作品を作っていると、必ずと言っていいほど忘れてしまう事柄があるので、
備忘録をつけておきます。
またハマるところでした。
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① ルールが複雑でないか
自分にとっては簡単なものは、他人にとって複雑。
自分にとっては簡単すぎるものが、他人にとって丁度良いかもしれない。
シンプルさを意識的にオーバーデザインしておく。
足すのは簡単だが、引くのは難しい。
理想的には、0に近いくらいのルールに立ち戻って、足し算で作るのが良い。
② コンセプトが信じられるか
コンセプトは、「感覚的に信じられるかどうか」が大事。
直感的にしっくりこなければ、いくら論理的に正しくても
良いコンセプトとは言えない。
ゲームをわかりやすく紹介する言葉としてコンセプトがあるのではない。
こういうコンセプトだからこういうゲームが出来ました、といえるのが最善。
③ 手段と目的は一致しているか
ルールとゴールが合っていないことがある。
そのゴールを達成するためには、そのルールが最善の策なのか。
そのルールが有ると、必然的にそのゴールへ進みたくなるのか、考え直す。
例えば、サッカーは「足でボールを扱う」というルールだ。
では、そのルールで何をするべきか・したいか考えてみる。
もしサッカーのゴールがバスケットボールのゴールだったら、誰も遊べない。
④ アイデアに溺れていないか
アイデアを思いついたら、必ず油断する。
なので、落ち着いてその先を考える。
迷ったら、映像作家の竹内泰人さんの言葉を読み返してみる。
http://dokugyunyu.boo.jp/diary.php?id=0192_100726
⑤ 迷ったときに
最初の直感で良さそうと思ったアイデアは、たいてい良い所がある。
ただしその直感は、「すぐそばに宝物がある」という気付きにすぎない。
その後、宝物が見つかるまでその近くを黙々と探すしかない。
ここが我慢どころ。
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