低音かっこいい。<br />
リー・ジナの可愛い歌とのギャップが楽しいです。<br />
<br />
0:53- サビはキュートでキャッチーですが、<br />
0:58 みたいな低音の動きを差し込んじゃうのが凄いです。<br />
2:14- 最後の間奏(手拍子) → イントロ回帰 → コーラス付きサビ<br />
の構想も素晴らしいです。<br />
<br />
<br />
■8. Dani Gurgel - Cadê a Rita? feat. Joe Locke<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/hNy0Xgtxyw8" width="560"></iframe><br /></div>
ダニ・グルジェル、素敵!<br />
ブラジル音楽のいいところてんこ盛りです。<br />
<br />
大胆にスキャットをつかったイントロに面喰いますが、<br />
0:35- リズム、ベースが乗っかって、一気にカッコよくなります。<br />
1:21- サビは部分転調多めで甘々なメロディー。<br />
ジョー・ロックのビブラフォン対旋律もおしゃれです。<br />
<br />
1:55- 超かっこいいビブラフォンソロ!<br />
特にサビのコードに載っかる2:28-からがかっこいい。<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<br />
<div style="text-align: left;">
■9. Banda Magda - La Japonaise</div>
</div>
<div style="text-align: center;">
<iframe seamless="" src="https://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=3020726872/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=0687f5/tracklist=false/track=4193241806/transparent=true/" style="border: 0; height: 470px; width: 350px;"><a href="http://bandamagda.bandcamp.com/album/amour-tes-l">Amour, t'es là? by Banda Magda</a></iframe><br /></div>
バンダ・マグダの考えた「日本っぽい」曲です。<br />
日本っぽい!(ところどころ中国っぽい!)<br />
<br />
ペンタトニックスケール(ドレミソラ)を基調としたメロディーや<br />
演歌みたいな合いの手が溢れてて、とてもツボです。<br />
フランスの香りも混ざっているので、どこかおしゃれな日本。<br />
1:26- らーらーら好き。<br />
<div>
<br /></div>
2:23- ラストのAメロはリハーモナイズされていて、<br />
ベースが下降するカッコイイ展開。ここ感動しちゃいます。<br />
<br />
<br />
■10. Elis Regina - Sai Dessa<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/ZKxGAwlf428" width="560"></iframe></div>
<div style="text-align: left;">
ブラジルのエリス・レジーナのノリノリな曲!<br />
ところどころに入っているキメ(0:27-、1:01-)大好きです。</div>
<div style="text-align: left;">
0:46- 対旋律のギターが一音ずつ降りていきます。<br />
<br /></div>
スロベニアのコーラスグループ、Perpetuum Jazzileがカバーした<br />
アカペラバージョンがめちゃ素敵なので<br />
↓こちらも聴いてみてください。優しい雰囲気。<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=ZoP7I7RZ_HM" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=ZoP7I7RZ_HM</a><br />
原曲に忠実なハーモニーです。<br />
<br />
<br />
■11. 相葉夕美(CV:木村珠莉) - 花のことば<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/pU8Juw4HLBQ" width="560"></iframe><br /></div>
作曲はMONACA・高田龍一さん。上品で素敵な作曲。<br />
Aメロのメジャーセブンスコード0:27-ひとつでも、圧倒的にきれいです。<br />
なんでこんなにきれいに響くんでしょうか。コードというよりボイシングの妙技です。<br />
1:01- ストリングスの対旋律もきれい。<br />
どの時間切り取っても最適解にあふれていてふわーってなります。<br />
(僕の耳だと、コードは聞こえてきますが、ボイシングが聞き取れないです)<br />
<br />
ラストの1:27-からめちゃめちゃよさそう……。フル音源楽しみです。<br />
<br />
<br />
■12. Tennyson - Uh Oh! (Live Band + String Quartet)<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Bx5rKjiGouQ?start=14" width="560"></iframe></div>
コメントで教えていただいたTennyson。素晴らしい音楽家です!<br />
穏やかなイントロから、<br />
0:46-のパーカッションで急にポップな6拍子世界に変わります。<br />
1:17- 子供心くすぐる可愛ーい音選びに顔ほころびます。<br />
ここの演奏してる方がご本人ですね。<br />
よくよく見ると、左手でパッド・右手でシンセ演奏ってすごいです。<br />
<br />
2:20- の、せーの!な感じがたまらなくステキですね。<br />
2:51- グロッケンがめちゃめちゃ素敵。3:06-で2音だけハモるのもかわいいです。<br />
<br />
<br />
■13. Jukebox The Ghost - Everybody's Lonely<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/E43rlysYbl4" width="560"></iframe><br /></div>
アメリカのパワーポップバンド、ジュークボックス・ザ・ゴースト。<br />
QueenとかJellyfishが好きなかたには、ど真ん中でおすすめです。<br />
ピアノのイントロでわくわく。<br />
0:45- キメの「Everybody's Lonely~」は、<br />
メロディーとベースが一緒に動いてパワフルに。<br />
<br />
1:56-2:25 ここからの展開、オマージュたっぷりな感じがツボです。雰囲気出てます。<br />
MVの静かなオチも楽しい。<br />
<br />
<br />
■14. Faye Webster - Kingston<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/-5_tGEao_GQ" width="560"></iframe><br /></div>
<div>
フェイ・ウェブスターの新曲です。<br />
彼女の歌声がとても好き。棒読みっぽいステキな声。ええ声。<br />
<br />
0:54- サビはとてもシンプルなメロディーに、分厚いコーラスが重なります。<br />
声質に合っていてとても魅力的に響きますね。<br />
サビ入り1小節目でなく、2小節目にアクセントを持ってくる不思議な構成。<br />
<br />
2:19- ここも1小節目だけ落ちサビになっていて、<br />
2小節目で復帰する作りなのですね。シンプルで良いアイデア。<br />
<br /></div>
<br />
■15. Giorgio Tuma feat. Lori Cullen - Innocenza Cetra<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/8cEvCxjAH70" width="560"></iframe><br /></div>
最後は、ジョルジオ・トゥマの綺麗な曲。<br />
イントロが良くて良くて……。感動します。<br />
何回も聴いて、和音をもう覚えているはずなのですが、<br />
再生ボタン押すと、記憶よりもずっと良い響きで耳に入ってきます。<br />
<br />
ロリ・カレンとの優しいデュエット。<br />
あえて歌の粒をそろえていない感じで、つぶやくような歌唱が切なげです。<br />
<br />
1:53- ここから曲の最後まで、<br />
同じフレーズをずっとリピートします。<br />
<br />
お時間ある方は、下記記事でもジョルジオ・トゥマを褒めているので<br />
聴いてみてください。<br />
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2017/04/3.html" target="_blank">数人におすすめしたい、洋楽アルバムの意欲作 3枚</a><br />
<br />kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com7tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-33595652151039859002018-11-25T17:41:00.001+09:002020-04-10T08:10:11.559+09:00ブラジル・ミナス音楽の複雑でキュートな響き今回はブラジルのミナス音楽を聴いてみます。<br />
<br />
ミナス音楽は、ブラジルのミナス・ジェライス州で生まれた<br />
複雑でキュートなポップミュージックです。<br />
Lampの染谷大陽さん、MONACAの<a href="https://e-earphone.blog/?p=1288272" target="_blank">田中秀和さんもお好き</a>みたいですね。<br />
<br />
