2019/01/02

上田麗奈「ワタシ*ドリ」(作曲:田中秀和) を聴いてみよう ※8bitカバー音源つき

上田麗奈さんの「ワタシ*ドリ」を聴いてみます。
作曲は田中秀和さん(MONACA)。作詞は松井洋平さん・上田麗奈さん。

僕は田中秀和さんの楽曲の中で、ワタシ*ドリが一番好きです。
Spotifyなどでは配信されておらず、紹介しにくいので、
自分で耳コピカバー音源を作ってみました

■上田麗奈 - ワタシ*ドリ (8bit Cover)

作曲ソフト「ピストンコラージュ」を使用しています。

(追記)サブスクで「ワタシ*ドリ」聴けるようになりましたね!
    嬉しい。ぜひ聞いてみて下さい。



ワタシ*ドリ、めちゃめちゃいい曲ですよね。
独特なイントロから、複雑でキュートな世界が展開されます。
聴き取りしていて、美しい構想に惚れ惚れしました。

気になった方は、上田麗奈さんのEPを聴いてみてください。
他の曲も粒ぞろいでオススメです。

以下、この曲の優れたアイデアを見てみます。
間違っているところも多いと思いますので、話半分でどうぞ。
(19/01/04 一部加筆しました)


※注
「ワタシ*ドリ」のキーは、「C MajorとC#Majorのあいだ」なのですが、
以下の記載を簡単化するために、C Majorとして扱います。
記事途中で出てくる音源は、原曲に合わせチューニングがずらしてあります。
(追記)
大貫妙子さんの「ピーターラビットとわたし」と調が一緒なんですね。
ピッチはずれで不思議な世界です。


[目次]

1. 転調
2. リフ
  2-1. メジャーペンタトニックスケール
  2-2. ホールトーンスケール
3. コードワーク
4. まとめ
5. 関連記事



■1. 転調

ワタシ*ドリは、調がころころ変わる曲です。
キーの変化は下記のような感じです。(全てメジャーキーとします)

[イントロ~1番]
0:00    0:54     1:01     1:15
C         F          G          A
    +5       +2         +2       +3

[2番]
1:33    2:13     2:20     2:34
C         F          G          A
    +5       +2         +2       -2

[キメ]
2:51    2:58
G         D
     -5        -2 

[ギターソロ~落ちサビ]
3:05    3:12     3:25
C         D         E
    +2       +2        +1

[3番]
3:44     3:53     4:06
F          G          A
    +2         +2       -2

[キメ・アウトロ]
4:37    4:44
G         D
     -5        

[1番]は
C → F → G → A → C をセットにして、1オクターブを回る構成です。
特に、F → G → Aの+2の連続で、気持ちが高揚する感じがしますね。

[キメ]は
単純な4回繰り返しに見えるのですが、途中で-5(属調)転調します。
これは一聴して気づきませんでした。
メロディ音高が変わらないので、キーも変わってないと錯覚します。

[ギターソロ]は
先ほどの F → G → A (+2の連続)と展開は共通です。
これを-5だけ移調した C→D→Eで書かれています。



全体通してみると、転調回数はとても多いのですが、
  ±2  (長二度転調)
  +3  (短三度上転調)
   +5 (下属調への転調)
  -5 (属調への転調)
のそれぞれが、コード進行も相まってとても自然になじんでいます。
唯一、落ちサビ終わり3:44-の +1だけは、
衝撃的な響きで耳に飛び込んできますね。

// 冒頭Aメロ0:27の調については、CMajでなくFMajとしてもよいのですが、
// メロディーがFリディアンなので、CMajにしました。




■2. リフ

■2-1. メジャーペンタトニックスケール

ご覧いただいた通り、「ワタシ*ドリ」には多くの調が登場します。
このままだと、曲に統一感がなくなりそうな気がしますが、
調をまたがるギターリフ」によって、これを繋ぎ止めています。


全編に登場するこちらのリフの音をとると、
E   D   A   G   E   D   A   C   (ミ レ ラ ソ ミ レ ラ ド)

