バンダイナムコゲームスの「太鼓の達人」、「ヴィーナス&ブレイブス」などで
楽曲を数多く手がけられた方です。
(いまはバンダイナムコを退職されています)
軽快で明快なメロディーと、
短い曲長のなかに盛り上がりを詰め込むアレンジが魅力。
「太鼓の達人」というゲームの親しみやすさは、
彼女が手がけたポップなOP、ED曲から生まれているように思います。
大上さんの曲を聴くと、曲調は楽しげなんですが
メロディーの見事さに条件反射で泣きそうになります。僕だけです。
ということで、大上さんのステキな楽曲を並べてみます。
↓
*
■今井麻美 - 七色ハーモニー
大上さんの曲は明快なので、老若男女だれにでも魅力が伝わるんじゃないでしょうか。
太鼓の達人というファミリーゲームにぴったり。
アレンジ面では、
フレーズの繰り返しごとに一捻りを加えるという特徴があります。
冒頭で繰り返されるコードも、似ているのにちょっと違う。↓こんなかんじでしょうか
まっす「ぐー」の所 (0:07-) IIIm7 → VI7(b9)
かんじ「てー」の所 (0:20-) IIIm7b5 → VI7
とてもキャッチーでありながら、こっそり高度なことをしています。
■下田麻美 - どろろんガール
はじめはマイナー調で始まり、サビでメジャー調に転調してから
サビ最後でもう一度マイナー調に戻ります。
0:25- に「こ の 世 は 妖 怪♪」という上下動のメロディーが登場しますが、
1:17- のサビ終わりでも、裏メロとしてちらっと再登場させています。
こういうアレンジがツボです。
■ならはしみき - ハッピーでリッパ!
マスコットキャラのどんちゃんが天真爛漫に歌います。
Aメロは素朴に始まって、Bメロ~サビでとんでもなく胸キュンなメロディーがでてきます。
どうしてこんなフレーズが書けるんだろう!
あまりにもシンプルで巧みだから、簡単に書けそうに錯覚するかもしれないけれど
書けない書けない!
何回聴いてもすごいです。
0:48-のサビ1回目はコーラス主体のひかえめな伴奏。
1:02-のサビ2回目で鍵盤・合いの手が華やかに鳴り響きます。
こういう感じで、最後の盛り上げのために助走をつけるのが大事なんですね。
■大上昌子 - ニッティングハイ
後ろで鳴ってるウッドブロックのリズムが楽しい。
この曲、特にお気に入りです。
1:10- 「ダダダダっと」のところは、
リズムゲームのギミックとして遊び心を入れたのだと思いますが、
こんなふうに曲単体で聴いても見事なアクセントになっています。
ゲームBGMだからこその面白い編曲。
■大上昌子 - アルムジカ ac14.0V
シンセで軽快な音を重ねてコードをテキパキ変えていく感じ、いいですよね。
ウォーキングベースも楽しい。
ゲーム音楽のエッセンスがぎゅっと詰まっています。
大上さんのリズムはカッチリ縦に揃うので、こういう歯切れよいサウンドはぴったり。
■ならはしみき - くもまでとどけ!
曲構成はどろろんガールと同じく、
冒頭のマイナー調→サビのメジャー調→サビ終わりでマイナー調 になっています。
最後マイナーに着地するのって渋くてカッコイイです。
大上さんの得意技かも。
マイナー調なのに明るい曲が書けるのって凄いですよね。
ちょっと切ないサビのメロディーも、
サビ後半1:13-の「ズンズンおへそに響いてー」の弾むリズムも、たまらないです。
冒頭のマイナー調→サビのメジャー調→サビ終わりでマイナー調 になっています。
最後マイナーに着地するのって渋くてカッコイイです。
大上さんの得意技かも。
マイナー調なのに明るい曲が書けるのって凄いですよね。
ちょっと切ないサビのメロディーも、
サビ後半1:13-の「ズンズンおへそに響いてー」の弾むリズムも、たまらないです。
■RUMI - 伝説の祭り
「でーんーせーつーのー」で始まる、伝説の変な曲。
この曲が一番お気に入りです。
0:53- のサビ「よいやみのなかにー」 から僕の好きな田中真部コードが入っていたり、
フレーズの繰り返しごとに見事なアレンジが施されていたりして
聴くたびに好きになる曲です。
サビは5回の繰り返しを持っていて、
1回目 0:53- チェレスタ・弦の控えめな伴奏でやさしくスタート。
2回目 1:07- ブラス・合いの手による盛り上がり。
3回目 2:10- うっすら聴こえる謎の女声コーラス。
4回目 2:24- コードの一部が変わって(2:26のVIメジャー!)、合いの手が頑張る。
5回目 2:38- ダメ押しにブラス・ベースのユニゾン。
遊び心にあふれています。
サビ前(0:46-)のベースが1音ずつ下降(ファ ミ レ ド bシ → ラ)するところもカッコイイ。
*
ということで
増渕裕二さんに続いて大上昌子さんの曲を聴きました。
バンダイナムコの作曲陣素晴らしいです。
「太鼓の達人」「THE IDOLM@STER」「塊魂」などサントラを聴いて
どれが誰の曲かちょっとずつわかるようになってきました。
(追記)
こんな記事を書きました。
■バンダイナムコのおしゃれで素敵なボーカル名曲集
http://kaho-ss.blogspot.jp/2014/09/blog-post_21.html
この曲が一番お気に入りです。
0:53- のサビ「よいやみのなかにー」 から僕の好きな田中真部コードが入っていたり、
フレーズの繰り返しごとに見事なアレンジが施されていたりして
聴くたびに好きになる曲です。
サビは5回の繰り返しを持っていて、
1回目 0:53- チェレスタ・弦の控えめな伴奏でやさしくスタート。
2回目 1:07- ブラス・合いの手による盛り上がり。
3回目 2:10- うっすら聴こえる謎の女声コーラス。
4回目 2:24- コードの一部が変わって(2:26のVIメジャー!)、合いの手が頑張る。
5回目 2:38- ダメ押しにブラス・ベースのユニゾン。
遊び心にあふれています。
サビ前(0:46-)のベースが1音ずつ下降(ファ ミ レ ド bシ → ラ)するところもカッコイイ。
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ということで
増渕裕二さんに続いて大上昌子さんの曲を聴きました。
バンダイナムコの作曲陣素晴らしいです。
「太鼓の達人」「THE IDOLM@STER」「塊魂」などサントラを聴いて
どれが誰の曲かちょっとずつわかるようになってきました。
(追記)
こんな記事を書きました。
■バンダイナムコのおしゃれで素敵なボーカル名曲集
http://kaho-ss.blogspot.jp/2014/09/blog-post_21.html
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