リラックスしたいな、ということで
フランスの、有名な緩徐楽章をメモしてみます。
「ここのこの音が好き!」という瑣末な好みを合わせて記載。
フォーレとプーランクとラヴェル。
■Faure - Piano Quintet No.2 Op.115, Ⅲ.Andante moderato
この簡素な4音に、心苦しくなるくらいの優しさを感じます。
人生最後に聴くならフォーレがいいなあと思います。彼岸の音楽というか。
■Poulenc - Concerto for Two Pianos, II. Larghetto
0:22 - 短三度転調。プーランクの代名詞のような転調です。現代に通じる感覚。
1:05 - 順次下降のメロディーをピアノのアルペジオが彩ります。
低音部がペダルポイントのため、非常に幻想的な和声です。
■Ravel - Piano Concerto in G, II. Adagio Assai
3:01 - フルートのテンション音を経由して、完全4度上へ転調していきます。
このメロディーの引き継ぎが最も美しいところ。
ラヴェル得意の5度(4度)によって、遥か遠いところからフルートが降りてくる感じがしますね。
曇り空が一気に晴れわたるような、鮮やかな1音。
やっぱりラヴェルて凄いな、と思います。
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Lamp染谷さんに記事を見ていただいたようで、恐縮すると同時に大変嬉しく思いました。
今後ともご活躍を応援しております。
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