となり、Cメジャーペンタトニックスケール(CDEGA, ドレミソラ)
で出来ていることがわかります。

「ワタシ*ドリ」においては、上記のペンタトニックのリフを、
転調後の異なるキーの上でも使う、というテクニックが使われています。

このEDAGEDACは、他の調において、
下記のような聴こえ方になります。 ※移動ドの階名にて

      (実音)    E      D      A      G      E      D      A     C     
① C Maj.     ミ     レ     ラ      ソ     ミ     レ     ラ     ド
② D Maj.     レ     ド     ソ     ファ      レ    ド     ソ     シb
③ F Maj.      シ     ラ     ミ     レ      シ     ラ    ミ     ソ
④ G Maj.     ラ     ソ     レ     ド      ラ     ソ     レ     ファ
⑤ A Maj.     ソ     ファ     ド     シb    ソ     ファ     ド    ミb

字面だけだとよくわからんので、まずは例を聴いてみましょう。
同じギターリフに、違う調の伴奏をつけても
ちゃんと正しく聴こえるのでしょうか?


■ギターリフに、各調のツーファイブ(IIm7 → IV/V)を重ねた音源

リフの音高は変えず、伴奏のキーだけ変えます。
①~⑤の順番で5つの調の伴奏を付けました。



聴いてみると、どのキーの伴奏上でもそれほど違和感ないですね!
もちろん①CMajが最も馴染みますが、他も違った魅力があります。

先ほどの表に戻ると、
どの調でも、階名にしたときに#,♭がほとんどつかず、
メジャースケールの「ドレミファソラシド」の枠にほぼ収まるのがわかります。
特に、③FMajと④GMajは綺麗に収まるので、
聴感上も全く違和感がないですよね。

田中秀和さんは、スケールを積極的に動かす作曲スタイルが魅力ですが、
この曲のように、ペンタトニックの性質によりスケールを動かさないという
デザインもお得意です。

※「花ハ踊レヤいろはにほ」のイントロ、サビにある
フレーズ音高は一緒だけど調が違う、というアイデアも同じ発想ですね。
ペンタトニックを使った魔法のテクニックです。


(19/01/04 追記 )
イントロからBメロ途中までの C Maj→ F Maj → G Maj → A Maj は
ずっと同じ音高が維持されてリフが作られます。
曲に統一感をつくる仕掛けですね。

一方で、サビ前1:19からは、
リフの音高が一気に+4されます。こういうリフです。
⑥ A Maj     G# F# C# B  G# F# C#  E (シラミレシラミソ)
曲のバランスとして、AメロBメロでは音高を維持しておいて、
サビ前で音域を上げて盛り上げる(と同時に、A Majで美しく響くリフに置き換える)
という狙いがあるのですね。

他にも、このペンタのリフにはいろいろな工夫があるので、
文章末におまけで追記しました。興味ある方はお読みください


■2-2. ホールトーンスケール

曲に統一感を与えているもう一つのアイデアが、
ホールトーンスケールを用いたギターリフです。
例えばこちらです。


 E   D   Bb  Ab   E   D   Ab   Bb
(E   D   A#  G#  E   D   G#  A#)
というフレーズです。

調子はずれの感じがおどけて可愛く、田中秀和さんらしいフレーズですね。
ホールトーンスケールはそもそも2種類しかないので、
異なるキー上でも、同じホールトーンのフレーズを登場させやすいのです。

ホールトーンスケール単体では、
曲を壊してしまうような変てこな響きがありますが、
先ほどのペンタトニックリフと、ホールトーンリフとを交互に配置して
聴きやすいバランスになるように工夫されています。


■3. コードワーク

以下、コードワークをざっくりと見てみます。
合わせてスケールもみてみましょう。


0:00- イントロ前半
   Am    Abaug      Am     Abaug
 (VIm    bVIaug    VIm    bVIaug)

先ほど紹介した、ペンタトニックのリフとホールトーンのリフが
交互に登場します。



0:13-    イントロ後半
    F△7      Eaug/Bb         F△7       Eaug/Bb
 ( IV△7     IIIaug/bVII     IV△7     IIIaug/bVII )

田中さんっぽいaugのオンコードが登場しますね。

ちょっと余談ですが
僕の好きなモーリス・ラヴェルのピアノ曲「水の戯れ」(1901年) にも、
同じコード進行が出てくるんです。

■モーリス・ラヴェル - 水の戯れ(演奏:前田勝則さん)

0:07-
  A△7      G#aug/D         A△7      G#aug/D
( IV△7    IIIaug/bVII      IV△7     IIIaug/bVII )

