2014/12/07

田中秀和さんのオーグメントコードを聴いてみよう

MONACA所属の田中秀和さんが使う
オーグメント(オーギュメント)コードについてのメモを書きました。

オーグメントコードは、
「幸せすぎておどけちゃう」 といった感じの、多幸感に満ちたコードです。
田中さんの曲には、このコードがいろいろな形で登場します。
彼のキャッチーなサウンドを特徴付ける大切な音。



以下、オーグメントの使用例を聴いてみます。
音の響きで覚えてみてください。
説明も頑張ってつけましたが、難しいコードなので僕もようわかってません。

コード進行は僕の聴き取りのため、色々間違っていると思います。
話半分で読んでみてください。
// 複雑な話題は、こんな感じでコメントアウトしてかきます




(追記) 新しい記事を書きました。

◆田中秀和さんのスケールを聴いてみよう


前回記事:
◆聴いて覚える田中秀和さんのコードワーク
http://kaho-ss.blogspot.jp/2014/10/blog-post.html





目次
 
 ① Vaug
 ② Iaug
 ③ IIIaug
 ④♭VIaug
 応用
 まとめ


■① Vaug (5 オーグメント)

さっそくVaugから聴いてみましょう。
V   (ソ シ レ)  を
Vaug (ソ シ レ#) に置き換えたコードです。

// (追記) オーグメントは、セブンスコードの代理で使えます。
// V7(b13) の5th、b7th を省略した形ですね。


1. 放課後ポニーテール
  0:55 -
 かみさま   にかんしゃ   ー     (テッテッテッテッテッテッテー)
 IV           #IVm7-5      Vsus4     Vaug

サビ直前の(テッテッテ)に注目です。不思議なコード!
幸せいっぱいで、頭がヘンになってる感じがしますね。

オーグメントは、ハッピーでおどけた感じのコードなんです。
田中さんのキャッチーな音作りにピッタリ。
音の雰囲気が掴めたら、色々聴いていきましょう。


2. SMILE + SMILES
  1:08 -
 もっと もっとね えがおに なれる   (テーン)   いいかも
 IIIm7    VIm7      IIm7       V         Vaug     I

サビのつなぎ部分(テーン)で、
テンションがMAXになる感じです。

V (ソ シ レ) → Vaug (ソ シ レ#)  → I (ド ミ ソ) というコードを良くみてみると、
内声が レ→ レ#→ ミ ときれいに半音で繋がっているのが分かります。

オーグメントを使うと、半音階のスムーズな旋律を作ることが出来ます。


3. めいあいへるぷゆー?
 0:00-
 なんか こまっちゃってんな  ら         ウェル    カム
  IIm7(9,11)                          V7(b9)        Vaug      I

歌のメロディーラインが レ→レ#→ミ (らー・ウェル・カム) と動いています。
サビと間奏をつなぐ「強力な接着剤」になっていて、とても求心的。
 
   // 裏では b9が (bラ→ ソ)の半音下行モーションもしてます。高度!






■② Iaug (1 オーグメント)

続いて、Iaug (ド ミ ソ#) を聴いてみましょう。


4. ラムネ色 青春
  0:50 -
 どこ  までも   ゆこう    まっすぐに ゆこう    
         I       Iaug           I6        I7

定番のコード進行です。
(ド ミ ソ) → (ド ミ ソ#) → (ド ミ ソ ラ) → (ド・ミ・ソ・シb) という連結の中で、
構成音がソ → ソ# → ラ → シbと半音上行します。
どんどん気持ちが高揚する進行です。     // IaugはI7の代理として使えます。

このコード進行はポップスでは頻出なので、
いろんなところで聞き覚えがあるかもしれませんね。




■③ IIIaug (3 オーグメント)


つづいてIIIaug (ミ ソ# ド)をみてみます。
IIIaugは、Iaugと構成音がいっしょなので、同じ機能をもっています
#ソのちょっとマイナーっぽい響きがポイント。

5. Colorful Days
  0:58 -
   いとおしいひとの   いとしさかんじて  いとおしいまま みつめてる
 I                   IIIaug                   IV△7                     IVm

このIIIaugは、Iaugに置き換えることもできます。同じ働き。
(ド ミ ソ) → (ミ ソ# ド) → (ファ ラ ド ミ) という和音進行の中に、
ソ → ソ# → ラ という半音上行が入ってます。
期待感たっぷりの、わくわくするコードワークです。
// IIIaugはIII7の代理として使えます。III7(b13)の5th、b7th省略として。


