2017/01/22

休日に聴くポップ・ミュージック5 (凝っててキュートな音楽)

ちょっと凝ってるハーモニーから、難しめの作曲まで、いろいろ聴いてみます。
特にキュートな感じのものを10曲並べてみました。


■1. Jake Sherman - Let's Be Friends

めちゃいい曲! ずっと聴いていたいです。
作曲はジェイク・シャーマンというアメリカ・ブルックリンの方。
何回聴いても0:49-のハッピーな解放感がたまらないです。一気にファンになりました。

映像も超かわいい。こんなに音楽とシンクロするMVは観たことないです。
Dylan Aielloという方の作のようです。
和声・リズム・アレンジが、色彩やアニメ速度、波・鳥・魚・雲・島に置き換わっています。

視覚を通じて、複雑なアレンジが直感的に伝わってきますね。
このMVは最高の「音楽レビュー」の形かもしれません。

ジェイク・シャーマン、まだ日本語の記事が一個もないみたい……なので、
これから応援したいです。


以下、続きます

■2. Zackery Wilson - Curie (i360° Live)

ザッカリー・ウィルソンの作品をジェスチャー演奏する、という動画です。
生音と電子音の融合がザッカリー・ウィルソンの得意技ですね。
チップチューンはこの方の作曲が一番好き。
サビのメロディー0:54-、めちゃめちゃポップですよね。

ラスト3:06-からの追い込みが超かっこよくて泣けます。


■3 Maxo - Snow Other

Maxo (Max Coburn)はアメリカ・ニューヨークの作曲家です。
短いボーカル素材の音高や長さ、タイミングが細かく加工されて
曲全体に巧みに配置されています。

めちゃ複雑なコードワークですね。0:33から、全然聴きとれなくて笑っちゃいます。
同作者で、「Savannah (w. MINO MINO)」もかわいくておすすめ。


■4. KNOWER - Something More
KNOWER大好きです。
リズムの鮮烈さと和声の美しさは両立できるんですね。
どの瞬間を切り取っても、きれいな響きばっかりでたまらないです。

作曲者のルイスコールはドラマーなんですが、どうしてこんなに作曲うまいんでしょう。
聴けば聴くほど、KNOWERのトレードマークのようなシンセ音色が癖になります。
KNOWERの過去紹介記事



■5. Hiatus Kaiyote - Molasses
ハイエイタス・カイヨーテはオーストラリアのバンド。
以前にコメントでご紹介いただいて、かっこよさにしびれました。
0:27からのドラム、ためのある複雑なリズムが好きです。

1:17-のサビ1回目は抑えめにしておいて、
4:00-の最後のサビで一気に畳みかけます。入り乱れるコーラスめちゃカッコイイ。


■6. Jacob Collier - Saviour

イギリス・ロンドンのジェイコブ・コリアー。以前に神前暁さんが褒められていました。
声とサウンドだけ聴いたら、ベテランのおじさんかなと思うのですが、
少年のような若さです!
この記事を書いている2017年1月段階では、22歳なんですね。凄い。

3:55-の楽器持ち替えのところ、
4:25-のテンポチェンジのところぜひ聴いてみてください。引き出し豊富です。


■7. クノシンジ - Bon(nb) Odori
日本のシンガーソングライター、クノシンジさん。惚れぼれ。

0:13- Aメロは途中でリズムの表・裏打ちが入れ替わります。
複雑ですが、頭の中で処理できると気持ちいいです。
(リズム天国の「ウラオモテ」をご存知の方はわかりやすいかも)

0:54-サビ直前の「そのときはじまるー」の駆け上がり、爽快です。



■8. Lamp - 6号室

6号室は最高です。。
曲が進むにつれてハモリが増えていきます。

初めはサビ終わり2:17-にちょっとだけ。
最後のサビ 4:19- には、つかず離れずな距離感でハモリが1分も続きます。
口ずさんでいると幸せな気分になりますね。男女デュエットの最良のお手本です。
Lampの過去紹介記事



■9. Ed Motta - Smile

ブラジルのエヂ・モッタ。
ブラジル音楽の感じは弱く、AOR・おしゃれポップス指向なのが新鮮で素敵です。
1:50の「Smile~」の音程が絶妙ですね。
1stとb9thの間をたゆたう感じでかっこいいです。 

2:14-のピアノソロですが、隣のベースとギターの動きが素敵すぎて
そちらばかり聴いてしまいます。



■10. 双葉杏(五十嵐裕美) - スローライフ・ファンタジー
作曲は田中秀和さん。
こんな曲調で作るなんて、いつもながら作品理解がすばらしいです。
のんびりしていて、五十嵐さんの声がぴったり。

Aメロ、Bメロで相対性理論とかサカナクションを思い起こさせるのは、
ペンタトニックスケール(ドレミソラ)を主軸にメロディーを作っているためですね。

ペンタトニックでつくったメロディーやリフは、どんなコードワークにもなじむので、
Bメロのような凝ったコード上でも繰り返し配置することができます。
また、サビではペンタトニックから7音音階に変わり、彩りが出ていますね。
こういう切り替えも素敵です。




(バレているかもしれませんが)
僕はペンタトニックジャンキーなので、この曲はめちゃツボです。
花ハ踊レヤいろはにほ」とか、「温故知新でいこっ!」(ササキトモコさん)とか大好きです。

余談ですが、真部脩一さん(元・相対性理論)の作るメロディーは
全曲ペンタトニックが軸になっているので、聴いてて幸せになります。
これとかこれとか。

・真部脩一さんの過去紹介記事


2 件のコメント:

  1. こんばんは。いつも楽しく拝見しております。今回ご紹介なさっている楽曲どれも良くてコメントせざるを得ませんでした。
    特にMax Coburn、クノシンジ、Ed Mottaの楽曲は琴線にビンビン来ました。Max Coburnの他の曲も聴いてみたのですが、Sunset BB feat.meeshやReach You、Honeybellなど、あざとさを感じるくらい可愛くて悔しくなるほどコロッと好きになりました。
    キュートなポップスと最近感じたものは、ayU tokiOのアルバム「新たなる解」に入ってる"恋する団地"、"九月の雨"、"乙女のたしなみ"、田中秀和氏作曲の"リリカinワンダーランド"、Hotel Dominik"鞄のガラス"、Thundercat"Show You The Way"、Mitchie M"好き!雪!本気マジック"です。(布教活動(ご存知の曲もあるかと思いますが...))
     
     今後も記事の更新楽しみに待っております。

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  2. こんばんは小籠包さん。お読みいただきありがとうございます。
    Max Coburnは凄いですねー。僕も「Chordslayer」のあざとくてキュートな世界観にハマってしまいました。

    ayU tokiOのフルアルバムが出ていたのですね! 知りませんでした。
    すぐポチって聴いてみましたが、異常な完成度ですね……! ポップスの真髄を捕まえた感じがします。
    「乙女のたしなみ」は大好きな音ばっかりで感動しました。素晴らしすぎて布教したい気持ちがわかります。

    田中さんの「リリカinワンダーランド」、はっちゃけた金朋さんがサビでは美しくハモってるんですよね。ギャップが好きです。
    Hotel DominikのEP買ってみました。鞄のガラスはディミニッシュが綺麗で素敵。節回しがサニーデイ・サービスみたいでくすぐられます。
    Thundercat「Show You~」かっこええーですね! 作曲能力がずば抜けてるのがわかります。「Bus In These Streets」が気に入りました。
    Mitchie Mさんの「好き!雪!~」はさすがの作品ですよね。ほんとに聴きやすい声です。アルバム流通版がはやくほしいですね。

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