ホールトーンスケールのフワフワ感が似ていますよね。
意外なところで共通点がありました。

// ラヴェルは100年以上昔に、26歳で水の戯れを作曲してます。
// 作曲オバケですね……
// 参考文献:大作曲家の作品アナリーゼ①~水の戯れ(ラヴェル)~
// こちらの文献に従って、「ワタシ*ドリ」のコードも
// IV△7      III7b5(b13)/bVII      IV△7     III7b5(b13)/bVII
//
// と記載するほうが本来は正確かなと思います。
// b5と#5(aug)が併記できないので、augのかわりにb13と書くのがいいですね。
// ※本記事では簡単のため、ひきつづきaugのオンコードで書きます。



0:27-  Aメロ
  クルクルって表情変えて   (そんな風に見えてるかな?)
  F△7                              Eaug/Bb
( IV△7                            IIIaug/bVII )

  何を考えているかは          内緒
  F△7                              Eaug/Bb
( IV△7                            IIIaug/bVII )

  あなたに喜んでほしい      (おもうように出来てるかな?)
  F△7                              Eaug/Bb 
( IV△7                            IIIaug/bVII )

  嬉しい気持ちになってたら いいな
  F△7                              Eaug/Bb
( IV△7                            IIIaug/bVII )


・上田麗奈さんの歌が入ります。難しいメロディ、ハーモニーを
巧みに歌いこなされていますね。

・Eaug/Bb上では、ホールトーンっぽい雰囲気がありますが、
 実は、Bbリディアンb7スケール(Bbリディアンドミナントスケール)
 というものが使われています。

  ・Bbホールトーンスケール   (Bb C  D  E   Gb   Ab  )
  ・Bbリディアンb7スケール  (Bb C  D  E  F   G  Ab  )

Bbリディアンb7 は メロディックマイナースケールのたぐいで
  ・ホールトーンスケールっぽい部分 (Ab - Bb - C - D - E)
  ・Cメジャースケールっぽい部分 (C  D  E  F  G)
を兼ね備えた面白いスケールです。



先ほどのホールトーンスケールのリフ(E  D  Bb  Ab  E  D  Ab  Bb)も、
構成音をよく見てみると、Bbリディアンb7に乗っかっています。

また、「♪ないしょ」「♪いいな」のところのメロディーは
F F G (ファ ファ ソ)  なので、
ホールトーンでなくリディアンb7が使われているのがわかりますね。

augコードには、ホールトーンスケールが思い浮かびがちですが、
こういうメロディックマイナースケールを乗せられる、と覚えておくと
より自然なメロディーが作りやすいかもしれません。




続きです。

0:53- Bメロ
つかめない   雲みたいに  晴れた      空に浮かぶ
     Dm7/G       Dm7/C        Dm7/G      Dm7/C
   (VIm7/II      VIm7/V       VIm7/II      VIm7/V  )

           きっと        形をまだ   知らない        の
               Em7/A       Em7/D          G         Eaug7
( [key+2] VIm7/II      VIm7/V         I         VIaug7)
                                                           (Eホールトーンスケール)

ちょっと  変わってるなんて 思われ    たっていい
     Em7/A         Em7/D            Em7/A      Em7/D
   (VIm7/II        VIm7/V         VIm7/II      VIm7/V  )

             いつも          記憶に留まって   いたい か   ら
              F#m7/B       F#m7/E             A         F#aug7
( [key+2]  VIm7/II      VIm7/V              I          VIaug7 )
                                                                 (F#ホールトーンスケール)           

・ベースがツーファイブで動きますが、
和音にはトライトーン(ファ,シ)がなく、進行感が抑えられた作りです。
 VIm7/II = IIm7(9,11) のように厚めにテンションが積んであったり、
 VIm7/V といった転回形だったり、ふわふわした響きです。

・2回の長2度上転調(+2)を含んで、同じ構成が繰り返されます。
この後のサビの音域も上がるので、一気に盛り上げる仕掛けですね。

・VIaug7に乗せてホールトーンスケールのリフが用いられます。
Bbホールトーン =Eホールトーン = F#ホールトーン などはすべて構成音一緒なので
キーが変わってもリフに統一感がでます。



1:22- サビ
ねえ   ここじゃないどこかに
         Bm9              E7    …メロ:Eミクソリディアン、リフ:Eホールトーン
       ( IIm9             V7 )
                       
行ってみたいと    思わない?
  C#m7               E/F#    F#7 …メロ:F#ミクソリディアン、リフ:F#ホールトーン
( IIIm                V/VI     VI7  )

あなたが知ってい  る 私
 Bm9                E7    …メロ:Eミクソリディアン、リフ:Eホールトーン
 ( IIm9               V7 )

