2011年は「Portal 2」「みんなのリズム天国」が素晴らしかったです。
Portal 2は、絶対に外さないぞ!という制作者の気負いが、とても良い方向に作用していると思いました。
期待通り楽しめました。
みんなのリズム天国は、老若男女を問わず楽しめることは周知の通りですが、
是非、コアゲーマーに遊んで欲しい作品です。
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「リズム天国」は、すべての音楽ゲームの中で一番面白いと思ってます。
次点は「パラッパラッパー」です。
これらのゲームは、ミスしたときの演出が良いですね。
タイミングがずれると、キャラクターが露骨にイヤな顔をしたり、マヌケな音が出たりする。
あなた、間違ってますよ!のフィードバックがきちんと返ってきて嬉しくなります。
もちろん、上手くいったときはなお嬉しく、音楽にカチッとハマる感触がたまりません。
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リズム天国は、最近の音楽ゲームと比べるには勿体無い作品です。
最近、アリモノの音楽に合わせて、ナリモノを鳴らすゲーム がいくつか登場しています。
音楽だけで閉じているし、ゲームだけで閉じている作品です。
もちろん、音楽の楽しさ、ゲームの楽しさはそれぞれ担保されていますが、
そこに、ゲームの発展はあまり感じられません。
リズム天国は、「作曲がゲームデザインと直結している」点が優れています。
音楽のなかに「ゲームルール」が押し込まれている。
そのため、音楽ないしゲームだけでは達成できない、あの独特な面白みが生まれています。
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