2017/11/26

YouTubeで探す、知らなかった良作ポップス20曲


今回は、YouTubeのページででてくる「関連動画」をひたすら辿り
僕が今まで知らなかった良さげなポップスを探してみました。

前情報なしで、初見で気に入った曲、聴き惚れた曲を選びました。
今回はたっぷり20曲です。1グループ1曲ずつ。

目次:
1.  Zo! - Count To Five (feat. Gwen Bunn)
2.  Last Dinosaurs - Sunday Night
3.  Winona Forever - keep kool
4.  Beulah - Popular Mechanics For Lovers
5.  Dent May - Across The Multiverse
6.  Gregory And The Hawk - Blame-Qui
7.  Moses Hightower - Fjallaloft
8.  Cyndi Seui - My Name is Dos
9.  Mild High Club - Homage
10. Tigran Hamasyan - The Grid
11. Erlend Øye - La Prima Estate
12. Palm - Pearly
13. Phony Ppl - helGa.
14. Father John Misty - Ballad of the Dying Man
15. FKJ - Casoy
16. Boy Pablo - Dance, Baby!
17. Saskwatch - December Nights
18. Tom Misch - South Of The River
19. Sóley - Traveler
20. Diners - Fifteen On A Skateboard



■1. Zo! - Count To Five (feat. Gwen Bunn)

アメリカのZo! と、ボーカルGwen Bunn のコラボ。
楽しい曲! めちゃオススメします。
このMVみてると、みんな笑顔が眩しいのでこっちもニコニコしちゃいます。
0:21 CHRISの表情がツボです。

タイトル通り5拍子の曲なのですが、
とても変拍子とは思えない自然で気持ちいい音です。
1:11-でカウントが入るのも面白い。

以下続きます。

■2. Last Dinosaurs - Sunday Night

オーストラリアのLast Dinosaurs。 このイントロ、端的でとても好きです。
0:50- 2拍挟んで、どポップなサビ。ハモリの感じとか凝ってて素晴らしいです。
2:42- 同音連続が美しい。
3:12- 駄目押しのもうひと展開。3:30でサビのメロディーも重なります。
1曲のなかにアイデアをどれだけ詰め込んでるんでしょう。凄い。


■3. Winona Forever - keep kool

カナダのWinona Forever。
いかにも昔風のMVですが、2017年の最新作です。
めっちゃいい曲。超作曲上手い方な気がします。無駄がなくて美しい。
0:06-「ちゃっちゃー」で虜になりました。
0:35- 聴いたことない入りのサビ。
0:54- ポリリズム+下行パターン。めちゃ面白くて素敵。


■4. Beulah - Popular Mechanics For Lovers

イギリスのBeulah。
素晴らしいバンド知りました。僕の好きなポップスのど真ん中で、ツボです。
こういう普通なコードワークに魔法がかかるのですよね。
0:28- シンプルでステキなサビ。
他の曲も、いいサウンドばっかり。もう活動休止されているようですが、
いつまでも聴けそうです。


■5. Dent May - Across The Multiverse

アメリカのDent May。ポップス愛が溢れてます。
①0:19-の軽快なストリングスにやられました。
②0:29-は、裏拍のメロディー・歌い方がビーチボーイズっぽくてときめきます。
1:09-  先ほどの①②が混ざり合います。ここが好き。


■6. Gregory And The Hawk - Blame-Qui

アメリカのGregory And The Hawk。
ギター弾き語りです。いい歌。0:28-ウィスパーな感じで好きな声です。
全体通して鳴らされる、サブドミナントな響きに切なくなります。
1:05-この曲調でストリングスが入ると泣けます。
2:10 ギターがもう一本入って、最後の盛り上がり。


■7. Moses Hightower - Fjallaloft

アイスランドのMoses Hightower。
何このいい曲…
開幕から物凄く良い予感がしましたが、0:47-の信じられない展開でやられました。
アレンジ力が圧倒的です。録音も重ね方も上手くて耳が幸せ。
2:47- からも最高です。一曲でもわかる引き出しの多さ。


■8. Cyndi Seui - My Name is Dos
タイのCyndi Seui。
「タイのポップ・マエストロ」な感じですね。楽しくなるイントロ。
1:16(Bメロ)から少しずつ盛り上げて、
1:33(サビ)からのスキャットがめちゃ好き。これ思いついたのは素晴らしいです。
他の曲も聴いてみると、どの曲もノリが良くて楽しいものばかり。
Zero Polis」も好きです。


■9. Mild High Club - Homage

メロディーの半音の動きとか、ポルタメントいっぱいなシンセとか
面白い音作りのMild High Club。
サビ0:59-の上行クリシェの入れ方、とてもお気に入り。
1:06-からのぐいーんも気持ち良すぎます。


■10. Tigran Hamasyan - The Grid

アルメニアのジャズピアニストTigran Hamasyan。かっこいい!
ポップスと違うかもしれませんが、気に入ったので選曲。
変拍子とか、異国風なスケール0:35とか、ツボです。
アルペジオの同じ音型をミニマルっぽく繰り返すのが特徴的で、耳に残りますね。
3:00-で小休止して、ソロが始まります。


■11. Erlend Øye - La Prima Estate

ノルウェーのErlend Øye。めちゃイイ曲。 
1:02-とか、2:05-とか、MVの変化も相まって最高に気持ちいいです。
調べてみると、Kings of Convenienceのソロプロジェクトでした。流石です。
2:30-の盛り上がりは感動的です。


■12. Palm - Pearly

アメリカのPalm。
トロピカルでプログレな不思議サウンドですね。
0:04-この要所要所の「あー」が徐々にしみ込んできます。
1:04-の繰り返しがめちゃ好き。ハイラマズみたいな桃源郷気分。
ずっと聴いていたいです。聴いてると脳からなんか出ます。


■13. Phony Ppl - helGa.