                と       ああ
               F△7            Eaug/Bb
([key+3]  IV△7           IIIaug/bVII )

今日の空も          晴れ                (テッテッテッテッテッテッテッテ)…ホールトーン
         F△7            Eaug/Bb
      ( IV△7           IIIaug/bVII  )


・V7、VI7のところは、
メロディーが通常のミクソリディアンスケールで耳馴染み良く、
ギターリフがホールトーンスケールで不思議な風合いを添えています。

・短3度上転調(+3)で、綺麗に元のキーに戻ります。

・最後の繋ぎ部分は、ギターとベースが増5度(aug5)の音程で
ホールトーンスケールを動きます。
ベースがホールトーンスケールをなぞると、ふわっふわの響きになりますね。




2番からは繰り返しになるので割愛しますが、
さいごに2番終わりのキメの部分を見てみます。

2:51- キメ前半
   F△7       F#△7     G△7      F△7          F#7       G△7
( bVII△7     VII△7     I△7       bVII△7     VII△7     I△7 )


2:58- キメ後半
[key-5]
 F/G         C7(b9)       D6        F/G        C7(b9)        D6
( bIII/IV   bVII7(b9)   I6         bIII/IV   bVII7(b9)    I6  )


メロディ音高(C - Db - D)は変えずに、
前半と後半で転調とリハーモナイズをおこなっています。
あまりにも自然なので、転調している感じがしないですね。

ワタシ*ドリを全編とおして聴いてみると、
できるだけ同じ音高のフレーズを使い続けて
違った和音付けをしたり、違うキーをつけたりして彩りをもたせる、
というアイデアがいくつも盛り込まれていて、面白いですね。


***

■4. まとめ

今回は、上田麗奈さん歌唱、田中秀和さん作曲の
「ワタシ*ドリ」を紹介してみました。

田中秀和さんの独特なコードワークに、
ペンタトニックスケールや、ホールトーンスケールの特性を生かしたリフが
上手く絡み合った魅力的な楽曲ですね。
とても好き。

***


■5. 関連記事

ポップで素敵な作曲家カタログ(クラシック編)
今回の記事の途中で出てきたモーリス・ラヴェルをはじめ、
作曲オバケの皆さんを紹介した記事です。才能こわいです。

クラシックから溢れる、ポップ・ミュージック
こちらもお好きな方はどうぞ。個人的にお気に入りのプレイリストです。

田中秀和さんのスケールを聴いてみよう
田中さんの魅力的なスケールワークについて。

田中秀和「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」の楽しいスケールワーク
1曲の中でのスケールの使い分けについて。

・真部脩一(ex. 相対性理論) のペンタトニックスケールを解析してみよう
ペンタトニック・マエストロの真部脩一さん特集です。






********

(19/01/04追記)

■おまけ

ここからは、本文よりもさらにややこしいのですが、
リフの音選びに関して追記します。
作曲される方向けです。
(正確ではありませんので、話半分でどうぞ)

本文では理想化して書きましたが、実際の作曲ではリフの音選びに
かなり気を遣われています。



リフの構成音を見てみると、

イントロAメロ
0:00   C Maj     EDAGEDAC  (ミレラソミレラド) 

Bメロ
0:54   F Maj     EDAGEDAC  (シラミレシラミソ) 
1:01   G Maj     EDAGEDAC  (ラソレドラソレファ) 
1:15   A Maj     EDAF# EDAC#   (ソファドソファド)
1:19   A Maj     G# F# C# B  G# F# C#  E (シラミレシラミソ)

サビ
1:22   A Maj     G# F# C# B  G# F# C#  E (シラミレシラミソ)


・本文で紹介した通り、CMaj  FMaj  GMaj  あたりは同じリフが使えます。
 ただし、実際には、コードやメロディーと、リフとの音程関係を見つつ、
 EDAGEDABにしたり EDAGEDAC# にしたり、
 一つ一つのリフを微調整しています。

・転調がAMajまで進むと、
 先ほどの表のようにメジャースケール外の音が登場してきます。
 そこでGをF#に、CをC#に置き換え、メジャースケール内に収めています。

・サビに入る前に、AMajで動きやすい、新しい音高のリフに切り替わります。
 同じリフを使い続けた方が、形式美はありますが、
 調が遠ざかるにつれてリフは崩れていくのでしたね。