6. Dance in the rain
  0:36-
  いつものかえりみちで   かたごしにそわそわハート  あまつぶたちおどって 
 I                              IIIaug                              IV△7

こちらもおなじくソ → ソ# → ラのモーション。
使い方に共通点ありますね。


7. 純情Punch
  1:05 -
 がんばろう がんばろう そんな  わたし
            IIm7           IIIaug           VIm7

半音上行ではないパターンです。
(レ ファ ラ ド) → (ミ ソb ド) → (ラ ド ミ ソ) という連結の中に、
ラ → ラb → ソ という半音下行が作られています。
 
  // この内声の動きは、サブドミナントマイナーの使い方に似てますね。
  // IIIaug は III7のほか、IVm△7の代理でも使えそう。私感です。




■④ ♭VIaug (♭6 オーグメント) 

では bVIaug(ソ# ド ミ) をみてみます。
このコードも、機能はIaug、IIIaug と一緒です。


7. Angel Snow
 0:44- 
 ふたり であってから はじめてのふゆに
  I          I/bVII          IV/VI      bVIaug    I/V


IV/VI(ラ ド ファ) → bVIaug(ソ# ド ミ) → I/V(ソ ド ミ) の進行の中に、
ラ → ソ# → ソ という半音下行モーションが作られてます。
      // bVIaugは、IVm△7の根音省略そのものですね。
   // サブドミナントマイナーとしてつかえます。




結局のところ、②~④はすべて(ド・ミ・#ソ)のコードで共通しています。
  ①    Vaug
  ②~④ Iaug 系  (Iaug  IIIaug  bVIaug)
という感じで、2種類だけ覚えておけばよいですね。




■応用

では、上記の①~④の響きを、
田中さんのオーグメントが詰まった楽曲でチェックしてみます。


8. 神SUMMER!!

  1:01-
 かみさま   みなさま       ハッピーになろう      もっと
 I                IIIaug(③)            VIm7            Vm7(11)    I7

 もっともっと   せかい   で     いちばんあつ   くな ー       れ
 IV△7             IIIm7     VIm7         IIm7              V7(9)        Vaug(①) 

  *

 3:15-
 たいようがしずみ かけるころ      かげが        ふたり つつ む
 IV△7               bVIaug(④)           IIIm7            VIm7(9)  VIm7

オーグメントコードのお手本にしたい、綺麗な使い方です。
うまく差し込むと、曲全体に幸せ感、浮かれ気分が出るんですね。
   //  ④のbVIaugは、IVm△7の根音省略として。
   //  (ファ ラ ド ミ) → (ラb  ド ミ) → (ミ ソ シ レ) の下行モーションです。



9. 花ハ踊レヤいろはにほ
 0:30-
 はじまるゆめは ほんきの    ゆめは    どんなかたち
              I           Iaug(②)       I6          I7      

  *

 0:51-
 パーッとパーッと はれやかに   さかせましょう はなのように
 IV△7                IVm△7         IIIm7               bIIIdim7

 これからの        きみが         みたい                  いろはにほ
 IIm7              bVIaug(④)         VIm7            Vm7    Iaug(②)

   //bVIaugは、III7 = IIIaugの第1転回形とみなすと分かりやすいかも。
   //最後のIaugは、Vm7→I7→IV (IV調 のII V I)に組み込んであるため
      //用途は本文中の「①Vaug」と同じです。

前回も紹介した「花ハ踊レヤいろはにほ」です。
まえは説明を省いていたaugでしたが、
ちゃんと田中さんの文法に則っていることがわかります。

少しずつこの曲の概要が見えてきました。
田中秀和さんの作曲センスがいっぱい詰まった、集大成の曲なんですね。



10. 新・チョコレート事件

最後に、すごすぎる例を聴いてみましょう。
田中さんのオーグメント愛が溢れています。

(追記)
bVIaugをIaugに書き直しました。
同じコードですが、こちらの表記のほうが分かりやすいかも。

     0:42 -
  とんでもな      い       スーパー      トリックかんぺき   ね
           IV△7   IVaug    IV6              IV7          I      Iaug      I6       I7

           あ        あ       ハート          が  とけちゃ う      ー   これはこい
           IV△7   IVaug    IIadd9/#IV     #IVm7-5     V    Vaug            Iaug/#IV

           チョコレートみたいに
       IV△7(9)
 
