心をくすぐるポップ・ミュージック

お気に入りの音楽をのんびり並べます。楽しい曲。

ところで、僕の好きな作曲家 Borys Dejnarowicz (元The Car Is on Fire) が、
「作曲家100人オールタイム・ベスト」というのを公開していました。
（ページ左下の「POBIERS PDF」より読めます。ポーランド語です）

読んでみたら、びっくりするくらい僕の好みと合います！　嬉しい。
ここから「12 Rods」、「KNOWER」の素晴らしい楽曲を知りました。

1.  12 Rods - Girl Sun
2.  12 Rods - Fake Magic 8 Ball
3. KNOWER - Time Traveler
4. KNOWER - The Government Knows
5. The Car Is On Fire - Ex Sex Is (Not) The Best (Title)
6. The Car Is On Fire - Nexteam
7. 日向美ビタースイーツ♪ - ちくわパフェだよ☆CKP
8. 日向美ビタースイーツ♪ - 温故知新でいこっ！
9. The Bird and the Bee - Los Angeles
10. The Bird and The Bee - How Deep Is Your Love
11. Michel Petrucciani - Petite Louise
12. 伊東ゆかり - エンドレス

＊


■1.   12 Rods - Girl Sun

12 Rodsはアメリカのバンド。作曲はRyan Olcott。
気持ちいい音ですよね。最初から最後まで、盛り上がり曲線がきっちり描かれています。
2:09-のサビも、2:23の部分転調も格好良すぎます。
こんなに素晴らしいバンドがいたなんて。嬉しい。

以下続きます。
↓


■2.   12 Rods - Fake Magic 8 Ball

これは良い曲ですね……。繊細なテンションコードの味付けにときめきます。

イントロのダウナーな感じから、一転してサビ0:55-の爽やかさ、ずっと聴いていたい。
3:00の転調ステキ！　ここぞというタイミング、完璧です。

■3. KNOWER - Time Traveler

KNOWERを試聴して、10分後にはアルバムを2枚買ってしまいました。
鮮烈なリズムなのに、すばらしい和声です。こんな上品なEDMがあるんですね。
Launchpadが欲しくなっちゃいました。弾かないのに。
作曲はLouis Cole。


■4. KNOWER - The Government Knows

この人たちアホですね！　からだ痺れるくらいカッコイイです。
卓越した音楽記法を駆使して、全力でウケ狙いに走ってます。
2:41-からがアホすぎて大好き！ 2:51の音選びで笑っちゃう。

和声・リズム・アレンジ・サンプリング・演奏・歌唱・お笑いもひっくるめて、完全無欠ですね。


■5. The Car Is On Fire - Ex Sex Is (Not) The Best (Title)

冒頭で紹介した、Borys Dejnarowicz の作曲です。
かっこいい！　雰囲気は若々しいのにオシャレコード満載です。
彼の脱退前のアルバム「Lake & Flames」は超名盤でオススメ。


■6. The Car Is On Fire - Nexteam

もう一曲。
冒頭は7拍子のオシャレポップス、0:43-からテンポチェンジ、1:48-でさらに展開。
ぜんぜん違う曲のようで、通しで聴くとぴったりなんですよね。
どうやって着想したんでしょう。


■7. 日向美ビタースイーツ♪ - ちくわパフェだよ☆CKP

こちらはコナミのゲーム音楽。この曲もアホです！
作曲はARM (IOSYS) さん。この作曲、めちゃめちゃ凄い。
0:53- からサビの展開まで、無敵のハーモニーの洪水で惚れ惚れします。
プログレどころかパスコアールみたいです。


■8. 日向美ビタースイーツ♪ - 温故知新でいこっ！

作曲はササキトモコさん(セラニポージ)。フレンチ・ポップでボッサな和声が魅力です。
1:44-のサビはペンタトニック ＋ ツーファイブ ＋ シンセストリングスで、
好きなモノが盛りだくさんです。

コナミの音楽ゲームは、沖井礼二さんも楽曲提供していたり、
渋谷系に隣接する楽曲が多かったりしますよね。


■9. The Bird and the Bee - Los Angeles

Greg Kurstin と Inara Georgeのお二人の作品。
0:33- の「テレレッテ♪」ってシンセが好きです。
この曲の0:49-のフレーズ、Super Furry Animalsの「Neo Consumer」に共通しますね。
1:38-の機械的なハモリもいいアクセント。


■10. The Bird and The Bee - How Deep Is Your Love

Bee Geesのカバーです。最高のカバー音源と思います。
先のBorysさんのリストにも挙げられてました！　めちゃわかります。
2:05- 消え入りそうなウィスパーの「タラララッター」のところが好き。

■11. Michel Petrucciani - Petite Louise

ジャズピアニスト・ペトルチアーニの作曲です。
1:39-からサックスが加わります。歌っているような親しみやすいメロディーライン。
コードワークにもポップス心を感じます。
2:55-の綺麗な分散和音のところが一番好き。


■12. 伊東ゆかり - エンドレス

いま、急に都倉俊一さんの曲が聴きたくなったので、こちらの曲も追記です。

こういうカッチリした和声の、職人的なポップスって大好きです。神前暁さんとか。
ストリングスやブラスのアレンジが綺麗で、スルッと耳に入ってきます。
めっちゃいい曲……。