 田中さんは、サビで活躍できるリフとして
 G# F# C# B  G# F# C#  E (AMajで シラミレシラミソ)
 を選んでいます。 元のリフの音高を+4したものですね。


ギターソロ部分のリフは、

3:05   C Maj     EDAGEDAC (ミレラソミレラド)
3:12   D Maj     EDAGEDAD (レドソファレドソ)
3:25   E Maj     E C# B A E D# A D#  (ドラソファドラファラ)

・D Majでは、最後の一音がメジャースケール外(シb)になるので、
CをD(ド)に変えたり、C#(シ)に変えたりして回避しています。

・E Majまでくるとかなり遠くなるのですが……
雰囲気を変えないように丁寧に音を選んでいます。



この細かなチューニングが入っているおかげで、曲全体を通じ
「同じリフが繰り返している」という印象を与えることに成功しています。

実は、リフをそっくりそのまま流用するだけでは
スケールから外れた音に耳が引っかかってしまうので、
リフの印象が崩れてしまうのですよね。
(耳コピしていて、難しさを思い知りました……)

田中秀和さんの、アイデアを実現する技術(力業)に支えられた
絶妙なバランスの曲だと思います。

7 件のコメント:

  1. あけましておめでとうございます!
    田中秀和さんのtwitter(https://twitter.com/MONACA_tanaka/status/1081069807116546048)から飛んできました。私も最近spotifyを使い始めたのですが、spotifyにない曲でこんなにおもしろい曲があったなんて驚きです。貴方はどうやって新しい曲を探しているか伺ってもいいですか?

    返信削除
    返信
    1. こんにちは さくぱんださん。お読みいただきありがとうございます。
      田中さんにもお読みいただいたようで大変恐縮です……が、ワタシ*ドリが今後も多くの方に聴かれる機会になれば嬉しく思います。

      曲の探し方ですが、
      Spotifyのおススメ機能の精度がすばらしいので、最近はSpotifyのおススメを辿ったりすることが多いです。
      気に入った曲が1つ見つかったら、おなじ作曲者の作品を調べて一通りお聞きして、最も好きな曲を選ぶようにしています。(Spotifyにない曲も、このとき調べています)

      Spotifyであれば、作曲家本人が編集した「アーティスト・プレイリスト」が公開されている場合があり、とても参考になりますね。
      自分が凄いと思う方のプレイリストは、やはり凄いものが多いです。
      Jacob CollierのSpotifyページから飛べる「Jacob's Optimum Music Feast」というプレイリストとか、造詣の深さにびっくりします。

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  2. 返信ありがとうございます。恥ずかしながら私はアニソンを集めたものをヘビロテしているだけなので、これからは新規開拓していこうと思います笑
    食わず嫌いというものはするだけもったいないものですからね。
    kahoさんのように音楽分析というものをやってみたいので書籍を購入してみました。
    https://gyazo.com/c90887fe52e641bf7a1c86daf7982b2d
    わからないことなどがあれば質問に伺おうと思っています。
    今年もいい記事期待していますね!

    返信削除
  3. 毎回考察が凄いです。
    私は聞いててもコードが分からないのでとても参考になります。
    しかし、読んでてもなるほど、分からん状態ですww

    返信削除
    返信
    1. MrBoushikunさんこんにちは。お読みいただきありがとうございます。
      とても凝った楽曲なので、聴きとりも考察も正確でない部分が多々あるかと思います……。
      少しでも参考になれば嬉しいです。

      削除
    2. 自分ももっと神曲を作りたいので、真似してやってみました。
      最初しかまだできてないですが。
      http://namikata710.livedoor.blog/archives/15489714.html

      削除
    3. 聴きとりいいですね~。応援します。
      僭越ながらアドバイスです。
      ・どの調でも、音階を書くときはABCDEFGを1回ずつ使って書くので、
      key=ホ長調のダイアニックコードはE F#m G#m A B C#m 「D#m-5」と書きます。(異名同音というやつなので、気にしすぎなくてもいいです)

      ・「Star!!」は、聞き取りの記事がいくつかヒットすると思うので、自分で聴きとった結果と、他の方と比べて答え合わせしてみてください。きっと理解が深まると思います。

      ・田中さんの聞き取りには、まずは
        セカンダリードミナント
        セカンダリードミナントのツーファイブ化
      の理解があると音をとりやすいので、ぜひ調べてみてくださいね。

      (一部誤植あったのでコメント再投稿しました)

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