なんか字面からしてすごそうですね。
特徴は下記です。

 ・Bメロだけで5個のaug
   15分の5がオーグメントです。多っ。

 ・IV→IVaug
   今回紹介していない特殊なコード。
   使用例あんまりわかりません。(Lampとか、Toninho Hortaの曲で聴けます)

 ・オーグメントの2連続
  V        Vaug          Iaug/#IV       IV△7   の各声部の動き、美しいです。
  (ソ シ レ) (ソ シ #レ)   (ファ# ソ# ド ミ)  (ファ ラ ド ミ)

  3本の半音上行      ソ - ソ - ソ# - ラ、   シ - シ - ド - ド、   レ - レ# - ミ - ミ
  ベースの半音下行   ソ - ソ - ファ# -ファ



なんて多層的。
オーグメントを2個並べる、こんな見事な使い方があるんですね。
自分で鍵盤で弾いてみたのですが、あまりの綺麗さに感動しました。
とても好き。


■まとめ

田中秀和さんのオーグメントコードを紹介しました。

・幸せ気分・浮かれ気分
・主にVaug と Iaug系 の2種類をつかう。
・半音モーションを作れる。

これがこども向けアーケードゲームのBGMに使われてるのですね。
MONACA、素晴らしい仕事です。



■関連記事


◆田中秀和さんのスケールを聴いてみよう
http://kaho-ss.blogspot.jp/2017/01/blog-post_9.html

田中さんの魅力的なスケールワークについて。


◆田中秀和「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」の楽しいスケールワーク
https://kaho-ss.blogspot.jp/2017/11/punchmindhappiness.html

1曲の中でのスケールの使い分けを聴いてみます。


◆神前暁「chocolate insomnia」でコードの転回形を覚えよう
http://kaho-ss.blogspot.jp/2016/04/chocolate-insomnia.html

MONACAの先輩、神前暁さんのコードについて書きました。


◆聴いて覚える田中秀和さんのコードワーク
http://kaho-ss.blogspot.jp/2014/10/blog-post.html

前回の記事です。
ハーフディミニッシュ・ディミニッシュを紹介しました。
やっぱり好きな音ばっかり。

◆田中秀和さんの「落ちサビ転調」を聴いてみよう
http://kaho-ss.blogspot.jp/2016/01/blog-post_15.html

田中さんの転調についての記事です。
かっこよくて好き。

◆「さち子」の作曲をみてみよう (Lamp「ゆめ」より)
http://kaho-ss.blogspot.jp/2014/02/lamp_16.html

IIIaug、IVaug が使われています。
共通点あって面白いですね。


◆Lamp「雨降る夜の向こう」「八月の詩情」のコードを聴こう
http://kaho-ss.blogspot.jp/2015/02/lamp1.html

こちらにもオーグメントがいろいろ。

ためしに、
MPB・シティポップ・AORが好きな人に、田中秀和さんを聴いて欲しいし、
アニソン・ゲーム・アイドルポップが好きな人に、Lampを聴いて欲しいなと思います。

もしかしたら、奇跡的に好みがかぶるかもしれません。

10 件のコメント:

  1. おどけた多幸感のあるコードと聞いて、弾いてみたら、なるほど、確かに音符たちが顔してるみたいに聞こえてきました。
    同主調のマイナースケールの音が混じっているので、ふんわりした借用コードっぽいなー、と思いつつ、ドミナントみたいにダイアトニックに解決したがる性格の子だなーと思っていたので、どちらかと言うと暗めの印象だったのです。少しパラダイムシフトで、良い気付きになりました。ありがとうございます。いつも参考になります。

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  2. 歩くCAKEさんこんにちは。お読みいただいてありがとうございます。
    augって何のためのコードなんだろうと思っていたんですが、田中秀和さんやバンナムのトリ音さんの楽曲を聴いて、実はポップなコードなんだーと知りました。

    オーグメントの長3度+長3度の構成が、普通のメジャーコードよりさらにメジャーな響きをつくっているのかもしれませんね。おどけた感じは、全音音階とおなじ効果ともいえそうです。
    歩くCAKEさんが言われるように、ドミナントな雰囲気をしつつ、色んなコードの機能を同時に感じさせるような面白さがあります。