ミナス音楽で特に著名なミュージシャン5人から<br />
2曲ずつ紹介します。<br />
<br />
1. Toninho Horta - Voo Dos Urubus<br />
2. Toninho Horta - Céu de Brasília<br />
3. Beto Guedes - Quando te vi<br />
4. Beto Guedes - Pedras Rolando<br />
5. Lô Borges - Sonho Real<br />
6. Lô Borges - Equatorial<br />
7. Milton Nascimento - Travessia<br />
8. Milton Nascimento - Ponta De Areia<br />
9. Flávio Venturini ‐ Espanhola<br />
10. Flávio Venturini - Solidão<br />
<br />
■1. Toninho Horta - Voo Dos Urubus<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/VUYcS2YsfbM" width="560"></iframe><br /></div>
トニーニョ・オルタの魅力は、<br />
縦横無尽に、半音で変化していく和音やギターフレーズです。<br />
0:29- ポリリズムで半音音階を上がったり下がったりする旋律が綺麗ですね。<br />
1:03- トニーニョ・オルタの独特なギターソロ。一音一音確かめるように、<br />
凝ったコード上で思いもよらない道を通ります。<br />
<br />
2:08- 先ほどの半音フレーズが2倍に伸びたリズムで再現されます。<br />
ここがカッコいい! 途中からストリングスが重なって気持ちいいです。<br />
<br />
偶成和音とか、半音で動くクリシェとか、複雑で綺麗な音楽がお好きなかたは、<br />
トニーニョ・オルタがお気に召すかもしれません。<br />
<br />
以下続きます。<br />
↓<br />
<a name='more'></a>■2. Toninho Horta - Céu de Brasília<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/s3OuAdDynLo" width="560"></iframe><br /></div>
<div style="text-align: start;">
<div style="text-align: left;">
これ、めちゃめちゃ胸キュンな曲です……。<br />
音楽の世界はこんなに奥深くてキラキラしているんだと感動します。</div>
</div>
<div style="text-align: start;">
<div style="text-align: left;">
ぜひお時間あるときに、通しで聴いてみてください。<br />
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
0:00-1:23 イントロ。美しすぎて泣いちゃいます。<br />
1:24- 静かに歌が始まります。最初は楽器数も少なく落ち着いた雰囲気ですが<br />
ここから曲の最後に向けてゆっくりとクレッシェンドします。<br />
2:13- ストリングスの対旋律が、半音で上がっていきます。<br />
3:11- あたりからストリングスが分厚くなって、聴いてて溺れそう。<br />
<br />
4:02-4:10 一回目のピーク<br />
5:09-5:15 二回目のピークを経て、<br />
5:16- イントロが回帰します。こうやって音楽は完成するのですね。<br />
きれいな曲。<br />
<br /></div>
<div style="text-align: center;">
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
</div>
</div>
■3. Beto Guedes - Quando te vi<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/FfBZ2cEU9Ko" width="560"></iframe><br /></div>
先ほどの曲が濃厚だったので、続いては甘くキュートなベト・ゲヂスです。<br />
ベト・ゲヂスの声、中性的で魅力的な声質ですよね。<br />
<span style="color: #3d85c6;">(※追記)こちらの楽曲は、Meredith Willson「Till There Was You」のカバーです。</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">コメントで情報頂きました。ありがとうございます。</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">ベト・ゲヂスの作曲ではないので、記事としてはちょっとずれてしまいますが</span><br />
<span style="color: #3d85c6;">甘い歌声と甘い作曲が素敵なので、ぜひ聞いてみて下さい。</span><br />
<br />
この曲はポップスの文法がいっぱいなのでとても聴きやすいです。<br />
0:10- I△7→#Idim7のパッシングディミニッシュで、甘ーい雰囲気。<br />
0:52- 半音下降のクリシェが入って<br />
0:58- 繋ぎのVaugコードもお茶目です。<br />
1:00- さきほどのパッシングディミニッシュが、<br />
I△7 → I9 にリハーモナイズされています。爽やか。<br />
<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<div style="text-align: left;">
■4. Beto Guedes - Pedras Rolando</div>
</div>
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/RWMGm-S6aJM" width="560"></iframe><br /></div>
<div style="text-align: center;">
<div style="text-align: left;">
恐ろしく名曲です……。ベト・ゲヂスの声が切なげ。<br />
イントロのフレーズは4拍子っぽいですが、<br />
0:11- メロが始まると、6拍子が強くなります。こういうポリリズム味が好き。<br />
<br />
冒頭はマイナー調ですが、<br />
0:47- サビはメジャー調で一気に空が晴れるような広がりを持ちます。<br />
よく聴くと、サビ頭の和音は一瞬b5th(#11th)が入って分厚い響き。<br />
<br />
1:03- イントロのピアノがサビで再登場します。こういうリフレインに泣いちゃう。</div>
</div>
2:00- イントロのフレーズと、切なげなスキャットが寄り添います。<br />
このスキャットは、0:37, 1:35でストリングス、フルートが奏でたものを、<br />
歌でリフレインさせたのですね。感動的。<br />
さいごはイントロのフレーズがリピートして、静かに終わります。<br />
<br />
<br />
■5. Lô Borges - Sonho Real<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/cFhPqpxENlc" width="560"></iframe><br /></div>
ロー・ボルジェスは、ポップなところと複雑なところが見事に混ざり合った<br />
魅力的な音楽を作られます。<br />
この方がポップス的に一番親しみやすいかもしれません。<br />
アレンジも、管・弦が綺麗でとても耳馴染みが良いですね。<br />
<br />
先ほどの曲とは逆で、イントロは6拍子に感じられますが、<br />
0:22- 歌始まってからは4拍子が見えるようになりますね。ポリリズム。<br />
コードは転回形の優しい響きが気持ちいいです。<br />
転回形の柔らかい響きを多用するのがミナス音楽の特徴かなと思います。<br />
<br />
0:22- 1回目Aメロは、ベースのペダルポイント(同一音を継続)。<br />
1:04- 2回目Aメロは、ベースとストリングスを平行移動させて、空虚な響き。<br />
1:47- 3回目Aメロは、ギターソロに、途中からコーラスの対旋律。<br />
2:40- 4回目Aメロは、歌とギターのユニゾンで、温かい響き。<br />
<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<div style="text-align: left;">
■6. Lô Borges - Equatorial<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/rhpicjQnAPY" width="560"></iframe><br /></div>
<div style="text-align: center;">
<div style="text-align: left;">
この曲大好きです!<br />
讃美歌のような転回形の響きと、動き回るベースが見事に調和する曲。<br />
<br />
0:08- 控えめなオルガンが美しいです。<br />
0:39- サビ1回目は厳かな雰囲気。<br />
0:52- ベースが入って雰囲気明るくなります。<br />
オルガン・ピアノ・ベースが、不思議と合っているのですよね。<br />
転回形で第三音・第五音を踏むベースラインが上品です。<br />
1:29- サビ2回目は、1:32からベースが8分音符で細かく動くところが大好き。<br />
<br />
2:04- 一見不似合いにも思える鋭いシンセの音色ですが、<br />
柔らかい和声に混ざって、どことなく優しい響きに思えます。<br />
<br />
こういう、他に比較対象がない特別な曲は、大切に聴きたくなります。<br />
<br />
<br />
■7. Milton Nascimento - Travessia</div>
</div>
</div>
</div>
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/tBa2Z28oPRU" width="560"></iframe><br />
