2013/07/24

買い物雑記

買い物したので雑記です。






相対性理論のアルバム「TOWN AGE」、
ハナエのシングル「恋は神聖ローマ」をフライングで買ってみました。

TOWN AGEの感想をいうと、

・やくしまるえつこファンはTOWN AGEをぜひ買うべき。
・真部西浦ファンはTOWN AGEを買わなくてよい。
・相対性理論ファンはとりあえず聴いてみよう。

と思いました。そりゃそうですね。

真部ファンの僕は、新・相対性理論のターゲットから外れてました。
良くなった、悪くなったというのはないかと思います。
方向性が変わったのでした。


一方、恋は神聖ローマは、カップリングの「変幻ジーザス」がとても好みでした。
後半のコーラスのくだりは、頭おかしいと思いました。
もっかい言いますが、頭おかしい。

せっかくなので、相対性理論とハナエと2枚とも買って、
「10+2曲入りのアルバム」のつもりで聴くと楽しいかもしれません。おすすめ。



市川春子の新作漫画「宝石の国」1巻を買いました。
発売を記念して、アニメPVが作られたようです。

今作は、宝石で出来た少年(or少女)たちが、自らの体=宝石を守るために
奮闘するSFもの、といった感じの連載作品です。

市川さんの作風は、僕の感覚だと「高野文子+フェティシズム」という印象です。

女性作家であることを感じさせないプレーンな高野さんに比べ、
市川さんの作品は
人間の垣根を超えての無機物・植物・有機物への恋とか、
同性愛傾向とか、ブラコン・シスコン・ファザコンとか
たくさんのフェティシズムに溢れています。

「宝石の国」でも、登場人物に性別を付けず、雌雄未分化に描いてあるのが
とても市川さんらしい設定です。
萩尾望都さんの「11人いる!」を思い出しました。

既刊の短編集は2つ出ており、「虫と歌」「25時のバカンス」 いずれも快作です。
高野文子、黒田硫黄に続く才能はこの方だと密かに思っています。

3 件のコメント:

  1. 自分も両方のCDを買った者です。

    「相対性理論」という名前を継承するのではなく、
    「やくしまるえつこBAND」のような名前の
    グループにすれば、
    賛否両論というより、「新しいものなんだなあ」と
    みんなスンナリしっくりサッパリした気持ちで
    受け入れたり、応援できた気がするな~、という
    印象を受けるtown ageでした。

    なんで「相対性理論」の名前にこだわったのかな?
    という不思議があります。

    タルトタタンやハナエさんがきゅんきゅんくる
    タイプだったので、自分は真部西浦ファンだったのか-。と
    知ることができました。(まるえつさんの声じゃなくても
    満足できちゃった!)

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  2. こんにちは。
    「相対性理論」の名前のせいで、いろいろ考えちゃうアルバムですね。

    音楽性の進化のためにメンバーチェンジをしたけれど、
    「相対性理論」の名前にこだわって
    結局は元メンバーの音楽資産を使わざるを得なかった。
    本家なのに「相対性理論フォロワー」な印象もちらりとよぎります。

    新メンバーの個性はこれ!というところだけを全面に打ち出した方が、
    相対性理論のメンバー流動のコンセプトとしては合っていて、
    しっくりした気持ちになれた気がします。
    旧メンバーの影の方が目立つのはもったいないですね。

    このアルバムだと、僕はやくしまるさんのセンスが出た
    「YOU & IDOL」が良いなと思ったので(Bメロが好き)

    匿名さんがいわれるようにいっそブランドを捨てて、
    「やくしまるえつこBAND」にしていたら
    もっと才能を発揮したアルバムになった気がします。



    真部西浦さんは、なんかこう単純に好きです!

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  3. こんにちは。↑のコメントの者です。
    (操作がよく分からず、「匿名」投稿に
    なってしまい申し訳ないです)

    >>~もったいないですね。
    同感です。賛否ではなく、「もったいないなあ~…」と
    思うアルバムでした。

    >>このアルバムだと~
    自分は「帝都モダン」が、「本当は恐い上京物語」という
    感じに聞こえて、好きでした。ヒリヒリ感を味わえました…。



    >>真部西浦さんは~
    これも同感です!口元がムズムズする感じに好きです!
    新生タルトタタンも、楽しみです。

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