2017/03/20

真部脩一(ex. 相対性理論) のペンタトニックスケールを解析してみよう

今回は、元・相対性理論のメンバーで
タルトタタン・ハナエのプロデュースなどで活躍する真部脩一さんの
ペンタトニックスケール」(メジャーペンタトニック)を取り上げます。

「ドレミソラ」の5音で出来ており、「ファ」と「シ」が無いのが特徴です。
メロディーの使用例は下記です。独特で可愛い旋律ですよね。

・相対性理論 - チャイナアドバイス


「真部脩一さんの作曲は、どのくらいペンタトニックっぽいのか?」
「ペンタトニックの並べ方に特徴があるか?」
を調べてみたいと思います。

また、現・相対性理論の解析も、記事の最後にのせました。

少し実験的な内容なので、話半分で読んでみてください。
以下、続きます

2017/02/26

休日に聴くポップ・ミュージック6 (静かでしっとりした音楽)

昨日の渋谷WWW XでのLampのライブ、めちゃ良かったです……。
Lampの音楽を聴くと元気がでてきます。

今日は、静かめな(でもポップな)音楽を選曲してみました。
9曲です。

■1. 依田芳乃(cv高田憂希) - 祈りの花


バンダイナムコ・トリ音さんの新曲。開始5秒でトリ音さんですね。
和風っぽく、4度や5度の空虚で落ち着いたコーラスが満載です。
サビ2小節目に対旋律が半音上行するところ! めちゃきれいです。
難しいですが、こんな感じでしょうか。

1:21-

そらたか    く       ささげま
V7(b9,13)     IIm9

す               い          の

V7b5(13)    V7(b9,13)   V7#5     V6(9)

り        こめて    このうた

 I△7        VIm7

は         とどきますか

IIm9   I△7/III        VIsus4add9    VI7sus4     VI

2小節目、

内声のb5→5→#5→6という半音上行を丁寧に波乗りしつつ、
一瞬の隙をついて左chのギターがb9thの切ない響きを加えます。
たぶん、響きが埋もれないように、0.75拍遅らせて入れているのですよね。
すごいです。

もちろん、聴いているときにはこんな風には露ほども思わず、

ただただ和音の波に圧倒されてしまいます。

以下、続きます。話半分でどうぞ。


2017/01/22

休日に聴くポップ・ミュージック5 (凝っててキュートな音楽)

ちょっと凝ってるハーモニーから、難しめの作曲まで、いろいろ聴いてみます。
特にキュートな感じのものを10曲並べてみました。


■1. Jake Sherman - Let's Be Friends

めちゃいい曲! ずっと聴いていたいです。
作曲はジェイク・シャーマンというアメリカ・ブルックリンの方。
何回聴いても0:49-のハッピーな解放感がたまらないです。一気にファンになりました。

映像も超かわいい。こんなに音楽とシンクロするMVは観たことないです。
Dylan Aielloという方の作のようです。
和声・リズム・アレンジが、色彩やアニメ速度、波・鳥・魚・雲・島に置き換わっています。

視覚を通じて、複雑なアレンジが直感的に伝わってきますね。
このMVは最高の「音楽レビュー」の形かもしれません。

ジェイク・シャーマン、まだ日本語の記事が一個もないみたい……なので、
これから応援したいです。


以下、続きます

2017/01/09

田中秀和さんのスケールを聴いてみよう

MONACA・田中秀和さんの書いたメロディーを聴いていると、
この音符が好き、とか、不思議と耳に残る、というところが出てきます。

そういう箇所には、特殊なコードだけでなく、
特殊なスケール(音階)が使われているかもしれません。

今回は、田中さんの使うスケールをちょこっとみてみます。
僕の勘違いも多いと思うので、話半分で読んでみてください。

■目次

  1. HMP5Bスケール
  2. メロディックマイナースケール系
     2-1.  ミクソリディアンb6thスケール
     2-2. リディアンb7thスケール
  3. ホールトーンスケール
  4. おわりに

**

以下続きます。
(移動ド、ディグリーネームで書いています)


2016/12/04

MONACAのお気に入り楽曲

MONACAくくりで、好きな楽曲を挙げてみました。
下記の順番で、おひとりずつ。8曲です。
http://www.monaca.jp/staff/


■1 岡部啓一 - クロイウタ

マイナー調の曲の中でも、この曲は格別すてきです。

1:06
イツオアトオク   キコエ
#IVm7b5             IVm7  

ここのサブドミナントマイナーのところ、「m7」が選ばれているのがたまらないです。
マイナーセブンスのもつ、ほのかな明るさが感じられますね。
(IVm7は構成音 が ファ  ラb   ド  ミb なので、 bVIメジャーっぽく響きます)
この明暗の移ろいが好きです。

コード数は少なく、最善の和音を選び抜いている感じがしますね。




■2 神前暁 - Happy Bite
どこからこんなにいいメロディーが思いつくんでしょうか。
3:38から、ベース・メロディー・歌詞の最後のアレンジがたまらなく好きです。

3:40のいつ「」 の音で、歌とベースが一緒にグリッサンド(しゃくり上げ)するところ。
この瞬間だけ、ベースの音高も 1オクターブ上がっていて、
メロディーに接近して寄り添っているような響きです。そこに、この歌詞。

なんとも切なげです。
最後の着地が聴きたくて、最初から再生してしまいます。


以下続きます。