<div style="text-align: left;">
ミナスのミュージシャンで最も有名なのが、ミルトン・ナシメントです。</div>
<div style="text-align: left;">
異国の響きがあるのに、なぜか懐かしく聞こえる普遍的なメロディーと、<br />
説得力のある歌声が魅力です。<br />
「ブラジルの声」とも評されるそうです。聴くと納得。<br />
<br />
0:20- とにかく歌声が良くて良くて……。言葉にならないです。</div>
<div style="text-align: left;">
1:06- サビのメロディー綺麗です。無敵のメロディー。<br />
丁寧なオーケストラアレンジに包まれて感動してしまいます。<br />
<br />
和音でいうと、<br />
サビ終わり1:42のドミナントをV7でなくVm7にして導音を使ってないのですね。<br />
何とも言えず素朴な味わい。<br />
3:58- 終わり方も最後の一音までかっこいいです。<br />
</div>
<br />
<div style="text-align: left;">
■8. Milton Nascimento - Ponta De Areia</div>
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/oVu4vpJD3Sw" width="560"></iframe><br />
<div style="text-align: left;">
0:25- 子供たちが歌うメロディー、<br />
初めて聞いたときも、懐かしい感じがしました。<br />
<br />
このメロディーは、ペンタトニックスケール(ドレミソラ)で書かれているので、<br />
素朴で親しみやすく響きます。<br />
それに加えて、4度跳躍をつかうことで普通のペンタトニックとは違う<br />
特異な味も感じられます。♪ミソソラソーミー・<span style="color: red;">ソーレーラレー</span>・…<br />
ペンタトニック、奥深いです。<br />
<br />
1:19- これも歌声が良くて良くて……。コーラスも相まって神々しいです。<br />
1:52- ベースが動き出して、同じメロディーも楽しい雰囲気に。<br />
<br />
4:10- 転調してイントロの子供の歌が回帰します。<br />
こうやってイントロとアウトロがつながるのがとても好き。<br />
<br />
有名な曲なので、他のアーティスト版もたくさんあるようです。<br />
・Earth, Wind, & Fire バージョン。オーケストラアレンジがキレイ。<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=iovq9p6v1tE" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=iovq9p6v1tE</a></div>
<div style="text-align: left;">
<br />
・Wayne Shorter バージョン。歌はミルトンナシメントご本人。<br />
ノリ感が増して楽しいです。途中のサックスソロも素敵。<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=SDehAJM2PbM" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=SDehAJM2PbM</a></div>
</div>
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
どのバージョンきいても、</div>
<div style="text-align: left;">
色褪せない普遍的なメロディーなのがわかります。</div>
<div style="text-align: left;">
<br />
<br />
■9. Flávio Venturini ‐ Espanhola<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/svFEQZI0JTs" width="560"></iframe></div>
透き通る高音が美しいフラヴィオ・ヴェントゥリーニ。<br />
めちゃイイ曲。ギターの丁寧なアレンジと優しい歌声に包まれます。<br />
<br />
ポップな和音のなかでも、0:31-ドミナントが第一転回形V/VIIになっていたり<br />
優しい雰囲気が溢れています。<br />
0:24- メロディー①は、美しいコーラス。<br />
0:46- メロディー②は、オクターブの跳躍を含む動きが楽しい。<br />
1:09- メロディー③は、フレーズの繰り返し(ソ・レ・ミー)にときめきます。<br />
<br />
曲の最後に、<br />
2:57- メロディー①と②が同時に歌われます。ぴったり馴染んでいますね。<br />
こういう工夫が大好きです。<br />
<br />
<br />
■10. Flávio Venturini - Solidão<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/khq4nzRcXUE?start=6" width="560"></iframe></div>
<div style="text-align: left;">
最後はこちらの静かな曲を聴きます。良い曲……。<br />
<br />
跳躍する3音のモチーフが、曲全体にわたって繰り返されます。</div>
<div style="text-align: left;">
タイトルに合わせて、とりあえず「孤独」のモチーフと呼んでおきます<br />
<br />
0:42- 歌の冒頭から、孤独のモチーフが歌われます。<br />
1:30- 1オクターブ上げて、モチーフが繰り返され、<br />
トニーニョ・オルタ奏でるギターの対旋律が輪唱のように後を追いかけます。</div>
<div style="text-align: left;">
<br />
1:59- ギターソロが先陣を切って、ストリングスが溢れます。<br />
孤独のモチーフが重ねて歌われ、引き込まれます。なんて美しいんだろう。</div>
<br />
2:51- 冒頭の歌のキーで、モチーフが回帰します。<br />
3:26- アウトロのハモリがとてもとても綺麗。惚れ惚れします。<br />
<br />
<br />
**</div>
<div style="text-align: left;">
<br />
複雑で甘々な、ミナス音楽を聴いてみました。<br />
もしお気に入りの音楽家が見つかれば、ぜひ深堀りしてみてください。<br />
最近のミナス新世代の音楽家についても、そのうち色々聞いて書いてみたいです。<br />
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
さらに聴いてみたい方は、</div>
<div style="text-align: left;">
Lamp 染谷大陽さんのブログをたどってみるのもおすすめです。<br />
ブラジル音楽カテゴリ↓ だけでも<br />
164記事あって盛りだくさんです。<br />
<a href="http://lampnoakari.jugem.cc/?cid=6" target="_blank">http://lampnoakari.jugem.cc/?cid=6</a></div>
</div>
<div style="text-align: center;">
<div style="text-align: left;">
<br />
*<br />
<br />
以前に、Lampの音楽と田中秀和さんの作曲がちょっと似てるかも、<br />
という記事(<a href="http://kaho-ss.blogspot.com/2014/10/blog-post.html" target="_blank">これ</a>とか<a href="http://kaho-ss.blogspot.com/2014/12/blog-post_7.html" target="_blank">これ</a>)を書いたのですが、<br />
ブラジル音楽趣味で、共通するところがあったのかもしれませんね。<br />
4年越しでちょっと納得しました。<br />
<br />
*<br />
<br />
<span style="color: red;">20/02/16 追記</span>:新しい記事を書きました。<br />
<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2020/02/davi-fonseca.html" target="_blank">ミナス新世代、ダヴィ・フォンセカ(Davi Fonseca)の音楽を聴いてみよう</a><br />
<br /></div>
</div>
kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-64686890237739572802018-11-04T14:56:00.002+09:002018-11-04T15:23:29.151+09:00惹かれるポップ・ミュージック (18/11/04)聴いててグッとくる音楽を選曲してみました。<br />
ちょっと多めに15曲です。お時間あるときに読んでみてください。<br />
<br />
1. SAKA-SAMA - デジタルリレーション<br />
2. bjons - そろりっそわ<br />
3. boy pablo - Feeling Lonely<br />
4. S.E.S. - Candy Lane<br />
5. Early Eyes - Shake Me Awake<br />
6. Calvin Jeremy feat. Wouter Hamel - Alright<br />
7. Eternity Forever - Fantasy<br />
8. Ben Rosett - Destiny.exe<br />
9. MOSAIC.WAV - パティシエ・和菓シエ<br />
10. Banda Magda - Amour, t'es là?<br />
11. Esperanza Spalding - 12 Little Spells<br />
12. ヨネコ - ワールド・ワイド・ワード<br />
13. にゃーろんず - ユメ待ちホーム<br />
14. Jake Sherman - The Thanksgiving Song<br />