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  3. 返信ありがとうございます。
    今までは、真部さんが多用するようなⅢ7/Ⅴ#やⅤ#dimみたいなパッシングとして機能するのかな?と考えていたんです。でも、Ⅳ△7ーⅢ7という進行を使おうとしたときに、どうもせわしないなーと思い、田中さんがサビ頭で多用するⅣ△7ーⅣm△7としたら、せわしない進行感が消えたんですね。同じルートが続くためだと思っていたんですが、記事にあるようにⅣ△7ーⅢaug/Ⅳと 捉えると納得がいきました。Ⅲ7をⅢaug に置き換えてドミナントの機能を薄めていたんじゃないか?と思ったんです。
    同じソ#音でも、真部さんのような進行にスピードをつけるような使い方とは違うのかも?と考えている最中に記事を読んだので思わず書き込んでしまいました。おかげで先のコメントに脱字がありますね、本当は「音符が変顔してる」としたかったんですが…ボケようとして噛みました。
    長文すいませんでした。

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  4. 真部さんの半音上がり! あのスピード感大好きです。
    田中秀和さんもそうですが、基本のコード進行を磨きあげるのってかっこいいですね。

    お話にあったm△7とaugの関係、僕もとても重要と思いました。
    ドミナントよりもスピード重視でない、というのも納得です。



    田中秀和さんの作曲のキモは 7(b9)、dim7、m△7、augの4つだと思うんですが、
    こういう関係なんですね。
    ・7(b9) の根音省略 = dim7
    ・m△7 の根音省略 = aug
    結局、2系統に帰着できるんですね。
    感覚的にぼんやりと思ってましたが、改めて書くと美しいシステム…!
    田中さん超凄いです。
    そのうちちゃんと纏めたいです。

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  5. こんにちは。相対性理論を聞いた時、「これは...ロックなのか...?」と思っていたのが、kahoさんの記事を拝読させていただき、腑に落ちたような気分です。自分ならではの決まったコード進行を発掘したり、augやdimみたいな不協和音に近いものを使っているのですね。ひぇ~。本当に彼らは音楽の職人さんたちですね。

    突然ですが、ここで一つ質問をさせてください。kahoさんは、リズムについてどのようなお考えを持っていらっしゃいますか?レゲエやファンク、ダンスなどいろいろなリズムがありますが、「この曲のリズムはすごい!」「この感じはきいたことがない!」とかいう曲があったら、お聞きしてみたいです。(個人的にaugやdimなどを使う人の曲は、音が不安定なためにふわっとしたものになっていたように思います)


    あと「この人の曲はkahoさんの琴線に触れそう!」という音楽家さんを曲名と一緒に書いておきます。☆は特に聞いてみてほしいものです。

    ・zanio 「ジェミニ(cover)」「☆showered」「ペヤングだばぁ」
    マスタリングのめちゃくちゃうまいボカロPさん。音作りのプロ。
    ・スガシカオ 「☆青空」「コノユビトマレ」
    比較的地味に見えるコード進行の中で、不思議な仕掛け(特にリズム)をしてくる人。
    ・大橋トリオ 「☆ゼロ」「Honey」「贈る言葉(cover)」
    転調がとにかくうまい。そして音がやさしい。
    ・真心ブラザーズ 「空にまいあがれ」「☆jump」「スイートフォークミュージック」
    いろいろなジャンルに挑戦しながらも、ひたすらシンプルにまとめる人たち。

    非常に不躾なコメントと質問になってしまいましたが、もしもお暇があれば..!!
    いろいろとお聞かせください。長文失礼いたしました。

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  6. こんにちはサウスさん。コメントありがとうございます。
    おすすめ楽曲リスト、とても嬉しいです!
    本日帰宅時間が遅くなってしまいましたので、12/13に聴かせて頂いて、
    お返事追記しますね。よろしくお願いします。

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  7. ・リズム

    リズムは詳しくないのですが、
    12拍のポリリズム/クロスリズムが好きです。
    こちらの記事の後半に、ちょっとだけ載せてみました。
    http://kaho-ss.blogspot.jp/2014/10/blog-post_18.html

    ↑の楽曲だと、Carlos Aguirre - Maripossa Leve が好みです。
    『音が不安定なためにふわっと』する感触には、ポリリズムがぴったり合いますね。

    ほか、ワルツで使われる「ヘミオラ」を聴くと幸せな気分になります。
    変拍子よりもポリリズムの方が不思議と好みです。



    ・zanio
    「ジェミニ(cover)」ボーカロイドはコーラスたっぷりなのが好きです。雰囲気も好き。
    「Showered」音きらきらですね。サビで着地せずに続いていく感じがかっこいい。
    「ペヤングだばあ」題材に比してとっても落ち着く綺麗な音。
    僕は「ハッピーフライトディスコ」「インターネットビジネスマン」の遊び心がお気に入り。
    これだけ大きな音なのに歪まないのって凄いです。