アメリカのPhony Ppl。
コードワークが良いのに加え、通して聴くとその曲構成に感動します。
0:54のヘイ!から、ちょっと泣けてきました。こういうの好きです。

他の曲も聴いてみましたが、
この方々は、ストーリーテラータイプというか、
1曲を広く使って大きな構想を実現するのが魅力的だなと感じました。
音楽で人を感動させようという意志が伝わります。


■14. Father John Misty - Ballad of the Dying Man

アメリカのFather John Misty。
想像のひとつ上へ進んでくれる丁寧なコードワークがとても好き。
0:14-、0:53-など、ディミニッシュが美しく響きます。
調べてみると、こちらの方はFleet Foxesの元ドラマーでした。
雰囲気あります。


■15. FKJ - Casoy

フランスのFKJ。
凄腕のマルチプレイヤーで、歌唱力が高いのと、
サックス上手いところが決め手になっていますね! カッコイイ。
1:28- 鍵盤ソロも上手すぎます。とても一人のサウンドとは思えない。
「クオリティを上げるために一人でやる」という姿勢が職人的で好きです。


■16. Boy Pablo - Dance, Baby!

ノルウェーのBoy Pablo。
自然なコードワークと、素直なメロディー。
0:40- 思わず歌いたくなる明快でポップなサビ。ダンスウィズミベイビー
2:25- ラストサビに向けての間奏。2:42のサビの入りは知ってても気持ちいい。
小細工なしの素敵ポップスです。


■17. Saskwatch - December Nights

オーストラリアのSaskwatch。サビの解放感がたまらない一曲です。
スローモーションのMVも、曲の雰囲気にピッタリ。
0:47- イントロでも登場したギターフレーズをはさんで、
0:52- のサビで音が溢れます。ストリングス+フルートでキラキラなサウンド。
1:46- この落ちサビが美しくてドキドキします。


■18. Tom Misch - South Of The River

イギリスのTom Misch。
曲は0:06から。思いっきりドライなストリングスが気持ちいいですね。
甘い循環コードと甘い歌声が魅力的。
サビ0:57- はイントロのストリングスにギターを合わせた素敵アレンジ。
後半2:22からは、謎のあんちゃんのキーボードソロ。
3:20の早弾きをそのままアウトロまで持っていくところが超オシャレです。


■19. Sóley - Traveler
アイスランドのSóley。
冒頭の歌声が素晴らしくて惚れ惚れしますね。
2:16- 低音がなくなってピアノとコーラスになります。綺麗。
3:02- アレンジめちゃ良い……
4:14- 短いフレーズの繰り返しに、重なるオルガンが神々しいです。


■20. Diners - Fifteen On A Skateboard

アメリカのDiners。曲は0:08-から。
イントロのキラキラキラーンに惹かれました。
0:48- サビの温かいコーラスと、1:08-の唐突なギターがたまらないです。
2:25-と2:35-に差し込まれる謎転調も好き。

この曲のアウトロも最高で、
2:39- 終わりかな? と思わせておいて、
全く終わる気が無いので笑っちゃいます。風の音がツボ。アホです。
聴いてみてください。


***

一曲でもお気に召す曲があればうれしいです。
今回は洋楽ばかり選んだので、そのうち邦楽でもやりたいです。

3 件のコメント:

  1. こんにちは
    前回に引き続き、今回も新しい音楽てんこ盛りで非常に楽しかったです。
    芋づる式に色々聴いてしまいました。
    記事の中で、ひとつピンときたのですが
    18. Tom Misch - South Of The Riverで2:22~の謎のあんちゃんはrob araujoではないかと思います。
    元々こちらの方の音楽が好きだったので繋がっていて
    嬉しくなりました。
    よろしければぜひ聴いてみてください。

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  2. こんにちはRINさん。
    Rob Araujoさんですか! とても貴重な情報ありがとうございます。
    SoundCloudにアカウントあるのを知り、フォローしていくつか視聴してみました。落ち着いたなかにちゃんとポップ心があって、明快なフレーズが素敵です。
    やっぱり単音弾きもお上手だーと感じました。
    この方も一曲選ぶのはとても難しいですが、聴いた中だとHomeが好きでした。中間部の、ピアノでベースライン作るところが素敵です。
    コメント誠にありがとうございます。

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  3. この方すごく良い顔して弾かれますよねw
    >ちゃんとポップ心があって、明快なフレーズ
    仰る通りですね。
    トラックメイカーでなく鍵盤弾きでこういったチルアウト系のジャズを制作されている方が珍しかったので印象に残っていました。(Homeいいですよね!この中間部、とてもジャズピアニストらしいなと思いました)
    今回紹介していただいた音楽もじっくり聞かせていただきますね!

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