15. Matt Maltese - Like A Fish<br />
<br />
■1. SAKA-SAMA - デジタルリレーション<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/wdrtegO21p8" width="560"></iframe><br /></div>
SAKA-SAMAは、「Lo-Fiドリームポップアイドル」だそうです。<br />
作曲は、bjons(ビョーンズ)の今泉雄貴さん。<br />
オシャレなコードにゆるく可愛い歌がのって気持ちいいサウンド。<br />
0:21や、0:37のAメロ折り返しの I△7→Iaug→IV△7 がオシャレです。<br />
<br />
メロディーの細かい音選びがめちゃ美しいです。<br />
0:43- 風景「をー」のところは、<br />
コードIVm7に対して、歌メロにレ(6th)が使われていて、<br />
ギターのミb(b7th)と半音でぶつかっています。ここが一番好き。<br />
<br />
続きます<br />
↓<br />
<a name='more'></a><br />
■2. bjons - そろりっそわ<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Yyb0Rtdy3vE" width="560"></iframe><br /></div>
<div>
続いて、bjons(ビョーンズ)ご本人の曲です。<br />
ビョーンズすてき! なんて素晴らしいポップス。歌声も好き。<br />
spotifyの配信はなさそうだったので、アルバム買いました。<br />
<br />
0:59-1:06 4小節だけの複雑めなBメロを抜けて<br />
1:07- シンプルで綺麗なサビ。美メロです。<br />
3:37- ラストサビのコーラス素敵!<br />
<br />
<br /></div>
■3. boy pablo - Feeling Lonely<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/azvMBrRNwq4" width="560"></iframe><br /></div>
boy pablo、いつもいい曲ばっかりです。<br />
シンプルなコードの循環に、良いリフが乗って心躍っちゃいます。<br />
簡単で短い曲なのに何回聴いても全く飽きないです。魔法の作曲。<br />
<br />
0:55- ここの高揚感大好きです。たっ・たっ・たっ・たっ<br />
2:26- ギター一本の大胆な落ちサビ(落ちリフ?) もカッコイイです。<br />
<br />
<br />
■4. S.E.S. - Candy Lane<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/ypdzXD4UcxQ" width="560"></iframe><br /></div>
<div style="text-align: left;">
軽快で可愛いビッグバンド曲。</div>
<div style="text-align: left;">
編曲はMonotreeのDK Choo。ビッグバンドアレンジお得意な方なのですね!</div>
Monotreeブランドは流石です。<br />
0:44- ここのメロディーの着地好きです。<br />
2:34 転調に加えて、歌メロのひねりがイイ感じ。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
■5. Early Eyes - Shake Me Awake<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/tZy-ZkY6CYI?start=9" width="560"></iframe><br /></div>
アメリカのバンド、アーリーアイズ。軽やか爽やか。<br />
0:59- サビ前の た・た・たーんが好き。<br />
1:25- から転調して、た・た・たーん ばっかりになります。めちゃ気持ちいい。<br />
<br />
0:47-と2:03-で同じメロディーが使われていますが、<br />
2:03- では2個目のコードが#IVm7-5に変えてあるのがイイですね。<br />
こういう軽やかなバンドが好みです。<br />
<br />
<br />
■6. Calvin Jeremy feat. Wouter Hamel - Alright<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Aye7Qdxhq9k" width="560"></iframe></div>
インドネシアのカルバン・ジェレミー。<br />
AORファンにとてもおすすめ。古き良きシンセサウンドが魅力です。<br />
この曲はウーター・へメル(金髪美声のかた)とのハモリが随所に合ってステキ。<br />
仲良さそうで楽しそうなMV!<br />
<br />
2:07- 懐かしくてときめくサックスソロから、<br />
2:25- サビ前の上行パターン、大胆に入った鋭いシンセ。<br />
2:58- アウトロもキメキメで格好良いですよね。<br />
<br />
ウーター・ヘメルは、<br />
ベニー・シングスがプロデュースした曲もとてもカッコいいですよね。<br />
こちらもどうぞ。<br />
■<span id="goog_191305593"></span><a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2015/03/benny-sings.html" target="_blank">ベニー・シングス(Benny Sings)<span id="goog_191305594"></span> のときめきポップミュージック</a><br />
<br />
<br /></div>
■7. Eternity Forever - Fantasy<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Eq1eyyb85b4" width="560"></iframe><br /></div>
超かっこいいギターリフ、 超かっこいいバンド名のEternity Forever。<br />
ギター/ベースのBrandon Ewing、ボーカルのKurt Travis<br />
プロデューサー/ベース のBen Rosettの3人組です。<br />
<br />
イントロが好きで、何回も再生したくなります。<br />
<div>
1:14- で、歌メロとリフが重なるところ、かっこいい。</div>
<br />
<br />
■8. Ben Rosett - Destiny.exe<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/ypU8Zy9pqAo" width="560"></iframe><br /></div>
<div style="text-align: left;">
Eternity Foreverのプロデューサー、ベン・ロセットのソロ曲です。<br />
ソロ曲ではギター演奏されているんですね。<br />
<br />
0:41- ここ超かっこいい!<br />
クールな演奏なのに、合いの手とか泡はじける音とか、<br />
音作りがお茶目なのですよね。ギャップ。</div>
<div style="text-align: left;">
<br />
1:23-ここから一度落として、1:44- で ひと展開するのがまたカッコイイ。<br />
<br />
<br /></div>
■9. MOSAIC.WAV - パティシエ・和菓シエ<br />
<iframe allow="autoplay" frameborder="no" height="166" scrolling="no" src="https://w.soundcloud.com/player/?url=https%3A//api.soundcloud.com/tracks/518326557&color=%23ff5500&auto_play=false&hide_related=false&show_comments=true&show_user=true&show_reposts=false&show_teaser=true" width="100%"></iframe><br />
チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」を大胆に引用した<br />
可愛いポップスです。<br />
作曲の柏森進さん、クラシックを取り合わせるのがお好きですよね。<br />
<br />
組曲のなかから細かく引用していて<br />
0:00 行進曲<br />
0:12 花のワルツ<br />
0:23 葦笛の踊り<br />
0:45 金平糖の精の踊り<br />
1:01 行進曲<br />
1:10- オリジナルのメロディーがちょっと入って、<br />
サビ途中1:16、1:27で花のワルツの甘々なメロディー。ここ大好きです。<br />
1:36-も花のワルツ。3拍子の原曲が、うまく4拍子にアレンジされていますね。<br />
<br />
原曲の美しい和音が忠実に再現されているように思えますが、<br />
1:09-では原曲にないb9thの切なげな感じが足されていたり、手が込んでいます。<br />
<br />
金平糖の精の踊りにあわせて<br />
0:50-歌詞にも「金平糖」が入っていますね。好き。<br />
<br />
<br />
■10. Banda Magda - Amour, t'es là?<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/YxgWxAPlBMk" width="560"></iframe><br /></div>
めっちゃ可愛いバンダ・マグダです。2013年の曲。<br />
1stアルバムのころは、フレンチでボッサでおしゃれ感満載ですね。<br />
この時のサウンドも違った魅力があって好き。<br />
(好きなので、毎回紹介しちゃいます)<br />
<br />
アレンジも良いし、なによりマグダ・ギニクの歌声がツボです。<br />
フランス語の喉にひっかける感じいいですよね。<br />
2:45- ここからの、ぶりっこ過ぎる歌い方は必聴です。<br />
<br />
<br />
