2014/02/05

Lamp「ゆめ」買いました

Lampの7thアルバム「ゆめ」を買ってきました。
まずはひと通りきいて放心しています。

■Lamp - さち子


「シンフォニー」から一曲ずつ聴いていって、
10曲目の「さち子」がはじまった瞬間、体がしびれました。
例えじゃなくしびれた。
自分でも驚いた。

アルバム通しで聴くと、単曲で視聴した時とは違う、ふしぎな重みがあって、
一曲一曲、一段一段の積み上げが終曲の「さち子」で奇跡のように結実している

と、目をうるうるさせて感じました。
いい曲ばかりで、平日の夜なのに眠れないや。

バンドの世界では、1stアルバムが最も良いというケースがよくあるけれど、
Lampは真逆で、出せば出すほど上手くなっていきます。

作曲技術は向上しても、決して小難しくならず、
アレンジは豪華にパワーアップしつつ、
いつも以上にシンプルでポップに仕上げる、

という離れ業をみせています。信じられない。

*

難しく考えずとも、
あっ名盤と直感で思ってしまうくらい名盤です。
聴いてみたらその理由はわかりますので、全力でおすすめします。

名盤の条件は色々あると思うのですが、

アルバムを聴いた個々人が、
「これは私ひとりのために作られた音楽だ」 と錯覚するくらいの、私的な手触り
こそが大事かなと思うのです。

Lampの「ゆめ」はまさにそんなアルバムで、
彼らの創りだした、「こういうの好きでしょ」という極私的で思い切った提案は、
すべてが僕にとってかけがえのないものに感じられます。

初めて聴くのに親しみを感じる、好きの連鎖。
「こういうの大好きです!」と全力で首肯します。

Lampの世界は、現在の主流とはことなる特異点かもしれないけれど、
特異点であるからこそ、世代を超えた普遍性を持つことがあるだろうと思います。
過去の名盤が、その時代としては異端だったように。
時間はかかるかもしれないけど、いつかは伝わっていくはず。

僕の中では、Lampはすでに音楽の中心にいます。

*

一回聴いただけなのに、僕の音楽観はもう崩壊させられてしまったようで、
この作品を語る言葉がなかなか見つからないのです。

何回も聴いて、感想を探してみたいと思います。


(追記)
このアルバム、作詞やフルート、そして歌唱において、
香保里さんの躍進が光りますね。
Lamp第3の才能がますます開花してます。

「二人のいた風景」の香保里さん、ものすごく可愛い歌唱!
まるでアイドルソングみたい。
ポップな曲を歌わせよう、という染谷さんの狙いがピタリとハマっています。

そして第4の刺客、北園みなみさん。
彼のお陰で、Lampにクラシックの響きまで加わっています。
好きな好きな方へ進化していく。
「ため息の行方」の北園さんのベース、フルートアレンジが格別。


(14/02/18追記)
さち子の感想を別記事でupしました。

・「さち子」の作曲をみてみよう (Lamp「ゆめ」より)

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