    ・スガシカオ
    「青空」4拍めにずっと鳴っている「ミ #ソ」にくすぐられます。b13thをぶっつけるとは。
    「コノユビトマレ」サビのコードが本記事の「神SUMMER!!」といっしょですね。
    aug系って求心力あります。

    ・大橋トリオ
    「ゼロ」「Honey」ともに、短三度系の転調を重ねてゆく作風なのですね。
    自然につながって気持ちいいです。
    「贈る言葉(cover)」わー大好きなポリリズムです。
    右chのギターが3拍子系を刻んでてたまりません。

    ・真心ブラザーズ
    「空にまいあがれ」間奏後「たいしたことなどないのさ」からのリズムいいですね。
    「jump」わっとわんだふーわー♪ 朴訥な声と歌い方が魅力的です。
    「スイートフォークミュージック」3曲の中だと、この曲が最も好みです。
    BメロのAugの多用にわくわくしますね。


    最近書いた記事と共通するサウンドも多く、丁寧に選んでくださったとお見受けします。
    まことにありがとうございます。

    返信削除
  8. 丁寧な返答、ありがとうございます。
    実は、ファンク好きな友人に大橋トリオを聞かせた時に、「いまいち面白みにかけるなぁ」なんて言われてしまい、あえてクラシックや現代音楽みたいな細やかな変化を持つ音楽を聴いてきた方が聞いたらどう思うのかなぁなどと思いつつ質問させていただいたのです。ファンクやダンスはどうしても踊るものなので、正確でわかりやすいビートをどうしても必要とするので、どう感覚がかわってくるのかな、と。

    ご紹介いただいたポリリズムを用いた曲を拝聴させていただきましたが、これはリズムが取りずらい(笑)!でも、頭の中が夢ごこちになるようで、本当に面白いものですね。今度lampを友人に聞かせてみよう...。

    ともかく、いろいろと勉強になりました。今いろいろ音楽関係でやっていますので、こちらのサイトをめちゃくちゃ参考にさせていただきます!

    P.S.
    ゲームをおつくりになっているとのことで、ゲームの設計に関してややkahoさんと毛色が違うかもしれませんが、「スパ帝」さんという、ニコニコ動画で活動している方の書かれていることが役に立ちそうですよ。参考までに。

    返信削除
  9. こんにちは

    田中さん特集読ませていただきました。
    自分も田中秀和さんが作る曲が好きで(最近はまっているのは「ステラドライブ」と「オオカミとピアノ」と「star!!」です)、アニメが新しいクールになるたびに作曲者欄を探してしまいますww
    専門的知識が皆無なため、白状しますと内容はさっぱりだったのですが(申し訳ありません(ToT))、kahoさんの仰りたいことと曲を聞いている中で感じていたことがなんとなく合致し、共感できたように思います。こういうところも音楽の素晴らしいところですね。

    また、記事の中で度々出てきたlampというバンド名が気になったので、一通り聴いてみましたが、驚くほどに自分に合うもので感動しています。今では暇さえあればlampヘビロテな日々です。

    ゲーム作りや作曲も手掛けているということで多芸な方とお察しいたしますが、そのような(しかも恐らくは自分と似た音楽性を持つ)方の記事に出会えて光栄です。

    今後の記事も楽しみにしています。

    長文&駄文失礼。



    返信削除
  10. 御気楽さんこんにちは。お読みいただいてありがとうございます。

    田中秀和さんの音楽とてもいいですよね。
    僕は近作で田中さんを知ったので、その3曲は特にお気に入りなんです。オオカミとピアノが好き。
    star!!のフル版も魅力満載でした。
    僕も音楽に関してわからないことだらけなのですが、
    音楽を聴いたときの「なんとなくここ好きだなー」という気持ちが共有できると嬉しく思います。

    また、Lampが御気楽さんのお気に召したようで何よりです。一聴惚れしちゃう音ですよね。
    僕は、好きなものが飛び飛び・バラバラなのですが、
    自分の好きを素直に書くことで、時おり同じように琴線に触れる方が記事を見てくださる
    というのがとても嬉しいです。

    今後も時おり更新したいと思います。

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