■11. Esperanza Spalding - 12 Little Spells<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/6oatUy70Ceg" width="560"></iframe><br /></div>
<div>
うわーこの曲好き! 美しさで鳥肌立ちます。<br />
アメリカの音楽家、エスペランサ・スポルディングの佳曲。<br />
<br />
彼女のどの曲もそうなのですが、<br />
複雑に編まれた調性の曖昧な響きのなかに、ポップスの文法が時おり<br />
きらっと混じる感じがたまらなく好みです。<br />
感情いじられている感じがしますね。<br />
<br />
0:40- ここは、ポップスっぽいキュートな響きに思えます。<br />
| I△7 Iaug(add9) | IV6 #IVm7b5 VII7b9 | bVI/bVII<br />
<br />
1:35- メロディーが半音ずつ下降して、<br />
1:40- メロディーが半音ずつ上昇して、<br />
1:46- 頂点でオケが入ってくる構成もロマンチック。<br />
<br />
<br />
<div>
■12. ヨネコ - ワールド・ワイド・ワード</div>
<div>
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/61mkExV4lFo" width="560"></iframe><br /></div>
作曲はアシカ製薬さん。<br />
ヨネコさんのゆるい歌唱が上手くハマって、かわいいサウンドです。<br />
<br />
アシカ製薬さん、ステキな作曲なのでどんな方なのか気になりますが、<br />
この曲だけしかまだ情報がないようです。<br />
<br />
全編が見事なウォーキングベースで書かれているという珍しいアレンジで、<br />
ベーシストの方なのかもしれません。<br />
サビ前0:50-の、ベースとギターが逆方向に動く発想も楽しいです。</div>
<div>
<br /></div>
<br />
■13. にゃーろんず - ユメ待ちホーム<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/w9_a-U7w_mU" width="560"></iframe><br /></div>
かわいいにゃーろんず。作曲はbassyさん。<br />
相対性理論ファン、真部脩一さんファンの方にお勧めです。<br />
0:36-のサビメロディーの跳躍はとても好み。必殺フレーズですね。<br />
<br />
ファンの方はお気づきになるかもしれませんが、<br />
1:09- のフレーズは、<br />
相対性理論の師匠バンド、進行方向別通行区分の<br />
「世界は平和島」のリフっぽい感じがしますね!<br />
進行・田中さんの曲もお好きなのかも。<br />
<br />
<br />
■14. Jake Sherman - The Thanksgiving Song<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/YV8JMsT9FNw" width="560"></iframe><br /></div>
ジェイク・シャーマンのピアノ弾き語り曲。やさしい繊細な歌。<br />
なんでこんなにときめくんだろうと思ったら、<br />
3拍子のワルツ曲なんですね。ワルツが好き。<br />
<div>
<br /></div>
1:05- の転調から美メロが次々にあふれ出てきて泣いちゃいます。<br />
1:38- で冒頭の調・メロディーに復帰します。<br />
<br />
過去に紹介したジェイク・シャーマンのLet's Be Friendsも素晴らしいので<br />
こちらも聞いてみてください。<br />
過去記事<br />
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2017/01/5.html" target="_blank">休日に聴くポップ・ミュージック5 (凝っててキュートな音楽)</a><br />
<br />
<br />
■15. Matt Maltese - Like A Fish<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/WImzy5ehjjE" width="560"></iframe><br /></div>
最後はのんびりしたこの曲です。イギリスの音楽家マット・マルチーズ。<br />
跳ねるイントロがお気に入りです。Super Furry Animalsとかお好きな方にお勧め。<br />
<br />
0:38- サビ。この耳触りの良さたるや。<br />
1:36- ここのピアノ、ちょっとひねってて耳に残りますね。<br />
2:20- バイオリン、ピチカート、鍵盤の下降パターンが気持ちいいです。<br />
2:45- ラストサビのもりあがり! 弦やブラスが綺麗。<br />
<br />
<br /></div>
kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com4tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-53696332366717139212018-10-07T01:56:00.002+09:002018-10-07T01:56:29.995+09:00気になるポップ・ミュージック (18/10/07)ステキな音楽を聴きます。<br />
最近は、Spotifyで好みの曲が見つかります。<br />
<br />
1. Little Tybee - More like Jason<br />
2. Little Tybee - Golden Delilah<br />
3. Little Tybee - Languid<br />
4. Louis Cole - F it up (Live Sesh)<br />
5. 集団行動 - クライム・サスペンス<br />
6. Adron - Be Like The Sea<br />
7. Adron - Danger Incoming<br />
8. Adron - Waves<br />
9. Banda Magda - Ase Me Na Bo<br />
10. Banda Magda - Chanson Lev<br />
11. Banda Magda - Vem Morena<br />
12. kiki vivi lily - AM 0:52 (Sweet William Remix)<br />
13. 唾奇 × Sweet William - Good Enough feat. kiki vivi lily<br />
14. Run Girls, Run! - Go! Up! スターダム!<br />
<br />
*<br />
<br />
■1. Little Tybee - More like Jason<br />
<iframe seamless="" src="https://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=907206902/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=0687f5/tracklist=false/artwork=small/transparent=true/" style="border: 0; height: 120px; width: 100%;"><a href="http://littletybee.bandcamp.com/album/little-tybee">Little Tybee by Little Tybee</a></iframe><br />
素晴らしいバンドを知りました。アメリカのリトル・タイビー。<br />
聴いてて音楽観が塗り替えられます。<br />
こちらの2016年のアルバムが良くて良くて。<br />
リンク先BandCampで全曲試聴できるので、ぜひ聴いてみてください。<br />
<br />
同音連打のギターリフとか、ストリングスとか独特でキレイです。<br />
メンバーにバイオリニストがいるのが魅力的。<br />
フォークなアレンジなのに、リズムや曲構成がプログレなのも楽しい。<br />
0:00-、1:36-、2:23- で全く違う展開になります。<br />
<br />
こういう、他に比較対象のいないバンドはワクワクしますね。<br />
以下、続きます。<br />
↓<br />
<a name='more'></a>■2. Little Tybee - Golden Delilah<br />
<iframe seamless="" src="https://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=907206902/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=0687f5/tracklist=false/artwork=small/track=2943830012/transparent=true/" style="border: 0; height: 120px; width: 100%;"><a href="http://littletybee.bandcamp.com/album/little-tybee">Little Tybee by Little Tybee</a></iframe><br />
シンプルなメロディーが光る100点満点ポップスです。大好き。<br />
どこ聴いても素敵な響きばかり。一つ一つの音選びにこだわり感じます。<br />
<br />
サビ終わり1:03-が魅力的に響きますが、どういう和音なんでしょうか。<br />
IIm6/IV <span style="color: red;">V#aug7(#11)</span> I△7<br />
<br />
ドミナント(V)を半ずれ調で#Vにして、<br />
メロディーにドレミを使いたいので#11th, #5thを付けているのかなと思いました。<br />
難しいことを自然にオシャレに。<br />
2:04-まで複雑になるとわからないですが、超カッコイイです。<br />
<br />
<br />
■3. Little Tybee - Languid<br />
<iframe seamless="" src="https://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=907206902/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=0687f5/tracklist=false/artwork=small/track=1936968838/transparent=true/" style="border: 0; height: 120px; width: 100%;"><a href="http://littletybee.bandcamp.com/album/little-tybee">Little Tybee by Little Tybee</a></iframe><br />
これが同じバンド……と愕然としてしまいます。どの曲も独創的。<br />
<br />
冒頭、室内楽風なバイオリン演奏が始まったかと思えば、<br />
1:14-からはアップテンポに雰囲気が変わります。<br />
<br />
1:53- サビは、7拍、8拍、7拍、8拍 ……を繰り返す変拍子になっています。<br />
3:18- ギター1本の落ちサビがきれい。<br />
3:58- ここから音数が徐々に増えて、大団円に向かいます。<br />
コードの動きが少なくなったかわりに、<br />
フレーズの細かい動きに魅了されてしまいます。<br />
<br />
<br />
■4. Louis Cole - F it up (Live Sesh)<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/IxEIQQkhyeI" width="560"></iframe><br /></div>
ルイス・コール、アホでキュートで天才です。<br />
突っ込みどころがいっぱいで、楽しいMV。<br />
どれだけハードル上げて観ても、それ以上の感動があります。<br />
<br />
1:30の演出は鳥肌立ちました。凄すぎて笑っちゃう。<br />
生粋のエンターテイナーですね。<br />
<br />
一瞬なのですが、<br />
2:43-の右下にストラヴィンスキーの顔写真が出てきて、<br />
メロディーに『春の祭典』冒頭のモチーフが引用されています。なにそれ!<br />
MVも使った巧みな遊び心です。<br />
<br />
<br />
■5. 集団行動 - クライム・サスペンス<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/-hHcUyPKgk4" width="560"></iframe><br /></div>
集団行動の新曲シングルです。嬉しい嬉しい。<br />
いきなり不穏な歌詞とMVですが、<br />
明るすぎるサウンドとお茶目すぎる歌唱が楽しいです。このギャップ。<br />
集団行動は、一曲一曲、面白い提案がありますね。<br />
<br />
1:37- 「ピストル1挺 マシンガン」<br />
→ 西浦ドラム3連符<br />
→「摩天楼を練り歩く(真部ハモリ)」<br />
の流れが素敵です。明瞭で気持ちいいフック。<br />
<br />
<br />
■6. Adron - Be Like The Sea<br />
<iframe seamless="" src="https://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=2138682408/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=0687f5/tracklist=false/artwork=small/track=2980702814/transparent=true/" style="border: 0; height: 120px; width: 100%;"><a href="http://adron.bandcamp.com/album/water-music">Water Music by Adron</a></iframe><br />
アメリカのシンガーソングライター、アドロン。<br />
彼女の曲は耳触りよく、要所の捻った響きがおしゃれです。<br />
声も歌い方も好き。<br />
<br />
0:49- ここから凝った和声が増えて、1:12-で意外な着地をみせます。<br />
複雑さとキャッチーさが、ちょうど好みなバランスです。<br />
3:54- J-POP顔負けなラストサビ転調も魅力。<br />
<br />
<br />
■7. Adron - Danger Incoming<br />
<iframe seamless="" src="https://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=2138682408/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=0687f5/tracklist=false/artwork=small/track=3737410365/transparent=true/" style="border: 0; height: 120px; width: 100%;"><a href="http://adron.bandcamp.com/album/water-music">Water Music by Adron</a></iframe><br />
展開はシンプルに、凝ったアレンジが楽しい曲。ブラジルの雰囲気ありますね。<br />
口笛+ギターの重ね方が好き。<br />
楽器数少ないので、歌声の良さがわかりやすいです。<br />
裏声とか、細かいビブラートとかとてもツボ。<br />
<br />
0:48- 口笛+ギターに歌声が重なってキュートです。<br />
<br />
<br />
■8. Adron - Waves<br />
<iframe seamless="" src="https://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=2138682408/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=0687f5/tracklist=false/artwork=small/track=4032580653/transparent=true/" style="border: 0; height: 120px; width: 100%;"><a href="http://adron.bandcamp.com/album/water-music">Water Music by Adron</a></iframe><br />
この曲が一番好き。圧巻の名曲です。ぜひゆっくり聴いてみてください。<br />
作曲もアレンジも歌唱も手が込んでいますね。<br />
<br />
0:24- メジャー6thコードのふわっとした響きから始まります。<br />
0:44- どんな耳があればこんな綺麗なハーモニーが書けるんでしょうか。<br />
2:29- サビ。ここから好き!<br />
7(#9)などテンション効き効きの渋いコードワークです。<br />
AORがお好きな方にお勧め。<br />
<br />
<br />
■9. Banda Magda - Ase Me Na Bo<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/IkBkLNP_kQg" width="560"></iframe><br /></div>
多国籍バンドのバンダ・マグダ。<br />
最近あらためてアルバム聴いていて、虜になっています。<br />
聴き始めたときは、斬新な印象が先行していたのですが、<br />
にじみ出る真面目なポップス観にグッときました。<br />
<br />
冒頭はヴォーン・ウィリアムズ風な、朴訥で綺麗な旋律で始まります。<br />
1:21-からはリズムが入って、いつもの楽しいバンダ・マグダ。<br />
<br />
同じフレーズでも、<br />
1回目の1:21-に対し、2回目の1:57-ではコードを動かしてより魅力的に。<br />
2:19-サビはとてもポップ。<br />
3:56- ここで一回落ちてからの展開がとても好き。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
■10. Banda Magda - Chanson Lev</div>
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/NDwYDot8zNM" width="560"></iframe><br /></div>
0:31-のような甘い響きに、嬉しくなってしまいます。<br />
フレンチポップのような甘いボーカルに、ボサノバな雰囲気が重なって<br />
耳をなでるオシャレサウンド。<br />
この曲聴くと、マグダ・ヤニクゥさんがポップスの文法に精通しているのが<br />
よくわかりますね。<br />
<br />
「シラシラレドシラ」の音型が様々な和声に乗って繰り返されます。<br />
2:29-ストリングスアレンジも綺麗……。<br />
2:58-の盛り上がり、3:05-の転調が美しいです。<br />
<br />
<br />
■11. Banda Magda - Vem Morena<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/ZRKhqvlt3aY" width="560"></iframe><br /></div>
めっちゃいい曲。早口ボーカルがハジけてます。<br />
マグダ・ヤニクゥのカリスマ性。<br />
この人にしか作れない、と思わせる音楽は魅力的ですよね。<br />
全員カメラ目線なMVも楽しい。<br />
<br />
シンプルなフレーズを繰り返す曲調のなかに、<br />
ふと0:35-のような動きが入るとグッときます。バランス抜群です。<br />
<br />
1:45- から急にブラジルのショーロっぽい曲想で楽しげ。<br />
2:06- は四度堆積っぽい鋭い和音。<br />
2:35- ラストサビがババっと盛り上がってスパっと終わります。<br />
曲長も3分と、短く濃縮されていますね。<br />
<br />
<br />
■12. kiki vivi lily - AM 0:52 (Sweet William Remix)<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/L36Ac2F6spY" width="560"></iframe><br /></div>
Sweet Williamさん、甘々で美しいトラックを作られます。<br />
こういうツーファイブの甘い和音が大好きです。<br />
音と音の隙間が多いので、ボーカルも聴きやすいですね。<br />
<br />
Aメロ 0:36-なんて、ベースとボーカルしかないのに、<br />
音選びが丁寧なおかげでしっかりコード感があります。匠の技。<br />
<br />
kiki vivi lilyさんの \ごーぜんれいじー/ がツボです。<br />
<br />
<br />
■13. 唾奇 × Sweet William - Good Enough feat. kiki vivi lily<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/7RuWmWsEAcs" width="560"></iframe><br /></div>
沖縄出身のラッパー唾奇(つばき)さんとSweet Williamさんの黄金コンビ。<br />
おしゃれで聴きやすくて惚れ惚れします。<br />
<br />
リリックも歌唱も丁寧で耳にすっと入ってくるので、<br />
ループでずっと流していたい心地になりますね。<br />
サビ0:55-でうっすらバッド(長音)が入っていて心惹かれます。<br />
<br />
1:36- サビの歌メロ「明日が来ること忘れて今だけ」を、<br />
ラップ側で引き取っているのも良いですね。細かなデザインが好き。<br />
<br />
<br />
■14. Run Girls, Run! - Go! Up! スターダム!<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/vMdivLFkOzs" width="560"></iframe><br /></div>
作曲はMONACA・瀬尾祥太郎さん。編曲は瀬尾さんと広川恵一さんのコンビ。<br />
0:13- 開幕から渋谷系で沖井さん風なIV△7/V が爽快です。<br />
瀬尾さん素敵な曲を書かれますね!<br />
<br />
MONACAの方って、皆さん「MONACAサウンド」が得意技なので<br />
作曲のクセでどなたの曲か当てるのはなかなか難しそうです……。<br />
<br />
1:19- の2拍3連(てーてーてーてーてーて)がめちゃカッコイイですね。<br />
サビの一番いいところに大仕掛けを組み込めるのは素晴らしいです。<br />
<br />
<br />kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com6tag:blogger.com,1999:blog-9013777609115380624.post-1765202797837095192018-09-17T23:57:00.001+09:002018-09-18T00:33:36.169+09:00気になるポップ・ミュージック (18/09/17)<div style="text-align: center;">
<div style="text-align: left;">
すてきな音楽ききます。<br />
<br />
最近は、Benny Sings の新譜「CITY MELODY」をずっと聴いています。</div>
<div style="text-align: left;">
ポップ・マエストロの本領発揮で、とてもとても好み。<br />
<a href="https://music.oricon.co.jp/php/cd/CdTop.php?cd=SPC02109219" target="_blank">こちらで視聴出来たり</a>、Spotifyなどでも配信されています。<br />
<br />
僕が好きなのはM5「ド・レ・ミ・ファ」。カワイイ3拍子。<br />
M6「ソフトリー」も、彼にしか作れない軽妙さに感動します。おススメ。<br />
Youtubeなどで試聴音源がきたら、改めて紹介したいです。<br />
<br />
*</div>
<div style="text-align: left;">
<br />
1. Cory Wong - Juke On Jelly (feat. KATIS & Marti Fischer)<br />
2. Cory Wong - Ketosis (feat. The Hornheads)<br />
3. Cory Wong - Clouds<br />
4. 中野有香、水本ゆかり、椎名法子 - Kawaii make MY day!<br />
5. Jeremy Messersmith - Purple Hearts<br />
6. Jeremy Messersmith - All The Cool Girls<br />
7. tobi Iou - Game Ova<br />
8. Bill Wurtz - and the day goes on<br />
9. Bill Wurtz - hello sexy pants<br />
10. Kansas Smitty's House Band - Party Party Party<br />
11. フィロソフィーのダンス - ダンス・ファウンダー<br />
12. マイナスターズ - 待ちわびて<br />
<br /></div>
<div style="text-align: start;">
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
■1. Cory Wong - Juke On Jelly (feat. KATIS & Marti Fischer)</div>
<div style="text-align: left;">
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/hiS_oX6NTmg" width="560"></iframe></div>
</div>
<div style="text-align: left;">
Vulfpeckとも親交が深い、コーリー・ウォン。<br />
ファンクなギターで、めっちゃキュートな曲を書く方です。良い曲!</div>
<div style="text-align: left;">
1:11- サビ入った瞬間の気持ちよさ。シンプルなベースライン大好き。</div>
<div style="text-align: left;">
2:39 から予告で溜めて溜めて、</div>
</div>
<div style="text-align: start;">
<div style="text-align: left;">
2:56 で、ゲストMarti Fischerのクラビと、ドヤ顔が炸裂します。<br />
<br />
以下続きます。<br />
↓<br />
<a name='more'></a>■2. Cory Wong - Ketosis (feat. The Hornheads)<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/VVM8bDWHfOE" width="560"></iframe><br /></div>
めっちゃカッコイイ。演奏もミックスも素晴らしいです!<br />
キメキメなフックが満載で、聴いてて幸せ。<br />
0:30 とか 0:52とかたまらないです。各々のソロも、見せ場いっぱい。<br />
<br />
MONACA、田中秀和さんのファンク風味がお好きな方にもおすすめ。<br />
これ聴いてると3分間が一瞬で過ぎてしまいます。<br />
<br />
<br />
■3. Cory Wong - Clouds<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/cLASq3j9N9g" width="560"></iframe><br /></div>
とても好みなので、3曲めもコーリーウォンです。<br />
彼の奏でるギター多重録音が素晴らしくて素晴らしくて……。<br />
band apartお好きな方にとてもおすすめ。<br />
<br />
0:27- 最初はギター1本から。徐々に分厚くなっていきます。<br />
1:36- のサクサクした演奏、とてもツボです。<br />
2:33- ここでもう一度1本に落とし、最後の盛り上がりに向けて準備します。<br />
曲の終わりまでぜひ聞いてみてください<br />
<br />
聴いていただいた通り、Cory Wongの曲はどれもクオリティ高すぎるので、<br />
ぜひぜひ試聴してみてください。フックのある曲ばっかりです。<br />
<br />
<br />
■4. 中野有香、水本ゆかり、椎名法子 - Kawaii make MY day!<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/mU9aCPPdsvM" width="560"></iframe><br /></div>
作曲はMONACA・石濱翔さん。<br />
石濱メロディーは、「ミb」の音がとてもキュートです。<br />
0:07-<span style="color: red;"> </span><span style="color: red;"><b>かわーいー</b></span>くkiss 0:31- さー<span style="color: red;"><b>くー</b></span>せー<span style="color: red;"><b>んー</b></span>かいぎーです<br />
0:50- リサーイ<span style="color: red;"><b>タル</b></span>ドーレス 1:11- みてほ<span style="color: red;"><b>しー</b></span>くーて <br />
の赤字のところ。<br />
沢山使われていますね。ちょっぴりひねってオシャレに。<br />
<br />
Bメロは、MONACA・神前暁さんの「Dear sweet heart」Bメロが<br />
元ネタですね。(検索してみたら、同じこと思われてる方いました!)<br />
<br />
1:53-からちょっとだけ聴こえるアレンジが良さそう!<br />
フルで聴くのが楽しみです。<br />
<br />
<br />
■5. Jeremy Messersmith - Purple Hearts<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/EpQl1AK9Byk" width="560"></iframe><br /></div>
アメリカのジェレミー・メッサースミス。<br />
耳をわしづかみにされるビックリイントロです。なになに!ってなります。<br />
楽器数がころころ変わる、緩急が魅力的な曲。<br />
予想のつかないアレンジに対し、コードはシンプルで綺麗な響きです。<br />
<br />
2:21- ここからラストサビへの盛り上がりがたまらないです。これぞポップス。<br />
次の曲もあわせて、大瀧詠一さんファンにおススメ。<br />
<br />
<br />
■6. Jeremy Messersmith - All The Cool Girls</div>
</div>
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/2j-tWVceBrU" width="560"></iframe><br /></div>
<div style="text-align: start;">
<div style="text-align: left;">
<span style="text-align: center;">もう一曲です。このドラム聴くとわくわくしちゃいますね! 大瀧さんっぽい。</span><br />
<span style="text-align: center;">ハーモニーも奇をてらわず、</span><span style="text-align: center;">丁寧でステキです。</span><br />
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<span style="text-align: center;">1:28- ここのトランペット大好き。</span></div>
<div style="text-align: left;">
1:52- 分厚い響きがたまらないです。<br />
2:03-、2:33-で2回転調するのもいいですね。<br />
<br /></div>
</div>
</div>
<br />
■7. tobi Iou - Game Ova<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/S27Kem0zzBU" width="560"></iframe><br /></div>
このトラック、スーパーマリオワールド(SFC) の<br />
ゲームオーバーBGMで作ったのですね。見事な着眼です。<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=2Uly6aNBdjA" target="_blank">原曲は近藤浩二さんの作曲</a>。<br />
<span style="font-family: "meiryo";">改めて聴くと、ゲームオーバーらしからぬオシャレな音ですよね。</span><br />
<span style="font-family: "meiryo";">おやすみソング。</span><br />
<br />
<br />
■8. Bill Wurtz - and the day goes on<br />
<div style="text-align: center;">
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/NHZr6P1csiY" width="560"></iframe><br /></div>
<div style="text-align: left;">
ビル・ワーツ。子供ごころと、音楽好きなこころが同時に刺激されます。<br />
自然で素敵な音楽ですね。音ハメが楽しいMVも魅力。<br />
子供のうたにも通じるような素朴なメロディーなのに、<br />
1:14-1:22 みたいな天才的なリハーモナイズが混ざっています。</div>
<div style="text-align: center;">
<div style="text-align: left;">
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
複雑な作曲技術を、誰にでもわかる曲想に織り交ぜて。<br />
作曲上手すぎて圧倒されます。</div>
<div style="text-align: left;">
<br />
<br /></div>
<div style="text-align: left;">
■9. Bill Wurtz - hello sexy pants</div>
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/ldaQLGOoJW0" width="560"></iframe></div>
<div style="text-align: center;">
<div style="text-align: left;">
すごいーー。</div>
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子供心くすぐるかわいい曲なのですが、作曲・演奏能力ありすぎます……。<br />
何をきいたらこんなに楽しい曲が書けるんでしょうか。<br />
音楽を使いこなして遊んでます。</div>
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最近好きなJacob Mannもそうなのですが、<br />
この方のMVはとても好きです。曲の聴きどころがとてもわかりやすい。<br />
特徴的な音色が入るところは、<br />
アニメーションや演奏動画でちゃんと表示してくれます。<br />
作曲者が何を考えて曲を書いたのか、追体験できる感じがしますね。<br />
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■10. Kansas Smitty's House Band - Party Party Party</div>
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<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/k0BZs1b83Lk" width="560"></iframe></div>
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100点満点の合いの手です。<br />
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0:27- \Party Party Party/<br />
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言いたくなる!<br />
コールを入れるタイミングもシンプルで覚えやすいので</div>
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初めてのお客さんでも参加できちゃいますね。<br />
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■11. フィロソフィーのダンス - ダンス・ファウンダー<br />
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<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/RuicA9qgqng" width="560"></iframe><br /></div>
作曲は宮野弦士さん、作詞はヤマモトショウさん。<br />
宮野さん、お若いのに大ベテランみたいな圧巻の曲を書かれますよね!<br />
以前に紹介した寺嶋由芙 さんの「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=2Slsw1FaS1g" target="_blank">天使のテレパシー</a>」もそうですが、<br />
往年のポップスを現在に再構築する感性にときめいてしまいます。<br />
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1:30- 日向 ハルさんも大ベテランみたいな堂々たる歌唱で。<br />
めっちゃステキな声。<br />
ひとりひとりの声質に癖があるおかげで、<br />
気持ちよく揺れるバランスが作れるのですね。<br />
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■12. マイナスターズ - 待ちわびて<br />
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/uJdZxyV-EL8" width="560"></iframe><br />
作曲は財津和夫さん。作詞はヘロー(大竹一樹)さん。<br />
もう10年以上も前に、CD発売日に買いました。<br />
ストリングスが綺麗で、めっちゃいい曲なんですよね。財津さん流石です。<br />
大竹さんの歌もステキ。<br />
2:47 ラストの合唱も好き。<br />
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マイナスターズは、「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=lfcov2XuLXo" target="_blank">前を向いて</a>」も超名曲ですよね。<br />
そういえばNO PLANも発売日に買って愛聴してました。内P世代なんです。<br />
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ベニー・シングスの記事再掲しておきます。<br />
この軽やかさは、何ものにも代えがたいです。<br />
■<a href="https://kaho-ss.blogspot.com/2015/03/benny-sings.html" target="_blank">ベニー・シングス(Benny Sings) のときめきポップミュージック</a><br />
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<br />kahohttp://www.blogger.com/profile/02364860344674024088noreply@blogger.com0